2022年8月19日更新

レゴラス「ロード・オブ・ザ・リング」の美形エルフを徹底解剖!指輪物語との違い・活躍・性格・交友関係は?

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『ロード・オブ・ザ・リング』レゴラス役/オーランド・ブルーム
(C) Warner Bros. Entertainment Inc. The Lord of the Rings, the characters, names and places therein are trademarks of The Saul Zaentz Co., d/b/a Tolkien Enterprises under license to New Line Productions, Inc.

映画「ロード・オブ・ザ・リング」、「ホビット」に登場した人気キャラクター・レゴラス。オーランド・ブルーム演じるレゴラスの美しさに、思わず見惚れてしまった人も多いでしょう。完璧なイケメンというイメージの強いレゴラスですが、実は原作と描かれ方が異なっているとか……。 この記事ではそんなレゴラスの魅力を徹底的に解説していきます! 「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズおよび「ホビット」シリーズのネタバレが含まれています。

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レゴラスのプロフィール

種族 エルフ
父親 闇の森の王スランドゥイル
年齢 2931歳(ロード・オブ・ザ・リング時点)
キャスト オーランド・ブルーム

原作『指輪物語』との主な違いは?

映画「ロード・オブ・ザ・リング」では三部作を通して圧倒的な存在感とイケメンぶりを見せたレゴラス。しかし実は原作の『指輪物語』ではあまり活躍していません。彼について、作者のJ.R.R.トールキンも「貢献度の低いキャラクター」とコメントしていました。 また映画と原作では性格も大きく異なっています。映画ではやや天然なところもあるものの基本的にクールな王子キャラでしたが、 原作では歌を歌ったり冗談を言ったりと少々風変わりなエルフとして描かれています。

新作「力の指輪」には出演する?

『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』
(c)Amazon Studios

2022年9月2日より配信開始となるドラマ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』にはレゴラスを演じるオーランド・ブルームの出演予定はありません。 ただし時系列的に、幼少期のレゴラスが登場する可能性は考えられます

レゴラスの映画での鮮やかすぎる無双っぷり

「ロード・オブ・ザ・リング」三部作

レゴラスは1作目の裂け谷で開かれた会議で初登場を果たします。父親が治める闇の森のエルフ王国代表として参加し、その後旅の仲間に加わりました。 アラゴルンに対して敬意を払う礼儀正しさを持つ一方で、ドラーフのギムリに対しては失礼な態度を連発したびたびケンカに発展しています。 そして旅の道中ではエルフの身体能力を活かし、どんな体制からも必ず命中させる弓の腕前を披露したり、1人で巨大な象を討ち取ったりと、主に戦闘面で貢献。レゴラスといえばアクションという印象を観客に植え付けるほど、華やかかつ圧倒的な強さを見せつけました。 また騎乗シーンや雪の上を歩くシーンからも、エルフならではの全く体の重さを感じさせない身のこなしが見て取れます。

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「ホビット」三部作

「ロード・オブ・ザ・リング」で仲間想いな面を見せたレゴラスでしたが、前日譚となる「ホビット」シリーズでは全く違う人物像が見て取れます。 レゴラスはシリーズの2作目となる『ホビット 竜に奪われた王国』から登場し、闇の森に侵入してきたビルボたちと出会います。そして意中の女性であるタウリエルを取り戻すため、彼らを追って森を出ました。 「ホビット」に登場するレゴラスを一言で表すと冷酷。圧倒的な戦闘能力は変わりませんが、「ロード・オブ・ザ・リング」で見せたお茶目な描写は一切なく、冷たくて好戦的なエルフとして描かれています。 ふたつの物語の間で彼にどんな心境の変化があったのかはわかりませんが、多くの仲間たちとの別れやアラゴルンとの出会いが関係していそうです。

唯一無二の凹凸コンビ ギムリ

エルフのレゴラスとドワーフのギムリ。この凸凹コンビの掛け合いは、間違いなく殺伐とした「ロード・オブ・ザ・リング」の世界観に一瞬の安らぎを与えてくれています。 エルフとドワーフはもともと仲が悪い種族で、レゴラスたちも出会った頃は一触即発の雰囲気を漂わせる犬猿の仲でした。しかし旅を通して共に戦ううちに、2人の間には固い友情が生まれていきます。 特に敵の大群に囲まれているにもかかわらず、お互いの倒した人数を競い合うシーンには、思わずクスッと笑ってしまった人も多いでしょう。種族を越え真の友として互いを認め合う2人の関係性に注目です。

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支え合う旧友 アラゴルン

後にゴンドールの王となるアラゴルンは、子どもの頃エルフに育てられたという過去があります。そのためレゴラスとは旧知の仲で、作中には互いに厚い信頼を置いているのがわかります。 例えば裂け谷で開かれた会議では、アラゴルンに対して失礼な態度をとったボロミアを強く非難するシーンがあります。他にも何かしらの事件が起こると真っ先にアラゴルンに相談するなど、アラゴルンには格別に心を開いているのが見て取れますね。

叶わない恋の相手 タウリエル

タウリエルは『ホビット 竜に奪われた王国』にて闇の森の守備隊長として登場した、映画のオリジナルキャラクターです。彼女はレゴラスの幼馴染であり、彼が好意を寄せていた相手でした。 しかしタウリエルは闇の森の王であるレゴラスの父から、決して交際するなと釘を刺されていたためレゴラスの想いに応えることはできなかったのです。 さらにその後、タウリエルはドワーフのキーリに心を惹かれるようになりますが、戦いの中でキーリは命を落とします。気高く情に厚い彼女が彼を忘れることはないでしょう。その結果レゴラスの恋は儚く散りました。

レゴラスのその後は?

原作の『指輪物語』では、旅の仲間が解散したのち、レゴラスはギムリとともに帰途につきます。彼は、旅の途中で立ち寄ったファンゴルンの森やヘルム峡谷の燦光洞に立ち寄った後、闇の森へ帰っていきました。 その後は森のエルフの一部を連れてイシリアンの地に移住し、その地を美しく豊かにしたと描かれています。 またエレスサール王(アラゴルン)が崩御すると、かねてから憧れていた海へ出るべく灰色の船を造船。ギムリを連れて大海の彼方にあるといわれるアマンを目指し去っていきました。

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レゴラスを演じたのはオーランド・ブルーム

レゴラスというキャラクターが多くの観客を虜にした理由は、やはり俳優オーランド・ブルームの魅力が大きいでしょう。 オーランドが演じたレゴラスは、まさにエルフといった神秘的な美しさを持ちながらも親しみやすさが感じられる魅力的なキャラクターでした。作品ファンからは「一目惚れした」「カッコよすぎる」といった声があがっています。

弓の腕はいまだ健在!

自身のSNSで遠く離れた的に次々と矢を命中させるスゴ技を披露したオーランド。作品完結から10年近く経った今も、弓の腕は衰えていないようです。

レゴラスは強すぎで美しすぎな指輪の仲間だった!

今回は麗しのエルフの王子・レゴラスの魅力を徹底分析して紹介しました。彼の尋常ならざる強さと美しさを知れば知るほど、未だに根強い人気を誇っていることも納得でしたね!