『ストレンジャー・シングス』怪物一覧と正体を強さランキングで紹介!ヴェクナからデモゴルゴンまで解説
Netflixドラマ「ストレンジャー・シングス」シリーズでメインの敵となっている様々な怪物たち。この記事では、シリーズ中に登場した怪物たちを一覧でまとめ、その強さをランキング形式で1位から紹介します。
『ストレンジャー・シングス』怪物一覧と強さランキング
| 1位:ヴェクナ | 初登場:シーズン4 特徴:PTSDを抱える人間に取りついて悪夢を見せ、24時間後に惨殺する元人間の怪物 |
|---|---|
| 2位:マインド・フレイヤー | 初登場:シーズン2 特徴:肉体を持たない「裏側の世界」の集合意識的存在で、人間の体に浸食する |
| 3位:デモゴルゴン | 初登場:シーズン1 特徴:マインド・フレイヤーによる侵略の手先となる怪物で、食虫植物のような頭部を持ち人間を捕食する |
| 4位:デモバット | 初登場:シーズン4 特徴:蝙蝠の姿をしているデモゴルゴンの別形態で、群れになって人間を襲う |
【1位:ヴェクナ】人間が変貌した最強の怪物

ヴェクナはシーズン4に登場するシリーズ最強の敵で、諸悪の根源である「裏側の世界」に棲む怪物です。マックスのようなPTSDを抱える人間を狙って取りつき、悪夢を見せた後に惨殺するという恐ろしい存在。 ただし、音楽を聴くことでヴェクナの幻覚を妨げることができます。シーズン4冒頭で次々と惨殺事件を起こし、ホーキンスを支配し始めました。
【シーズン4】ヴェクナ正体は001であるヘンリー・クリール

ヴェクナの正体は、家族を惨殺した超能力を持つ少年ヘンリー・クリール。ヘンリーは惨殺事件の後、ホーキンス研究所に送られて最初の被験者「001(ワン)」となりました。 ヴェクナという名はそもそも、ダスティンたちが愛好するテーブルトークRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の邪悪なキャラクターのもの。ヘンリーは研究所でも他の被験者の子どもたちを惨殺し、エルたちに裏側の世界に追放されて怪物ヴェクナの姿になっていました。
【2位:マインド・フレイヤー】集合意識の支配者
【シーズン2】ウィルを苦しめたマインド・フレイヤー

マインド・フレイヤーは裏側の世界の集合意識的存在で、肉体を持たず、動物や人間などあらゆる生物に侵入して操ることができます。シーズン1で裏側の世界に迷い込んでいたウィルに侵入し、ホーキンスに戻った後も支配していました。 マインド・フレイヤーの目的は、表の世界も裏側と同じようにして支配すること。シーズン2ではウィルを苦しめましたが、熱に弱いことがわかり、体内から追い出すことができました。
【シーズン3】マインド・フレイヤーは形を変えビリーたちを乗っ取った

シーズン3ではマックスの兄ビリーを皮切りに、動物やホーキンスの町民たちの体を次々と乗っ取り、「ザ・フレイド」と呼ばれるマインド・フレイヤーが支配する生物軍団が増殖。シーズン3のクライマックスでは、ホーキンスのショッピングモール「スターコート」が激戦の場になります。 ソ連人たちが密かに秘密研究所を作って裏側の世界へのゲートを開こうとしていたのは、スターコートの地下。スターコートに全員集まり、ゲートを閉じてマインド・フレイヤーを消すことに成功しますが、ホッパーがソ連人たちとともに消えてしまいました。
【3位:デモゴルゴン】シーズン1を象徴する食肉植物型怪物!幼体はデモドッグ
【シーズン1】イレブンがゲートを開け現実世界に
デモゴルゴンはシーズン1から登場する本シリーズを代表する怪物で、マインド・フレイヤーの表の世界侵略の手先。エルが表の裏の世界を見てデモゴルゴンと接触した際に開いたゲートから侵入していました。 マインド・フレイヤーによって体の中に植え付けられていたウィルは、ナメクジのようなデモゴルゴンの幼体を吐き出し、これが成長していきます。
【シーズン2】ダートからデモドッグへ!成長過程が判明

シーズン2ではウィルが吐き出した幼体をダスティンがゴミ箱で見つけ、「ダート」と名付けてペットとして飼っていました。最初はオタマジャクシやトカゲのような両生類や爬虫類の姿に見えましたが、すぐに成長していきます。 成体になる前の未熟な状態は四足歩行なため、犬に例えて「デモドッグ」と名付けたダスティン。成長過程で猫を食い荒らすなど、恐ろしい残虐性を見せていました。そして、ウィルとマインド・フレイヤーの精神的繋がりがホーキンスにデモドッグの大群を解放してしまいます。
【シーズン3】ロシアの秘密施設でデモゴルゴンの成体が…?
さらにシーズン3では、カムチャッカ半島にあるソ連の収容所で成体のデモゴルゴンが1体飼育されていたことが明らかになります。シーズン3のラストでは、その収容所に捕らわれている囚人たちがデモゴルゴンに捕食させられていました。シーズン4では、デモゴルゴンが収容所で解き放たれることになります。
【4位:デモバット】空を飛ぶ群れ型クリーチャー
裏側の世界にいるデモゴルゴンの別形態の生物「デモバット」。見た目は完全に蝙蝠で、大群を成して空を飛び回っていました。シーズン4の最終話では裏側の世界へ入ったダスティンとエディはデモバットに襲われそうになりながらも、彼らを引き付けるためにメタリカの「Master Of Puppets」を演奏し続けています。
【ネタバレ】全ての元凶はマインド・フレイヤーの創造主であるヴェクナ

シーズン3まではマインド・フレイヤーが裏側の世界の最強の支配者だと考えられていましたが、実はマインド・フレイヤー自体を創り出したのはヴェクナでした。つまり、ヘンリー=ヴェクナこそがこの物語のそもそもの元凶といえるでしょう。 ヴェクナはマインド・フレイヤーやデモゴルゴンを使って、表の世界も裏側の世界と同じように支配しようとしていたのです。これらの怪物はあくまでも自分の野望を実現するため「武器」でした。
【裏話】怪物は何をモデルにデザインされている?

「ストレンジャー・シングス」シリーズに登場する怪物たちには、それぞれインスパイア元となるものがあるようです。デモゴルゴンは元々はギリシャ神話やキリスト教で語られてきた神や悪魔を意味する伝説や創造の存在で、外見的には「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のモンスターがモデルとなっているよう。 マインド・フレイヤーはアメリカの小説家ラヴクラフトが創造した「クトゥルフ神話」が元に、ヴェクナも「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の魔術師がベースになっていると考えられています。また、製作陣の話では『遊星からの物体X』の影響も強く受けているとのこと!
【考察】怪物たちが物語の中で果たす役割

怪物たちは物語の中である象徴的な役割を果たしています。例えばデモゴルゴンは少年少女たちの思春期の恐怖や「異世界への入口」を表していたり、集合意識の支配者マインド・フレイヤーは集合的無意識や同調圧力を象徴しているようです。 さらに、PTSDを抱える人間を狙うヴェクナはトラウマの具現化として現れ、その人の心を支配しようとしています。マックスがビリーの死でトラウマを抱え、その具現化としてビリーが現れていることがそのわかりやすい例でしょう。
『ストレンジャー・シングス』最強の怪物はヴェクナ

登場してきた怪物の中でも、ヴェクナこそがシリーズ最強の敵であり元凶!気になる最終章シーズン5は、2025年11月27日からNetflixで世界独占配信スタートです。ぜひ物語の結末を見届けましょう!








