映画『マスク』キャスト・吹き替え声優一覧!登場人物を相関図でわかりやすく解説!
傑作コメディ映画『マスク』は、1994年に公開され世界中で大ヒットを記録。今でもたびたびテレビ放送されています。今回はそんな『マスク』の登場人物やキャスト、吹替声優を紹介しましょう。
『マスク』の主演キャストは誰?
映画『マスク』の主演を務めたのは、ジム・キャリーです。
彼は本作で大ブレイクし、世界的な大スターに。その後、『ライアーライアー』(1997年)や『トゥルーマン・ショー』(1998年)、『エターナル・サンシャイン』(2004年)など数多くの作品で主演を務めています。
主人公の吹き替えを務めた声優は?
日本語吹替版でジム・キャリーの声を担当したのは、山寺宏一。彼はそのほかの多くの作品でも、ジム・キャリーが演じるキャラクターの吹替をしています。
映画『マスク』キャスト・吹き替え声優一覧【相関図】
ここからは映画『マスク』(1994年)に登場するキャラクターと、演じた俳優、吹き替え声優について解説していきます。
スタンリー・イプキス役/ジム・キャリー
日本語吹き替え声優:山寺宏一
冴えない銀行員のスタンリー・イプキス。彼はあるとき不思議なマスクを拾い、それをつけることで、なんでもできる緑色の怪人に変身。一目惚れしたティナにアプローチするなど、普段の自分ではできなかったことができるようになり、マスクの魔力に魅了されていきます。 演じたのはコメディアンとして活躍していたジム・キャリーです。彼は本作で世界的な人気者になり、その後も数々の作品に出演。ハリウッドスターの仲間入りを果たしました。 吹替の山寺宏一は、アニメから洋画の吹替まで幅広く活躍する人気声優です。俳優やタレント、ラジオパーソナリティとしても積極的に活動しています。
ティナ・カーライル役/キャメロン・ディアス
日本語吹き替え声優:井上喜久子
ギャングのニコが経営するクラブ「ココ・ボンゴ」の歌姫。暴力的で束縛の激しい恋人ドリアンに辟易していた彼女は、マスクから熱烈なアプローチを受け、彼に惹かれるように。一方でやさしいスタンリーにも魅力を感じていきます。 ティナを演じたのは、本作が映画デビューとなったキャメロン・ディアス。この作品で一気に注目を集めた彼女は、その後『メリーに首ったけ』(1998年)など、ロマコメを中心に多くの作品に出演し、スターになりました。 吹替を務めたのは、アニメ「ああっ女神さまっ」シリーズやローラ・ダーンの吹替などで知られる井上喜久子です。
ドリアン役/ピーター・グリーン
日本語吹き替え声優:大塚明夫
ギャングでクラブ「ココ・ボンゴ」の従業員のドリアンは、ティナの恋人ですが、暴力的で彼女を脅迫して離れられないようにしています。ペギーを通じてスタンリーからマスクを奪い、ボスであるニコに反逆を起こします。 演じたのは、『ユージュアル・サスペクツ』(1995年)など、多くの作品で悪役を演じているピーター・グリーン。吹替を務める大塚明夫は、数々のアニメ作品に出演し、スティーブン・セガールやニコラス・ケイジなどの吹替を多く担当しています。
チャーリー・シューマーカー役/リチャード・ジェニ
日本語吹き替え声優:大塚芳忠
チャーリーはスタンリーの同僚で友人。軽い性格ですが、彼の良き理解者でもあります。マスクをかぶったドリアンたちのクラブ襲撃に巻き込まれたとき、スタンリーの指示に従って客たちを裏口へ誘導しました。 チャーリーを演じたリチャード・ジェニは、本作のあと、いくつかのテレビシリーズに出演。しかし2007年に49歳の若さでこの世を去りました。吹替は、「鬼滅の刃」の鱗滝左近次役などで知られる大塚芳忠です。
ミッチ・ケラウェイ警部役/ピーター・リーガート
日本語吹き替え声優:若本規夫
マスクを追う凄腕警部。アパートの大家ピーンマン夫人がマスクに発砲した事件を担当したときに、スタンリーと知り合いました。次々と事件を起こすマスクの正体は、スタンリーなのではと疑っています。 演じたのは、『アメリカン・バーニング』(2016年)などへの出演で知られるピーター・リーガート。吹替は『サザエさん』のアナゴさん役などで知られる若本規夫です。
ペギー・ベラント役/エイミー・ヤスベック
日本語吹き替え声優:高島雅羅
レポーターのペギーは、マスクが起こした事件を追うなかで、その正体がスタンリーであることを知ります。はじめは彼に気のある素振りを見せますが、実はその裏にはある思惑がありました。 演じたエイミー・ヤスベックは、『プリティ・ウーマン』(1990年)などへの出演で知られています。吹替の高島雅羅は多くのアニメ作品に出演しているほか、メリル・ストリープなどの吹替を多く担当しています。
アーサー・ニューマン博士役/ベン・スタイン
日本語吹き替え声優:上田敏也
仮面に関する研究の第一人者で、テレビにも出ている有名な学者。スタンリーからマスクの鑑定を依頼され、北欧神話の神ロキを模していると言いました。 演じたベン・スタインは弁護士や大学教授を務めたのち、俳優に転身し『フェリスはある朝突然に』(1986年)などに出演。吹替は『おじゃる丸』のトミー役などで知られる上田敏也です。2022年に88歳で惜しまれつつも逝去されました。
マイロ(犬)/マックス
スタンリーのペットのジャックラッセルテリア。とても賢く、何度もスタンリーをピンチから救っています。 マイロを演じたマックスは、元気いっぱいの性格で監督の心をつかみ、出演が決まったのだとか。
映画『マスク2』のキャスト・声優一覧
2005年に公開された『マスク2』は、ジム・キャリーが演じた『マスク』の続編ですが登場人物や出演キャストは一新されています。
ティム・エイブリー /ティム・マスク | ジェイミー・ケネディ 吹き替え声優:東地宏樹 |
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ロキ | アラン・カミング 吹き替え声優:森川智之 |
トーニャ・エイブリー | トレイラー・ハワード 吹き替え声優:水町レイコ |
アルビー・エイブリー | リアム&ライアン・ファルコナー 吹き替え声優:うえだ星子 |
オーティス | ベアー 吹き替え声優:高木渉 |
オーディン | ボブ・ホスキンス 吹き替え声優:西村知道 |
※吹き替え声優は日本テレビ「金曜ロードショー」版です。
映画『マスク』の監督はチャック・ラッセル
本作の監督を務めたのは、映画プロデューサーとして活躍したのち、1987年に『エルム街の悪夢3 惨劇の館』で長編監督デビューを果たしたチャック・ラッセルです。 彼はホラー映画を中心に手がけており、当初は『マスク』も原作コミックどおりホラーとして製作する予定でしたが、主演のジム・キャリーにあわせてコメディに変更しました。 その後『イレイザー』(1996年)や『スコーピオン・キング』(2002年)などでもメガホンをとり、2004年の『コラテラル』では、エグゼクティブ・プロデューサーを務めました。
映画『マスク』キャスト・吹き替え声優は豪華だった!
今なお多くの人に愛されるコメディ映画『マスク』。出演俳優はもちろん、吹替声優も豪華な布陣となっています。公開当時話題になったCGの映像表現だけでなく、演じたキャストやキャラクターたちも大きな魅力のひとつ。 色褪せない名作を、何度でも楽しみましょう!