2023年12月13日更新

ドラマ『ネメシス』ネタバレあらすじを最終回まで解説!気になる続編映画化についても紹介

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『ネメシス』
©︎日本テレビ

2021年4月から日本テレビ系列で放送していた『ネメシス』。櫻井演じる“ポンコツ探偵”と広瀬すず演じる“天才助手”の凸凹コンビがおくる本作は、毎回超豪華なゲストが登場するミステリー・エンターテインメント。 本記事では各話のあらすじをネタバレありで紹介し、明かされた真実とこれまでの伏線のつながりを解説します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

放送局日本テレビ系列
放送日時日曜よる10時30分
放送開始日2021年4月11日
主演櫻井翔・広瀬すず
原作なし、片岡翔・入江悠によるオリジナル脚本
メインテーマ曲「Nemesis」横山克
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ドラマ『ネメシス』人物紹介・相関図

『ネメシス』相関図
©︎日本テレビ

登場人物・キャスト一覧

探偵事務所 ネメシス 風真尚希(櫻井翔) 美神アンナ(広瀬すず) 栗田一秋(江口洋介)
チームネメシス 上原黄以子(大島優子) 星憲章(上田竜也) 姫川烝位(奥平大兼) リュウ楊一(加藤諒) 神田凪沙(真木よう子) 千曲鷹弘/タカ(勝地涼) 四万十勇次/ユージ(中村蒼) 小山川薫(富田望生)
20年前の 事件関係者 美神始(仲村トオル) 神田水帆(真木よう子) 大和猛流(石黒賢) 美馬芽衣子(山崎紘菜) 菅容子(今村美乃) 菅朋美(橋本環奈)

※真木よう子は1人で2役演じています。癖毛ヘアが神田水帆、直毛なのが神田凪沙です。

【ネタバレなし】ドラマ『ネメシス』のあらすじ

「ネメシス」とは、正義の鉄槌で悪を砕くギリシャの女神。ドラマ『ネメシス』では、そんな名前がつけられた横浜の探偵事務所を舞台にしていきます。 ネメシス探偵事務所の所長・風真尚希は、おっちょこちょいな元刑事のポンコツ探偵。彼は天才的なヒラメキを誇りながらも無鉄砲な助手・美神アンナと助け合いながら、難事件に挑んでいきます。 実はアンナは探偵助手をしながら、数年前に行方不明になった天才科学者の父を探しているのです。 しかしひとつひとつの事件を解決し、アンナが父につながるヒントを見つけ出すたびに、新たな謎が生まれてしまい……。やがて2人は、全ての謎を解く鍵が、20年前闇に葬られた“ある事件”にあると知るのでした。 原作なしのオリジナル脚本で、凸凹バディの笑えるやりとりや超難解な謎解きが見どころとなる本作。さらに毎話2人をサポートしてくれる強力な助っ人が登場し、そちらのキャストやキャラクターにも注目が集まりました。

第1話:ポンコツ探偵と優秀すぎる助手が大富豪殺人事件を解決!

スペシャルゲスト:大島優子、伊武雅刀、橋本マナミ、森咲智美ほか

日本に戻ってきて3ヶ月のアンナ(広瀬すず)は、社長の栗田(江口洋介)と探偵の風真(櫻井翔)のいる「探偵事務所ネメシス」の内勤として働くことになります。 女医の黄以子(大島優子)という依頼人がやってきました。自分の担当するドンファンこと火鬼壱(伊武雅刀)が命を狙われているから助けてほしいと言う黄以子。80歳の誕生日パーティーを中止にしないと、命の保証はないという脅迫状が届いたのです。 火鬼壱には恋人が6人おり、恋人たちに遺産を分ける遺言書を残していました。恋人たちが受け取った招待状にはその遺産相続の変更があると書かれており、遺言書を書き換えられたくない誰かが脅迫状を送ったようです。 早速風真とちゃっかりついてきたアンナは火鬼壱の自宅へ。そしてパーティー終了後、火鬼壱は6人の恋人の前で遺産を黄以子にも分配すると言い出しました。さらに恋人たちに向かって「屋敷に隠してある新しい遺言書を見つけた者にこの屋敷を残す」と告げます。 隠し場所のヒントは「宝を隠したのは心に一線引かぬ者」。風真たちはそのまま火鬼壱の家に泊まり、調べることにします。 執事をいたずらで驚かせ気絶させてしまったアンナ。目を覚ますと執事は「火鬼壱に水を頼まれている」と急いで動き出します。すると普段は鍵をかけない火鬼壱の部屋に鍵がかかっていました。 風真が鍵を壊し中に入ると、火鬼壱はなんと亡くなっていたのです。ゴルフクラブに血痕が付着しており「悪しきゴルフクラブ巫女は冬のごとき殺意のダンスとともに今夜凍りつく、犯人は黄衣子だ」という長いダイイングメッセージも残されていました。

タカ(勝地涼)とユージ(中村蒼)という刑事が臨場し、聞きつけた栗田もやってきました。アンナは凶器が灰皿であると推理し、恋人たちに話を聞き独自の推理を始めます。 そしてアンナは「私ちょっと入ります」と回想に入り、風真が推理をスタート。ドアの前に「すっきり水」の箱があったことから犯人は背の低い人物。つまり桜田桃(佐藤玲)が犯人であることに気付き、それを風真が皆に告げ始めます。アンナは風真が推理につまずくたびに、カンペで真実に導きました。 桃は自分はもう遺産はもらえないと思い、かっとなって火鬼壱を殺害したと告白。しかし実際の遺言書にはきちんと桃の名前もあり、桃の思い込みから殺人事件は起きてしまったのでした。 風真は「アンナに推理の才能があることを知っていたのか」と栗田に問います。「いや」と答えた栗田は奥の部屋へ。 2020年10月、アンナの父・始(仲村トオル)はインドから日本に戻った後姿を消していました。空港で栗田と風真はインドからやってきたアンナを引き取ったのです。 始の写真を見ながら栗田は「どこいったんだよ、始」とつぶやいたのでした。

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第2話:特殊詐欺グループに?行方不明の兄を捜せ!

スペシャルゲスト:上田竜也、渡辺大地、般若、窪塚愛流ほか

『ネメシス』
©︎日本テレビ

2002年4月15日。妊婦の芽衣子(山崎紘奈)はお腹を抱え、水帆(真木よう子)が必死に介抱しています。しかし運転をしている始(仲村トオル)が事故を起こし、そこに栗田(江口洋介)が駆け寄っていったのでした。 2021年。探偵事務所ネメシスに、節子(田牧そら)という中学生がやってきます。兄の樹(窪塚愛流)を探してほしいという依頼で、節子と樹は養護施設「あかぼしの家」に住んでいました。その名前を聞いた栗田は樹探しを承諾し、風真(櫻井翔)とアンナ(広瀬すず)に捜索を命じたのです。 早速風真とアンナは樹が通っていたクラブに行き、店長の阿久津(渡辺大知)に話を聞きました。樹はラッパーを目指していて、最近振込詐欺に関わっている西園寺とつるんでいるのだとか。その頃栗田は芽衣子の写真を手に、芽衣子がこのあかぼしの家出身であることを突き止めていました。 風真は道具屋の星(上田竜也)を訪ね、星の形をしたGPSを受け取ります。

そして宅配業者になりすまし振り込め詐欺のアジトに水を届けて、その段ボールに盗聴器を仕掛けました。そして「樹」という名前が聞こえたことから樹が受け子であると分かり、先回りして栗田が老人のふりをして樹を出迎えたのです。 樹はバイクの後ろに乗って逃げますが、風真が靴にGPSを仕掛けたため居場所を特定。車がパンクさせられていましたが、アンナが事前に黄以子(大島優子)を呼んでいたため黄以子の爆走ドライブで樹の元へ。 すると樹は西園寺を殺害しナイフを手にしていました。状況を見たアンナは「私入ります」と殺人現場の中に入っていきます。 振り込め詐欺のアジトに警察が入り、樹も自分が殺したと自供。事件を解明したアンナは風真にイヤホンをつけさせ、事件の真相を語り始めました。 どうしても樹の殺害は無理があると解明したアンナは、阿久津が真犯人であり振り込め詐欺のボス、鬼道であるとを話します。 西園寺の血がついた靴にはGPSがついており、その靴がクラブ内から発見されました。さらに振り込め詐欺で奪われた500万円も見つかり、樹が鬼道のために罪をかぶっていたことを打ち明けたのです。 樹は節子のためにお金を貯めようと、アルバイトだけでは足りないことから詐欺グループに入っていました。樹はラップに今の気持ちをのせ、風真も一緒にラップを披露。 そして風真とアンナは星にお礼をしに行くと、星はアンナのつけているネックレスを調べたいと言います。そのネックレスには膨大なデータが入っていて、それは始からもらったものでした。 栗田は芽衣子が「まとまったお金が入りそうだ」と言ったあと行方不明になったことを知ります。芽衣子が最後に残した謎の言葉「管研」と書いたメモを貼り、栗田は「また近づいたぞ」とつぶやきました。

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第3話:八景島シーパラダイスに爆弾!?天才女子大生に助けられる!

『ネメシス』
@日本テレビ

スペシャルゲスト:橋本環奈、浅野和之

ある日風真(櫻井翔)が体調不良で早退したので、栗田(江口洋介)とアンナ(広瀬すず)は不審に思い風真を尾行します。すると風真は黄以子(大島優子)と八景島シーパラダイスに行っていたので、栗田は依頼人に手を出したと大激怒。 しかしシーパラダイスは連続爆弾魔「ボマー」に爆発物を仕掛けられており、風真は社長の太宰(浅野和之)から依頼を受けていたのです。 シーパラダイスはボマーから「2億円を用意しないと爆発する、警察には言うな」と脅されていました。栗田はアンナが捜査に加わるのは危ないと言い、仕方なくアンナは1人で園内を満喫します。すると朋美(橋本環奈)という女子大生と出会って意気投合し、一緒に園内を周ることに。 太宰はしかし警察に通報し、犯人はお金の受け渡し方法を連絡してきました。 そこで作戦をたてた警察は、指示を受けた太宰が2億円を持って乗る園内のバスに潜伏することに。しかしそこでまた連絡があり、バスは時速15km以上で走行し、重さ30kgの増減があると爆破すると脅されたのです。

栗田も警察と共にバスの中におり、風真は黄以子の運転でバスを尾行しました。 その頃アンナと朋美も爆発騒ぎの話をしていて、朋美は従業員に園内の設計図が欲しいと頼みます。 そして犯人はバスの窓からお金を投げさせ、そのお金を後ろを走る風真に拾うよう指示。さらに橋からお金を落とすよう言い、風真が落とすと後ろからやってきたドローンがお金を拾って海に落とし、海にあった機械がそのお金を拾っていったのです。 風真は星(上田竜也)に情報を集めさせ、アンナはいつものように過去に入ります。アンナは「園内に犯人がいる」と言い、朋美はヘルツホルム方程式というもので犯人の居場所を特定しました。 そして夜、タカ(勝地涼)とユージ(中村蒼)はお金を拾い上げる犯人を張り込みます。その後イヤホンをつけた風真が登場し、メンテナンス業者になりすましていた小池(駒木根隆介)が犯人であると告げたのです。水族館に仕掛けられた爆弾は朋美のおかげで、すでに処理班が解除していました。 アンナと朋美は出会った記念にキーホルダーを買います。アンナは朋美の優秀さに驚き、2人は友達になりました。そして朋美は探偵事務所でご飯を食べます。朋美はどうやら風真に恋をしたようで、「風真さんの助手ならいつでも来ます」と伝えたのでした。

第4話:女子高での殺人事件!天才17歳とアンナが事件解決!

スペシャルゲスト:奥平大兼、村川絵梨、MEGUMI

ネメシスに陽子(村川絵梨)というスクールカウンセラーが依頼にやってきます。美術教師の黒田(水間ロン)が転落死し、犯人を探してほしいというものでした。 栗田(江口洋介)は現場がデカルト女学院と聞き、アンナ(広瀬すず)に潜入捜査をさせることにします。さらに風真(櫻井翔)はタカ(勝地涼)とユージ(中村蒼)と共に捜査を進めることに。 教頭の南禅寺(MEGUMI)は校長が不在の中、この事件を自殺で片付けようとしていました。黒田は昼の12時半に4階の美術室から転落。工事現場のブロックに落下し亡くなっていました。 その頃アンナはレナ(河合優実)という生徒が黒田と付き合っているという噂があると知り、レナとあえて仲良くなります。 風真は姫川(奥平大兼)という17歳ながら人口知能のスペシャルリストを呼び、AIで犯人を割り出すことに。すると歩美と今日子という生徒が「私たちが殺しました」と自首をしてきたのです。

しかし姫川は2人は犯人ではないと言います。さらに南禅寺は陽子と黒田が付き合っていたと証言し、アンナはいつもの「私入ります」で過去に。そしてアンナによる風真の推理が始まりました。 陽子と黒田は実際に交際しており、歩美と今日子は女性同士の恋を陽子が認めてくれたことに喜んで、陽子を庇うために殺したと嘘をついていました。 レナも自分が殺したと言い始めますが、教師の平(柳俊太郎)は「彼女じゃありません」と否定。レナと平は交際しており、それがバレないよう嘘の証言をしていたのです。 姫川は1人だけアリバイがないことを突き止めます。それは南禅寺でした。南禅寺は黒田に恋をしていましたが、陽子と付き合っていると知り「別れないとクビにする」と脅します。 そして黒田は転落したのではなく、上からブロックが落ちてきて亡くなっていました。南禅寺は現場にあったブロックと同じブロックを落としていたのです。 そこには黒田のスマホがあり、スマホを黒田が取りに来た瞬間を狙っていました。スマホには自分が黒田を脅す声が録音されており、スマホも水没させ証拠を隠滅していたのです。 アンナは捜査のためにレナと友達になったことを謝罪。しかしこの日が誕生日のアンナに、レナは絵をプレゼントしました。 そして栗田は女学院で用務員から「菅容子(今村美乃)はしばらく見ていない。いつも遺伝子の本を読んでいた」と聞き出します。栗田はカセットのスイッチを入れ、「私は自身の病気、遺伝性大脳変性症を解明するために遺伝子工学の道に進んだ」と録音された声を聞いたのでした。

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第5話:遺伝子研究と父の転落死!20年前の事件と関連が?

スペシャルゲスト:加藤諒

『ネメシス』
©︎日本テレビ

風真(櫻井翔)は珍しくテレビのニュースを凝視しています。そこにはリポーターの凪沙(真木よう子)の姿がありました。 するとそこにアンナ(広瀬すず)が大好きな店の店主・リュウ(加藤諒)がやってきます。どうやら山奥で養殖業を営む潮(渡辺哲)が転落死した件について、潮の自殺を疑っているようでした。 事件を調べ直してほしいという依頼を受けるか悩んでいた栗田(江口洋介)ですが、潮の3人の息子のうち1人の顔を見て依頼を承諾。早速栗田、風真、アンナ、リュウで山奥の養殖場に向かったのです。 潮には3人の息子、一魚(野間口徹)、二魚(大鶴佐助)、三魚(塚家一希)と後妻の郁子(ともさかりえ)、さらに前妻の弟の洋(渋川清彦)という家族がいました。 風真がタカ (勝地涼)とユージ(中村蒼)と薫(富田望生)に事件の詳細を尋ねると、潮の体内から大量のアルコールが検出されたため、警察は酔った勢いで誤って山の上から転落したと考えているよう。 洋は潮が天狗に殺害されたと言い、二魚は養殖場を売却しようとしていて、三魚には借金があるといいます。洋はさらに、郁子が保険金目当てで潮を殺害したとも語り、郁子も保険金の受取人が自分であることを認めました。その後アンナは、洋が一魚からお金を受け取るところを目撃します。 さらにアンナは古い建物に目をつけ、リュウの身体能力で建物内の写真を撮影。その頃風真は始(仲村トオル)の同僚である猛流(石黒賢)に連絡し、古い建物にあったのがインジェクター付きの顕微鏡であることを突き止めていました。

その夜、風真とリュウがキャンピングカーで寝ていると突然車が動きだします。音を聞いたアンナは車を止めに行き、リュウが何とか運転席のブレーキをひいて車は止まりました。 運転席には誰もおらず、ガソリンタンクでクラッチが止められていました。そして小屋からは洋の遺体が見つかり、アンナは「私、入ります」と告げ時空移動したのです。 アンナと風真の謎解きが始まり、風真は犯人は一魚だと告げます。実は一魚は魚の遺伝子研究を行っており、風真に顕微鏡を見つけられたことで焦って殺そうとしたのでした。 それが洋にも見つかっていて、洋は一魚にお金を要求。一魚は潮にゲノム編集による魚の品種改良を提言したところ、言い争いになり潮は誤って転落したのでした。 しかし郁子は「潮はあなたを認めていた」と言い、遺書には「会社は一魚に任せる、遺産は息子で3等分するように」と書かれていました。息子たちは涙を流して反省します。 ネメシスに戻った風真は、栗田に一魚の顕微鏡の写真を見せます。 一魚は大学院を卒業した年に菅容子(今村美乃)に会って遺伝子研究所に誘われたことを語りました。一魚は断ったようですが、同じ話を聞きに来た他の女性がいると言います。 栗田は「ついに来たな、カンケンが」と呟いたのでした。

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第6話:人気女優が誘拐される!ついに神田凪沙が登場

スペシャルゲスト:優希美青、柿澤勇人

『ネメシス』
©︎日本テレビ

風真(櫻井翔)と栗田(江口洋介)は始(仲村トオル)が19年前に事故を起こした場所で手を合わせ、現場で新しいヒールの靴跡を見つけます。 そしてネメシスでは、多治見(柿澤勇人)という暴露系Youtuberが依頼にやってきました。多治見と若手人気女優の光莉(優希美青)は覚せい剤を使用しているというフェイク動画を流され、さらに光莉は行方不明になったと言うのです。 多治見はその犯人を凪沙(真木よう子)ではないかと推測していました。2年前、多治見と光莉と凪沙は同じ報道番組に出演していました。凪沙はこの時嘘の報道をし、多治見と光莉はそのことに気づいて番組で謝罪。世間からバッシングに遭った凪沙は2人のことを逆恨みしていると推測したのです。

早速風真とアンナ(広瀬すず)は早速調査を開始。姫川(奥平大兼)は覚せい剤動画がフェイクであると突き止めます。 一方多治見の薬物検査も陰性。多治見はそれをYoutubeで公表し、情報提供を呼びかけます。一方アンナは姫川からある情報を聞いてきて、いつもの「私、入ります」で過去に戻っていきました。 翌日、多治見がネメシスにやってくると光莉から相模鉄工所で撮影された動画が送られてきます。早速黄衣子(大島優子)の運転で鉄工所に行くと、上から袋が転落してきます。その中では光莉が亡くなっていました。多治見が急いで犯人を追いかけていくと、誰かに襲われてしまったのです。 目を覚ますと多治見は椅子に縛られ、目の前には凪沙の姿がありました。そして風真とアンナは、真犯人は多治見だと語り始めます。 2年前、凪沙は嘘の報道と言われたあとも事件を追っていました。そして先月凪沙は光莉から、酔った多治見が「神田凪沙ははめられた」と言ったのを聞き、凪沙に謝罪をしたのです。こうして凪沙と光莉は手を組みました。 ある日光莉はわざと多治見にお酒を飲ませて口を滑らせようと企みますが、多治見はその場から逃げてしまいます。しかし光莉はあきらめず、多治見と自分の熱愛報道を出してほしいと凪沙に言い、その記者会見で2年前のことを話すと言いました。 凪沙はすぐ記事にするも、直後に多治見と光莉の覚せい剤フェイク動画が流されます。多治見がわざと覚せい剤動画を流したせいで、凪沙の熱愛報道記事は話題にもなりません。 しかし姫川は動画を見て、フェイクは女性だけで多治見の顔は本物だったことを突き止めます。多治見は光莉の拉致を凪沙のせいにしようとしていました。 犯行を認めない多治見の前に光莉は生きた姿で登場。実は光莉はネメシスとの作戦で死んだふりしていました。多治見は光莉の首にナイフをあて脅すも、そのナイフも偽物。そもそも鉄工所自体がドラマの撮影セットで、見事多治見を追い込んだのでした。 アンナは朋美(橋本環奈)と、母は自分を産んですぐに亡くなったと話しています。朋美の母も同じ。 その頃栗原と風真は凪沙に会い、多治見が烏丸(宇野祥平)という男から金をもらい2年前凪沙をバッシングしていたことを伝えます。さらに凪沙は風真に「姉の水帆と同僚だったのに、いつから探偵に?」と質問。 栗田は自分たちも事件を追っていると言い、アンナに19年前の事件を話さないという条件の元、烏丸を探すという凪沙の依頼を受けたのでした。

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第7話:アンナの出生の秘密がついに発覚!黒幕はあの人物!?

スペシャルゲスト:南野陽子

『ネメシス』
©︎日本テレビ

凪沙(真木よう子)からの、烏丸(宇野祥平)の正体を探ってほしいという依頼を受けた風真(櫻井翔)と栗田(江口洋介)は、早速鳥丸を尾行します。しかし常に鳥丸には志葉(板橋駿谷)というボディーガードがついており、風真は元凄腕詐欺師のマジシャン・緋邑(南野陽子)に相談。 緋邑は風真よりアンナ(広瀬すず)のほうが筋がいいと、アンナにイカサマを教え潜入捜査をすることになります。

すると偶然、風真は大和(石黒賢)に遭遇し、大和は「立花教授は……」と話し始めてしまいます。焦った風真はうまく逃げるも、アンナは「立花教授って誰ですか?」と風真を怪しんだのです。 そして風真とアンナは花札の賭場に潜入し、アンナは鳥丸と勝負をすることに。アンナは緋邑から方法を伝授され、星(上田竜也)に作ってもらった眼鏡をかけて挑みます。 最初は勝ち、そのあとは負け続けることで素人感を漂わせ、最後に大勝負に出てアンナは見事イカサマで勝利。するとその瞬間、賭場に風真が依頼しておいたタカ(勝地涼)やユージ(中村蒼)など警察がガサ入れに入り、風真とアンナは避難案内を装って鳥丸を誘導します。 そこには星が作ったデータを抜き取れる充電器があり、鳥丸はまんまとスマホを充電!と思ったら鳥丸はスマホを2台持っていました。鳥丸はネメシスの正体を知っていて風真を拘束。 風真はすぐに栗田が助けたものの、その頃買い出しに出ていたアンナは志葉と揉み合いになっていました。リュウ(加藤諒)の助けもありアンナは誘拐されずに済みましたが、鳥丸と志葉は逃げてしまいます。 店に戻ると、緋邑がなぜか鳥丸のスマホを持っていました。実は緋邑はテーブルの下に隠れ、こっそり鳥丸のスマホを抜き取ってのです。星が鳥丸のスマホを調べるとそこには「K-Labo」の文字が。 その文字を見た凪沙は20年前の事件のことを風真に詰め寄ります。風真は仕方なく凪沙に事件のことを打ち明け、アンナには黙っているよう忠告。その頃アンナは朋美(橋本環奈)に、風真と栗田が自分に何か隠していると相談していました。 翌日、凪沙は栗田のパソコンから姫川の解析結果を盗み見て、大和の名前を見つけます。大和がカンケンであると掴んだ凪沙は、彼に話を聞くことに。 凪沙は大和に「全てを教えてほしい」と話していると追いかけてきた風真もやってきます。大和が「GE107は素晴らしい才能をもっているようだね、さすがは立花教授だ」と言ったとき、風真の車に隠れていたアンナが出てきました。 大和はアンナに「君はね、立花教授と我々で作った世界初のゲノム編集ベビーなんだよ」と衝撃の事実を告白。「立花アンナちゃんまたね。またすぐ会うことになる」と言葉を残し、大和と志葉はその場からいなくなったのでした。

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第8話:20年前の真実!朋美の正体、そしてアンナと始が再会?

アンナ(広瀬すず)は大和(石黒賢)に、自分がゲノム編集ベビーとして生まれたことを告げられます。アンナは風真(櫻井翔)と栗田(江口洋介)に全てを話してほしいと詰め寄り、2人は語り始めました。 始(仲村トオル)の本名は立花始で、栗田と始は高校の同級生。風真は始の部下でした。20年前、立花は遺伝性難病のためにゲノム編集をしており、そこには大和と水帆(真木よう子)の姿も。 始は難病を救う受精卵に成功し冷凍保存していたものの、3ヶ月後にその受精卵がなくなってしまったのです。

始は栗田に相談し犯人を探すも見つからず、研究所は閉鎖しました。 その1年後、美馬芽衣子(山崎紘菜)という女性が始に連絡し、始は水帆とともに妊娠している芽衣子がいる公衆電話に向かいます。芽衣子は「監禁されていた、追われている」と言い、腕にはミマレイコ、GE10.6の文字が。 始は芽衣子を連れて病院へ行くも、黒い車に追われ事故に遭ってしまいます。連絡を受けた栗田と風真も駆け付け、水帆は事故で怪我をし、亡くなってしまいます。 芽衣子も無事出産したものの亡くなってしまい、その時に生まれたのがアンナでした。父親は始、母親は水帆と芽衣子ということで、始は「秘密を一生守る」とアンナを連れて海外に行きます。始のパスポートは星(上田竜也)が作り、美馬と神田の字から苗字を美神としました。 2020年10月、始はネックレスをアンナに渡して日本にやってきます。空港で栗田と風真に再開し、始は母の葬儀に向かうもトイレに行ったあと行方不明に。 栗田はカンケンに始が拉致されたと睨みます。2021年2月、栗田は「探偵事務所ネメシス」に名前を変え、亡くなった水帆と芽衣子の無縁をはらそうとしました。こうした風真も探偵となり、ネメシスは誕生したのです。 栗田はアンナに、「芽衣子が最後に残した言葉がカンケンと菅容子、菅容子は遺伝子学者だが今行方が分からない」ことを伝えます。 これまでの捜査でさまざまな事が分かり、20年前に受精卵を盗んだのは大和ではないかと推測。カンケンは今、アンナのネックレスのデータを狙っているのではないかと言い、全てを聞いたアンナはその場を飛び出してしまいます。 皆がアンナを探す中、アンナは朋美(橋本環奈)と水族館にいました。すると朋美は豹変し「私は菅容子の娘、菅朋美です」と言い始めます。 アンナは朋美から渡された水を飲み意識を失い、朋美はアンナのネックレスを探すも見つからずアンナを拉致。朋美は何事もなかったかのように風真にネックレスのことを聞き、呼び出しました。 風真が来るとそこには志葉(板橋駿谷)がおり、風真が持っているアンナのネックレスを奪って朋美と共に立ち去ったのです。 アンナが目を覚ますと大和の姿が。窓の向こうには始もいて久しぶりに再会を果たします。しかし「検査しましょうか」とアンナは大和に注射を打たれ、意識を失ったのです。

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第9話:チーム・ネメシスのアンナ救出大作戦!

アンナ(広瀬すず)は朋美(橋本環奈)に監禁され、大和(石黒賢)はアンナにこれまでのことを語り始めます。 大和はこっそり始(仲村トオル)の受精卵を持ち出し、菅容子とともに美馬芽衣子(山崎紘菜)を妊娠させました。しかし芽衣子は逃げ出し、大和たちはすでに芽衣子とお腹の子は亡くなっていたと思っていました。 朋美の母・菅容子は夢半ばで亡くなってしまい、大和は一時帰国した始を監禁。大和の目的は、アンナの遺伝子とデータから新たに受精卵を作ることでした。 その頃気絶していた風真(櫻井翔)は、栗田(江口洋介)と凪沙(真木よう子)に助けられます。ネックレスのことを話した人物を聞かれ、3人は朋美が犯人であると確信。 一方アンナと始は隣の部屋で監禁され、始はアンナにこれまでのことを詫びるもアンナは返事をしません。

朋美はネックレスのデータが開かないため、始に暗号を教えろと言います。始は口を開きませんでしたが、大和はアンナを人質にすると言い出しました。 始が「ナイトツアー」と暗号を叫ぶと、そこからチェスのゲームがスタート。アンナと朋美でナイトツアーというチェスで戦うことになります。 守護者はアンナ、攻撃者は朋美。チェスの間朋美は、アンナが始の娘だと知ったのはアンナの誕生日だったことを話します。アンナは自分が望まれて生まれた子じゃなかったとしても、幸せに育ててもらえたと思い返しました。 ゲームから朋美は「TWINKLEstar0415」というパスワードと突き止めました。朋美はアンナの体は健康体なのに、自分の命は短いと嘆いています。とうとうアンナに勝利した朋美は、パスワードを入れロックを解除しました。 ネメシスでは、菅容子がある難病に犯され亡くなっていたこと、朋美も同じ病に犯されていることが判明します。風真はこれまでの人脈を使って7人の仲間を集めました。彼らチーム・ネメシスに風真は「アンナを探してほしい」と頼みこみます。 一方始は大和に、アンナだけでも解放してほしいとお願いします。しかし大和は「私は神になりたい」と拒否。 その頃風真たちは八王子にあった車を見つけましたが、その時朋美から連絡が入ります。「ネックレスのデータは63分後に開く。開いたら始とアンナの部屋の酸素を抜く」と告げました。 残り59分。風真は車の中から何かを見つけ、そこからアンナの「大丈夫」という声が聞こえます。アンナと繋がった風真は、「この世に晴れない霧が無いように、解けない謎もいつかは解ける。解いて見せましょう、この謎を。さぁ真相解明の時間です」といつものセリフを言い始めたのでした。

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第10話(最終回):監禁された2人は助かる!?愛に気づいたアンナ

アンナ(広瀬すず)と始(仲村トオル)が菅研究所に監禁され、風真(櫻井翔)と栗田(江口洋介)たちチーム・ネメシスは2人を捜索します。 菅研究所の車から石灰岩を見つけ、星(上田竜也)と姫川(奥平大兼)のおかげで菅研究所の場所が埼玉北部だと判明。黄以子(大島優子)の猛スピードの運転で、無事研究所を発見します。 一方アンナと始は用済みで、解凍が終われば死んでもらうと大和(石黒賢)に告げられます。 ネメシス一行は菅研究所に着いていましたが中に入れませんでした。しかし小さな入り口からリュウ(加藤諒)が侵入し天井から煙を噴射。死を覚悟したアンナと始が抱きしめ合っていると、煙で非常ベルが鳴り響いたのです。

職員たちは次々に脱出し、待っていたとばかりにタカ(勝地涼)とユージ(中村蒼)がピストルを向けます。その隙に風真と栗田は中に侵入。しかし黄以子が志葉(板橋駿谷)に捕らえられてしまいます。 一方中に入り込んだ風真たちは、手錠をかけられていました。大和が起爆装置を操作し、朋美(橋本環奈)たちは外に出ようとします。その間風真は緋邑(南野陽子)に教えられた脱出マジックで手錠を解き、リュウが天井裏から落とした端末をパソコンに差し込みました。 すぐに姫川がハッキングをしますが、爆破解除のパスワードが分かりません。 大和は「あぁ、終わりだな」と言い、なんと始と自分に注射を打ったのです。始は倒れ、アンナや風真たちに別れを告げ亡くなってしまいました。大和の息も絶え、アンナは涙を流しながらも「私、ちょっと入ります」と過去へ。パスワードを読み解き、無事に爆破は解除されたのでした。 探偵事務所ネメシス。始とアンナのことが表沙汰にならないよう、タカとユージが動いていました。凪沙(真木よう子)はアンナに、菅研究所で朋美に何を話したのか問います。 アンナは「殺したい」と語り始めます。「私はあなたを許せない。でも大切なお母さんを失った気持ちだけは理解できる。お父さんが残したデータで病気を治して罪を償って」と朋美に伝えていました。 屋上にはチーム・ネメシスが集合しており、栗田は風真に「20年間ご苦労だった。もう自由に生きていいぞ」と告げました。 しかしアンナの姿が見当たりません。風真と栗田は探すと机の上には「辞表」があり、アンナはインドでの始との日々を思い返していました。 そこに風真と栗田が現れ、インドに帰ろうとしているアンナを引き留めます。風真はネメシスを続けることに決め、それにはアンナの協力が必要だと語り始めました。「ねぇ風真さん、私大丈夫かな」というアンナに、2人は「大丈夫」だと告げたのでした。 そしてネメシスではある凶悪事件が発生。風真は「これは最も凶悪難解な事件ですね。だがしかし、この世に晴れない霧がないように」。アンナが「解けない謎もいつかは解ける」。栗田が「解いてみせましょう、この謎を」と言い3人で「さぁ、真相解明の時間です」といつものセリフを言っていたのでした。

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【考察】20年前の事件の謎を整理

本ドラマでは、毎話少しずつ散りばめられた伏線が、最後の謎につながる“大どんでん返し”の構成であることが前もって発表されています。その伏線を見逃さないよう話ごとに整理して、20年前の事件の真相を考察してみましょう。

ついに黒幕発覚!これまでの伏線を整理

『ネメシス』
©︎日本テレビ

【ポスタービジュアル】 各話で登場する事件につながるモチーフが隠されていた。 【第1話】…事件概要 アンナの父・始(仲村トオル)はインドから日本に戻ったあと姿を消した。謎の美女・芽衣子は20年前に失踪した。 【第2話】…ネックレス、菅研 アンナが始からもらったネックレスには膨大なデータが入っていた。事件の関係者・芽衣子は「まとまったお金が入りそう」と言ったあと「管研」という謎の言葉を残して行方不明になった。 【第3話】…天才少女 一見何の関係もなさそうな連続爆弾魔事件。天才少女が風真に惚れる。 【第4話】…菅容子 菅容子は「遺伝性大脳変性症を解明するために遺伝子工学の道に進んだ」と語っていた。 【第5話】…遺伝子操作 菅容子は菅研究所に遺伝子操作を研究する人物を呼び込んでいた。 【第6話】…烏丸風真 不正な金の出どころは烏丸という人物が代表のコンサル会社だった。風真はもともと探偵ではなく風真水帆の同僚だった。 【第7話】…ゲノム編集ベイビー 風真のかつての同僚・大和いわくアンナは「世界初のゲノム編集ベイビー」だった。 【第8話】…菅朋美 橋本環奈演じる朋美は菅容子の娘で、菅研究所の現在の所長だった。

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ポンコツ探偵・風真尚希役を演じるのは櫻井翔

『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』
©2023 映画「ネメシス」製作委員会

※画像中央 櫻井翔が演じる風真尚希は、ポンコツですが人望に厚い元刑事の探偵です。 本作に出演するにあたって彼は「まずは、オリジナル作品のミステリーであること、そして映画スタッフが集結するというスケールの大きさに驚きました。」とコメントしています。 また3年ぶりのドラマの撮影についても「入江監督のもと、まるで映画の撮影をしているかの様な空気が流れる中、緊張感がありながらも楽しみながら撮影を進めています。」と語り、3度目の共演となる広瀬すずについては「一緒にいる誰をも笑顔にしてしまう魅力の持ち主ですが、お芝居のスイッチが入ると、圧巻の一言です。」と賛辞を贈りました。 櫻井は日テレのニュース番組『News Zero』の月曜キャスターとしても出演しており、昨年末に終了した『嵐にしやがれ』の後続番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』でも司会を務めています。日テレには欠かせない存在ですね。

広瀬すずはヒラメキ型の天才少女・美神アンナ

『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』
©2023 映画「ネメシス」製作委員会

櫻井演じる風真の助手・美神アンナは天才的なヒラメキを持っていますが、無鉄砲な性格。彼女を演じるにあたって、広瀬すずは次のようにコメントしています。 「“美神アンナ“を演じるうえで、自分の中に軸はあり、でもそれを感じてるのは私だけでいいかなと思いながら、自由人なアンナを、楽しみながら見てもらえたら嬉しいです。意外とまだ18歳(アンナの年齢)という、、不意に出る素直な隠しきれない思いも大切にしたいです!」 脚本のテンポの良さも本作の魅力だと語った広瀬。現在放送中のTBS火曜ドラマ『夕暮れに手をつなぐ』でもテンポの良い演技を見せてくれています。そんな広瀬が演じるストーリー展開は本作でも注目したいポイントです。

江口洋介はイケオジな探偵事務所のSEO・栗田一秋

探偵事務所ネメシスのCEO栗田一秋役は、江口洋介が演じます。江口は1990年代、『東京ラブストーリー』(1991年)や『ひとつ屋根の下』(1997年)などのトレンディドラマの常連だったイケメン俳優。 本作の公式サイトでは「広瀬すずさん、櫻井翔さんと僕の探偵事務所のメンバーが、ファミリーのようであり、その関係性も楽しんで頂ければ」と語りました。 また「沢山の伏線が最終回に向けてどう絡みあっていくのか、ご期待ください。タイトルに含まれた秘密、言いたいけど言えない!」とも語っているので、伏線とタイトルの意味を考察しながらドラマを鑑賞すると面白そうですね。

アンナの親友・四葉朋美(よつば ともみ)には橋本環奈!

『ネメシス』
@日本テレビ

広瀬すず演じる美神アンナの親友・四葉朋美を演じるのは橋本環奈です。橋本環奈は博多のローカルアイドル出身の女優。アイドル時代にある写真が「千年に一人の逸材」と話題になり、瞬く間にトップスターとなります。 代表作は「銀魂」シリーズや「かぐや様は告らせたい」シリーズ、『キングダム』(2019年)などで、漫画実写かには欠かせない存在です。 ドラマの撮影について「探偵事務所ネメシスのメンバーのお三方のテンポ感のあるお芝居に自分も混ぜていただいて、めちゃくちゃ楽しいです。」と語り、特に広瀬すずについては「同世代の方でこれだけご活躍されている方とご一緒できることは嬉しい限りです。」とコメントしました。 橋本環奈は4月スタートのTBS火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』では山田涼介とともに主演を務めます。ますます活躍が楽しみです。

アンナの父親が失踪した「20年前の事件」の関係者

美神始/仲村トオル

『ネメシス』
©︎日本テレビ

美神アンナの父親で、栗田一秋の古い親友でもある天才科学者・美神始を演じるのは、仲村トオル。アンナと2人でインドで暮らしていましたが、突然謎の失踪を遂げました。「20年前の事件」の鍵を握る重要人物でもあります。 仲村トオルは1980年代に映画「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズやドラマ「あぶない刑事」シリーズへの出演で人気を得たベテラン俳優。 本作に「あぶない刑事」シリーズの登場人物と同じ名前の刑事トリオが登場することから、コメントでは「スケジュール表に、タカ、ユージ、薫、という役名があると、条件反射的に『あ、俺も現場に行かなきゃ』と(笑)。」と語っていました。 また「30年以上前に生まれた作品をこういう形で残してもらって、ありがたいですけど、ネメシス出演者の中で、彼らの出演シーンを一番厳しい目で観てしまうかもしれませんね(笑)。」とも話しています。

神田水帆/真木よう子

『ネメシス』
©︎日本テレビ

真木よう子が演じるのは、美神始の同僚・神田水帆。「20年前の事件」に関わる人物の1人です。 真木よう子は、2014年の第37回日本アカデミー賞で映画『さよなら渓谷』で最優秀主演女優賞、『そして父になる』で最優秀助演女優賞をダブル受賞した実力派女優。『問題のあるレストラン』(2015年)などドラマでも主演を務めています。 公式サイトでは「一話完結ものでありながら、軸にあるとても重大な事実が隠されていて、徐々に分かっていくところに、見ている人もはまっていくんじゃないかなって思います。」とコメントしました。

大和猛流/石黒賢

『ネメシス』
©︎日本テレビ

石黒賢が演じるのは、神田水帆(真木よう子)と同じく美神始の同僚で、やはり「20年前の事件」の鍵を握る人物です。自身の役柄について公式サイトでは「僕の役は……ネタバレになるので多くは言えないけど(笑)。どういう風にやっていこうかなと楽しみです。」とコメント。 数々の作品に出演してきた石黒賢は、ドラマ『謎解きはディナーのあとで』(2011年)などで櫻井翔と共演している他、『振り返れば奴がいる』や「ショムニ」シリーズなどの1990年代のトレンディドラマ全盛期の作品への出演でも知られる俳優です。

美馬芽衣子/山崎紘菜

『ネメシス』
©︎日本テレビ

山崎紘菜が演じるのは、存在の全てが謎に包まれている女性・美馬芽衣子という役どころ。 公式サイトのコメントでは、「私は過去のシーンでの登場になるのですが、ちょっとずつ私が出てくる伏線があって、ゆくゆくはズバっと気持ちよく一本の糸で繋がるので、その快感を皆さんにぜひ味わってほしいと思います。」と語っています。 そんな山崎紘菜は、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の映画『モンスターハンター』(2021年)でハリウッドデビューを果たした注目の女優!映画『ブレイブ 群青戦記』(2021年)ではヒロインを務めました。

探偵2人をサポートする「チームネメシス」のキャストも続々発表!

上原黄以子(うえはら きいこ)/大島優子

『ネメシス』 大島優子
©︎日本テレビ

アイドルグループ・AKB48の元メンバーである大島優子が演じるのは、大富豪の専属医である医者・上原黄以子。ネメシスの初仕事に関する調査の依頼をしたことをきっかけに、アンナ・風真とタッグを組むようになっていきます。 そんな上原黄以子は、情緒が不安定でかなりユニークなキャラクターです。 公式サイトでは「心配性でネガティブな面と、車に乗ったらスピード狂で人格が変わるところもあり、つながって見たらそのギャップがどう見えるんだろうと心配しながら(笑)作品にいいスパイスになれば良いなと思い撮影しています。」などとコメント。 大島優子は女優としてドラマ『東京タラレバ娘』(2017年)や映画『生きちゃった』(2020年)などにも出演しています。

星憲章(ほし けんしょう)/上田竜也(KAT-TUN)

『ネメシス』
©︎日本テレビ

「KAT-TUN」のメンバー・上田竜也が演じるのは、「依頼されたものは何でも作ってしまう、超職人気質な謎の道具屋」の星憲章です。星は風真と昔からの知り合いのようですが、風真のことを完全に信用していない様子。 公式サイトでは「星くんのキャラクターは、気難しい感じでいくのか、オタクっぽい要素を出した方がいいのか、様々なパターンを思い浮かべることができて楽しみでした。」とコメント。 上田竜也はこれまでにドラマ『新宿セブン』(2017年)や『節約ロック』(2019年)などで主演を務めてきました。バラエティ番組などで櫻井翔のことを「アニキ」と慕う様子が度々話題になる上田竜也ですが、2人のドラマ共演は本作が初めてです。

ライバル刑事のゆかいな3人組

千曲鷹弘(通称:タカ)/勝地涼

『ネメシス』
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ネメシスの2人といつもはちあわせ、犯人探しのバトルを繰り広げる、捜査一課の刑事・千曲鷹弘(通称:タカ)を演じるのは勝地涼です。 勝地はコメディ色の強い演技が得意な俳優。2013年にはNHK連続テレビ小説『あまちゃん』に“前髪クネ男”ことTOSHIYA役で出演した際は、わずか1回のみの出演にもかかわらず強烈なインパクトを残し反響を呼びました。 代表作はドラマ『ど根性ガエル』(2015年)や『銀魂2 掟は破るためにこそある』(2018年)などで、2021年は本作のほか、ドラマ『人生最高の贈りもの』にも出演しています。 今回の役について、「かなりぶっ飛んだキャラクターで不安でしたが、初日の登場シーンで櫻井さんが笑って見てくれていたのでほっとしました!」と語っていました。

四万十勇次(通称:ユージ)/中村蒼

『ネメシス』
©︎日本テレビ

同じく捜査一課の刑事・四万十勇次(通称:ユージ)を演じるのは俳優の中村蒼です。 中村は第18回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリに輝き中学生でデビューしたイケメン俳優。代表作はドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』(2011年)や『アリスの棘』(2014年)、『エール』(2020年)などです。 公式サイトでは「入江監督の元、映画さながらのスケールの大きな撮影でとてもワクワクしながら撮影に挑んでいます」と語っていました。

小山川薫/富田望生

『ネメシス』
©︎日本テレビ

2人の仲間の神奈川県警捜査一課の刑事・小山川薫を演じるのは女優の富田望生です。 本田はドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(2019年)に出演して知名度をあげ、その後翌年新年放送のドラマ『教場』までに10キロ体重を落としたことが話題になりました。 今回小山内というキャラクターについて、「好き勝手やってくる先輩タカ&ユージに、薫はどれだけ真面目に突っ込んでいけるか。本番では笑わないように必死でポーカーフェイスを演じています。」と語りました。

『22年目の告白 -私が殺人犯です-』で衝撃のラストを作り上げた入江悠監督

『ネメシス』の総監督を務めるのは、『SR サイタマノラッパー』(2009年)や『22年目の告白 -私が殺人犯です-』(2017年)などで知られる映画監督の入江悠です。 「22年目の告白」で衝撃的などんでん返しを作り上げた彼が手掛けるミステリー・エンターテインメントということでも注目が集まっています。 入江は本作について「オリジナル脚本なので、映像で見たときに驚きのあるトリックを考えたりと自由度を楽しめた半面、各話完結ものながらも全話を通して各話が複雑に絡み合い繋がっていくという構成構築にとても苦労しました。」と語っています。  最終回までさまざまな仕掛けが隠されていた本作。続編となる映画ではどのような仕掛けで観客を驚かせてくれるのか今から期待したいところですね。

続編決定!『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』は3月31日公開

『ネメシス』の続編映画『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』が2023年3月31日に公開されることが発表されました! 人気探偵事務所となった「ネメシス」でしたが、ある日を境にぱったりと以来が途絶え経営難に。アンナ、風真、栗田の3人は仕方なく小さな事務所に移転しますが、アンナは仲間たちが次々に悲惨な死を遂げる悪夢を見るようになります。そんななか、不審な行動を取りはじめる風真。 そんなある日、アンナの前に「窓」と名乗る奇妙な男が現れ「私たちが握⼿をしなければ、夢は⼀つずつ現実になっていく」と予言します。その予言を阻止するため、アンナは行動を起こしますが……。 本作にはドラマで人気を博した橋本環奈演じる朋美も登場!ドラマ後半では衝撃展開を巻き起こした彼女ですが、予告編には車椅子に乗って、アンナにヒントとなりそうなセリフを投げかけるシーンも。はたして彼女は敵か味方か?事件の行方とともに朋美の動向にも注目したいですね!

ドラマ『ネメシス』のネタバレあらすじを最終話まで!

『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』
©2023 映画「ネメシス」製作委員会

櫻井翔と広瀬すず、橋本環奈の共演で、入江悠が総監督を務めるミステリー・エンターテインメントとして注目を集めていたドラマ『ネメシス』。ゲノム編集ベイビーという壮大なテーマを扱ったことで話題となった本作も、ついに幕をおろしました。 そんなドラマ『ネメシス』の続編となる『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』が3月31日に公開されます!映画を観に行く前にドラマを振り返ってみるといいかもしれません。