2023年7月31日更新

ドラマ『恋はDeepに』ネタバレあらすじを最終話まで!2人のその後を描くスペシャルも

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ドラマ『恋はDeepに』のネタバレあらすじを最終回まで更新

放送局 日本テレビ
放送日時 水曜よる10時
放送開始日 4月14日(水)
主演 石原さとみ・綾野剛
脚本 徳尾浩司
主題歌 back number「怪盗」

日本テレビ系列のドラマ『恋はDeepに』の放送が終了しました!石原さとみと綾野剛が初共演を果たすことでも注目を集めていた本ドラマ。 内容は海を愛する人魚と、リゾート開発の夢に邁進するツンデレ御曹司の禁断のラブストーリーです。最終回後には、続編を描いたスペシャルドラマ『恋はもっとDeepにー運命の再会スペシャルー』も放送されました。 そんな話題の本作のあらすじを最終話までネタバレありで最終話まで更新、蓮田家の御曹司3兄弟の胸キュンポイントも、それぞれ解説していきます!

ドラマ『恋はDeepに』のあらすじ

巨大マリンリゾート開発を巡って出会った、海を愛する魚オタクの海洋学者・渚海音(なぎさ みお)と、ロンドン帰りのツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(はすだ りんたろう)。 当初は対立する立場にいた2人でしたが、次第に惹かれ合っていき運命的な恋に落ちます。しかし海音には、ある驚くべき秘密がありました。 いったい彼女は何者なのでしょうか?秘密が明らかになるとともに展開していく、禁断の恋の行方が気になります!

タイトルの「Deep」に込められた意味とは?

脚本を担当する徳尾浩司によると「Deep」には「深い」、「大海」、「神秘的」など複数の違った意味があるそうです。 海洋学者で海を守りたい海音と、巨大マリンリゾートの開発を進める倫太郎。2人の関係は、どんな「Deep」なものになっていくのでしょうか。

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第1話:リゾート建設をめぐり対立する男女の運命的な出会い

海と魚をこよなく愛する海洋学者・渚海音(石原さとみ)は、地元の星ヶ浜海岸でマリンリゾート建設の話が持ち上がっていることを知り、計画を阻止する方法はないものかと考え始めます。 一方不動産企業・蓮田トラストの次男である蓮田倫太郎(綾野剛)は、父親からマリンリゾートの建設指揮を任されることに。 ある日海音は、蓮田トラストがスポンサーを務めるテレビ番組に出演し、開発地の海の生物の声を訴えます。テレビ収録を終えた海音は、テレビ局にある水槽を楽しげに覗きこむ倫太郎と遭遇。海が好きなのかと思い声をかけますが、敵意むき出しの態度をとられてしまいました。 翌日、蓮田トラストの長男・光太郎(大谷亮平)から呼びだされた海音は、リゾート開発チームへの参加を依頼されます。反対派の意見も欲しいと言われますが、海音は戸惑っていました。

しかしそこに倫太郎がやってきたのを受けて、彼の思い通りにはさせないという考えから依頼を引き受けることにします。 こうして海音は、海洋アドバイザーとして蓮田トラストに出社することに。彼女は計画の細部について知れば知るほど、やはり開発にはあらゆる点で賛成できないと再認識します。翌日計画中止を訴える海音と、開発に命をかけている倫太郎は、激しく対立することになるのでした。 海音に言われ現地の海を見るために、星ヶ浜海岸でダイビングをしていた倫太郎。ダイビング中にアクシデントで溺れて意識を失ってしまいます。 そんな彼を救ったのは、海岸でゴミ拾いをしていた海音。海音はぐったりしている倫太郎を引き上げ、彼に突然キスをします。その直後、倫太郎は目を覚ましました。彼の無事を確認すると、海音は「放っておいたらみんなに迷惑がかかるから」と告げて立ち去ります。 実は海音には、魚と会話できるという特殊な能力がありました。倫太郎が溺れていることがわかったのも、カニが彼女に教えてくれたおかげだったのです。 夜、自宅に帰った海音は、水槽にいるウツボから、倫太郎を助けたことを責められ「君に残された時間は3ヶ月しかないんだろう」と怒られていました。その言葉に「わかってる」と返す海音でしたが……。

第2話:着々と進むリゾート計画……2人の距離も急接近?

海での出来事の翌日。会社のエレベーターで鉢合わせした海音と倫太郎はあからさまにぎくしゃくした雰囲気になってしまいます。 リゾート建設の次なる課題は一流ホテルの誘致。ホテルの会長であるデイヴィッドは、光太郎たちの度重なる交渉にもなかなか首を縦に振ろうとせず、話がまったく進まない状況にありました。 しかし海中展望タワーには興味を惹かれたデイヴィッドは、さらに海中トンネルを作ることを倫太郎に提案します。彼らのやり取りを見た海音は、敵の懐に潜り込んでから計画を中止させようと企み、デイヴィッドに近づいていくように。 デイヴィッドは海好きだと公言しているため、理解がありそうだと踏んだのですが……。

アプローチの甲斐あってか、海音は倫太郎とともにデイヴィッドのホテルへ遊びに来るよう招待を受けます。ホテル内にあるパノラマ水槽に圧倒される2人。しかし海音は、水槽の中にいる魚が怯えていることに気付きます。 デイヴィッド帰国前の送別パーティーにて、海音はデイヴィッドに海中展望タワーとトンネルが環境に与える影響について訴えますが、相手にされませんでした。落ち込んだ海音を怪しんだ倫太郎が彼女を問い詰め、2人は口論に。 そのとき雷の影響で、2人の乗り込んだエレベーターが突然止まってしまいました。 高いところが苦手な海音は、体調を崩しうずくまってしまいます。そんな彼女を倫太郎は懸命に介抱。彼の優しさに触れた海音は、どの倫太郎が本当の性格なのか、さっぱりわからなくなってしまいます。 復旧後、倫太郎はデイヴィッドの元へ行き、海中トンネルの件を断ろうとします。しかしデイヴィッドは、自分が海を愛しているのはお金を生み出すからだと、ついに本性を現しました。 ようやく危機感を抱く倫太郎ですが時すでに遅し、「海中トンネル建設を条件にホテルを展開する」という契約が、光太郎とデイヴィッドの間ですでに決まっていたのです。

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第3話:土地が買えない!?倫太郎の本当の気持ちは?

ホテルの誘致が決定したことを知り、ショックを受ける海音。そんな中、リゾート建設の予定地である山の一部が売却を断ってきたことが発覚します。海音と倫太郎が土地の所有者・真壁雪乃に会いに行くと、彼女は山を守るために土地を手放す気はないと断言しました。 一方、鴨井研究室には、蓮田トラストの三男・榮太郎が新しいバイトとしてやってきます。持ち前の明るさでメンバーになじみ、まっすぐな目を向けてくる彼の姿に藍花は少しずつ惹かれていくことに。そして海音の経歴が空白であることを知った准教授・椎木は、彼女の素性を疑いはじめていました。 倫太郎のホテル誘致とそっけない態度に戸惑う海音。しかし海音には、小さい頃海で遊んだ思い出を語ったり、海岸に落ちているゴミを拾ったりする倫太郎が、どうしても悪い人間には思えませんでした。さらに彼は、なにやら海にまつわるトラウマを抱えているようで……。

その後、海音は山の水質調査をしてレポートを作り、山と海の密接な関係について倫太郎に訴えかけます。レポートを受けとった倫太郎は、きちんと内容を読んで考えるとを約束しました。 しかし翌日、土地買収の話がまとまったと社内は喜びに沸いています。納得がいかず真壁家を訪れた海音は、そこで雪乃の叔父から、借金返済のために売ったということを聞かされました。雪乃は蓮田トラストに感謝していると話し、頭を下げます。 帰り道、海岸に立ち寄った海音は、海を眺める倫太郎と遭遇。彼は海音が提出したレポートを読んだうえで、他の会社に環境を壊される前に、自分たちの会社で山を壊さない方法を探ると話します。 「星ヶ浜の海が大切だ」とはじめて口にした倫太郎に、ようやく海音のモヤモヤとした気持ちも晴れるのでした。 2人はオフィスの前で別れ、家に向かって歩きはじめた海音でしたが、そのとき突然「倫太郎!」と呼ぶ女性の声が聞こえてきます。振り返ると、見知らぬ美女が倫太郎に抱きついている衝撃的な光景が。彼らの仲睦まじいようすに、海音は心乱されてしまい……。

第4話:ダブルデートで急接近!ついに海音の秘密が明かされる?

山を守ることを重視し、ホテルの建設地の代案については改めて決めると発表した倫太郎。しかしこの勝手な行動が問題になり、彼はリゾート建設のプロジェクトから降ろされてしまいました。 倫太郎の後任を務めることになった光太郎は、海中展望タワーを建設しないという意思をしめします。タワー建設中止の事実を知った海音は、自分の思い通りに事が進んだとはいえ、光太郎のことを信用しきれずにいました。 そんな中、ウツボからとある忠告を受けた海音は、こっそり倫太郎を尾行します。そこで彼女が見かけたのは、先日一緒にいた美女・遥香と幼い子どもが倫太郎と一緒に楽しそうに遊ぶ姿でした。倫太郎が妻子持ちだと思いこんだ海音は、大きなショックを受けてしまいます。

一方倫太郎も、光太郎から「渚海音を信じない方がいい」と言われたことをきっかけに、海音の正体を疑うようになっていました。 そんなある日、海音と倫太郎、藍花と榮太郎の4人でバーベキューをすることになります。海音は研究室のメンバーが全員来ると思っていましたが、実はこれは、榮太郎が企画したダブルデートでした。 倫太郎と遥香が夫婦だと信じこんでいる海音は、ダブルデートと聞いて怒って帰ろうとします。しかし榮太郎によって遥香が光太郎の元妻であることが明かされ、4人で仲良くバーベキューを楽しむことに。 その後、海音はお酒を飲んで眠りこんでしまい、気がつくと倫太郎と2人きりになっていました。倫太郎は海音の正体について探りを入れようと質問を重ねますが、彼女ははぐらかしてばかり。耐えかねた倫太郎は突然海音にキスをし、「本当のことを教えてほしい」と訴えかけるのでした。 後日、海音が経歴を詐称していると気づいた倫太郎は、彼女の後をつけることに。その道中、彼女は自転車に轢かれそうになった子どもを助け、頭を打って気を失ってしまいます。倫太郎は救急車を呼びますが、彼女は病院に運びこまれる直前、突然目を覚まして逃げ出してしまいました。 倫太郎は海音を追いかけ、病院に連れて行こうとします。すると彼女は、「私、人間じゃないの」と衝撃の事実を明かすのでした。

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第5話:2人をつなぐ運命の指輪……一方鴨居にピンチ訪れる?!

蓮田トラストと鴨居研究室が、水族館でのイベントを合同で開催することが決定。倫太郎は、海中展望タワーの建設計画を復活させることを条件に、イベント責任者の役目を引き受けます。 光太郎と対立しつつ仕事に打ち込む倫太郎でしたが、海音の「人間じゃない」発言も気にかかっているようすです。 一方榮太郎は藍花に告白をし、2人は正式に付き合うことになりました。 水族館でのイベント当日倫太郎と海音は、サメとカメの着ぐるみ姿で子ども達をもてなします。 海音は『浦島太郎』の紙芝居を披露。一方倫太郎は、海中展望タワーの魅力について、子どもでもわかりやすいような言葉で伝えます。海音はその表情を見て、倫太郎が本当に星ヶ浜の海を愛していることを確信しました。 イベントが大盛況で幕を閉じた後、倫太郎は海音の家へ訪れます。そこで彼が見つけたのは、亡き母親が身につけていた指輪。偶然海で見つけ、きれいだから大切に持っていたと言う海音の言葉を聞き、倫太郎は思わず泣き出してしまいました。

母親が亡くなったのは自分のせいだと言う倫太郎を、海音はやさしく抱きしめます。そして倫太郎の「君は何者?」という問いに対し、星ヶ浜の海で生まれ育ったこと、あと2ヶ月しかここにいられないことを打ち明けるのでした。 連日調査にでかけていた鴨居を不審に思った海音が尋ねると、鴨居は自分が2年前に犯した過ちについて告白します。彼は寄付金欲しさに、星ヶ浜の水質調査の結果を蓮田トラストにとって都合がいいように改ざんしたというのです。 自分の行いに責任を感じた彼は、光太郎に最新版の正しいデータを渡し、建設計画を再考してもらえないか交渉しに行きます。 しかし時すでに遅し。光太郎はリゾート開発だけでなく、海底資源の開発をおこなうことも勝手に決め記者会見で発表します。彼は本心では、データなどどうでもいいと思っていました。 そんな光太郎に詰め寄る倫太郎と海音。光太郎は2人の話などまったく聞き入れず、鴨居研究室との契約も一方的に切ってしまっていました。 さらに海音の経歴詐称について記者に追い回された鴨居は、その際のいざこざが理由で警察に連行されてしまい……。

第6話:ついに想いを伝え合った2人!しかし新たな問題が?

鴨居が警察に連行され、すっかり気を落としてしまった海音。倫太郎は心配する気持ちから、彼女を家に招くことにします。そこに榮太郎と、彼が連れてきた遥香もタイミング良く帰宅。相変わらず仲がいい倫太郎と遥香の姿に、海音は思わず嫉妬してしまいます。 その後蓮田家には、藍花をはじめとした鴨居研究室の面々も登場し、にぎやかな雰囲気に。海音の顔にもようやく笑顔が戻ります。 そんな中、藍花は、榮太郎が自分に隠れてコソコソ何をしているのかを気にしていました。どうやら彼は、椎木と結託して、ひそかに株の売買を進めているようで……。 夜になり、2人きりの時間を過ごす倫太郎と海音。倫太郎が海音に想いを告げ、海音もそれに応えたことで、お互いの気持ちを確かめ合います。その後にしたキスは海水の味で、倫太郎にとってはしょっぱく感じられました。

一方、蓮田トラストでは、プロジェクトのリーダーにふさわしいのは光太郎か倫太郎か、改めて決定されることになります。 すべてが決まる会議の際、水族館でのイベントの後に子どもたちから送られてきた手紙を、会長にみせる倫太郎。そこには、海中展望タワーの完成を心待ちにする子どもたちの、ワクワクした気持ちが溢れていました。 手紙を読んだ会長は、人々を喜ばせるためのリゾート開発をするために、リーダーとしてふさわしいのは倫太郎だと判断します。こうしてプロジェクトリーダーに返り咲いた倫太郎は、星ヶ浜の海も海音も自分が守り抜くことを固く誓うのでした。 そんな中、蓮田トラストの株が買い占められるという異常事態が発生。いよいよ動き出したらしい榮太郎の真意とは一体? 同じ頃、家に帰った海音はウツボの言葉が聞こえなくなってしまったことに気づいて……。

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第7話:はじめての遊園地デート!しかし別れは突然に……

突然魚たちの声が聞こえなくなってしまった海音。さらに彼女の経歴詐称疑惑のせいで、鴨居研究室もピンチに追い込まれてしまいます。 一方蓮田トラストでは、香港の会社であるダニエル・カッパーに大量の株を買われているという事実が発覚します。このまま買い進められ続けると、蓮田トラストはダニエル・カッパーに乗っ取られてしまうことに。 さらに榮太郎が株を売却していたことまで明らかになり、倫太郎と光太郎は動揺します。 そんな中、海音のことを気にかける倫太郎は、会社をサボり彼女を遊園地へと連れ出すことにしました。さまざまな乗り物に乗って大はしゃぎし、楽しい時間を過ごす2人。倫太郎は海中展望タワーの計画を再開することを海音に告げ、海の環境に配慮して開発を進めることを約束します。 その日の夜。榮太郎の行動が問題になり、蓮田家はピリピリとした雰囲気に。問い詰められた榮太郎は、自分の株をどうしようが勝手だと吐き捨て、自分の真意について話すことはありませんでした。

後日、海音は自身の疑惑を晴らすため、生放送番組に出ることにします。しかし光太郎とつながりのある記者がいたせいで、経歴詐称について厳しく追及されごまかせなくなってしまいました。そこに倫太郎が現れて番組を止めさせ、海音を連れ去ります。 その後、星ヶ浜へ向かった2人。突然上手く歩けなくなってしまった海音を、倫太郎がおんぶして歩きます。休める場所を探して彼らがたどり着いたのは、星ヶ浜にある小さな博物館でした。倫太郎が水を買うために去った後、海音は館内に人魚の絵が展示されていることに気付きます。 絵のそばには人魚にまつわる伝説について書かれたボードも。そこには、人間に恋をしたものの結局は海に帰らなければならなかった人魚の話が書かれていました。 同じ頃、蓮田トラストにダニエル・カッパーの幹部が現れます。彼は経営陣を一新することを要求し、なんと榮太郎を取締役に推薦するのでした。 人魚の絵を見て、海に帰ることを決意した海音。彼女を追ってきた倫太郎が必死で止めますが、海音はかまわず海へ入っていこうとします。しかし変化しない自分の足を見て、「帰れなくなった」と焦りはじめ……。

第8話:愛し合う2人を運命が引き裂く……感動の公開告白

海に帰ろうとしたとき足が変化しないことに気づき、意識を失ってしまった海音。倫太郎はそんな彼女を、鴨居の昔なじみである病院に連れていきます。 海音が眠っているあいだ、倫太郎は鴨居と「彼女とはもう関わらない」という約束をしました。倫太郎は彼女が自分のせいで海に帰らなくなっていると知り、もうこれ以上は一緒にいられないと思ったのです。何も知らない海音は、倫太郎と連絡がつかないことに寂しさを感じます。 そんな中、鴨居は教授会で海音の経歴詐称について説明することに。

鴨居は自分1人で責任を負うつもりでしたが、教授会に海音が入ってきて今まで正体を偽ってきたことを謝罪します。 それを受け、教授のひとりがさらに追及しようとしたところに突然倫太郎が登場。海音は人間ではないと叫びつつも、そんな彼女を愛していると声高らかに宣言するのでした。 一方、蓮田トラストの取締役になった榮太郎でしたが、買収元の企業が巨大カジノを建設すると突然言い出し、自分が良いように使われていたことに気づきます。そして結局は取締役を辞任することに。 その夜、光太郎と倫太郎は長年のわだかまりを解くため、腹を割って酒を酌み交わしました。お互いを誤解していたことに気付き、ようやく関係を修復できた2人。そこに榮太郎も加わり、3兄弟は協力して会社を取り戻す方法を考え始めます。 倫太郎の説得を受け、海に帰ることを改めて決心した海音。倫太郎は海音にあるものを渡すため研究室へと向かいますが、そこに突然教授会で海音を問い詰めた教授が現れました。 しつこく質問してくる教授から逃げる途中、足が思うように動かない海音はバランスを崩して道路に転んでしまいます。トラックに轢かれそうになった彼女を、倫太郎がとっさにかばって……。

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第9話(最終話):迫りくる別れの時……物語は感動のラストへ

トラックに轢かれそうになった海音を守り、頭を打ってしまった倫太郎。さいわい大きな怪我をしたようすはなく、どうにか立ち上がることができました。 倫太郎は海音に母親の指輪を渡しますが、海音は元の場所に返すべきだと言って受け取りません。その後、倫太郎は頭に異変を感じたものの、なんともない振りをします。 鴨居家に帰った海音は、ウツボの言葉を断片的に理解できるようになっているのに気づきました。ウツボは、海音が海に帰れるのは満月の日であることを伝えます。次に満月が出るまであと3日。海音と倫太郎の別れは間近に迫っていました。

そんな中、海音の海を守る発言が世界的歌手によって取り上げられ、雇用主だった蓮田トラストの株価が急上昇します。 株価が高くなったことで、ダニエル・カッパー社は買収を中止。こうして蓮田トラストは危機的状況を脱することができました。 一方、海音がもうすぐいなくなることを察した倫太郎は、鴨居研究室で送別会を開くことを企画します。皆が見守る中、永遠の愛を誓いあう2人。しかしその後、倫太郎は頭を打ったときの脳内出血が原因で倒れてしまいます。 海音は海へ帰るギリギリまで、倫太郎のそばにいました。しかし彼が目覚めたのは、彼女が病室を去ってしまってから。海音が置いていった手紙を見た倫太郎は、急いで星ヶ浜の海へと向かいます。 なんとか海音が帰るまでに間に合った倫太郎。2人は最後の別れを惜しみ、キスをして抱きしめ合います。そして海音は、ついに海の中へと帰っていくのでした。 それから3年後。星ヶ浜で海の家を経営する倫太郎のところに、白いワンピースを着た裸足の女性がやってきます。倫太郎の耳に、彼の名前を呼ぶ懐かしい声が届いて……。

最終回のその後『恋はもっとDeepにー運命の再会スペシャルー』

海音が海の中に帰って行ってしまった日、倫太郎はそのまま車を走らせ蓮田家へと戻ります。帰宅した倫太郎は、それまで我慢していた悲しみを抑えることができず、思わず泣き崩れてしまいました。 1週間後、仕事に復帰した倫太郎は、海中展望タワーの建設中止を発表します。彼はその代わりとして、海と地上をつなぐ新しい水族館を作ることに。 一方、海音がいなくなり寂しさを感じる鴨居のもとにMr.エニシがやってきます。彼は海音が研究室の皆や倫太郎に向けて残していった動画を持っていました。 早速、仲間たちを集めて動画を視聴することにした鴨居。もちろんそこには、倫太郎の姿もありました。動画の中で海音は、地上で過ごした日々の思い出について語ります。ひとりひとりとのエピソードを振り返りながら、感謝を伝える海音。 彼女は、地上にやってくるまで人間は恐ろしい存在だと思っていましたが、鴨居に拾われ、藍花たちと出会ったことで、考えが変わっていったと言います。 最後に倫太郎について話し始めました。倫太郎はここで動画を止め、ひとりで見てもいいかと周りにお願いをします。

海音は優しげな表情で、倫太郎と出会ったときのこと、意地悪なのに優しい彼に惹かれていったこと、いろいろな楽しい経験をさせてくれたこと……たくさんの思い出を語りました。最後に、倫太郎へのまっすぐな想いを伝える海音。倫太郎は画面の彼女に対し、「ありがとう」とお礼を言います。 その後、倫太郎は星ヶ浜で水族館の建設とペンションの経営に専念することに。榮太郎も会社を辞めて自分の道を探していく決意をします。 それから1年、2年……と年月が経過。星ヶ浜で海の家を開いた倫太郎は、鴨居研究室のメンバーと一緒にいつか海音が帰ってくるのをずっと待っていました。 そして3年が経ったある日、星ヶ浜リゾートの「みらい水族館」が完成します。海とつながっている水槽が最大の特徴で、来るたびに違う魚に会うことができる水族館です。倫太郎は、プロジェクトに協力してくれたメンバーや光太郎に心から感謝します。 そんなあるとき、海の家で片づけをしていた倫太郎のところに、白いワンピースを着た女性がやってきます。「倫太郎さん」という声に振り返ると、なんと海音が立っていたのです。再会を喜び、強く抱きしめ合う2人。そんな彼らのもとに、仲間たちも嬉しそうに駆け寄ってくるのでした……。

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あなたは誰派?3兄弟の胸キュンポイントを解説

長男・孝太郎

・身内に冷徹な仕事人間と見せかけて、人一倍責任感が強く優しい人。 ・倫太郎のことを嫌っていた風だったが、実はうらやましかっただけだった。今では独立すると言い出した倫太郎のことをずっと心配している。家を出て行くと聞いてさみしそう。 ・離婚した妻と息子がいて、特に息子を溺愛している。物語を通して少しずつ家族に愛を伝えられるようになっていった。

次男・倫太郎

・海音のことが好きで好きでたまらない一途で真っ直ぐな男。最初の方は無愛想だったが、物語が進んでいくと途中からずっとデレデレしていた。 ・星が浜の海を愛していて、よくダイビングをしている。ウェットスーツが似合う。 ・会社をやめて、水族館建設に専念。星が浜のビーチに住んで海の家を経営しながらずっと海音を待っていた。

三男・榮太郎

・3兄弟の中で最も優しく気が利く。自分の意思を後回しにしてでも家族のために動いてきた。 ・藍花の彼氏。穏やかに距離を詰めていったアプローチの仕方も器用だった。3兄弟の中で1番恋愛偏差値が高そう。ときどき弱みを見せるギャップも魅力的。 ・自分の道を歩き始めるため蓮田リゾートを辞めて起業した。

魚オタクの海洋学者・渚海音(なぎさ みお)/石原さとみ

海洋学者で魚オタクの渚海音(なぎさ みお)を演じるのは、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(2016年)や『アンナチュラル』(2018年)など数々のドラマで主演を務め、そのどれもがヒットしてきた石原さとみ。 本作について、「恋に落ちていく心のザワザワを、見てくださる方と一緒に分かち合えたらいいなと思っています。」とコメントした彼女。 「年相応の『キュン』や、どこかで忘れていた『恋する気持ち』など、新たな発見が出来たらいいな、と思います。春にピッタリな、前向きにキュンキュンできる大人なラブコメができそうです!」とも語っています。 また今回初共演となる綾野剛については、「恋に落ちる相手役として、綾野さんのお名前を聞いた瞬間『わぁよかった!!恋に落ちるの、簡単です!』と思いました(笑)」とコメントしました。

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ツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(はすだ りんたろう)/綾野剛

綾野剛が演じるのは、家族経営会社「蓮田トラスト」の御曹司・蓮田倫太郎(はすだ りんたろう)。三兄弟の次男という設定です。夢だった展望タワーの建設に人生をかける彼は、海を守りたい海音と対立します。 綾野は共演の石原さとみについて、「恋に落ちるお相手が石原さんと聞いて、直感でお受けしました。素直にご一緒したかったんです。」と明かしました。 また「石原さんのことはずっと拝見していましたし、仕事に対して真摯であり説得力がありながら、とてもチャーミング。くるくる変化する魅力に、僕も現場も包み込まれ、恋に落ちてます。」とも語っています。 本作については「スタッフ、キャスト一同、全力で楽しみながら作っている作品を、春のエンターテイメントに乗せて届けます。」とコメントしました。

海音の相談相手・宮前藍花(みやまえ あいか)/今田美桜

宮前藍花は主人公・海音の良き相談相手となる友人で、研究室を陰で支えるしっかり者の女性です。 そんな宮前藍花を演じる今田美桜は、2020年タレントCM起用社数ランキングで1位にも輝いた、今カリスマ的な人気を誇るの若手女優。 2018年にドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』で小悪魔的な可愛さが話題になりました。さらに『半沢直樹』(2020年)や『親バカ青春白書』(2020年)など数々の話題作で安定した演技力を見せ、一躍人気女優の座を掴みます。 公式サイトには「海音さんと倫太郎さんだけでなく、藍花にも素敵な恋の展開があるので、楽しみにして頂けたらと思います」とコメントしていました。

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御曹司3兄弟の末っ子・蓮田榮太郎(はすだ えいたろう)/渡邊圭祐

蓮田3兄弟の末っ子・蓮田榮太郎を演じるのは、渡邊圭祐です。『仮面ライダージオウ』(2018年)でデビューしたのち、『恋はつづくよどこまでも』(2020年)で先輩女子を一途に追いかける年下男子役でブレイク。 さらに綾野剛も出演した『MIU404』にも黒幕と早い段階で接触する重要な役どころとして、レギュラー出演していました。 演じる役柄について、「榮太郎は三兄弟の中で、愛くるしいわんちゃんのような存在です(中略)弟の僕にしか見せない兄たちの顔を沢山引き出すので、是非楽しみにしていてください!」と公式サイトに語っています。

倫太郎の相談相手・鶴川優作(つるかわゆうさく)/藤森慎吾(オリエンタルラジオ)

倫太郎の同僚で親友である鶴川優作を演じるのはお笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾です。 これまでもドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズなど、数々の映画・ドラマで俳優としても活躍してきた藤森。 演じる役柄について、「鶴川の、為になるのかならないのか分からない恋のアドバイスに倫太郎が翻弄される様をお楽しみください!!」と公式サイトで語りました。

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海音の父親的存在・鴨居正(かもいただし)/橋本じゅん

1年前から同居する海洋学術センターの鴨居研究室の教授、そして海音の父親的存在である鴨居正を演じるのは橋本じゅんです。 演じる橋本じゅんは、近年ドラマ『MIU404』(2020年)や『極主夫道』(2020年)などでひっぱりだこの俳優。今期は本ドラマの他に、木曜日に放送される『桜の塔』にも警察役で出演します。 今回演じる役柄について、公式サイトでは「夢と現実の架け橋になれる様に、ピノキオのゼペットおじいちゃんの如く(笑)演じたいと思っております。」と語りました。

3兄弟の長男・蓮田光太郎(はすだこうたろう)/大谷亮平

大谷亮平が演じるのは、蓮田三兄弟の長男・光太郎です。蓮田トラストの次期社長として育てられ、完璧主義で、自分が会社を支えていくという責任を背負っており、次男の倫太郎とは度々対立していくことに。 演じる大谷はデビュー直後韓国に拠点をおいて活動していたという異色の経歴を持った俳優。2014年には韓国ドラマアワード2014グローバル俳優賞も受賞しています。 2016年ドラマ『ラヴソング』で日本のドラマ初出演。同年『逃げるは恥だが役に立つ』でブレイクを果たします。 公式サイトでは「巨大マリンリゾートの開発という大きなプロジェクトが始動する中で、立場や状況が異なる人達が、正面からぶつかり合う姿はとても見応えがあると思います。」と語りました。

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脚本を務めるのは「おっさんズラブ」の徳尾浩司

本作の脚本を担当するのは、「おっさんずラブ」シリーズや『私の家政夫ナギサさん』(2020年)などで知られる徳尾浩司です。 脚本を書きながら、彼は「Deep」という言葉の意味がかたちを変えながら展開していくように感じているのだとか。 「石原さとみさん演じる海洋学の研究者と、綾野剛さん演じるリゾート開発本部長の、海にまつわる恋と仕事の話をコメディとして楽しく、時にシリアスで切なく描けたらと思います。」と意気込みを語った徳尾。 また「蓮田三兄弟の物語にも注目して頂けると嬉しいです!」ともコメントしています。

『恋はDeepに』は切ない感動のラブストーリー!

石原さとみと綾野剛という人気者2人の共演で注目が集まった『恋はDeepに』。あらすじをネタバレありで毎週更新してきましたが、2人の切なく美しい恋物語は最後まで大反響を博しました。