2021年6月4日更新

「無職転生」ヒトガミの正体や目的を考察!使徒のシステムや最期にも迫る

無職転生 ヒトガミ

「無職転生」のヒトガミとは、主人公ルーデウスに何度も助言を与える謎多き存在。うさんくさいヒトガミを最初は信じていなかったルーデウスですが、助言によって利益を得る度に段々とヒトガミを信用していくようになります。果たしてヒトガミの目的とは?正体や使徒のシステムに迫ります。

目次

「無職転生」ヒトガミの正体とは?最後の解説や声優情報も【ネタバレ注意】

無職転生
©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生」製作委員会

「無職転生」に登場するヒトガミとは、主人公ルーデウスの夢の中に突如として登場した謎の多い人物。原作小説3巻、アニメでは9話にて、ルーデウスがスペルド族の戦士・ルイジェルドと出会う直前に初登場しています。 ヒトガミは全体的に白くモザイクがかかったような見た目をしており、人の印象に残らない不思議な存在。作中では何度もルーデウスに助言を与え、彼の利益になる予言を施しています。しかし、ヒトガミがなぜルーデウスにそれほど良くしてくれるのかは、長い間謎に包まれていました。 この記事では、「無職転生」に登場する謎多き予言者・ヒトガミについて、その正体や目的に迫ります。原作小説のネタバレも含まれるため、未読の人は注意してください。

まるで詐欺師?ヒトガミの性格

ルーデウスが初めて夢の中でヒトガミと出会った時、彼はヒトガミを一切信用していませんでした。なぜならヒトガミは「君の味方だよ」と言いながらも、口調は軽薄でいかにもうさんくさそうな人物だったからです。 ルーデウスがヒトガミに助言をくれる理由を尋ねると、「君が生きていると面白そうだから」と言って極めて自分本位な目的を話しました。果たしてその言葉はヒトガミの本心なのでしょうか……?

ヒトガミの助言に従えば上手くいく!?

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初登場時にはルーデウスに「目覚めてから初めて会う人物に助けを求めるように」と助言を授けたヒトガミ。ルーデウスが目を覚ますと、そこにはスペルド族の戦士・ルイジェルドがいました。 その後、彼はヒトガミにいわれたからではなく自分の気持ちに従ってルイジェルドと手を組みます。そして彼らは旅を始めますが、その道中はルイジェルドなしではとても乗り越えられないほど過酷でした。結果として、ヒトガミの助言はルーデウスの役に立っています。 その他にも、ルーデウスが港町ウェンポートに辿り着いた際には、「食べ物を持って路地裏を探せ」という不可解な助言も。その言葉に従った彼は、なんと空腹で倒れていた魔界大帝キシリカを助けることになり、結果として数秒先の未来が見える「予見眼」を手に入れています。

「地下室の様子を見てきて欲しい」

ヒトガミの助言によって、ついにはシルフィやロキシーといった2人の女性とも結婚に至り、幸せを満喫していたルーデウス。そんな折りに、ヒトガミが彼に「(ルーデウスの家の)地下室の様子を見てきて欲しい」とお願いしました。 これまでに受けた恩恵もあって、ルーデウスはそれくらいの頼みなら、と簡単にヒトガミの要求に従ってしまいます。しかし、それはヒトガミが長年をかけて企んできた巧妙な罠だったのです。 実は地下室には魔石病のネズミがおり、地下室を開けてしまったら最後、ルーデウスの周囲にいる人間は全員死んでしまいます。そのことを知らないルーデウスは、ヒトガミの言葉を疑いもせずに地下室の扉を開けようとしていました。

未来のルーデウスの助言で死亡ルート回避!

そこに現われたのは、地下室を開けてしまった世界線で大切な人を全て喪った未来のルーデウスでした。地下室を開けようとした直前に現われた未来のルーデウスは、過去に自分がヒトガミに騙されてロキシー達を喪ったことを明かします。 こうして未来の自分からの助言によって、ルーデウスは元凶であるネズミを駆除することに成功しました。

ヒトガミの目的とは?なぜルーデウスに助言を与えるのか

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未来からやってきたルーデウスは衝撃の真実を明かします。これまでルーデウスを助けてきたのに急に裏切ったヒトガミの目的とは、なんとルーデウスやその子孫までも殺すことだったのです。 自分の未来を予知することが出来るヒトガミは、未来でルーデウスの子孫やオルステッドに自分が殺されることを知り、彼らを殺すことに決めていました。そしてヒトガミはルーデウスの気を緩ませるために助言を与え続け、ヒトガミを信じ切るその瞬間を虎視眈々と狙っていたのです。 ヒトガミはルーデウスが現われる前からずっとこうして人に助言を施し、自分に都合の良い歴史を作り上げていたことも判明。ヒトガミのうさんくささや得体の知れなさの正体がようやく明らかになった瞬間でした。

ヒトガミの正体や強さ、「使徒」について解説

ヒトガミの正体は一体なんなのでしょうか?実はヒトガミは太古の七神の生き残りであり、六面世界の内側にあって誰も辿り着くことが出来ない「無の世界」の存在です。 ヒトガミは未来予知の能力の他にも、ルーデウスには効かなかったものの自分を信頼させる能力や、夢の中で相手の考えを読み取る能力、さらに強力な遠隔視の能力も持っています。

「ヒトガミの使徒」とは?

ヒトガミは夢の中に現われて未来予知で助言を与え、かつ能力によって自分を信じさせることが出来ます。こうしてヒトガミを信頼してしまった人は「ヒトガミの使徒」となり、ヒトガミにとって都合の良いように動く操り人形となってしまいます。 未来予知の結果が出ると、ヒトガミの使徒は使徒でなくなることが出来ます。また、ヒトガミは同時に3人までしか未来を見ることが出来ないため、使徒は同時に3人までしか存在しません。 これまでにヒトガミの使徒となったキャラクターには、ルーデウスを始め、その従兄弟のルーク、アスラ王国上級大臣のダリウス、元“黒狼の牙“で冒険者だったギースなどがいます。特にギースは昔から何度も使徒になったことがあり、のちに自らヒトガミの手駒となった重要人物です。

ルーデウスの夢にヒトガミの最期が登場?

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ヒトガミの死亡シーンは描かれていませんが、オルステッド曰く、ルーデウスが亡くなった後に彼の娘やオルステッドがヒトガミと戦ったようです。ルーデウスが最後に赴いたビヘイリル王国での戦いで勝利した後、彼の夢には憔悴して弱り切ったヒトガミが登場しています。 おそらくビヘイリルでの勝利がヒトガミの敗北ルートが決定づけられる重要なシーンだったのでしょう。最後ルーデウスは老衰で亡くなりますが、死後の世界で彼はヒトガミが自分の子孫に負ける姿を過去の夢で見ていたという描写がありました。 最後までヒトガミは生き残ろうと必死でしたが、最終的にはルーデウスに敗北したのです。物語の最後には、どこか満足した様子で歩き去るルーデウスが描かれています。

「無職転生」ヒトガミの予言に振り回されるな!

「無職転生」のヒトガミは、うさんくさいながらも何度もルーデウスに助言を与え、彼に利益を与えてきました。しかし、その目的とは未来で自分を殺すルーデウスを殺すための巧妙な計画だったのです。 謎多き存在だったヒトガミの本性が暴かれていく展開は、まさに鳥肌モノ!ぜひ1度原作小説を読んでみてはいかがでしょうか?