2017年11月15日更新

黒の組織のボスは結局誰?「あの方」の正体を考察!

『名探偵コナン』に登場する謎の組織集団「黒の組織」。そのボスであり「あの方」と呼ばれる黒幕の存在は未だに原作でも明らかにされておらず、ファンの間では様々な考察がされています。そんな「あの方」候補についておさらいしてみましょう。

大人気長編連載漫画『名探偵コナン』

『名探偵コナン』は、青山剛昌原作のミステリー漫画で、週刊少年サンデー(1994年5号~2017年2月現在)で連載中です。原作コミックスも2017年2月現在で91巻まで出ており、かなりの長編連載漫画といえます。23年以上という長い連載期間ではありますが、実は物語の中ではまだ数ヵ月しか経っていません。 ストーリーは、謎の組織の取引現場を目撃した主人公・工藤新一が、口封じのために毒殺されかけた事に始まります。その薬の作用により体が小さくなってしまい、小学一年生の見た目に幼児化した工藤新一が小学生、江戸川コナンと姿を変え、その謎の組織を追いながら舞い込んでくる数多の事件を推理し、解決していくお話です。 キャッチコピーは「見た目はこども、頭脳は大人!!」

黒の組織とは?

「黒の組織」とは、工藤新一(コナン)の身体を幼児化させた薬(APTX4869=アポトキシン4869)を開発した国際的な犯罪組織で、FBIやCIAなどからスパイが潜入捜査をしているにもかかわらず、その全貌は謎が多い組織です。 所属しているメンバーは、全員黒い衣装に身を包み、幹部クラスになるとお酒やカクテルなどをモチーフにしたコードネームで呼ばれています。また、暗殺を請け負うスナイパー以外のメンバーも、射撃の腕前は一流であり、大規模な射撃場を備えた施設を持っている程です。 主な活動は、暗殺や薬の開発(工藤新一が幼児化させられた薬等)、プログラムソフトの取引など世界各国に活動拠点が存在する大規模な組織であるようです。また、その影響力は各界の重鎮にも及び、優秀な人員をヘッドハンティグして組織の一員としています。

黒幕「あの方」はもう既に登場している!?

原作者の青山剛昌が、2006年1月13日の朝日新聞のインタビューで「実はボスの名前は既に原作のどこかにでている。 捜してみて下さい。」と語っています。また、とある巻に「あの方」が既に登場しており、その巻を明かしてしまうと「あの方」がわかってしまうとか。 「あの方」候補としての前提は、お酒の名前関連のキャラクター・50歳以上のキャラクター(後述)・作者が否定しているキャラクター以外となりますが、ファンの間では様々推理考察が飛び交っています。今記事では記事の最後であの方に関する最新情報を紹介したいと思います。

「あの方」ってどんな方?

「あの方」は黒の組織黒の組織のボスであり、『名探偵コナン』の物語上における黒幕といえる存在です。 名前や性別・年齢などすべて不明。性格は慎重居士(注意深く慎重な人)で「石橋をたたきすぎて壊してしまうタイプ」と組織のメンバーに言われるほど。使用している携帯電話のメールアドレスは「♯969♯6261」で、このメールアドレスを携帯電話で入力すると、ボタンのプッシュ音が「七つの子」になります。(七つの子=カラス) また、かつて黒の組織に所属していた灰原哀は「あの方の正体は、到底信じ難い意外な人物かもしれない」と語っています。

「あの方」候補File.1 ジェイムズ・ブラック

ジェイムズ・ブラックは、FBIの捜査官であり、黒の組織を操作するために来日しており、FBIメンバーのリーダー的存在といえる人物です。眼鏡をかけた初老の男性で、クイーンズ・イングリッシュ(イギリス訛りの英語)を話します。 ジェイムズ・ブラックの名前の由来はジェームズ・モリアーティで、工藤新一も大ファンである、コナン・ドイルの推理小説『シャーロック・ホームズ』シリーズに登場し、ホームズに「犯罪のナポレオン」と言わしめたほどの人物です。 ジェイムズが「あの方」と推測される理由は、「あの方」は50歳以上である可能性がある、名前の由来であるジェームズ・モリアーティがシャーロック・ホームズのライバルである等様々ですが、ジェイムズが「あの方」ではない事は作者が否定しています。

「あの方」候補File.2 宮野エレーナ

宮野エレーナは、灰原哀(灰原の本来の名前:宮野志保)の母親であり黒の組織の科学者でした。夫の宮野厚司と共に事故で亡くなったとされています。コードネームは不明ですが「ヘル・エンジェル」と呼ばれていたようです。 工藤新一(コナン)と灰原哀が幼児化してしまった薬「APTX4869」は、エレーナと夫の宮野厚司が開発途中だったものを、灰原哀が受け継ぎ開発したものです。 事故死したと言われていますが、実はエレーナは存命していて「あの方」として生きているのでは・・・?という推測です。しかし、宮野エレーナ黒幕説も作者により否定されており(作者からの年賀状に書かれていた)謎は深まるばかりです。

「あの方」候補File.3 阿笠博士

画像で、右手前の席に座っている白髪の老人が阿笠博士です。少年探偵団の保護者となることもしばしばです。 阿笠博士(あがさひろし)は、幼児化した工藤新一を最初に助けた人物です。コナンが使用している探偵道具も阿笠博士が作ったものであり、自称天才科学者。工藤家の隣に住んでいるという事から、新一とも顔馴染みでした。禿げ頭と白髪という見た目から高齢かと思われていますが、実はまだ52歳という若さです。 阿笠博士が「あの方」である、という考察は、連載当初からされており、新一が幼児化したことを絶対に自分以外者に話してはいけないと強く口止めしたり、犯人の顔を知るはずのない場面で何故か犯人像を重い浮かべるなど怪しいシーンが満載だからです。 しかし、この阿笠博士犯人説も作者によって否定されています。

その他の意外な「あの方」候補

烏丸蓮弥

半世紀前に謎の死を遂げた大富豪。烏丸の紋章は「カラス」をモチーフにしている事で、黒の組織=黒いカラスというイメージが浮かび、さらには「あの方」のメールアドレスのプッシュ音が七つの子である事から、「あの方」ではないかと推理されています。 しかし、烏丸蓮弥は既に死亡しており、たとえ生きていたとしても100歳を軽く超えてしまうことから「あの方」である可能性は低いと考えられます。

円谷光彦

コナンの小学校の友人であり少年探偵団の一員である円谷光彦ですが、彼もまた黒幕説が浮上している一人です。 その理由としては、小学校1年生にしては推理能力がずば抜けており、コナンと同じように「APTX4869」で幼児化した存在ではないのかと言われています。 また、「あの方」として常に疑われずにコナンを監視できるという役割に一番適しているキャラクターであるというのも光彦黒幕説が疑われている要因の一つです。 しかし光彦もまた作者によって「あの方」であることは否定されており、真実は謎のままとなっています。

「あの方」の謎はまだまだ解けない!!これからの展開に注目

2017年2月現在、原作コミックは91巻まで発行されており、92巻は2017年04月12日の発売予定となっています。 作者の青山剛昌は「100巻以上続くかも?」と公言しています。連載当初は100巻以内に収めるつもりだったようですが、随分と長期の連載となっていますね。 黒の組織・あの方の真実に近づきつつある『名探偵コナン』のこれからの展開に目が離せませんね。

【最新情報】「あの方」の名前は……烏丸蓮耶!

2017年12月13日に発売された「週刊少年サンデー」にて、ついにその名前が判明しました。 フルネームは烏丸蓮耶(からすまれんや)。作中では故人と思われていた人物です。 アガサ博士や服部の父などさまざまな人物が「あの方」ではと疑われてきましたが、意外な人物が黒幕でした。ただ、あまり登場していない人物だけにややインパクトに欠けているのは否めません。 そのため、烏丸蓮耶について判明している事を記していきましょう。

烏丸蓮耶っていつ登場した……?あの方=烏丸となる伏線をネタバレ解説!

烏丸蓮耶の初登場は30巻でした。しかし、実際に登場したわけではなく、「半世紀前に99歳で死亡」「莫大な資産を持っていた」「カラスの紋章をトレードマークにしていた」ことが情報として記されます。 そして、この情報と繋がるような、あの方=烏丸の伏線がいくつか描かれていたのです。 まずはピスコの死の間際の発言。高齢のピスコが「長年仕えた」と発言したことから、あの方も高齢であることがわかります。 次に、こちらは有名ですがあの方のメールアドレスを打ち込むと「烏の子」のメロディーとなること。このことから、カラス=烏丸匂わせています。 しかし、最大の謎が1つ残るのです。「半世紀前に99歳で死亡」ということが事実かどうかはわかりませんが、本当に99歳であったならば、現在150歳ということになります。これはあまりにも現実的ではありません。 もしかしたら、コナンや灰原と同様に、「アポトキシン4869」で若返っている可能性も……? まだまだ多くの謎に包まれた人物ですが、今後さまざまな情報が明らかとなるでしょう。それまでは辛抱強く待ち続けてください。