「ストレンジャー・シングス」ジム・ホッパーがシーズン4で生きてた?!娘を亡くした過去にも迫る
「ストレンジャー・シングス」シーズン3で衝撃的な運命を迎えたジム・ホッパー。製作者のダファー兄弟が、最新シーズンでの彼の復帰を正式に認めました。そこで今回は、これまでのホッパーの歩みや秘められている過去に迫っていきます。 ※この記事はシーズン3までのネタバレが含まれるので、読み進める場合は注意してください。
「ストレンジャー・シングス」ジム・ホッパーとは
名前 | ジム・ホッパー (Jim Hopper) |
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年齢 | 1940年代生まれ |
職業 | ホーキンス警察署・署長 |
家族 | ダイアン(元妻) サラ(娘:故人) |
俳優 | デヴィット・ハーバー |
日本語版 吹き替え声優 | 山野井仁 |
ジム・ホッパーはホーキンス警察署の署長で、ボブとジョイスは高校時代の同級生です。 ダイアンと結婚して都会に移り住んでいましたが、とある悲劇をきっかけに彼女とは離婚。故郷のホーキンスに戻ってからは、酒とドラッグに溺れる日々を過ごしていました。 当初は仏頂面で皮肉屋な態度が目立ち、仕事もなげやりで遅刻の常習犯という始末でした。本来の彼は勘が鋭いキレ者で、子供たちや町の平和を守るためなら自分の命も惜しみません。
シーズン4でホッパーが復活!?
シーズン3最終話でホッパーはソ連軍からジョイスを庇い、最後は装置の爆発に巻き込まれ犠牲に……と思われましたが、なんとシーズン4で彼が生きていることが判明。
シーズン4ではロシアで捕虜となる
2022年5月に配信開始されたシーズン4では、雪が降り積もる極寒の地で、ホッパーが他の囚人と線路沿いで肉体労働を強いられています。ロシアのカムチャッカ半島にいる彼は、看守のエンゾと秘密裏に協力し、そしてジョイスやマレーの助けを借り、なんとか脱出を試みます。 シーズン4の第7話ではジョイスらと再会できたホッパーですが、その命はいかに……?!イレブンとも再会できるのかが気になりますね。 また、牢獄では囚人たちがデモゴルゴンに襲われる様子も。ロシアの組織が裏側の世界とどんな繋がりがあるのかも、シーズン4では明らかにされるかもしれません。
シーズン4以降のホッパーや物語はどうなる?
ホッパー役のデヴィッド・ハーバーは、米「Total Film」に対して驚きの事実を語りました。 S4のホッパーは「同じ人だけど、中身は違っている」といい、別人格になったことを示唆。ホッパーの運命については、シーズン1からダファー兄弟と話し合っていたそうです。彼らがイメージするのは、映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのガンダルフだとか! 彼が灰色から白のガンダルフになったように、ホッパーも何らかの変化を得て復活するのでしょう。 デヴィッドは「物語がどう展開するか知っている」とも明かし、シーズン1の段階から後に起こる出来事につながる伏線が散りばめられているそうです。
イレブンやジョイスとの関係
イレブンとの関係
ホッパーはシーズン2で森を彷徨うイレブンを保護し、ブレンナー博士から彼女を匿っています。父親の役割を果たしていますが、その親子関係はとても複雑です。 必要以上にイレブンを心配して、自宅に半ば監禁してしまっていたホッパー。一方、イレブンは研究所で閉じ込められた過去があるため、ホッパーに強く反抗しました。1度はわかりあったものの、シーズン3では年頃になった娘をどう扱うか頭を悩ませます。 完全に2人の世界なイレブンとマイクにやきもきするあまり、2人が別れる原因を作ってしまいました。
イレブンへの手紙のシーンが泣ける……
シーズン3最終話の3か月後、バイヤーズ家と一緒にホーキンスを出ることになったイレブン。ホッパーがいない自宅で荷物を整理していた彼女は、1通の手紙を発見します。 年頃の娘との距離感に悩むホッパーが、ジョイスのアドバイスで書いたものでした。あれこれ口うるさかったのも、すべて彼女を愛していたから……。今は亡き(と思っている)ホッパーの不器用な想いが溢れた手紙に、イレブンは号泣してしまいます。 演じるミリー・ボビー・ブラウンの演技も相まって、泣けるシーンだと話題になりました。 ちなみに、手紙を読み終える時に流れる挿入歌は「Heroes」。シーズン3第3話のラスト、採石場でウィルの偽の遺体が発見され、生存がほぼ確定したシーンと同じ曲です。ホッパーも生存していたことを考えると、この曲も伏線だったのかもしれません。
ジョイスとの関係
高校の同級生だったジョイスとは、シーズン2で彼女の恋人ボブが死亡した後、急速に仲が深まります。 痴話喧嘩のようなやり取りをしていましたが、シーズン3第1話でついにデートまでこぎ着けました。しかし、ジョイスは怪現象に気を取られてホッパーとの約束をすっぽかします。2人にこれといった進展はなく、裏側の世界と戦うよきパートナーに落ち着きました。 そして先述した通り、シーズン3のラストにてホッパーはジョイスの目の前で死亡(仮)。大切な恋人と友人を立て続けに喪った彼女は、ホーキンスを出る決意をしたのです。
娘を亡くした悲しい過去
ホッパーと前妻ダイアンにはサラという娘がいましたが、幼い頃にガンで亡くなっています。 ほのめかされていただけの彼のバックストーリーがS4では重要な役割を持つことに……。ホッパーを演じたデヴィッドによれば、シーズン2でイレブンが発見した箱がカギになるそうです。 自宅の屋根裏にあったこの箱は、「パパ」「ニューヨーク」「ベトナム」「ホーキンス研究所」と書かれていますが、その真相が明かされるかもしれません。娘との思い出はもちろん、ホッパーが持つ別の側面にも迫った内容になりそうですね。 ちなみに、ファンの間では娘の生存説が囁かれ、サラ=イレブンでは?といった説も存在します。
演じているのはお茶目なデヴィッド・ハーバー
今やホッパー役はデヴィッド・ハーバー以外想像できませんが、「実は別の大物スターにオファーしていた」と、ダファー兄弟に冗談っぽく言われたことを彼は明かしています。 候補はユアン・マクレガーだったとのネット記事を読み、落ち込んだ時期もあったとか。それでも彼は、「ホッパー役をパスしたことに感謝を伝えたい」とジョークに変えました。 お茶目な人柄が伝わるエピソードとして、「バイヤーズ家の犬消失事件」もあります。 バイヤース家の犬が気に入らなかったらしく、製作サイドに「シーズン2から“寝かせる”べき」と進言し、その後犬は出演していません。犬は少し可哀想ですが、何ともユーモアを感じる言い回しです。 ホッパー役を勝ち取った彼は大ブレイクし、実写映画リブート版『ヘルボーイ』(2019年)や映画『ブラック・ウィドウ』(2021年)でも重要な役柄を演じました。
「ストレンジャー・シングス」の警察官、ジム・ホッパーはシーズン4も大活躍!
シーズン4のティーザー映像ではジム・ホッパーとブレンナー博士、イレブンの「パパ」がフィーチャーされており、キーパーソンなのは間違いありません。ホッパーが大活躍する「ストレンジャー・シングス」シーズン4は、2022年5月27日よりNetflixで独占配信スタートです! ホッパーやイレブンたちの運命はどうなるのでしょうか!?ぜひその目で確かめてください。