2023年3月4日更新

スレッタ・マーキュリーは何者!?男にも女にもモテモテの最強ヒロイン現る【ガンダム 水星の魔女】

このページにはプロモーションが含まれています
水星の魔女 スレッタ

総集編が放送され、いよいよ後半戦に突入する『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。 新事実の発覚と衝撃的なラストを迎えた6話から、7話の放送を首を長くして待っていた方も多いのではないでしょうか? そこで本記事では物語のこれからを握る、スレッタ・マーキュリーの魅力、そしてその正体について徹底解説していきます。 ※この記事は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。

AD

スレッタ・マーキュリーのプロフィール

水星の魔女 スレッタ
©創通・サンライズ・MBS
異名 水星ちゃん
所属 アスティカシア高等専門学園 パイロット科
年齢 17歳
搭乗機 ガンダム・エアリアル
声優 市ノ瀬加那

スレッタはガンダムTVシリーズにおいて初の女性主人公で、水星からアスティカシア学園に編入してきた、どこかコミュニケーション慣れしていない少女です。 しかし元から持つ正義感からくる芯の強さと、モビルスーツに乗った時に見せる別人のような冷静を持ちます。 学園のエースであるグエル・ジェダークとの決闘に勝利し、編入早々「学園最強」となってしまった結果、学園中から注目されることになってしまいます。 かなりの人たらし性質で、作中ではスレッタに好意を向ける人物間で熾烈な争奪戦が繰り広げられており、まさしく少女漫画主人公並みのモテヒロインです。

圧倒的モテヒロイン!男も女も魅了するスレッタの攻略歴

攻略対象①:ミオリネ・レンブラン

本作のメインヒロインで、主人公であるスレッタの婚約者です。 学園理事長である父親デリングの決定によって、学園内で行われる「決闘」の最優秀者である「ホルダー」と婚約を結ばされることになっていたました。 そのため現在は転校早々学園のエースを倒し、ホルダーとなったスレッタの婚約者となっているのです。 自分をトロフィー扱いする学園からの脱出を邪魔したスレッタに、当初はキツく接していましたが、トロフィーでも、デリングの娘でもなく「ミオリネ」として接してくれるスレッタに、次第に心を開いていきます。 因みに婚約者であるスレッタがエランらと親密であることには、「多少の浮気くらいは許す」と柔軟な一面も見せています。

AD

攻略対象②:グエル・ジェダーク

学園のエース、財閥の御曹司、傲慢な性格という少女漫画なら真っ先に攻略される要素を兼ね備えた、かつてのミオリネの婚約者です。 傲慢な性格をしていますが、それは「親の言いなり」であることへの苛立ちや、「ジェタークの御曹司」としか見ない周囲への不満の表れでもあると言えます。 それも相まり、2度の決闘を経て自身をジェタークではなく、「グエル」として認めてくれたスレッタに惚れ、決闘後に思わず求婚する姿を見せました。 その後はスレッタに「お前のことなんか全然好きじゃない」とツンデレのテンプレのようなセリフを放ったり、スレッタを傷つけたエランに決闘を申し込む漢気を見せています。 そんな彼を「令和の道明寺司」と呼ぶ声も少なくありません。

攻略対象③:エラン・ケレス

「氷の君」という異名を持ち、人とは最低限のコミニュケーションしか取らず、他者に興味を示さないまさしく孤高の美少年です。 しかし唯一転校生であるスレッタには「君に興味がある」と語り、彼女にだけは優しさや気遣いを見せる「ヒロインの前では人間らしい」という、これまた少女漫画的な一面を持っています。 一度はスレッタと袂を分かち、エアリアルを奪うために決闘を行いましたが、「エランを知ろう」と諦めなかったスレッタの姿に今度こそ攻略されました。この決闘後再び会う約束をしていた2人でしたが……。 余談ですがファンの間ではグエルが道明寺司で、こちらは「令和の花沢類」的ポジションと語られています。

AD

スレッタの操縦するエアリアルとは

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 ガンダム・エアリアル
©創通・サンライズ・MBS

スレッタが操るガンダム・エアリアルは、GUNDフォーマットと呼ばれる技術を用いたGUND-ARMと呼ばれるモビルスーツの1機です。 パーメットと呼ばれる元素を用いて、パイロットと機体間の情報共有を行うことで、機体を自在に操ることが可能になり、通常のモビルスーツを遥かに凌駕する性能を持ちます。 しかしこのGUNDフォーマットは性能を引き出そうとすると、パーメットの逆流によりパイロットの生命に関わるダメージを起こすという、致命的な欠陥を持つ技術でもあります。 しかしエアリアルに関しては欠点を克服しており、この特徴がエレッタを取り巻く謎にも関係してきます。

スレッタはプロローグに出てきた少女ではない?【ネタバレ注意】

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・MBS

水星の魔女本編の前日談として放送されたプロローグでは、「エリクト・サマヤ」という少女が登場しています。 シン・セー開発公社CEOプロスペラの正体であるエルノラの娘ということから、この少女が後にスレッタを名乗っていると思われていました。 しかし話が進むにつれエリクト=スレッタとすると辻褄が合わない情報が、続々と明らかになったのです。そう考察されるに至った2つの事実を紹介させていただきます。

時系列的にエリクトとスレッタの年齢が合わない!?

エリクトが水星に移住するきっかけとなった「ヴァナディース機関襲撃事件」時において、彼女は当時4歳の誕生日を迎えたばかりでした。そして作中本編の学園編入時にスレッタは17歳となっています。 しかしアニメ6話にて、プロスペラのヴァナディース時代の後輩だったベルメリア・ウィンストンから「今更21年前の復讐なんて」という発言があったのです。 このことからヴァナディース機関襲撃事件は21年前の出来事だったと考えられます。 つまり事件当時4歳だったエリクトが、21年経っているのなら25歳になっていると考えられます。ですがスレッタは17歳で、2人が同一人物だった場合この年齢の齟齬はあり得ないのです。

AD

「エアリアルは私の娘」発言!

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 エリクト・サマヤ
©創通・サンライズ・MBS

アニメ6話冒頭でプロスペラは「エアリアルは勝つわ私の娘だもの」と発言しています。彼女が技術者であることを考えれば、自分の開発したものを娘のように扱うのは不自然ではないかもしれません。 しかしYOASOBIによるOP「祝福」の原作小説である『ゆりかごの星』では、明確にエアリアルには意志があることが描かれており、プロスペラのことを「お母さん」と呼んでいます。 またガンダムはその技術の欠点ゆえ、パイロットの命に関わる負担を強いることになります。しかし劇中においてエアリアルはその欠点を克服しており、スレッタには何の負担もかかってないように見られます。 しかし劇中屈指の性能を持つエアリアルを、本当にノーリスクで動かせるなんてことあるのでしょうか? 仮にスレッタには負担がかからないとして、その負担は誰が肩代わりしているのか?エアリアルの意志の正体は? そしてスレッタ=エリクトではないのなら、エリクトはどこにいってしまったのか……?

母の復讐にスレッタは巻き込まれる?

ガンダム 水星の魔女
©創通・サンライズ・MBS

ベルメリアの発言から、プロスペラは「ヴァナディース襲撃事件」において、夫や恩師、多くの仲間達を奪われたことへの復讐を果たそうとしていることが分かります。 また原作小説においてプロスペラは、襲撃事件の首謀者であるデリングの娘ミオリネが学園で行われる「決闘の賞品」になったことを知り、エアリアルとスレッタを送り込むことにしたのです。 つまりスレッタは、復讐相手であるデリングへ辿り着くための駒として母親に利用されているのかもれません。 プロスペラの最初の娘であるエリクトの行方は?そしてエリクトでないならスレッタは何者なのか?ますますこの物語から目が離せませんね。