2019年7月24日更新

マーベルが今後公開を予定している新作映画ラインナップ【2019年最新版】

アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン、 ブラックウィドウ、ブラック・ウィドウ
© Walt Disney Studios Motion Pictures

いまや映画界を席巻しているマーベル・スタジオは今後も続々と新作の公開が予定されています!シリーズ続編や新たなヒーローの登場など、フォーズ4以降もMCU作品は2019年以降公開が決定しているマーベル作品のラインナップを紹介。

2019年〜2021年までに公開予定の最新のマーベル、MCU映画を紹介

マーベル・スタジオによるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品を筆頭に、マーベル・コミックを原作とした映画が世界中でヒットをつづけています。2019年6月に公開された『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』をもってフェーズ3が終了したMCUは、今後どのような展開になっていくのでしょうか。 そんななか、2019年7月20日(現地時間)にサンディエゴで行われたコミック・コンベンション(通称:コミコン)でマーベル・スタジオから、2021年までに公開されるMCU作品の正式なラインナップが発表されました。意外な内容で話題になっている今回のラインナップ。これまでとはガラッと変わりそうなMCUに期待が高まっています。 この記事では、今後公開が予定されているMCU作品、マーベル映画を一挙に紹介します。

2021年までに公開が予定されているMCU作品【フェーズ4】

フェーズ3までは「ヒーロー単独映画」→「アベンジャーズ」という道筋をくり返すことで大きくなってきたMCU。しかし、今後は大きく動きが変わりそうです。 あのヒーロー待望の単独映画や新たなアベンジャーズメンバーの単独続編、そしてまったく新しいヒーローチームの登場など、2019年以降に公開される作品を紹介していきます。

「ブラック・ウィドウ」(2020年5月1日公開予定)

あの女性ヒーロー待望の単独映画。舞台はいつ?

『アイアンマン2』(2010)で初登場し、初代アベンジャーズの一員として活躍してきたブラック・ウィドウ。彼女の待望の単独映画「ブラック・ウィドウ (原題)」の公開日が決定しました! ナターシャ・ロマノフを演じるのは、もちろんスカーレット・ヨハンソン。その他のキャストにはソ連版キャプテン・アメリカとも言えるレッド・ガーディアン/アレクセイ役に「ストレンジャー・シングス」シリーズなどで知られるデヴィッド・ハーバー、ナターシャの妹分イェレーナ役に新鋭フローレンス・プー、そのほか「ハンドメイズ・テイル」のO.T.ファングベル、『女王陛下のお気に入り』(2018)のレイチェル・ワイズらが出演します。 ハーバーが米IGNのインタビューで語ったところによると、物語の舞台は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の直後になるとのこと。また、ナターシャがなぜ「エンドゲーム」でのあの決断に至った可の経緯も明かされると、非常に気になる発言も。 謎に包まれたナターシャの背景が明らかになる本作で、フェーズ4は幕を開けます。

「エターナルズ」(2020年11月6日公開予定)

新たなヒーローチーム登場!!

前々から噂されていたとおり、フェーズ4で新たなヒーローチームを描く『エターナルズ(原題)』が公開されることが正式に発表されました。 エターナルズは、数百万年前に地球を訪れた巨大種族「セレスティアルズ」が類人猿への遺伝子実験によって生み出した種族。ほぼ不死の肉体とスーパーパワーが与えられた彼らでしたが、同時に「ディヴィアンツ」という邪悪な種族も生み出さます。人類史の裏には常にエターナルズとディヴィアンツの存在があったとされています。 本作に出演するのはアンジェリーナ・ジョリーやリチャード・マッデン、クメイル・ナンジアニ(「シリコンバレー」、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』など)や「ウォーキング・デッド」(シーズン9〜)のローレン・リドルフ、「アトランタ」(2016〜)のブライアン・タイリー・ヘンリー、さらにサルマ・ハエック(『デスペラード』など)や『新感染 ファイナル・エクスプレス』のマ・ドンソクら。 日本ではあまりなじみのないヒーローチームではありますが、豪華キャストで注目度は高くなっています。

「シャンチー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」(2021年2月12日公開予定)

「アイアンマン3」とのつながりが気になる

MCU初のアジア系ヒーローであるシャン・チーは、1973年にコミックに初登場した“マスター・オブ・カンフー”と呼ばれるヒーローです。また、タイトルにある「テン・リングス」は『アイアンマン3』(2013)に登場したテロ組織。その後もMCUでは存在をほのめかされていました。 今回、主人公シャン・チーを演じるのは中国出身のカナダ人俳優シン・リウ。『クレイジー・リッチ!』や『オーシャンズ8』(ともに2018)のオークワフィナも出演するほか、「インファナル・アフェア」シリーズなどで知られるトニー・レオンがテン・リングスの首領マンダリンを演じます。 『アイアンマン3』とのつながりが気になりますね!

「ドクター・ストレンジ イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」(2021年5月7日公開予定)

魔術師ヒーロー第2作目!MCU初の「怖い映画」に?

監督のスコット・デリクソンと主演のベネディクト・カンバーバッチの続投が決定している映画『ドクター・ストレンジ イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス (原題)』。タイトルにあるとおり、マルチバースの存在を明らかにする作品と見られています。 さらに、本作にはエリザベス・オルセン演じるスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフも登場するとのこと。実は、今回のコミコンでは映画と同時に米Disney+で配信されるマーベルのスピンオフドラマシリーズのラインナップも発表されており、本作は、そのなかのひとつ『ワンダヴィジョン (原題)』に直結したストーリーになっているとか。 また、デリクソン監督は「MCU初の怖い映画を作ります」と発言しており、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギも本作がPG-13指定になることを明かし「好きになってもらえると思います」と語っています。 ちなみに、前作に登場したモルド役のキウェテル・イジョフォーやレイチェル・マクアダムス、ベネディクト・ウォンらの出演はまだ明言されていません。

「ソー:ラブ・アンド・サンダー」(2021年11月5日公開予定)

ナタリー・ポートマンがMCUにカムバック!その役柄は……?

コミコン直前の2019年7月17日、「マイティ・ソー」シリーズの第4弾『ソー:ラブ・アンド・サンダー (原題)』が製作されることが電撃発表されました。そしてコミコンで早くもその概要が明らかになりました。 本作では、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)でヒロイン・ジェーンを演じたナタリー・ポートマンがカムバック。しかも女性版ソーとしてムジョルニアを手にすることになると驚きの発表が! 本作の監督は「バトルロイヤル」にひきつづきタイカ・ワイティティが務め、ソー役のクリス・ヘムズワースとヴァルキリー役のテッサ・トンプソンも続投します。 また、ソーからアスガルドの統治を引き継いだヴァルキリーについて、トンプソンは「彼女(ヴァルキリー)はキングとしてクィーンを見つけなければならない」と発言し、彼女がレズビアンの設定になるのではないかとささやかれていました。 米GIZMODEによれば、その後ケヴィン・ファイギはこの説を公式に認め、「このことは『ソー4』だけでなく、今後の我々の映画をとおしてインパクトのあるものになる」と語っています。 女性版ソーの誕生とともにLGBTQのスーパーヒーローも登場する本作の公開は2021年11月5日公開予定です。

驚きのラインナップ!公開日未定のMCU作品【フェーズ5以降】

正式に公開日が発表されたフェーズ4の作品もサプライズ満載でしたが、フェーズ5以降に製作・公開が予定されているラインナップも驚きです。 以下の作品は詳細はわかっていないものの、製作は決定済み。すでに発表されている情報だけでもわくわくするようなラインナップをチェックしていきましょう!

「ブレイド」

あのオスカー俳優がヴァンパイア・ハンターを演じる!

今回のコミコンで大きなサプライズのひとつとなったのは、1998年から2004年に渡って3作が公開されヒットを記録した“マーベル映画のクラシック”『ブレイド』の再映画化です。『ブレイド』は人間とヴァンパイアの間に生まれたハーフ・ヴァンパイアの黒人男性が、邪悪なヴァンパイアを狩る「ヴァンパイア・ハンター」として活躍する物語。 さらに、今回主演を務めるのは『ムーンライト』(2016)と『グリーン・ブック』(2018)で2度のオスカーに輝いたマハーシャラ・アリ。アリはこれまでにもMCUに参加しており、Netflixオリジナルシリーズ『ルーク・ケイジ』でハーレム裏社会のボス、コットンマウスことコーネル・ストークスを演じていました。 また、ソニー・ピクチャーズのアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』では、主人公の叔父アーロン・デイヴィスの声を務めています。 Colliderのインタビューでは、『ブレイド』はフェーズ4には含まれないとケヴィン・ファイギは断言しています。しかし、タイトルロゴと主演しか明らかになっていない状態で、これほどテンションの上がるニュースもなかなかないのではないでしょうか。

「キャプテン・マーベル2」

最強ヒーローの次なる戦いは?

キャプテン・マーベル
©︎MARVEL STUDIOS

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を前に、最初にして最強のヒーローとして単独映画が公開された『キャプテン・マーベル』(2019)。彼女の単独続編についても、ケヴィン・ファイギはコミコンで触れていました。 『キャプテン・マーベル2(仮題)』は、「今回は時間がなくて話せなかった」として上げられたタイトルのひとつで、公式な発表はされていませんが、製作は決定しているようです。

「ブラックパンサー2」

ワカンダの王、今度の敵は誰?

ブラックパンサー
©MARVEL STUDIOS/DISNEY

アフリカ人ヒーローを主人公とし、世界中で大ヒットとなった『ブラックパンサー』(2018)の続編製作も正式に決定しています。 アフリカの歴史や文化をふんだんに取り入れた本作は絶賛され、全米興行収入7億ドル、世界興行収入13億ドルを記録しました。また、ブラックパンサーはその後『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にも登場し、活躍しました。 『ブラックパンサー2(仮題)』の監督には、前作からライアン・クーグラーが続投することが明らかになっています。主人公ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンはもちろん、前作のキャストの大半カムバックするといわれています。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3」

祝!J.ガン監督復帰!

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
©︎Supplied by LMK

シリーズを成功に導いてきたジェームズ・ガン監督が過去の不適切なツイートを理由に解雇され、先行きが不透明になっていた本作。しかし、2019年3月にガンの復帰が決定し、ファンはもちろんキャストも喜びに沸きました。 ガンはディズニーから解雇されている間にDCコミックを原作としたリブート版『ザ・スーサイド・スクワッド』の脚本・監督を務めることが決定していたため、まずはこちらの製作が優先となります。The Hollywood Reporterによると、「スースク」の製作に一段落がつき次第、2020年から「GotG 3」の撮影に入る予定とのこと。 ストーリーの詳細はわかっていませんが、米Deadlineによると監督は本作で「ロケットの物語に区切りをつけたい」と考えているとか。 主要キャスト5人(クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、デヴィッド・バイティスタ)の続投も予定されており、ファンは首を長くして待っています。

「ファンタスティック・フォー」

3度目の映画化でMCUに参戦!

『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』
©️Supplied by Landmark Media/zetaimage

マーベル最初期のヒーローチームである「ファンタスティック・フォー」の映画は、2005年と2007年にシリーズ2作、2015年にリブート版が製作されました。しかし、いずれもあまり評価はよくなかったようです。 2019年7月のサンディエゴ・コミコンで、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギは彼らがMCUに参戦することを発表しました。詳細は明らかになっていませんが、どうやらフェーズ5以降に登場するもよう。 全身が伸縮自在のミスター・ファンタスティック、身体を透明にすることができるインビジブル・ウーマン、自ら炎に包まれる能力を持つヒューマン・トーチ、岩のような身体で怪力を発揮するザ・シングの4人組のキャストなど、続報を待ちたいですね。

MCU以外で公開が予定されているマーベル映画は?

マーベル・コミックを原作とした作品を製作しているのはディズニー/マーベルだけではありません。2019年に『X-MEN:ダークフェニックス』で幕を閉じた「X-MEN」シリーズを製作していた20世紀フォックスや、「スパイダーマン」シリーズをマーベルと共同製作をしているソニー・ピクチャーズなど、そのほかの会社でもマーベル映画を製作しています。 では、2019年以降にディズニー/マーベル以外から公開されるマーベル映画をチェックしてみましょう。

「ザ・ニュー・ミュータンツ」(2020年4月3日公開予定)

若きミュータントたちの恐怖体験

『ニュー・ミュータンツ』は、「X-MEN」シリーズのスピンオフであると同時に、シリーズ初のホラー映画。 その能力によって過ちを犯した若きミュータントたちがある場所に集められ、悔い改めると同時に恐ろしい体験をするという本作。これまでのシリーズには登場していないミュータントたちが描かれるとのことで、注目を集めています。 映画『スプリット』(2016)で多重人格者に誘拐される女子高生ケイシー・クックを演じたアニャ・テイラー=ジョイや、Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス』(2016〜)主人公グループのひとり、ウィルの兄ジョナサンを演じるチャーリー・ヒートンら若手人気俳優が出演。また、大人気テレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011〜2019)でアリア・スタークを演じたメイジー・ウィリアムズも出演します。 公開日が何度も延期され、配信サービスでの公開も噂された本作ですが、無事に2020年4月3日に全米で劇場公開されることが決定しました。

「モービウス」(2020年7月10日全米公開予定)

ヴィラン主人公の作品第2弾

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And so it begins...#MORBIUS ✂️✂️????????

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2018年に公開された『ヴェノム』につづき、スパイダーマンのヴィランを主人公とするスピンオフ作品の公開が決定しています。 今回の主人公は「モービウス」と呼ばれる吸血鬼。彼は自身の病気を治すための実験に失敗し、吸血鬼のような体質となった人間です。 本作の主演は『ダラス・バイヤーズ・クラブ』(2013)でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『スーサイド・スクワッド』(2016)ではジョーカー役を演じたジャレッド・レト。レトは自身のInstagramに、モービウス役のためにそれまで伸ばしていたヒゲを剃る動画を投稿しています。 脚本は『パワーレンジャー』(2017)などのマット・サザマとバーク・シャープレスのコンビ。監督は『チャイルド44 森に消えた子供たち』(2015)などで知られるダニエル・エスピノーサが務めます。 製作を担当するソニー・ピクチャーズは“タイトル未定”のマーベル映画を2020年7月10日に、また“マーベル映画の続編”を同年10月2日に公開を予定していると発表。 そのうち7月に公開されるものが『モービウス(仮題)』であると判明しました。

「ヴェノム2」(2020年10月2日全米公開予定)

愛されヴィランの続編が製作へ

ヴェノム
©&TM 2018 MARVEL

2018年10月に全米公開、日本でも11月に公開され大ヒットとなったスパイダーマンの人気ヴィランを主人公としたスピンオフ『ヴェノム』の続編製作が発表されました。 前作は、トム・ハーディ演じるエディ・ブロックが宇宙から来た寄生生命体シンビオートに寄生され、驚異的な身体能力を持ち、人間を捕食するヴェノムとなってしまう物語です。 エディとヴェノムの共存関係を描き、意外にも「ヴェノムがかわいい」と評判になった本作の続編はどうなるのでしょうか。 2018年12月現在、前作で共同脚本を務めたジェフ・ピンカーは続投しない可能性があるといわれています。 また、ピンカーはエンターテイメント・サイトDiscussing Filmのインタビューで、今後のシリーズでスパイダーマンと共演する可能性もゼロではないと語りました。 公開日は「マーベル映画の続編が2020年10月2日に公開される」とソニー・ピクチャーズが先立って発表していた通りになりそうです。

「X-フォース」(公開日未定)

あの“鬼ヤバ最強チーム”が帰ってくる!?

デッドプール2
©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

『デッドプール2』(2018)で結成されたヒーローチームの活躍を描く『Xフォース(仮題)』も製作企画が進行中です。 しかし、「あれ、Xフォースって『デッドプール2』で……」と思った人もいるでしょう。企画進行中の本作について2018年現在発表されているキャストは、ケーブル役のジョシュ・ブローリン、ドミノ役のザジー・ビーツ、そしてデッドプール役のライアン・レイノルズのみ。 本作の監督・脚本は、大人気を誇ったテレビシリーズ『LOST』(2004〜2010) や映画『オデッセイ』(2015)、またNetflixオリジナルシリーズ『デアデビル』(2015〜)や『ディフェンダーズ』(2017)の脚本を担当したドリュー・ゴダードに決定。 「デッドプール」シリーズの次回作ということで、やはりR指定になることが予想されています。

今後も盛りだくさんのマーベル映画に期待大

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でフェーズ3を締めくくったMCU。フェーズ4からの展開にも大きな注目が集まっていましたが、今回の発表はサプライズの連続でした。フェーズ4では、フェーズ3までに登場したヒーローの単独作が少ないのが残念ですが、MCUの世界が大きく広がっていくことが予想されます。 また、「X-MEN」シリーズも2019年の『X-MEN:ダーク・フェニックス』で終焉を迎え、2019年以降に公開が予定されている新たなミュータントたちの物語や、ヴィランを主人公としたスピンオフにも要注目。 これからもマーベル映画の勢いは衰えそうにありませんね!