「帝京平成大学のここがすごい」の本家・元ネタは?TikTokでよく聴くチョッパーの圧がすごい
『ONE PIECE』のチョッパーやナミ、ゾロがなぜか帝京平成大学を宣伝してくる謎の楽曲、通称「帝京平成大学のここがすごい」。 なぜ人気アニメのキャラ達が熱心に大学について語っている音源があるのか、気になりますよね……。 この記事では、そんな本楽曲の元ネタや、バズった理由について調査しました!
元ネタはCMの音源を使ったMAD動画
「帝京平成大学のここがすごい」の元ネタは、ピムラタクヤ氏がニコニコ動画およびYoutubeにアップした音MAD動画です。本アカウントでは他にも数本のMAD動画がアップロードされていますが、ここまでバズったのはこの動画がはじめてのようですね。 動画内では、チョパーを始めとする『ワンピース』キャラ達が、帝京平成大学のカリキュラムや魅力について、リズミカルに説明しています。 MADとは、既存の音源等を個人で切り抜いたり繋げたりして再構築した動画のことで、2000年〜2010年代にニコニコ動画を中心に流行していました。 最近はあまり耳にすることはなくなっていましたが、この楽曲がバズったことで、MAD界隈も再び盛り上がっていくかもしれませんね!
音源に使われているのはアニメ『うる星やつら』のED
ちなみにこのMADのリズム音源として使用されているのは、2022年に放送されたアニメ『うる星やつら』のエンディングテーマ「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」という曲です。 作詞・作曲・編曲はツミキ、歌は花譜による楽曲で、2023年1月時点で1,305万回再生されています。
なぜチョッパー達が帝京平成大学の紹介をしているの?
MADが元ネタなのは分かったけど、そもそもなぜチョッパーやナミ達が帝京平成大学について紹介している音源があるのかは気になりますよね。 実はこの音源は、ファミリーマート店内のCM用に帝京平成大学が作成したものでした。
ナミ役/岡村明美バージョン
ちなみに、ナミやチョッパーとして出演しているのではなく、あくまでも声優本人として出演しているようですね。 帝京平成大学はこれまでに、『新世紀エヴァンゲリオン』碇ゲンドウ役の立木文彦、「ワンピース」ナミ役の岡村明美、『名探偵コナン』安室透役の古谷徹など、若者の間で知名度のある声優や芸能人を起用し、インパクトの残す戦略をとっているようです。 このMAD動画がバズったことで、今後帝京平成大学がTikTokに注力していく、ということもあり得そうです。
TikTokパワーで応募数アップなるか?「帝京平成大学のここがすごい」の元ネタを調査してみた
この記事では、TikTokで話題の「帝京平成大学のここがすごい」という楽曲の音源を調査しました。 この動画をきっかけに帝京平成大学に興味を持った若者も少なくないはず。 これからの時代、採用担当者や広報担当者は、お堅い説明会をするよりも「いかに親しみやすいか」「いかにバズるか」に着目した方が応募数を伸ばせるのかもしれませんね。