漫画『ゴールデンカムイ』を全巻/全話無料で読めるアプリやサービスを調査！アニメはどこまでやる？

『ゴールデンカムイ』は、明治末期の北海道・樺太を舞台に繰り広げられるサバイバル×バトル漫画。狩りに冒険に歴史と、さまざまな要素が盛り込まれた見ごたえ抜群の作品です。「第22回手塚治虫文化賞」をはじめとして、数々の賞を受賞してきました。 実写化も発表され、ますます盛り上がりを見せる本作は全314話、31巻をもって堂々完結。本記事では、そんな本作を全巻無料で読める方法がないか調査しました。

全30巻の定価は、税込価格17,919円です。最新巻の31巻を合わせると、18,612円(税込)となります。紙版の『ゴールデンカムイ』は少し値段が高く感じますよね。 ということで本作がお得に読める方法を調査してみたところ、紙版よりも電子書籍の方がお得に読めることが判明しました！電子書籍の中でも以下のような方法がおすすめです。

漫画『ゴールデンカムイ』をとにかく安く読みたい人は上記の手順で読むのがおすすめです！2022年12月6日現在、最も多くの話数を無料公開しているサービスが漫画アプリ「ヤンジャン！」です。 無料で読める限界まで「ヤンジャン！」で読み、続きから「コミックシーモア」でもらえる70％オフクーポンを使って購入すると最もお得に本作を読破できます。 しかし、「ヤンジャン！」では1日に読める話数が決まっているので、読み進めるのに時間がかかってしまいます。一気読みしたい人は「コミックシーモア」を利用するのが良いでしょう。

漫画『ゴールデンカムイ』を、無料チケットや無料ポイントを使って全話無料で読めるサービスやアプリを調査しました。結論としては、「ヤンジャン！」で302話まで無料で読むことが可能！ 「ヤンジャン！」は『週刊ヤングジャンプ』の公式アプリです。過去に掲載された作品から連載中作品の最新話まで、話単位でのレンタルができます。本作の他にも、有名作を多く取り揃えています。

『ゴールデンカムイ』がどのサービスで購読できるか調査したところ、まんが王国やU-NEXTなどさまざまなサービスで配信されていることがわかりました！ 中でもコミックシーモアでは本作をお得に購読できるので、コミックシーモアの利用がおすすめです。

『ゴールデンカムイ』がどのアプリで配信されているか調査した結果、ヤンジャン！やゼブラックなどで配信されていることがわかりました！ 中でもヤンジャン！では待てば302話まで読むことができます。ぜひヤンジャン！で『ゴールデンカムイ』を楽しんでください！

日露戦争終結後のある日、元陸軍・杉元佐一(すぎもとさいち)は幼馴染である梅子(うめこ)の治療費を稼ぐために北海道で砂金を採っていました。そこで杉元はアイヌの埋蔵金の噂を耳にした後、冬眠明けの巨大なヒグマに襲われます。 しかし間一髪で彼の危機を救ったのは、アイヌの少女・アシリパでした。かつて父を謎の男に殺害されたアシリパは、父の仇を討つために杉本と手を組むことに。2人は協力し、埋蔵金の在り処を示す手がかりを探して旅に出ます。

本作の主人公。日露戦争に兵士として派遣され、戦死者が多かった激戦区で多大な功績を上げました。医師が治療を諦めるほどの重症でも、翌日には治癒して戦場に戻るなど、人間離れした回復力を持っていることから「不死身の杉元」と呼ばれています。 幼なじみである梅子の眼病を治すため、治療費を稼ごうと北海道で砂金取りをしていたところ、アイヌ埋蔵金の噂を知ります。普段は穏やかで情に厚い性格ですが、戦場での記憶がフラッシュバックし凶暴な一面をみせることも。

本作のヒロインで、狩猟が得意なアイヌの少女。アイヌの文化に精通しており、同行者への教授を惜しみません。作中では、北海道やアイヌ文化について紹介する役目も担っています。まだ10代前半ですが、知識が豊富で豪胆な性格の大人びた女の子です。 杉元が熊に襲われていたのを助けたことがきっかけで、2人は一緒にアイヌ埋蔵金への手がかりを探すことになりました。「アシリバ」とはアイヌ語で「新しい年」を意味し、「新しい時代のアイヌの女」であると自負しています。

『ゴールデンカムイ』に登場するキャラクターたちは、どれも個性が強い人たちばかりです。奇人変人が揃っていて、衝撃的な行動ばかりするので、1度読むと忘れることができません。 たとえば、剝製師の江渡貝弥作は、母から歪んだ愛情を受けて育ったために母の死を受け入れられず、遺体を剝製にして保存することで精神の均衡を保っている姿が衝撃的です。 他にも、野生動物を性的対象と見ていて、熊と獣姦したのち腹上死するという衝撃的な最期を迎える学者の姉畑支遁など、奇想天外なキャラクターが見どころの1つとなっています。

『ゴールデンカムイ』の連載を始めるにあたり、作者の野田サトルは2年もの期間を作品の準備に費やしました。実際にアイヌの人々を取材し、そこから得た知識を活かして執筆しているため、本格的なアイヌ文化が学べる貴重な作品となっています。 また、野田の曽祖父が屯田兵であったことも本作に取り組むきっかけになったようです。アイヌ関連団体からも、「よく調べてある」「アイヌ文化が丁寧に描かれていて、読みごたえがある」と高評価を受けています。

『ゴールデンカムイ』にはアイヌ料理が多数登場し、まるでグルメ漫画のようともいわれます。本作の企画が始まった当初、編集者は「北海道を舞台にした猟師の作品」を提案していました。 そこから内容を練っていくなかで、「埋蔵金」「脱獄王」「アイヌ民族」と肉付けされていくわけですが、「狩猟」を描く上でその命をいただく「食」を切り離すことはできず、結果的に料理がたくさん登場する作品となりました。

明治時代の北海道を舞台に、個性豊かなキャラクターが多く登場する『ゴールデンカムイ』。そんな本作はシリアスな展開が多く、魂が揺さぶられるキャラクターの生き様が見どころですが、時折入ってくるギャグエピソードも魅力的です！ 特に漫画16巻の154～158話、アニメ第28話の「不死身の杉元ハラキリショー」がSNSを中心に話題に。直近のシリアス回から一転、少女漫画のような謎のストーリーにファンは大爆笑しました。 本作は感動的なシーンや暗い展開、そして爆笑必須の面白エピソードがたっぷりなので、感情のジェットコースターになること間違いなしです！

『ゴールデンカムイ』のアニメ化は、2018年から始まりました。2018年に1期と2期が放送されたのち、2020年に3期が放送されました。2022年10月から、待望の第4期が放送開始しました！ 3期では原作漫画でいうと20巻の途中までの内容が収録されていました。4期はその続きで、金塊の争奪戦が本格化していく場面が描かれています。

アニメ新シーズンが次々と製作されている『ゴールデンカムイ』ですが、実は原作漫画から一部カットされているエピソードもあります。 アニメ1期では「釧路の巨大ハゲワシ」や「尾形百之助が土方歳三側についた理由」など、サブストーリーが描かれていません。中でも杉元佐一について深堀りされておらず、彼に抱くイメージが原作勢とアニメ勢では異なると思います。 また2期でも白石由竹の過去が詳しく描かれていませんでした。どうやらアニメ版は金塊強奪戦に関係していないエピソードはカットされてしまう傾向があるようです……。 そしてコタンが囚人に乗っ取られるシーンも残念ながらカットされています。こちらは恐らく過激すぎる描写が影響したのだと思われます。 そのためストーリーに深くのめり込みたい方は漫画版がおすすめです！

ちなみに実写版の製作が発表されて以降は、SNSでキャスト予想が盛り上がりを見せています。中には大人気俳優の山崎賢人や橋本環奈の名前も……！ また考察は別記事で紹介しているので、良ければ読んでみてください。

本記事では『ゴールデンカムイ』を無料で読めるサービスを紹介しました。 複数のサービスを比較した中で最もおすすめのアプリは「ヤンジャン！」です。しかし、「ヤンジャン！」では1日に読める話数が決まっているので、読み進めるのに時間がかかってしまいます。 一気読みしたい人は「コミックシーモア」を利用するのが良いでしょう。メディア化が止まらない人気の本作をぜひ読んでみてください。