2021年8月25日更新

【刃牙(バキ)】野見宿禰(のみのすくね)はシリーズ最強?強さを勇次郎やオリバとネタバレ比較!

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『バキ道』野見宿禰(のみのすくね)はシリーズ最強キャラ?強さを徹底解説【ネタバレ注意】

バキ道

板垣恵介による格闘バトル漫画『グラップラー刃牙』。読者を熱くさせている範馬刃牙ら最強の男たちの死闘は、2021年現在シリーズ5作目『バキ道』に突入しています。 相撲をテーマとした本作で最強と目されているのが、第2代野見宿禰(のみのすくね)です。野見宿禰はどれほど強いのか。シリーズ最強と謳われる彼の強さを他キャラとも比較しながら考察していきます。 ※この記事は2021年8月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

野見宿禰のプロフィール

第2代野見宿禰の存在が初めて語られたのは、シリーズ第4部『刃牙道』の最終話。相撲の祖と呼ばれる伝説の力士・野見宿禰の称号を継ぐ者が、2000年ぶりに現れたと語られています。 彼は初代と同じく石炭を握りしめるだけでダイヤモンドにしてしまうほどの握力の持ち主。作中では相手の骨を皮膚の上から掴むという離れ業も披露しています。 さらに神がかった力も持っており、彼の四股は大地の邪気を払い、庭の池の鯉を大きく成長させてしまうことも可能です。 そんな宿禰の座右の銘は「我ひたぶるに力比べせん」。古代の力士・当麻蹴速(たいまのけはや)が残した、強者との戦いを望む言葉。野見宿禰は本気を出せる相手を求め続けているのです。

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野見宿禰は伝説の力士の末裔!

初代野見宿禰は『日本書紀』に登場する人物。当時無敗を誇っていた力士・蹴速は、周りに自分と戦える強者がいないことを嘆いていました。そこで天皇の命により、蹴速の対戦相手として呼ばれたのが野見宿禰です。 当時の相撲のルールでは蹴り技もOKで、蹴速は強烈な蹴りを武器としていました。しかしいざ対戦してみると、宿禰は蹴り合いで蹴速の腰骨を折って粉砕、圧勝したのです。 第2代野見宿禰はその初代の遠い子孫。ダイヤモンドのエピソードを見るに、初代にも勝るとも劣らない実力を兼ね備えている様子です。約2000年ぶりに誕生した逸材という触れ込みからも、今後彼がシリーズトップクラスの強者となることが予想されます。

各キャラクターとの闘いから分かる野見宿禰の強さ

野見宿禰vsオリバ

全米最強と謳われるビスケット・オリバとの相撲勝負は、まるで子供と大人の取組のようでした。筋骨隆々なオリバでさえ、宿禰には「痩せっぽち」と評されます。宿禰がオリバを子供のように抱き上げている姿には、宿禰の底知れぬ強さが感じられました。 その後2人はフリーファイトで再戦。オリバが先制パンチを1発食らわせますが、宿禰は紳士な表情のまま。さらにオリバが拳を振り下ろすと、逆に宿禰はその拳を砕き、皮膚の上からオリバの肋骨を掴んでしまいます。 オリバは筋肉を盛り上げることで抵抗しますが、最後は宿禰がオリバの肋骨を粉砕。オリバは床に頭を叩きつけられて、フリーファイトでも完敗を喫します。

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野見宿禰vs範馬刃牙

宿禰と刃牙は総合格闘技に近い古代相撲のルールで手合わせします。宿禰は開始早々、刃牙のハイキックで撃沈。その実力を見誤っていた宿禰は刃牙を兄弟子と仰ぎ、再度胸を貸してほしいと頭を下げます。 再びの手合わせで、宿禰は本気を出さない刃牙に苛立ちを感じ「心が小さい」と挑発。それに対し刃牙はトリケラトプス拳を繰り出します。宿禰の目には10メートルほどもあるトリケラトプスの姿が見えていました。 宿禰はその重量差すら「ちょうどいい」と言いながら、真っ向からトリケラトプスにぶつかっていきます。宿禰は刃牙に投げ飛ばされるも、見事に着地。両者お互いの実力を感じ取ったところで、この取組は幕引きとなりました。

野見宿禰vs範馬勇次郎

刃牙の父・範馬勇次郎との対戦を希望した宿禰は、差し出した握手を無視された上に「仕切り直せ」と地面に叩きつけられます。 そこから宿禰は勇次郎を蹴りますが、まるで手応えがありません。勇次郎はポケットに手を突っ込んだままひらりと蹴りを躱し、ノーダメージで着地したのです。 さらに次の瞬間、勇次郎はめり込むほどのパンチを彼の顔にお見舞いします。ここまでの宿禰は、勇次郎に対し丁寧な態度を取り、闘志らしいものは見せていませんでした。この顔面パンチをきっかけに、戦士としての本気を出せるかどうかが勝負のカギとなりそうです。 神がかった強さを見せる宿禰なので、勇次郎には敵わなくとも彼を一瞬でも本気にさせるような攻撃を仕掛けるはず。そこにどう相撲を絡めてくるのかに注目です。

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野見宿禰はピクルや武蔵より強い?

刃牙道

作中最強とも言える握力を披露し、稽古で練り上げてきた古代相撲由来の強さを持つ野見宿禰。史上最強と呼び声高い力士・零鵬(れいほう)ですら、宿禰との対戦では肩甲骨を掴まれあっという間に土をつけられてしまいました。 まだ本編では彼は本気を出しているように見えませんが、ポテンシャルで言えばピクルや武蔵に並ぶものがあるでしょう。 しかし勇次郎に本気を出させた武蔵と違って、宿禰には武蔵のような殺気はありません。精神的には宿禰の方が達観していると言えますが、命を賭けた戦いの場でこれが吉と出るか凶と出るかは難しいところです。 宿禰が兄弟子の刃牙に師事して、フリーファイトでの戦い方を身に着けたなら、彼は一躍最強キャラに名を連ねるはず。宿禰らしい古代相撲と近代格闘技を融合させた戦い方に期待したいですね。

野見宿禰と力士金竜山との関係は?

『グラップラー刃牙』に現役横綱として登場していた金竜山は、本作ではすでに現役を引退しています。宿禰が彼に「親方」と呼びかけていることから、以前は金竜山の一門に在籍していたのかもしれません。 金竜山曰く、宿禰の登場があったからこそ、金竜山の「脱退劇」があったと言います。さらに金竜山は「真なる国技の発揚」を宣言。他の格闘技と比べて見下されがちな相撲の威厳を取り戻したいと彼は考えていました。 金竜山が宿禰を「この子」と呼んでいること、世間一般で宿禰が知られていないことからも、宿禰はその切札なのでしょう。実際に宿禰は相撲協会と対立するチームに選抜されており、宿禰は金竜山の目的達成のために利用されていると考えられます。

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【刃牙】野見宿禰の活躍に今後も目が離せない!

『バキ道』にて登場する、史上最強キャラ候補の野見宿禰について紹介しました。本編では刃牙・宿禰たちのチームと、選抜力士チームが対戦。宿禰はまだ刃牙とも本気の勝負をしていません。 そんな宿禰は今後どう刃牙親子に関わっていくのでしょうか。相撲をテーマとした本作において間違いなくキーパーソンである宿禰の活躍に今後も注目です。