【ネタバレ】「ストレンジャー・シングス5」全話あらすじ解説!ラストからvol2の展開を考察
ついに2025年11月から最終シーズンの配信が始まった『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。 この記事では、「ストレンジャー・シングス5」の配信日やVol.1の各話あらすじ・ネタバレ、Vol.2の展開予想などについて、現在わかっている情報から解説&考察していきます。 ※この記事は「ストレンジャー・シングス」シーズン5までのネタバレを含みます。読み進める際は注意してください。
タップできる目次
- 「ストレンジャー・シングス5」あらすじ【ネタバレなし】
- 第1話「潜入、ふたたび」ネタバレ
- 第2話「ホリー・ウィラーの失踪」ネタバレ
- 第3話「ターンボウ・トラップ」ネタバレ
- 第4話「魔術師」ネタバレ
- 「ストレンジャー・シングス5」で明らかになる?これまでの疑問点まとめ
- 「ストレンジャー・シングス5」Vol2で見逃せない今後の展開を考察
- 「ストレンジャー・シングス5」の登場人物【新キャラクター】
- 「ストレンジャー・シングス5」の舞台は何年後?新しい拠点はラジオ局・WSQK
- 【見どころ】エディの死を乗り越えたダスティンに注目?
- 【見どころ】シーズン5のラストは感動的なものに?
- 「ストレンジャー・シングス5」各話タイトル・本編時間・配信日
- 「ストレンジャー・シングス」のスピンオフ制作が進んでいる?
- 「ストレンジャー・シングス5」Vol.2は2025年12月26日配信開始!
「ストレンジャー・シングス5」あらすじ【ネタバレなし】
シーズン5のあらすじ
シーズン4でエルたちはヴェクナを弱らせたものの、ホーキンスにゲートが開いてしまい、ついに「裏側の世界」による現実世界の侵略が始まってしまいました。 エルたちはヴェクナを再び見つけ倒すため団結しますが、一方政府はホーキンス全体を軍の管理対象とし、エルを諸悪の根源と見立てて彼女の捜索を強化します。 ホーキンス最後の戦いが、いま、始まります――。
第1話「潜入、ふたたび」ネタバレ

1983年11月12日。裏側の世界で、ウィルはヴェクナに口になにかを流し込まれます。 1987年11月3日。軍隊に閉鎖されたホーキンスでは、残った一部の市民が暮らしていました。そんななか、厳しく自己鍛錬に励むエル。マレーは基地から極秘資料を持ち出し、軍は予定より早い今夜、裏側への潜入作戦を決行することをチームに伝えます。 その資料を元に、ロビンがラジオ放送で暗号を送ります。高校にいたマイクたちと、ラジオ局にいたナンシーたちは、それぞれ潜入作戦の手順を確認。彼らはこれまで、何度も裏側の世界に潜入し、ヴェクナが本当に滅んだのか調査していました。しかし確信が持てず、ヴェクナが消滅した証拠を見つけるまで、潜入をつづけることにしたのです。 軍の施設の一角では、ドクター・ケイが裏側の世界の研究をしていました。しかし彼女は限界が近づいていると言い、「あの少女が必要だ」と言います。 見えない友達「ワトシットさん」のせいで学校に保護者を呼び出されてしまったホリーに、マイクは「英雄ホリー」の人形渡し、怖いときは「ワトシットさん」ではなく「英雄ホリー」に頼るよう教えます。彼女はマイクにもらった人形でお守りのネックレスを作りました。 そしていよいよホッパーが軍事基地に潜入。軍隊とともに裏側へ入り込みます。同時にスティーブとジョナサンも出発。しかしホッパーの乗った軍用車はデモゴルゴンに襲われ停止していまいました。 軍人たちが次々と殺されていくなか、ウィルは裏側の世界の様子を幻視して倒れてしまいます。意識を取り戻した彼は、ナンシーとマイクの一家が危険だと警告し、ナンシーは家に戻ることに。 ホリーが自分のことで両親が言い争っていたのを聞いて泣いていると、天井の一角が赤く開き、デモゴルゴンが現れます。
第2話「ホリー・ウィラーの失踪」ネタバレ

裏側に連れ去られそうになったホリーはなんとか逃げ出し、母に助けを求め、父親もようやく異変に気づきやってきました。しかし父も母も大怪我を負い、ホリーは裏側に連れ去られてしまいます。 ナンシーとエルが駆けつけたときには、デモゴルゴンの姿はありませんでした。病院に運ばれた両親の処置を待つしかないマイクとナンシー。ナンシーはヴェクナの幻視でホリーと母が殺されるのを見たのに信じなかった自分を責めます。しかしルーカスはホリーだけが連れ去られたのはおかしい、ウィルのときと同様に、エルなら彼女を救えると言います。 ヴェクナとのつながりが切れたと感じたことはないというウィルは、ヴェクナに近づけばホリーを見つけられると言い出します。危険な提案にジョイスは大反対。 病院ではルーカスが昏睡状態のマックスに助けを求めていました。マイクはホリーが「ワトシットさん」から、怪物に狙われていると警告を受けた日にさらわれたとナンシーに話します。彼らは「ワトシットさん」を探すことに。そんななか、ロビンはジョイスに内緒でウィルの計画を実行しようとします。 裏側の世界でエルと再会したホッパーは、危険な行動をつづける彼女を諌め、亡くなった娘の話をします。そしてエルを失いたくないから自分に従ってほしいと涙を流しました。捜索をつづけたふたりは、エルの力では感知できなかった巨大な壁の前で、ホリーの靴を発見。 そのころ病院ではナンシーとマイクが母に「ワトシットさん」のことを尋ねました。彼女の話では、「ワトシットさん」は背が高い、優しい紳士で「ヘンリー」とも呼ばれていたとのこと。 ウィルとロビンは彼の幻視がホリーの視点だったことに気づき、ヴェクナは認知の集合体であることから、ウィルはヴェクナの視点でホリーを見ていたことを突き止めます。
第3話「ターンボウ・トラップ」ネタバレ

ウィルとロビンを発見したジョイスは激怒。しかしウィルは次の標的を利用すればヴェクナを止められると反発しました。ヴェクナは次の標的としていじめっ子のデレク・ターンボウを狙っていました。ヴェクナはホリーに、森には絶対に入らないことを約束させます。 一方ラジオ局に集まったメンバーたちは、デレクがデモゴルゴンに連れ去られる前に、ターンボウ一家を眠らせて誘拐する作戦を立てます。 ひとりヴェクナの家で遊んでいたホリーは、郵便受けに「ヘンリー」からのメモとコンパスが入っているのを見つけます。そこには森を抜けて岩壁に来るよう書いてありました。 マイクとルーカスはエリカの学校に行き、数日前までデレクの姉ティナと仲の良かった彼女に協力を求めます。そのころロビンとウィルは、病院でターンボウ一家を眠らせるための睡眠薬を調達しました。マレーに集めてもらった材料で、ダスティンとスティーブは車に受信機を、ナンシーとジョナサンは散弾銃の弾に発信機を取り付けます。 裏側の世界では、ホッパーが捕まえた兵士を尋問しているあいだにエルが彼の頭の中に入って、軍の秘密を探ります。どうやらドクター・ケイは、エルと同じく強力な者=“彼”を研究所に捕らえているようでした。 エリカはティナと仲直りするふりをして、ターンボウ家に睡眠薬入りのパイを届けます。しかし体型を気にするティナは食べようとせず、彼女には仕方なく注射器で睡眠薬を打つことに。その後ダスティンたちはターンボウ家を大改造し、罠を仕掛けました。 その後、彼らが待ち伏せするなかデモゴルゴンが出現。デモゴルゴンはまんまと罠にかかり、ナンシーが散弾銃を撃ち込みます。しかしデモゴルゴンは裏側の世界へ脱走。散弾銃の電波を追うダスティンたちでしたが、デレクが目を覚ましてしまったため、彼の居場所がヴェクナに知られてしまいます。 一方ホリーはメモの通りに森の中へ。彼女はそこで、マックスに出会います。
第4話「魔術師」ネタバレ

デレクがジョイスの説得を聞かず暴れ出すと、彼らのもとにデモゴルゴンがやってきます。デモゴルゴンはスティーブの車に轢かれ、裏側の世界へ。スティーブはデモゴルゴンを追って裏側に潜入することに成功しますが、そのまま車を走らせると謎の壁にぶつかってしまいました。 ウィルはヴェクナ視点で幻視した内容を語ります。そこにはホリーのほかに3人の子どもたちが尖ったものに縛り付けられていました。ウィルが語った内容から、ヴェクナはもう8人子どもを連れ去るつもりだとロビンが気づきます。 一方、ドクター・ケイはイレブンが子どもたちを連れ去ったと考え、ホーキンスにいる子どもたちをすべて基地に集めて囮にしようとしていました。 マックスは彼女を疑うホリーをなんとか説得し、岩壁の中の隠れ家へ案内します。彼女は自分がヘンリーの記憶に閉じ込められていたものの、最終的には自分の記憶にたどり着き、見舞いに来ていたルーカスが彼女の手を握っているのを感じ、生き返りかけたことを語ります。 しかし彼が手を離したときヴェクナに見つかってしまったとか。しかし岩壁のなかに逃げると、ヴェクナは怖がって追って来ませんでした。そこで2人は、一緒に脱出することを決意をします。 軍から子どもたちを救うため、トイレから子どもたちを脱出される作戦を練るマイクたち。スパイとしてデレクを送り、「ワトシットさん」を知る子どもたちを集めます。 裏側の世界でダスティンたちはホッパーたちと連絡を取り、合流することに。ダスティンは壁が円形で裏側の世界全体を囲んでいること、そしてその中心がホーキンス研究所だと突き止めました。 エルとホッパーは裏側にある軍の施設に侵入しますが見つかってしまい、エルの能力を阻害する電波が流されます。ドクター・ケイとその部下たちがエルを見つけますが、ホッパーが彼女の部隊を一掃。彼は謎の生物に捕まってしまいますがなんとか自力で抜け出し、ドクター・ケイを制圧しました。 ホッパーはエルを逃がして“彼”がいる場所で自爆しようと考えていました。それを知ったエルは、必死で彼を止めますが、聞き入れられません。 デレクの活躍で子どもたちは次々と施設を脱出。しかし水漏れが起き、兵士たちに見つかってしまいます。バラバラになりながらも、なんとか子どもたちを連れて逃げようとするマイクたち。すると裏側への亀裂が開いて、大量のデモゴルゴンが基地を襲います。混乱のなかこどもたちを導くマイクやルーカス。しかしひと足早く基地の外に出でいたロビンたちにも危機が迫ります。 裏側の基地では、エルの力を抑制する電波が鳴り止み、彼女は“彼”がいるはずの奥の部屋へ向かいます。しかし奥の部屋にいたのはカリ(エイト)でした。 ホーキンスの基地は阿鼻叫喚のなか、ヴェクナが姿を現します。彼はウィルに「子どもたちは弱いから壊しやすく、私の世界を作るのにぴったりだ」「お前が最初で、簡単に壊れてくれた」と語りました。しかしウィルはロビンの言葉でマイクと友達になったころのことを思い出し、覚醒します。 ウィルはデモゴルゴンの動きを止め、かつてヴェクナがクリッシーたちにしたように、八つ裂きにしました。
「ストレンジャー・シングス5」で明らかになる?これまでの疑問点まとめ
マックスの安否

シーズン4でヴェクナの標的となり、最終話で1度息を引き取ったマックス。エルの能力によってなんとか一命を取り留めたものの、彼女が回復するのか、それともこのまま死んでしまうのかという点が気になっていた人は多いでしょう。 第3話「ターンボウ・トラップ」ではマックスが登場し、その後彼女が「ヘンリーの監獄」に囚われていたことが明かされました。そしてホリーとともにそこから脱出することを決意したマックス。2人の作戦が成功すれば、マックスは現実世界でも目を覚ますことができるでしょう。
カリ(008)の再登場の可能性は?

カリ(008)はシーズン2に登場したキャラクター。エル(011)と同じくブレナー博士の計画の被験者であり、脱出に成功しています。 「他人に幻覚を見せる」という超能力を持ちながらも、シーズン2以降物語には登場しませんでした。ただ、研究所から生き残っている人物はヘンリー(001)とエル(011)とカリ(008)のみで、これだけの重要人物であれば再登場してもおかしくないのでは、と囁かれていました。 そんなカリは第4話で再登場。エルたちは施設の奥の部屋にはヴェクナ(ヘンリー)が囚われていると思っていましたが実際に囚われてたのはカリだったのです。エルとの再会に、彼女はよろこびの笑顔を浮かべました。
「ストレンジャー・シングス5」Vol2で見逃せない今後の展開を考察
ナンシーとジョナサンとスティーブの三角関係

シーズン4でナンシーとジョナサンのカップルは離れ離れになり、心もすれ違い、ナンシーはシーズン1でカップルだったスティーブと再び良い感じになりました。しかし、最終話で再会したナンシーとジョナサンはすぐ元の雰囲気に。2人の関係は終わっていないことが確認されました。 ところが、上記で紹介したダファー兄弟の「シーズン1でやったことに戻りたい」という言葉を考えると、ナンシーとスティーブというカップルが復活する可能性も……? スティーブはナンシーに未練はないようですが、ジョナサンは彼を警戒しているようです。またジョナサンは指輪を用意していましたが、戦いのさなか、なかなかいい雰囲気になるのは難しく、今のところ渡す機会がありません。
マックスとホリーは「ヘンリーの監獄」から抜け出せるのか

裏側の世界でホリーが連れてこられた「ワトシットさん」ことヘンリーの家は、これまでの裏側の世界とは様子が違っていました。その後、彼女はマックスに出会い、そこが「ヘンリーの監獄」であることを知ります。 彼女たちはヘンリーの「記憶」に閉じ込められており、そこから抜け出すことができれば現実世界に戻ることができるのでしょう。マックスは1度、自分の手を握るルーカスの姿を見ており、現実世界からの働きかけも必要になるかもしれません。 マックスはこの作戦には「時間がかかる」と言っていましたが、いったいどんな作戦なのでしょうか。
ウィルも超能力者だったのか

シーズン5 Vol.1では、全編に渡ってウィルがデモゴルゴンやヴェクナの意識に入り込んでいる様子が描かれていましたが、第4話ではウィルがデモゴルゴンを操り、倒すことに成功しました。その力はシーズン4で見られたヴェクナの呪いとよく似ています。 またウィルも、エルが超能力を使うときと同様に鼻血を出していました。ヴェクナに1度“壊された”彼が心の傷を克服したことで、ヴェクナとのつながりもあり力が目覚めたとも考えられます。 詳しいことはわかりませんが、今後この力がヴェクナとの戦いで発揮されることはほぼ間違いないでしょう。
ヴェクナは「居場所のない人間」のための世界を作りたい?

ヴェクナは連れ去った子どもたちについて、「居場所のない人間は、私の世界にふさわしい者たちだ」と言っていました。彼は「居場所のない人間」のための場所を作ろうとしているのでしょうか。 たしかに最初に連れ去られたウィルは、これは彼が現実世界に戻ってからわかったことですが、自身のアイデンティティに悩み、居場所を見失っていました。 もしかしたら、ヴェクナには彼なりの正義があり、ただの悪役ではないのかもしれません。
カリはなぜ囚われていたのか?ドクター・ケイの目的は?

エルの「姉妹」であるカリは、ドクター・ケイの施設の奥の部屋に囚われていました。 ドクター・ケイは子どもや罪のない人を守りたいという趣旨の発言をしています。また彼女の部下はエルのことを「化け物」と呼んでいました。 ドクター・ケイはエルやカリのような超能力を持つものを脅威とみなし、捕らえて隔離しておこうとしているのかもしれません。 Vol.2では、エルがカリを助け出し、ドクター・ケイ率いる部隊やヴェクナと戦うことになるのではないでしょうか。エルとカリ、そしてウィルという3人の超能力者がいる今、もし戦いが実現するとすれば、いくらヴェクナとはいえ苦戦を強いられることになりそうですね。 しかしそういった超能力者同士のぶつかり合いこそが、ドクター・ケイが阻止しようとしていることという可能性もあります。
ブレナー博士は本当に死んだ?

ホーキンス国立研究所の所長であるマーティン・ブレナー博士。彼の計画によりヴェクナが誕生し、エルも超能力を持つなどすべてを始めた人物と言っても過言ではないでしょう。 そんなブレナー博士ですが、シーズン4のエピソード8にてサリバン中佐の部隊に見つかり、エルをかばい銃に打たれてしまいます。 ただ、最期のシーンが描かれていないことから、まだブレナー博士が生きていることもあり得るでしょう。すべてを作り出した研究者がゆえに、最終章でも何かしら関わってくるかもしれません。
「ストレンジャー・シングス5」の登場人物【新キャラクター】

ドクター・ケイ役/リンダ・ハミルトン

シーズン5での新キャラクターとして、なんとリンダ・ハミルトンが演じるドクター・ケイが登場!ドクター・ケイは政府の謎の科学者でエルの行方を追っていました。 謎の生物を研究すると同時に、軍人としてエルを探していたドクター・ケイ。彼女は子どもや罪なき人を守りたいと言った趣旨の発言もしており、エルたち超能力者を脅威とみなしているのかもしれません。
ホリー役/ネル・フィッシャー

さらに新キャラクターのもう1人として重要人物なのが、ネル・フィッシャー演じるホリー。ホリーはナンシーとマイクの妹であり、これまでのシーズンでも登場していましたが、幼かった彼女が満を持してシーズン5に登場しました! 10歳を超えても「ワトシットさん」という“見えない友達”と会話していることが問題視されてしまうホリー。しかし「ワトシットさん」の正体はヴェクナで、裏側の世界に連れ去られてしまいます。
エディが復活する?

大人気キャラとなったエディは、「死んでいないのでは?」という噂も飛び交っていましたが、残念ながら「再登場しない」製作者のダファー兄弟が明かしました。 「死んでいないのでは?」と囁かれていた理由としては、シーズン5第6話のタイトルが「カマゾッツからの脱出」となっているから。 「カマゾッツ」というのは、マヤ神話に登場するコウモリの神の名前。エディはコウモリの大群に襲われて命を落としましたが、彼がコウモリから「脱出」するのだとしたら、復活もありえるかもとの考察が飛び交っていたのでした。
シーズン1で失踪したバーバラは?

シーズン1で失踪した、ナンシーの親友バーバラ。理不尽に裏側の世界に連れていかれた彼女は、ウィルと違って助かりませんでした。それ以降バーバラは登場しておらず、一部の視聴者からは「バーバラの悲劇に正義をもたらして欲しい」という声が上がっています。 シーズン4・Vol.1のラストでナンシーが、ヴェクナの幻覚でバーバラが失踪したプールに連れられたことから、Vol.2でバーバラが登場するのかと思われましたが実際には描かれませんでした。シーズン5ではバーバラが何らかの形で再登場するかもしれませんね。
「ストレンジャー・シングス5」の舞台は何年後?新しい拠点はラジオ局・WSQK
舞台はシーズン4の1年半後、1987年秋

シーズン5は、1987年秋のホーキンスが舞台です。シーズン4が1986年の春の話だったので、1年ほど間が空き、前シーズンでは各地でそれぞれに行動していたキャラクターたちが、ついに「裏側の世界」へのゲートが開いてしまったホーキンスで一堂に会し、最終決戦に挑みます。 「ストレンジャー・シングス」は子役が中心のシリーズのため、彼らの成長に合わせてキャラクターも成長していく必要があります。そのため、ダファー兄弟もシーズン4から5の間で「タイムジャンプはする」と当初から話していました。 ゲートが開いてから1年以上経過しており、キャラクターたちはその間に何度も裏側に潜入し、本当にヴェクナが滅びたのか確証を得ようとしていたようです。
ロビンがDJのラジオ局・WSQKが戦いの拠点

これまでマイクの家の地下室などを拠点としてきた面々ですが、シーズン5ではWSQKというラジオ局を拠点としています。 ロビンが「ロッキン・ロビン」としてDJを務める一方で、仲間たちに暗号で情報を伝える手段でもあり、トンネルの起点でもあり、作戦を考える場所としても使われています。 これまでのシリーズでも仲間たちは無線機でやりとりしていたので、そのアップグレード版としてはぴったりですね。
「ヘンリーの監獄」にも裏の世界にもある壁は一体?

ファイナルシーズンでは「壁」が鍵になりそうです。 1つは裏側の世界にある突破できない壁。エルの力を使っても穴1つ開けられなかった謎の壁は、ダスティンによると円形に裏側の世界を囲んでいるようです。 もう1つは「ヘンリーの監獄」にある岩壁。ヘンリーはその中に入ることができないため、マックスはそこに隠れ住んでいます。 この2つの「壁」はどこかでつながっているのでしょうか。もしそうだとすれば、これらの「壁」は今後の物語を左右する鍵になりそうです。
【見どころ】エディの死を乗り越えたダスティンに注目?
シーズン4から登場し大人気になりながらも、1シーズンのみで退場となってしまったエディ。彼の最期を看取ったダスティンは、その悲しみを乗り越えて成長していくようです。 無実の罪を着せられたまま命を落としたエディの評判は最悪。もちろん彼がリーダーを務めていた「ヘルファイア・クラブ」も目の敵にされています。しかしダスティンは堂々とクラブのTシャツを着て登校し、バスケ部の面々に殴られるなど、ひどい目に合わされます。 エディの最期を看取ったダスティンはやはり彼を大切に思っているようで、時折墓参りにも行っています。果たしてダスティンは、エディの汚名をすすぐことはできるのでしょうか。
【見どころ】シーズン5のラストは感動的なものに?

2025年8月、米フロリダ州で行われたイベント「FanX」にて、ジム・ホッパー役のデヴィッド・ハーバーは、詳細を伏せながらもシーズン5の結末について語りました。 彼によれば、「各キャラクターたちは“ふさわしい場所”にたどり着きます」とのこと。「シーズン1の時点ではありえないと思っていた要素が、今シーズンではとても自然に感じられるようになった。とても感動的でもあります」とコメントしています。
「ストレンジャー・シングス5」各話タイトル・本編時間・配信日
| 第1話(vol.1) | 「ミッション」(1時間8分) |
|---|---|
| 第2話(vol.1) | 「失踪」(54分) |
| 第3話(vol.1) | 「ターンボウ・トラップ」(1時間6分) |
| 第4話(vol.1) | 「魔術師」(1時間23分) |
| 第5話(vol.2) | 「ショック・ジョック」(本編時間未発表) |
| 第6話(vol.2) | 「カマゾッツからの脱出」(本編時間未発表) |
| 第7話(vol.2) | 「橋」(本編時間未発表) |
| 第8話(フィナーレ) | 「表側の世界」(本編時間未発表) |
各話のタイトルも、上記表の通り発表されています。3部構成で全8話です。シーズン4は2部構成で全9話でしたが、全話が1時間超え、最終話は142分と大ボリュームだったので、シーズン5もそれと同じくらい、もしくはそれ以上の内容の濃い大長編となることが予想されます。 また製作者の一人であるロス・ダファーの投稿により、vol.1の本編の放送時間も発表。一時期SNS上で囁かれていた各話90分から2時間の長さになるという情報はデマだったことが判明しました。
「ストレンジャー・シングス5」配信日
| Vol1(第1〜4話) | 2025年11月27日午前10時 |
|---|---|
| Vol2(第5〜7話) | 2025年12月26日午前10時 |
| フィナーレ(第8話) | 2026年1月1日午前10時 |
「ストレンジャー・シングス5」は、上記表の通りの日程で配信されます。 3部構成で全8話。Vol.1は11月に4話、Vol.2は12月に3話配信され、そしてフィナーレは2026年1月に配信予定です。 当初は2024年ごろの配信が予想されていましたが、コロナ禍に加え、2023年の5月2日から9月まで、約5ヶ月つづいた全米脚本家組合のストや同年7月から11月までつづいた全米俳優組合のストなどの影響で、制作が遅れました。
「ストレンジャー・シングス5」はいつ撮影?
「ストレンジャー・シングス5」は、2024年1月8日にアトランタに撮影が開始され、同年12月23日に公式SNSにて撮影が完了したことが発表されました。 企画・製作総指揮のロス・ダファーは、自身のInstagramにて「キャストの多くはまだ10歳か11歳の子どものころに僕らに加わった。彼らにとってはこれは単なる番組ではなく、子供時代の決定的な一部だった」とコメント。「彼らが心血を注いで完成させたものを、私たちはこれ以上ないほど誇りに思っている。来年、皆さんを分かち合えるのが待ちきれません」と綴っています。 主要キャストのエル役のミリー・ボビー・ブラウンやウィル役のノア・シュナップもインタビューやSNSでクランクアップを報告。マイク役のフィン・ウルフハードは「ショックを受けている。1年間撮影をして、友人たちや登場人物たちがいなくなるのはとても寂しい」と語っています。
「ストレンジャー・シングス」のスピンオフ制作が進んでいる?

いよいよシーズン5で完結となる「ストレンジャー・シングス」ですが、シリーズのスピンオフ企画が複数進行中との情報もあります。 2025年2月に行われたNetflixのプレスイベント「Next on Netflix」で、マット・ダファーは「『ストレンジャー・シングス』に別れを告げるわけではない」「まだ語るべき物語がたくさんある」と、新たなスピンオフ企画が現在進行中であることを認めました。 ダファー兄弟はどの企画にも深く関わっているとのことで、「『ストレンジャー・シングス』の名を冠する作品は、最高のクオリティであり、単なる繰り返しではなく存在意義があり、常に独自の道を切り拓くもの」でなくてなならないと語っています。 実際、2026年にはアニメシリーズの配信が予定されており、ここから新たな「ストレンジャー・シングス」の世界が広がっていくと思われます。
「ストレンジャー・シングス5」Vol.2は2025年12月26日配信開始!

シーズン4が気になるエンディングを迎えた「ストレンジャー・シングス」。いよいよ最終章となるシーズン5が始まりVol.2の展開も気になりますね。 エルたちと「裏側の世界」の世界の戦いは、いったいどんな決着を迎えるのか、ぜひ見届けましょう!









