2022年9月6日更新

映画「ブルービートル」あらすじ・キャスト一覧 DC初のラテン系ヒーロー映画が2023年全米公開

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DCコミック原作の実写映画『ブルービートル (原題)』が、DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)第17弾として2023年に公開予定です。 DCEU初のラテン系主人公ブルービートルとは、どのようなヒーローなのでしょうか。本記事では映画『ブルービートル (原題)』のあらすじやキャスト、原作の内容などについて解説します!

映画「ブルービートル」の公開日はいつ?

全米公開は2023年8月18日と発表されており、日本公開日は未定ですが2023年以内と見込まれています。

2023年公開予定のDCEUの映画には「アクアマン」の新作と「ザ・フラッシュ (原題)」が控えており、「ブルービートル」はその後に公開される予定です。

映画「ブルービートル」はどんな内容?

DCコミックスに登場する、青い甲虫型の「スカラベ」という装置によりスーパーパワーを手に入れたヒーロー、ブルービートルを主役とする物語です。映画『ブルービートル (原題)』では、3代目ブルービートルとして知られるティーンエイジャーのハイメ・レイエスが主人公として描かれます。

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映画「ブルービートル」作品概要

邦題 原題 未定 ブルービートル
公開日 日本公開日未定 2023年8月18日(アメリカ)
上映時間 -
監督 アンヘル・マヌエル・ソト
キャスト ショロ・マリデュエナ, スーザン・サランドン, ラオール・トゥルヒロ, ブルーナ・マルケジーニ, ベリッサ・エスコベド, ハービー・ギレン

映画「ブルービートル」のあらすじ

米テキサス州エルパソに住むメキシコ系アメリカ人のティーンエイジャー、ハイメ・レイエスは、人類の滅亡させる強大な力を秘めた地球外人種の兵器「スカラベ」の守護者に選ばれます。驚異的な身体能力や飛行能力などを身につけたハイメは、想像を超える冒険を繰り広げることになり……。 ブルービートルは「ブルー(青)ビートル(甲虫)」の名前の通り、青い甲虫をモチーフとしたヒーローです。ブルービートルが直面する戦闘の詳細は不明ですが、ヴィラン(悪役)は「ヴィクトリア・コード」と「不滅の男カラパックス」が登場予定です。

映画「ブルービートル」キャスト一覧・登場人物解説

ハイメ・レイエス(ブルービートル)役/ショロ・マリデュエナ

原作でのハイメ・レイエスは、テキサス州エル・パソ在住のラテン(メキシコ)系アメリカ人の高校生。思春期ならではの悩みを抱え、家族と友人を大切にする、平凡でヒーローオタクなティーンエイジャーでした。ひょんなことから「スカラベ」と一体化し、スーパーパワーを手に入れます。 そんな主人公を演じるのは、2001年生まれでメキシコやキューバ、エクアドルの血を引くラテン系アメリカ人俳優のショロ・マリドゥエニャ。ドラマ『コブラ会』でメインキャストのミゲル・ディアス役を演じ、人気と知名度を獲得しました。

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ヴィクトリア・コード役/スーザン・サランドン

『テルマ&ルイーズ』スーザン・サランドン、ジーナ・デイヴィス
©︎MGM/Photofest/zetaimage

(写真左)

ヴィクトリア・コードは、本作のために作られたオリジナルのヴィラン(悪役)です。米Deadlineは、「コミックの『スーサイド・スクワッド』(2020年)に登場したテッド・コードの女性版のようなキャラクター」になると報じていました。テッド・コードとはハイメの先代である2代目ブルービートルです。 演じるのは、アメリカ人女優のスーザン・サランドン。1975年に公開された大ヒットしたミュージカル映画『ロッキー・ホラー・ショー』で主演を務めブレイクしました。映画『デッドマン・ウォーキング』(1995年)ではアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。

カラパックス役/ラオール・トゥルヒロ

カラパックスことコンラッド・カラパックスは、「カラパックス・ザ・インダストラクティブルマン(不滅の男カラパックス)」の名でも知られるヴィランです。 原作では初代ブルービートルで考古学者でもあったダン・ギャレットの、ライバルの考古学者でした。ギャレットの死因に興味を抱き捜査していた彼は、その過程で感電死して意識のみロボットに転送されます。そうして不滅の男カラパックスになった彼は、ブルービートルの敵となりました。 演じるのはアメリカのニューメキシコ州出身の俳優ラオール・トゥルヒロ。メキシコやアメリカ・インディアン民族の血を引いています。映画『アポカリプト』(2006年)やドラマ『マヤンズ M.C. 〜サンズ・オブ・アナーキー外伝〜』でメインキャストを務めていました。

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映画「ブルービートル」のスタッフ

監督を務めるのはプエルトリコ人のアンヘル・マヌエル・ソト。2020年に、ドキュメンタリー『12 O'Clock Boys』を基にした映画『チャーム・シティ・キングス (原題)』の監督を務め、注目を集めました。 脚本を手がけるのは、メキシコ人脚本家であるギャレス・ダネット=アルコセル。映画『ミス・リベンジ』(2019年)の脚本と製作総指揮を務めたことで知られています。 主演俳優をはじめとするラテン系キャラクターだけでなく、監督・脚本もラテン系スタッフが担当。単にラテン系というだけでなく、アクセントや経験なども重視してキャスティング・製作されています。

原作ネタバレあらすじ

ハイメ・レイエスが原作コミックに初めて登場したのは、2006年の「Infinite Crisis #3」でした。青い昆虫の形をした謎の物体を拾ったハイメは、眠っている間に体内に入り込まれ背骨の脊髄に一体化されてしまいます。 ハイメに一体化した物体の正体は、地球外の古代の敵種族リーチによって作られた、エイリアンテクノロジーでできた人工知能「スカラベ」でした。ある衛星への攻撃にスカラベの力を必要としていたバットマンは、彼をヒーローグループに採用します。 2代目ブルービートルの仲間で親友だった「ブースターゴールド」の力を借りつつヒーローとなったハイメは、ブースターゴールドとはよく一緒に戦う仲間になります。 そんなハイメはヒーローとしては珍しく、家族や友人に自分がブルービートルであることを明かしました。彼の親友であるブレンダとパコは彼の活動をサポートしています。

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原作の感想・評価

総合評価
4

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20代女性

2代目ブルービートルとブースターゴールドの熱い友情が本当に最高で、その死んだ親友の後を継いだ少年ハイメを支えるブースターゴールドのセリフが胸に沁みる……。ハイメ版ブルービートルのコスチュームもクールで大好き。アメコミで一番かっこいいと思う!

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30代男性

マーベルでいうスパイダーマン的な立ち位置かな。平凡で冴えないオタクで未熟なハイメは、スパイダーマンに負けず劣らず可愛くて最高!特にアニメの『バットマン:ブレイブ&ボールド』のハイメ版ブルービートルは本当に可愛いので見て欲しい。

「ブルービートル」は2023年8月全米公開!

DCEU第17弾となる映画『ブルービートル (原題)』は、初のラテン系主人公のティーンエイジャーヒーローを描く作品です。 役のイメージにもピッタリなショロ・マリデュエナが、主人公ブルービートルをどのように演じてくれるのか期待が高まります。全米公開は2023年8月18日予定。続報を待ちましょう!