漫画『インゴシマ』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！全巻無料で読む方法はある？

『インゴシマ』は、修学旅行中に難破して謎の島に流された学生たちが、「シマビト」と呼ばれる野蛮な住人に襲撃される作品です。とんでもない島にやって来た主人公たちが、島から無事に脱出できるのかドキドキハラハラするサバイバルストーリーになっています。 この記事では、本作の最新話までの全話ネタバレ・あらすじや感想と、お得に読む方法を紹介します。

都立吉ノ宮高校の2年生の生徒たちは、4泊5日の修学旅行のため、深夜に客船「フリージア」に乗って八丈島へ向かっていました。船の中はいたって平和で、翌朝には島に着くはずでしたが、船に嵐が直撃して難破してしまいます。 謎の島へ漂流してしまった主人公・東堂啓太。彼は近くで意識を失っていた幼馴染の少女・宮原葵をなんとか蘇生させた後、近くに同じく漂流していた生徒や先生たちと合流します。しかし、この島には「シマビト」と呼ばれる、強姦や殺戮を行う野蛮な人間たちが住んでいるのでした……。

オメグミの贄に選ばれる小早川を若林が救おうとしている頃。啓太たちは島からの脱出方法について、議論を重ねていました。その結果、脱出の鍵となるカムの剣をガモウが所持していることが判明。啓太たちは剣を手に入れるために、スパイを潜入させる作戦を計画します。 ガモウから剣を手に入れようと画策する中、オメグミのヨメゴを決めるための競りが始まりました。 オメグミになってしまったアキラをアレックスが指名し、巨漢のナーグォと競りをすることに。 その頃、茜と加奈は消息不明となっていた甲斐谷と再会し、啓太たちはアキラの船を見つけ、脱出に有利になる武器などを手に入れていました。一方、若林と橘たちは小早川の救出に向かいます。島の女王でガモウの母親のチオモを人質にすることに成功し、無事に小早川を救い出して……。

偵察から戻った啓太は、仲間と共に葵の救出作戦を実行します。葵の救出に向かった啓太は、葵と再会し連れ出そうとします。そこへ、ガモウの部下のジウベエが現れて戦いが始まりました。 その頃、シマビトのアジトでアレックスを探していたアキラは、彼との再会を果たします。しかし、アレックスは島に残り、囮になってアキラたちを脱出させると言いました。 啓太が葵を連れて逃げていると、ガモウが後を追ってきました。ピンチの最中、美女のマイルがバイクで現れ、啓太と葵はガモウから逃げ出すことに成功。逃げた先で庵の主のマオモから、島から脱出する方法を聞かされます。 その後、啓太は高崎と梨帆、さくらと合流を果たしました。マオモの元に戻り、改めて島からの脱出法を詳しく聞くことに。島から脱出するには、ガモウの力が必要だと言われて……。

シマビトの中には、コリオという名の男色家がいました。コリオに犯されそうになり抵抗した太一は、張り付けの刑に処されます。太一の姿を高崎と里帆が見つけ、事の顛末を聞かされました。その直後に太一は死亡。残された2人は復讐を誓います。 その後、コリオと遭遇した高崎はコリオとタイマン勝負をすることに。ピンチを切り抜けながらも一矢を報いますが、コリオに逃げられてしまいます。一方、茜と加奈、薫子はシマビトたちに凌辱されていました。島を脱出しようと決意した薫子は、島の王ガモウと対面しようと画策します。 島の奴隷となった若林は西洋人のアレックスと共に、奴隷から解放されるチャンスが得られる儀式に参加していました。若林とアレックスは死闘の末に儀式に勝利。そこへ、会場に偵察に来ていた啓太が葵の姿を発見して……。

東堂啓太は修学旅行中の高校生。旅行中に船が嵐に遭い、生徒たちは孤島に流れ着きました。そこで島の住民「シマビト」に襲われ、啓太が片想いをしている幼馴染の葵が拉致されます。 シマビトの襲撃から逃げられた啓太たちは、乗船していた船を捜索し、必要な物資を集め始めます。一方、洞窟で啓太たちの帰りを待つ生徒もいました。怪我をしている橘が高熱で苦しむ中、委員長の甲斐谷が水を占領し、女子生徒を凌辱します。 島の中を探索する啓太。次第にシマビトの狂気のような風習が明らかになります。啓太が葵を見つける手掛かりをつかんだとき、2年前に島に漂着した生存者のアキラと出会いました。啓太とアキラは共に葵の救出に向かうことになりました。 その頃、葵は島の王ガモウの妻に選ばれていて……。

漫画『インゴシマ』はまだ完結していない作品ですが、最終回には無事に啓太たちが島を脱出すると予想されます。 脱出の鍵となるのはやはり、カムの剣を手に入れられるかどうか。剣を入手した後は、シマビトたちとの最終決戦が描かれるでしょう。 そして啓太たちは全員で島を脱出し、日常に戻って平和に暮らすという結末になって欲しいものです。

『インゴシマ』では、強姦や殺戮を厭わない島民たちが遭難した生徒たちに容赦なく遅いかかります。作品全体を通じてダークな雰囲気で、ときには胸糞悪い展開になることも。太一がコリオ・インゴに痛めつけられるシーンでは、思わず目を覆いたくなりました。 一方で、エロ描写も含めて美しく細部まで描かれているので、読みごたえは抜群です。特に女性陣の体の造形は見事。恐怖とエロのバランスが絶妙なため、背徳的ともいえる独特な世界観が創り出されています。グロくて怖いなと思いながらも、読み進めてしまうアブナイ魅力を持った漫画なのです。

1998年、嵐に巻き込まれた1機の旅客機が、地図にない謎の島に不時着します。生き残った乗客たちは、すぐにこの場所が異常な場所だということを悟りました。 乗客たちの前に現れた住民「シマビト」たちは、次々と乗客を捕らえ見せしめにするかのように殺していったのです。 その後捕らえられた乗客たちは島の王の前へと連れ出され、その中から2人の女性が嫁候補となることに。 一方、王から無慈悲にも死刑を言い渡された男たちは、連行された処刑場で1人のシマビトからある取引を持ち掛けられていました。 男たちの前に立った島の若き王族・ガモウは、「生きたければ俺に全てを捧げろ」と告げて……？