2023年3月13日更新

「Get Ready!(ゲットレディ)」のあらすじネタバレを最終回まで!納得の結末で続編希望も?

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「Get Ready!(ゲットレディ)」あらすじと見どころ

多額の報酬と超人的なオペ技術でどんな手術も請け負う、通称「エース」と呼ばれる波佐間永介(妻夫木聡)。正体不明の闇医者チームを率いる彼が患者を選ぶ基準はただ1つです。それは患者に「生き延びる価値」があるのかどうか。 仮面で素顔を隠し、現在の医療技術では不可能な医療を成功させる彼らのオペは、エースの「Get Ready」の一声で始まります。 エースの相棒は、通称「ジョーカー」と呼ばれる下山田譲(藤原竜也)。エースとのある出会いがきっかけで、闇医者チームと患者の交渉役になります。 彼らが秘密裏に医療行為を行う理由は何なのか?なぜ患者に生き延びる価値を問うのか?自らの正体を仮面の裏に隠した最強医療チームが、患者の人生にメスを入れていきます……。

「ブラックジャック」に似ている?独特な世界観

本作の法外な治療費で高難度のオペを請け負う設定や、妻夫木聡演じるエースの白髪交じりの髪型は漫画『ブラック・ジャック』を連想させますね。 『Get Ready!』はオリジナル脚本のため『ブラック・ジャック』は原作ではないものの、明らかに制作陣が意識していることは間違いないでしょう。 チームメンバーを「エース」「ジョーカー」などとコードネームで呼び合う、AIの手術マシンを使って処置する、患者の命の価値を判断する……などと、少し「厨二病」っぽい演出も話題に。 “よくある”医療ドラマとは一風変わった世界観が楽しめそうです。

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第1話のあらすじとネタバレ

あらすじ

エースこと羽佐間永介(妻夫木聡)は、多額の報酬と引き換えに違法なオペをする闇医者チームの執刀医。 ある日、副総理の羽場(伊武雅刀)が大学病院に運ばれ、「二度と歩くことはできない」と告げられてしまいます。そんな羽場のもとにジョーカーこと下山田譲(藤原竜也)が現れます。彼は闇医者チームと患者の交渉人で、羽場との交渉が成立するかと思いきや、そこにエースが現れ「お前に生き延びる価値はあるのか?」と問うのでした。 その後闇医者チームは、突然の余命宣告を受けた投資家の渋谷(池松壮亮)を標的とします。彼らは、渋谷にどんな治療を施すのでしょうか――。

ネタバレ

エースは羽場の経済対策のせいで国民が苦しんでいることを理由に、彼には生き延びる価値がないと断じます。結果、羽場との交渉は決裂し手術はおこなわないことになりました。 一方、渋谷は資産運用会社のCEOとして順風満帆の人生を送っていましたが、病に倒れ余命は残り半年だと宣告されてしまいます。彼はジョーカーから800億円での治療を持ちかけられ、その話に乗ろうと決意。 エースは、渋谷が過去におこなった企業買収のせいで苦しんだ人間もいることを気にしており、手術に乗り気ではありませんでした。しかし、死を前にして初心を取り戻した彼を見て、少しずつ考えが変わっていきます。 エースの「Get Ready!」の掛け声で始まる手術。無事オペが終了した後、エースはジョーカーに「100億回収しろよ」と、さりげなく700億も値引きした請求を伝えるのでした。

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第2話のあらすじとネタバレ

あらすじ

裏口入学や裏口寄付金プロジェクトなど、汚い手口で大金を得てきたことで知られる城和大学。その理事長である坊城(柄本明)はもちろん金の亡者として知られていました。 あるとき坊城は息子で副理事長の康之(三浦貴大)から理事長を辞めさせられたうえ、ガンが見つかり余命数ヶ月と宣告させられてしまいます。 早速ジョーカー(藤原竜也)は坊城のもとへ交渉へ向かいますが、彼の返事はたとえ自分の命がかかっているとしても「2億円以上は払えない」というもの。手術の話はきっぱりと断られてしまいました。 エースは坊城が語った「金のない理想は無意味」という言葉がどうも気になります。やがて金の亡者の隠された秘密が明らかになり……?

ネタバレ

坊城は表面だけみれば悪どいことをやっているようで、実は医療格差のない世界を作ることを目指していました。少しでも多くの患者を救うため、僻地に病院を新しく建設する計画も立てています。 そんな彼の「理想」のために必要になるのが莫大な資金。だからこそ彼は金に執着し、少しでも多くの金額を集めようとしていたのです。 話を聞いた闇医者チームは、坊城に動画配信でその思いを伝えさせたうえで治療をほどこすことに。エースも彼には生き延びる価値があると結論づけたのでした。 オペは無事に成功し、エースたちは10億の報酬を受け取ります。実はエースが坊城の手術を決意したのは、彼がかつて坊城のおかげでオックスフォード大学で学べたという背景があったからでもありました。

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第3話のあらすじとネタバレ

あらすじ

とある連続殺人事件を追いかける闇医者チーム。警察が捜査を始めようとするなか、エース(妻夫木聡)は周りの反対にもかまわず被害者たちを治し続けます。 一方、事件の犯人である安達(杉本哲太)もエースの患者の1人でした。実は彼が殺人犯になったのには、とある知られざるワケがあったのです。 チーム一同はどうにか警察にバレないよう安達を助けようとするのですが……。

ネタバレ

安達が殺人に手を染めた理由は、とある事件の復讐でした。今回の連続殺人事件の被害者である西口、福本、恩田の3名は、かつて安達の娘に性的暴行をはたらき殺害した悪人だったのです。しかも本人たちはまったく罪の意識を感じていません。 安達は末期の原発性脊髄腫瘍に侵されており、エースに依頼して延命治療を受けるはずでした。しかし恩田が予定より早く出所したため、安達は手術を受けることなく復讐を行うことにします。 エースはそんな安達の動向を追い、彼が襲った被害者たちを治療していました。すべては、彼が殺人者として獄中で死ぬことのないように。復讐については否定せず、それでも「娘さんはあんたを人殺しにするために生まれてきたわけではない」というエースの言葉に、安達は心揺さぶられました。 その後安達はエースの手術を受け、無事元気になって警察に出頭します。復讐相手の3人はいまだに反省していません。しかしエースから嘘か真か、「劣化する糸で縫合した影響で余命は1年」と告げられ、パニックに陥るのでした。

鈴木亮平が運び屋役としてゲスト出演?!

ドラマの終盤では、闇医者チームが雇っている謎の運び屋の正体が明かされました。それはなんと俳優の鈴木亮平。豪華すぎるサプライズ出演に、SNSでは大きな話題となりました。

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第4話のあらすじとネタバレ

あらすじ

摘出できないほどの脳腫瘍を抱える天才彫刻家・洋子(美村里江)。彼女は自分の命のタイムリミットを受け入れ、自身の最高傑作を遺そうと決意します。そんな中、ジョーカー(藤原竜也)がエース(妻夫木聡)による手術の話を持ちかけにきたため、6億円で契約を結ぶことに。 しかしエースはMRI画像から、洋子が腫瘍によって発症した「後天性サヴァン症候群」であると見抜きます。つまり腫瘍を取り除いてしまった場合、洋子の彫刻家としての才能が失われかねないというのです。 自身の命と才能を天秤にかけることになった洋子は、果たしてどんな選択をするのでしょうか。

ネタバレ

洋子の境遇にクイーン(松下奈緒)は共感をおぼえます。彼女はかつて優秀なジュエリーデザイナーでした。精巧な人工ダイヤを完成させてしまったせいで裏社会の人間から命を狙われた彼女は、エースに整形してもらって別人として生きることに。そして医療知識ゼロの状態から勉強し、現在に至ります。 しかし才能より命を選んだクイーンに対し、洋子は自身の才能を選びました。手術はおこなったのですが、腫瘍をすべて取り除くことなく、一時的に症状をやわらげる程度にとどめていたのです。 彫刻家として生き続けることを選んだ洋子。彼女は「死を見つめる獣」という作品を完成させ、この世を去りました。

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第5話のあらすじとネタバレ

あらすじ

闇医者チームの「クローバー」こと石川智明(小林勝也)は、特殊機械を担当するメンバー。表の顔は、町工場「石川精機工業」の職人です。スペードは(日向亘)は仮面のメンテナンスのため彼に会いに行った際、エース(妻夫木聡)とジョーカー(藤原竜也)の関係を聞くことになりました。 一方、エースは若年性アルツハイマーの患者・渚(小島藤子)と彼女の夫・健二(高橋光臣)に出会い、ジョーカーに手術の交渉をするよう言いつけます。やがてジョーカーは彼らにまつわるとある事実を知るのですが……。

ネタバレ

4年前ジョーカーは、敏腕弁護士として順風満帆の人生を送っていたはずが、急性壊死性膵炎で余命1ヶ月を宣告されてしまいました。絶望のどん底に落ちた彼は、とあるバーで偶然エースと出会い、見ず知らずの彼に自分の境遇を愚痴ります。そして紆余曲折のすえ彼に治療してもらことに……。 実は健二はかつてのジョーカーと同じ病気を患っていましたが、妻は自分を忘れてしまうのだから生きる意味はないと思っていました。しかしジョーカーやエースの説得に心動かされ、彼は手術を受けることにします。健二とジョーカー、交錯する現在と過去の手術は、どちらも成功に終わりました。 かつてエースによって命を救われたジョーカーは、それがきっかけで彼の腕を“絶望の淵に立つ人を救う”ために活かしたいと思うように。こうして今の闇医者チームが始まったのでした。

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第6話のあらすじとネタバレ

あらすじ

ジョーカー(藤原竜也)が次なる患者候補として挙げたのは、パティシエの嶋崎(鶴見辰吾)。彼はさまざまな壁を乗り越え世界的なパティシエになったにもかかわらず、1年前に病気で余命宣告を受けてしまいます。 実は嶋崎は、エース(妻夫木聡)のパティスリー「カーサブランシェ」によく来る女子高生・水面(當真あみ)の父親でした。 その後、水面のようすが妙だと気づいたエースは、クイーンに調査を頼んで父娘の事情を知ることになります。そして水面に対し、父親に「生きる価値があるのか」と問いかけるのですが……?

ネタバレ

嶋崎は病気になって以来水面に暴力を振るっていました。だからこそ彼女は今の父が嫌いだと言い、彼の命を救う必要はないと答えます。 しかしそんな中、嶋崎は病院を抜け出して水面のためにケーキと置き手紙を残しました。それを見てかつての優しかった父親のことを思い出す水面。彼女は深く後悔し、その直後にエースに接触されたときには「お父さんを助けてください」という答えを出します。 一方、嶋崎は娘に対する罪を死んで償おうと考えていましたが、ジョーカーから生きて償うよう言われ、手術を受けることに。手術は無事成功し、父娘の確執も解消されたのでした。

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第7話のあらすじとネタバレ

あらすじ

スペード(日向亘)の初恋相手である望月遙(畑芽育)が、校舎から飛び降り自殺を図り意識不明の重体に。遙の友人である岡田夏美(池間夏海)によれば、彼女が追い詰められた原因はいじめだったといいます。 助けを求められた仮面ドクターズですが、エース(妻夫木聡)は自殺した人間を救う必要はないと冷たく応えました。その後遙を救うため単独行動を始めたスペードは、予想外の事実を知ることになります。

ネタバレ

夏美は理事長の娘・里佳がいじめの首謀者といいましたが、それは嘘。遙をいじめていたのは担任の林(前田亜季)でした。夏美と里佳は遙を救いたいと願い、共謀していたのです。 林は理事長と愛人関係にあり、それをいいことに好き放題していました。遙は母に心配をかけたくないがあまり相談することができず、最悪の手段を選んでしまったのです。 すべてを知ったエースは、仲間たちの奮闘に免じて手術をすることに。しかし無事助かった遙は、学校に戻ったその日林を刺してしまうのでした。不幸中の幸いか、林は軽傷で済みましたが、なんとも後味の悪い結末です……。

第8話のあらすじネタバレ

あらすじ

第8話はついにエース(妻夫木聡)の過去エピソード。かつての彼――天野は、外科医としての才能と自信にあふれる優秀な若者でした。 天野には真田(榎木孝明)という恩師がいましたが、あるときオペに対する考えの違いから決別。そして剣持(鹿賀丈史)のいる医大へ籍を移します。そこで天野が出会ったのは青葉という名の少女でした。 エースが「生きる価値」にこだわる理由、そして剣持との因縁についても明らかにされていきます。

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ネタバレ

青葉は臓器を提供してくれるドナーがいなければ助かることができない病気でした。天野は彼女の主治医となり、必ず治してあげるという約束をします。 しかしそんな中、堂前という不動産業界の重鎮が権力に物を言わせて、青葉に移植されるはずだった臓器を横取り。その裏で手を引いていたのは剣持でしたが、天野と真田は何も知らないままハメられ、医療界を追われてしまうのでした。 臓器提供を受けられなかった青葉は亡くなり、天野は絶望を味わいます。その後真田も無実を証明できないまま帰らぬ人となっており、この一連の出来事は天野――エースの心に深い傷を残しました。 そして現在。ついに警察が仮面ドクターズの素性を突き止めてしまいます。エースたちは今後どうなっていくのでしょうか……!?

第9話のあらすじネタバレ

あらすじ

警察の手が仮面ドクターズに迫る中、剣持(鹿賀丈史)の娘・玲於奈(結城モエ)が病に倒れます。彼女の病状はかなり進行しており、普通の医師ではもはやどうすることもできない状態です。 そこでエース(妻夫木聡)とジョーカー(藤原竜也)は、彼女を救うかどうかで激しく対立することに。因縁の相手との対決を果たしたいエースと、正体がバレるリスクを避けたいジョーカー。果たしてチームは最終的にどんな選択をするのでしょうか。 そんな中警視副総監・高城(沢村一樹)も動き出し、警察が本格的に捜査を開始するのでした……。

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ネタバレ

エースは仮面をつけて剣持の前に姿を現すと、娘の手術を引き受ける2つの条件を提示します。ひとつは剣持の財産をすべて支払うこと、もうひとつは臓器移植の不正を認めることです。剣持がその条件を呑んだため、エースはオペを開始。 手術は無事に成功し、玲於奈は一命をとりとめました。しかし剣持が過去の罪について告白した後、すぐに仮面ドクターズが執刀をしたというタイミングの良さから、エースの正体が暴かれ始めます……。 その後真田家のお墓参りに行ったエースは、剣持と鉢合わせます。その際謝罪とお礼を伝えられた彼は、「なんのことでしょうか?」ととぼけて立ち去るのでした。

第10話のあらすじとネタバレ

あらすじ

幼い娘を救ってほしいという母親から依頼を受けた闇医者チーム。 しかしエース(妻夫木聡)は患者とかつて救えなかった少女・青葉を重ね合わせてしまい、まともにオペをできなくなってしまいます。果たして彼は過去のトラウマを無事に乗り越えることができるのでしょうか。 一方、高城(沢村一樹)率いる警察の手も闇医者チームに忍び寄ります。ジョーカー(藤原竜也)はこのピンチを乗り越えるため、とある作戦に打って出るのですが……。

ネタバレ

手術を前に青葉の母親・広江(菊池亜希子)と再会したエースは、彼女が臓器移植を支援する活動をしているという話を聞きます。彼女の胸には青葉の妹である赤ちゃんの姿があり、エースも抱っこさせてもらうことに。 広江から「たくさんの命を救ってください」と背中を押され、エースは少女の手術を無事成功させます。その後警察の目もあったため、闇医者チームは解散することに……。 そんな中エースはジョーカーからとある依頼をされ、日本とアメリカとの今後の関係にかかわる重大なオペを引き受けます。ジョーカーはこのオペを引き受ける代わりに、自分以外の仲間の罪を見逃すよう交渉していたのです。 それから月日が経ち、ジョーカーが出所したタイミングで闇医者チームは再結成されるのでした……!

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最終回の結末は視聴者に好評!

『Get Ready!』の最終回は明るく前向きなものだったこともあり、視聴者から好評を得ています。 特にエースが過去のトラウマを乗り越え、医者としての決意を新たにしたところは感慨深いものがありました。闇を抱えていた彼がきちんと救われたというのも、評価のポイントでしょう。 全体的に中二病っぽい演出やコミカルなやり取りなどが取り入れられつつ、締めるところはきっちり締められているという印象でした。 ラストがタイトルバックで決まるところもカッコよかったですね。

続編希望の声も!実現可能性はいかに?

ラストでは一度解散した闇医者チームが再結成されており、そのためファンのあいだでは続編を希望する声もあがっています。 たしかに今回の10話だけできれいにまとまっており、メンバーそれぞれの過去も掘り下げられましたが、まだ続きを書こうと思えばいくらでも書けそうな終わり方でしたね。 堤監督はこれまでにも『ケイゾク』からの「SPEC」や「トリック」など、シリーズ作品を数多く生み出してきたので、『Get Ready!』も人気次第ではそうなっていくのかもしれません。

波佐間永介(エース)役/妻夫木聡

妻夫木聡
©ホリプロ

妻夫木聡演じる通称「エース」こと波佐間永介は、正体不明の闇医者チームを率いる天才執刀医。表の顔はパティスリー「カーサブランシェ」のパティシエで、裏の顔は多額の報酬と引き換えに患者にオペを行う闇医者チームの絶対的存在という役どころです。 妻夫木は、スペシャルドラマ『すばらしい日々』(1998年)で役者デビュー後、映画『ウォーターボーイズ』(2001年)、映画『悪人』(2010年)など多くの人気作品に出演。コメディからシリアスな役までこなすその演技力で、役者としての確固たる地位を築いてきました。 妻夫木は本作に出演が決定し「日曜劇場ではなかなか見られないドラマになっていると思う。今回演じる波佐間が生きる意味を問うように、僕自身もその意味を問いただしながら役を作り上げていきたい。」とコメントしています。

下山田譲(ジョーカー)役/藤原竜也

藤原竜也

藤原竜也演じる通称「ジョーカー」こと下山田譲は、エースの相棒として暗躍。普段は国際弁護士として活躍し、裏ではエースがオペをする患者との交渉役を担う役どころです。 藤原は、舞台『身毒丸』(1997年)で俳優デビューしたのち、映画『バトル・ロワイヤル』(2000年)、映画「カイジ」シリーズ(2009年~)などに出演し、超演技派俳優として舞台・映画・ドラマなど多岐にわたり活躍しています。 藤原は今回の出演にあたり「闇医者チームが斬新で、ストーリー展開も新しく、とてもやりがいのある作品だと感じた。全貌がまだわからないので、エースたちが過去に何があってどのようにチームを組んだのかが興味深いところ。ジョーカーの役柄同様、妻夫木くんを出演者みんなで支えながらやっていきたい」とドラマへの意欲を語りました。

依田沙姫(クイーン)役/松下奈緒

クイーンの通称で知られる依田沙姫は、超一流の腕前を持つオペナースです。自分の意見をまっすぐにぶつけるタイプで、誰が相手でも遠慮することがありません。エースとジョーカーとは固い信頼関係で結ばれています。 そんなクイーンを演じるのは女優の松下奈緒。彼女はNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(2010年)でブレイクし、その後も『花の鎖』(2013年)や『レッドアイズ 監視捜査班』(2021年)といった作品に出演してきました。 今回の出演にあたって彼女は、撮影開始の数カ月前から医療指導を受けたといいます。どんな腕前を見せてくれるのかとても楽しみですね!

白瀬剛人(スペード)役/日向亘

白瀬剛人(通称・スペード)は若き天才ハッカーで、闇医者チームの活躍に多大な貢献をしています。カルテ情報を盗み出したり監視カメラをダウンさせたり、エースたちが手術に専念するために欠かせない存在です。 スペード役の日向亘は、映画とドラマの連動作品『太陽は動かない』(2020-21年)でデビューを果たした新人俳優です。『姉ちゃんの恋人』(2020年)で主人公の弟役を好演し、『仮面ライダーリバイス』(2021年)にも出演するなど、今後のさらなる活躍が期待されています。

「Get Ready!(ゲットレディ)」その他のキャスト

大学病院のメンバー

染谷慈恩役 (外科医) 一ノ瀬颯
橋本芙美役 (外科医) 橋本マナミ
幾田洋一役 (外科医) 中山麻聖
汐留明役 (研修医) 田野倉雄太
台場虹江役 (研修医) 長見玲亜
剣持理三役 (大学病院院長) 鹿賀丈史
剣持玲於奈役 (院長の娘) 結城モエ

その他登場人物

嶋崎水面役 (「カーサブランシェ」に通う女子高生) 當真あみ

演出は『ケイゾク』「SPEC」の堤幸彦

堤幸彦

新日曜劇場『Get Ready!』を手掛けるのは、演出家・堤幸彦。 今なお根強い人気のある、映画「TRICK」シリーズ(2002年~)やドラマ『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』(2010年)をはじめ、ドラマ「金田一少年の事件簿」シリーズ(1995年~)、映画『十二人の死にたい子供たち』(2020年)など、多くの人気作品を生み出しています。 『TRICK』や『SPEC』などにあげられる「堤節」が強い作品の独特の世界観は、世代を問わず多くの人々から支持されています。コメディでもオカルトチックな要素が挿入される、裏番組をいじるような小ネタを挟むなど、「堤幸彦ワールド」が作品の中で繰り広げられているのも人気の理由。 また、効果音やカメラワークを駆使した演出が得意で、重要な場面や登場人物の心境の変化を強く主張させているのが堤幸彦作品の特徴です。カットを多用しているため、どんなに世界観が型破りでも洗練された作品として完成していることも、堤幸彦作品ならでは。

「Get Ready!(ゲットレディ)」のあらすじネタバレをチェック!

妻夫木聡が藤原竜也と約20年ぶりにタッグを組んだ、新日曜劇場『Get Ready!』が2023年1月期より放送開始。演出家に堤幸彦を迎え、今までにない新しい医療エンターテインメントが幕を開けます。 各話のあらすじとネタバレは毎週更新していきます。