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『イチケイのカラス』は、2021年4月スタートの月9ドラマです。型破りな刑事裁判官が主人公のリーガルドラマで、主演は竹野内豊が務めました。

入間みちおは東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)で働く刑事裁判官。一見ラフでゆるい雰囲気の彼ですが、観察眼と調査の徹底ぶりには定評があり、多くの人物から一目を置かれています。 そんなある日、イチケイに堅物のエリート・坂間千鶴が配属されることに。彼女は赴任早々、何もかもが正反対のみちおとバディを組まされてしまい……。

くせ者裁判官・入間みちおを演じたのは、俳優の竹野内豊です。彼はモデルとしてデビュー後に俳優業も始め、数多くのドラマや映画で活躍してきました。これまでに日本アカデミー賞優秀主演男優賞をはじめとして、さまざまな賞を受賞しています。 おもな代表作は、ドラマ『ビーチボーイズ』(1997年)、『義母と娘のブルース』(2018年)などです。

堅物新人裁判官・坂間千鶴を演じたのは、女優の黒木華です。演劇の名門・追手門学院高等学校出身で、卒業後には舞台を中心に女優として活躍するようになりました。現在はドラマや映画などにもたびたび出演しています。 おもな代表作は、映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』(2016年)、ドラマ『凪のお暇』(2019年)などです。

裁判所書記官・石倉文太を演じたのは、俳優の新田真剣佑。千葉真一の長男として知られていて、アメリカと日本で俳優として活躍中です。 おもな代表作としては、映画『ちはやふる -上の句- / -下の句-』(2016、2018年)、『名も無き世界のエンドロール』(2021年)などが挙げられます。

主人公の入間は、決して冤罪を生まないという決意を胸に秘め、疑問点は徹底的に調べるというスタイルを持った裁判官です。裁判官としては相当に変わり者で、周りには恐れられると同時に評価されてもいます。 そんな彼が正しい判決を下すために奮闘する姿には、思わず胸が熱くなること間違いなし。また、彼が今のような生き方をするようになったのには、「とある事件」が関係しています。物語が進むごとに明らかになっていく過去にもぜひ注目してみてください。

入間が型破りでゆるい雰囲気を醸し出しているのに対し、彼のもとで働くことになった坂間は超真面目で冗談も通じない堅物タイプ。まさに真逆の2人で、初日から坂間は入間に反発してばかりいました。 しかし入間とともにさまざまな事件と向き合ううち、坂間は裁判官として、そして人間としても大きく成長していくことになります。そんな2人の、正反対だけど絶妙なバディ感も見どころのひとつ。回を追うごとに安定感が増していく関係から目が離せません！

東京地方裁判所の「イチケイ」と呼ばれる部署に所属する裁判官である入間みちおは、業界にしては珍しく元々弁護士をしていたという特殊な経歴を持っていました。 ある日、同じ部署に坂間千鶴というエリート街道を突き進んできた新人が入ってきます。彼女の目的は不甲斐ないとされているイチケイを鍛え直すこと。彼らは協力して事件に挑むのでした。

みちおが所属する地裁メンバーと井出が所属する地検メンバーが一緒になって行う草野球にて、試合が開催されることに。いよいよ勝利が見えてきた時、坂間の進言に対してみちおは可能性を信じたいと言い出すのでした。 その後、あるパーティに出席した坂間は最高裁事務総局の長である香田健一郎と話すことになり、みちおの存在が問題になっていることを知ります。

みちおにアインシュタインになる方法を問われた坂間を始めとするイチケイのメンバー。裁判官として大切なことを聞いているようですが、メンバーたちはすぐには答えません。 そんな時、重過失致死及び死体損壊事件について調べることになります。被害者の男性の妻に恋した被告人は誹謗中傷の手紙を送り、ついには殺害にまで至ってしまったというのでした。

坂間の妹である絵真と偶然出会ったみちおは姉のことを尋ねる彼女に対して、一度裁判を見てみることを提案します。 そんな時、部長の義男が少年事件を取り上げ、イチケイで調査することに。被告人の博人は高校中退後アルバイトとして働いていましたが、店の売り上げを盗んで逃げたというのです。みちおが坂間を裁判長に推薦し、第一回目の公判が始まるのでした。

みちおたちイチケイのメンバーが次に取り掛かるのはバレエ団が関係した傷害事件です。 被告人である槇原楓はバレエ団のトレナーであった矢口雅也と口論した末に重い怪我を負わせてしまったというのでした。石倉は事の顛末を知ると同時に、バレエ団に所属する馬場恭子がかつての同級生であり、そして初恋の相手でもあったことに気が付きます。

草野球を楽しんだみちおと井出たちは食事を共にすることに。そこへ後から訪れた坂間と日高は、みちおから志摩総一郎という名前と告げられます。 ある会計事務所の所長である総一郎は家に窃盗犯が侵入し、現金を盗まれる被害を受けていました。その犯人である岸田という男は既に自首をしていましたが、公判では事件について不明瞭な話し方をしていたのです。

かつてみちおが弁護士だった時に担当していた殺人事件において、被告人である仁科は被害者であり上司であったの布施から異動を言い渡されたことがきっかけで殺害してしまい、無期懲役の判決が下されていました。 しかし、その後も自身の潔白を主張していた彼は最終的に命を絶ってしまい、坂間と青山が仁科の妹を説得して再審請求をするのでした。

研修生である幸則と由衣を迎えたイチケイ。駒沢は新しくきた2人に傷害事件への立ち合いを指示しますが、その起訴状には坂間が裁判長を務める窃盗事件の被告人、恵子の名前が載っていたのです。 恵子は育児と介護による軽いうつ状態であり、罪も認めていたことから在宅からの審理を勧めますが、傷害事件も起こしていたことから判断が複雑になってしまいます。

みちおを始めとしたイチケイのメンバーたちが関わることになった殺人事件において、裁判員を選ぶ手続きが行われます。結果的に選ばれたのは正一、清美、公平、理沙子、勝則、渚、さらには補充要員として早苗、浩二も加わります。 事件の被告人である梓は家政婦でありながら主人の優香を殺害してしまったため公判にかけられましたが、無罪を主張するのでした。

みちおは愛犬であるみちこの弟妹が誕生したことをきっかけに、青山とその母親のもとを訪れます。その帰り道、彼女から独立とともに国選弁護も引き受けることを聞き、イチケイにまた関わることになると知るのでした。 そんな時、駒沢が持ってきた新たな案件では、被告人が名前と素性を隠しているという特殊な状況であり、青山はその事件の弁護人を引き受けることになるのです。

みちおと青山が裁判官と弁護士という立場で癒着しているという記事が週刊誌に掲載され、日高はみちおに対して任期終了を仄めかせます。再任を決定するのは最高裁事務総局であり、健一郎が所属していることから現実的ではない様子。 しかし坂間や駒沢といったメンバーたちは悪意のある記事について思うところがあり、問題の過失致傷事件について調べ直しーー。

女に捨てられた桜井広海と、会社でミスをしプロジェクトから外された鈴木海都。性格も境遇もまるで違う2人ですが、ある日心を癒すために訪れた海で、偶然の出会いを果たします。 彼らはやがて、さびれた民宿・ダイヤモンドヘッドへとたどり着き、そこで夏のひと時を過ごすことになるのですが……。

警視庁捜査一課に新設された「未解決事件特命捜査対策室」。この部署に異動してきた新米刑事・桜木泉は、持ち前の正義感と粘り強さを活かし、未解決事件の解決のため奔走することになります。 彼女は一癖も二癖もある同僚たちとぶつかり合いながらも、数々の難事件に立ち向かっていきます。

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