2024年1月4日更新

「ラストマン」最終回ネタバレ・全話あらすじ!衝撃の結末に涙が止まらない

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2023年4月より放送された日曜劇場ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』。盲目のFBI捜査官を演じるのは、福山雅治。そんな福山雅治のバディを演じるのは、大泉洋です。この記事では、ドラマ「ラストマン」のあらすじやキャストについて、詳しく解説していきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。最終回のネタバレはこちらタイトルの意味などを考察

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【ネタバレなし】「ラストマン」のあらすじ

皆実広見(福山雅治)は、アメリカから期間限定で交換留学生として日本にやってきました。皆実はFBI捜査官であり、全盲。過去の事故が原因で両目の視力を失ったものの、鋭い分析力などを活かしていつも事件を解決します。 そんな皆実はFBIの中で、「ラストマン」と呼ばれています。 そんな皆実のアテンドをすることになったのは、警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(大泉洋)。護道家は代々警察庁長官を務めてきた家系ですが、心太朗はあえて現場を選び捜査一課で活躍してきました。 そんな心太朗はある出来事から、犯人を捕まえるためには手段を選ばない一面があり……。 心太朗は次期警察庁長官が期待される兄に、皆実のアテンドを託されます。バディとなった皆実と心太朗は、果たしてどんな事件に向き合っていくのでしょうか。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

「ラストマン」と呼ばれる全盲FBI捜査官の皆実(福山雅治)は、飛行機で来日します。皆実は歓迎式典で、今起こっている「無差別連続爆破事件」の犯人を逮捕すると宣言。心太朗(大泉洋)は警察上層部から、皆実の言うことを何でも聞くよう命じられたのです。 そんな時、新たな爆破が起こります。そこで皆実は優れた嗅覚や感覚を活かし、現場近くで犯人らしき男(宮沢氷魚)を捕えます。しかし皆実は男に暴行されてしまい、心太朗は急いで皆実の元に向かうも間に合わず……。男は逃げてしまったのでした。 一方爆破事件の捜査担当である、佐久良(吉田羊)率いる佐久良班。皆実の登場に戸惑いながらも、佐久良班は青いパーカーの男が茂みに紙袋を置いている防犯カメラ映像を発見します。 佐久良班はこの男を捕まえますが、この男と皆実が捕まえようとした男は別人でした。

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ネタバレ

皆実は男を捕えた時、GPSを仕込んでいました。2人はGPSの場所に向かい、心太朗は皆実の言う通り昨日男が着ていた服がベランダに干してあるのを発見。皆実が男の家を訪ねると、その男・英輔は不在で、母の直子(筒井真理子)が対応します。 皆実は目が見えないことをアピールし、直子にトイレを借ります。しかし直子に包丁で脅され、皆実は身動きが取れなくなってしまいました。 その頃佐久良班は青いパーカーの男を逮捕するも、この男はただ爆弾を置いただけで、実行犯ではありません。そして爆弾の製造者が、昨日「目の見えない男に追いかけられた」と言っていたことが判明したのです。 皆実は直子が病気であることを見抜き、脅されながらも寄り添います。その頃英輔は、学生時代に自分をいじめた警察官・植田(草川拓弥)に復讐するため、爆弾を持って交番に向かっていました。直子は「あの子を止めて!」と皆実を解放し、皆実と心太朗は急いで交番に向かいます。 皆実は、拳銃を向ける英輔に向かって歩き続けます。皆実は英輔が自分を殺さないと確信し、英輔を制圧しました。皆実は佐久良に単独行動を叱られますが、「皆さんの協力があったからです」と感謝します。 その頃護道家では、心太朗の兄・京吾(上川隆也)が父・清二(寺尾聰)に会っています。京吾は「皆実が千葉刑務所にいる鎌田の面会を請求したが、鎌田は拒否した」と伝え……。京吾は「皆実は41年前の事件を調べに来日した」と、清二に告げたのでした。

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考察

第1話のラストに、「鎌田國士」(かまたくにお)という人物が登場しました。この鎌田は、皆実が面会請求をしたものの、拒否した人物。千葉刑務所に服役していて、41年前の事件によって逮捕された人物であることが明らかになっています。 皆実は41年前の鎌田が逮捕された事件を調べるために来日したと、京吾は予想しています。よって皆実が来日させ、皆実と心太朗がバディを組むことになった理由となる、とても重要な人物である可能性が高いです。 この鎌田を演じるのは、俳優の田中喜次郎ではないかと言われています。1話のクレジットに名前が出ていたため、恐らく田中かと思います。今後かなり重要な役となりますので、鎌田の登場シーンに注目ですね。

第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

皆実(福山雅治)は、吾妻(今田美桜)を新メンバーにすると勝手に決めます。そんな時、都内の河川敷で女性の絞殺体が発見され、皆実はすぐに遺体を触り死亡推定時刻などを推測。そして心太朗(大泉洋)は、この事件が12年前の事件と似ていることに気づきます。 その事件の犯人・青柳(浜田信也)は12年前に心太朗が逮捕しましたが、最近出所したとのこと。心太朗はジャーナリスト・新城(アキラ100%)の家に押しかけ、身を寄せていた青柳に「またお前が犯人か!」と強く詰め寄ります。 するとその様子を、新城は録画し後日配信したのです。さらに心太朗が養子として護道家に入り、本当の父親は殺人犯であると暴露。 このことで、12年前の事件は誤認逮捕だったのではないか、実は心太朗が犯人だったのではないかと疑われるようになりました。

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ネタバレ

皆実も心太朗が犯人の可能性があると、FBIとして公平な立場から捜査すると青柳に伝えます。一方の心太朗は自身が人殺しの息子であることを認め、このことは過去に心太朗と交際していた佐久良(吉田羊)も驚きました。 そして皆実は12年前の事件で、心太朗が盗聴をして青柳を逮捕したこと、今回亡くなった女性に口止め料を払っていたことなどを指摘。皆実は「コンビ解消」を、心太朗に言い渡したのです。 その夜、心太朗は何者かにスタンガンで襲われ拘束されます。そこにやってきたのは、青柳と新城でした。そしてそこに、白杖をついた皆実も現れます。皆実は、青柳が犯人だと確信していました。皆実は靴に残ったローズの香りなど僅かな証拠から、最初から青柳が犯人だと分かっていたのです。 皆実は襲ってきた新城を気絶させ、青柳の肩に発砲し心太朗を救います。皆実は青柳の家を盗聴し、心太朗にGPSを仕掛けていました。皆実は日本では違法である盗聴捜査を「捜査の基本」だと言い、事件を解決したのです。 心太朗は、殺人犯の父(津田健次郎)が無期懲役で千葉刑務所に収監いることを皆実に明かします。皆実は冤罪かもと言いますが、心太朗は「もう関係ない」と言い……。こうして皆実と心太朗はバディを復活させ、乾杯したのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

若手俳優の本条海斗が、頭を殴打され遺体で発見されます。 第一発見者は、人気俳優の羽鳥(石黒賢)。皆実(福山雅治)は、羽鳥が主演の「名探偵マイホームズ」の大ファンでした。そして皆実と心太朗(大泉洋)はこれまでの功績から、正式に捜査一課に配属になることに。 皆実と心太朗は早速羽鳥の稽古場へ。現場には鍵が落ちており、皆実はすぐ羽鳥の玄関に置いてある鍵をチェックしました。羽鳥には元女優の妻・千晴(映美くらら)と赤ちゃんがおり、おしどり夫婦としても有名。事件当時は稽古場にいて、1人だったためアリバイはありませんでした。 皆実は次に、女優の真菜(山下リオ)とプロデューサーの風間(福田麻貴)の元へ。皆実はなぜか2人にハンドクリームをプレゼントしました。すると突然、羽鳥が本条殺害を自供し始めたとのこと。しかし皆実は「羽鳥は犯人ではない」と断言したのです。

ネタバレ

皆実は次に、千晴にもハンドクリームを渡します。そして関係者全員を集め、皆実は殺害現場が羽鳥の稽古場であったこと、稽古場の暖房を使って犯行時刻を犯人がずらしたことを明かしました。 そして羽鳥が真菜と不倫をしており、歯磨き粉のチューブの潰し方を見るために、女性陣にハンドクリームを渡していたと報告します。 ハンドクリームを真ん中潰していた真菜が、羽鳥の家の歯磨き粉を使っていたと知り不倫関係を見抜いた皆実。そして関係者の台本をチェックし、羽鳥の台本を持っていた風間を真犯人と指摘します。風間は羽鳥と真菜の不倫関係をバラすと脅し、羽鳥は風間の身代わりとして罪を被ったのでした。 羽鳥は不倫より殺人を選び、その方が早く芸能界に復帰できると考えていました。 実は風間も羽鳥と不倫関係にあり、風間は本条から不倫でバラすと脅されていたため殺害。そして千晴は芸能界に復帰し、羽鳥とは離婚せず世間を味方につけたのでした。 佐久良(吉田羊)は、千晴が前から羽鳥の浮気に気づいていたことを指摘。本条を使って真菜と風間を困らせようとした千晴の行動が、今回の殺人を招いたと告げます。しかし千晴は罪には問われず、「家族のために稼がないと」と撮影現場へと向かったのでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

皆実(福山雅治)が吾妻(今田美桜)とジョギングをしていると、狩野(吉田ウーロン太)という男性が突然倒れ亡くなります。狩野は亡くなる寸前、皆実に「刺された」と言い残しました。しかも手に狼のマークが刻印され、針で刺され死因が毒物であることが判明したのです。 同様の事件が3件続き、皆実と心太朗(大泉洋)は狩野の妻・君香(河井青葉)に話を聞くことに。皆実は吾妻と君香が何かを隠していると気づき追及すると、吾妻はこのマークは「痴漢撃退用のもの」と告白。君香も狩野が痴漢で訴えられ示談した経験があると告白したのです。 皆実たちは痴漢冤罪被害者の会の代表・真鍋(伊藤歩)に会い、撃退スタンプを作った経緯などを聞きます。このことは一気にニュースとなり、皆実は「絶対に痴漢はしないでください。殺される可能性があります」と会見で全国に忠告。おかげで痴漢被害が一気に激減したのです。

ネタバレ

するとこれまで亡くなった2人も痴漢で示談になった経験があると分かり、殺人事件として捜査が進みます。 そして次に松宮(前野朋哉)という男が毒針を刺され、意識を取り戻した松宮を皆実と心太朗は問い詰めます。心太朗が松宮の罪を見逃すと嘘をつくと、松宮は自身が盗撮のプロで集団痴漢の仲間がいることを明かしました。 狩野含めこれまで亡くなった4人は、松宮の仲間。リーダー格のシブという人物がある電車で痴漢をすることが分かり、皆実たちは急いで電車に乗り込みます。そして心太朗がシブに電話をかけ、皆実の聴力でシブの居場所を特定。そこにいたシブこと真犯人は、なんと真鍋だったのです。 しかし真鍋が痴漢をした男を襲おうとし、庇った吾妻が真鍋に刺されてしまいます。泉(永瀬廉)が男を逮捕し、吾妻も回復しますが、吾妻にはある過去がありました。 吾妻は陸上をしていた時、盗撮写真がネットにアップされ陸上を辞めることに。吾妻は皆実の存在に勇気づけられ、アメリカの皆実に手紙を送っていたのです。 皆実はそのことを覚えていて、吾妻と日本で出会えたことに感謝していました。ちなみに真鍋は婚約者が痴漢の冤罪で自殺し、犯行に及んだと訴えます。 しかし実際にその婚約者は冤罪ではなく本当に痴漢をしており、心太朗は真鍋に「あなたがやったことは復讐でも世直しでも何でもない」と事実を突きつけたのでした。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

人気料理系インフルエンサー・ナオンが自宅で殺害されます。皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)はすぐに現場に行き、皆実はナオンの作った料理に違和感を感じました。 皆実はインフルエンサーたちがフォロワーを競っていること、ナオンは2位で3位が青嶌(高梨臨)、そして1位はカナカナという人物であることを知ります。 皆実と心太朗は、カナカナの家を訪問します。しかしカナカナは正体を隠していて、代わりに娘の雲母(平澤宏々路)、弁護士の小久保(近藤春菜)が対応しました。すると小久保は「カナカナは狙われている」という脅迫文が届いたと明かしたのです。 一方佐久良班は、古郡(芹澤興人)という男がインフルエンサーの不正アクセスを行い、連続強盗をしていたと突き止め古郡の所在を追います。 皆実は、吾妻(今田美桜)にカナカナについて調べてもらうことに。その時、青嶌が自宅で襲われたと通報が入ったのです。

ネタバレ

青嶌は、古郡に襲われたと証言。一方吾妻は、カナカナが古郡の元妻であることを突き止めました。そして心太朗と佐久良(吉田羊)は、退院した青嶌の自宅で手料理を振る舞ってもらいます。そしてナオンを殺害し、古郡に連続強盗を指示していたのは青嶌だと告げました。 ナオンは本当は料理が作れず、スタッフに作らせていました。犯行当日、青嶌はナオンの家でドレッシングをこぼし、それを犬が踏んでいたのです。 特別なスパイスが入っていたことから、スパイスの女王・青嶌が疑われました。さらに青嶌は、古郡にナオン殺害のカモフラージュのために、連続強盗を指示していたのです。 青嶌はフォロワー獲得のため、古郡に全財産を渡す代わりに自分を襲わせていました。古郡が全て自供し、古郡はカナカナの命を守るために、脅迫文を送っていて……。その頃皆実は雲母の元へ。皆実はカナカナが雲母であることも、見抜いていました。 雲母は出ていったしまった母がお弁当を作っていることにし、インスタにアップ。母がどこかで見ていてくれていると期待していました。 その後皆実は京吾(上川隆也)に、41年前の強盗殺人事件の資料が見たいと頼みます。その事件の被害者は、皆実の両親。京吾は皆実に、協力すると約束したのでした。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

護道家の別荘で清二(寺尾聰)の誕生日パーティーが行われ、皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)も招かれます。そんな中、とある別荘で立てこもり事件が発生。立てこもったのは警備会社社長・菊知(高嶋政宏)で、自分の妻と娘・恵茉を人質にとり現金10億円を要求してきたのです。 皆実はいきなり交渉役に名乗り出ますが、SITの新井(山田純大)と対立します。しかし菊知の妻が打たれて重傷を負ったため、皆実は自分から別荘に乗り込み自ら人質となることに。そして菊知は、秘書の工藤に自分の会社から現金10億円を持って来るよう指示しました。 皆実は玄関に子供の靴がないことや、部屋と菊知の様子を察知し、これは立てこもりではなく誘拐と判断。菊知は娘を誘拐され、犯人は身代金受け渡し次第この別荘を燃やすつもりだと気づきます。 そして防犯カメラから、通報してきた宇佐美(前原滉)という男が現金の受け渡しの駐車場にいたことが発覚しました。

ネタバレ

佐久良(吉田羊)は宇佐美を確保し、皆実と菊知は別荘から脱出しようとします。その後別荘は爆発。新井のおかげで、間一髪皆実と菊知は助かりました。 実は宇佐美は菊知の息子で、幸せな暮らしをしている菊知と恵茉が許せなかったとのこと。しかし宇佐美は、恵茉の居場所を吐こうとしません。 すると心太朗は、宇佐美に拳銃を突きつけ……。目を覚ました宇佐美は、皆実に恵茉の監禁場所が爆発したと聞いて犯行手口をペラペラと喜んで話し始めます。しかし実際は、まだ爆発前。菊知が警備していた工場に心太朗が向かい、無事恵茉を救出しました。 宇佐美は親ガチャに外れたと嘆きますが、恵茉は菊知夫婦の実の娘ではありませんでした。皆実は宇佐美に、「人が人を思う気持ちに理由なんてない」と告げたのです。 その後、皆実と心太朗は、清二に改めてプレゼントを渡します。清二は心太朗が子供の頃に渡した「肩たたき券」を、まだ大事に取ってありました。 その頃泉(永瀬簾)は京吾(上川隆也)から、心太朗の実父が皆実の両親を殺害した犯人であることを聞きます。京吾は泉に、心太朗に気づかせず皆実の研修期間を終わらせるよう、忠告したのでした。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

白骨化した老人の遺体が見つかり、遺体は3年前から行方不明の資産家・葛西(小林勝也)であると判明します。容疑者は40歳下の妻・亜理紗(岡本多緒)。亜理紗は後妻業だけでなく、アメリカ大使館からスパイの可能性があると言われていたのです。 皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)はアメリカ大使館のデボラ(木村多江)に、亜理紗がスパイかどうか確かめてほしいと頼まれます。デボラは実は皆実の元妻で、しかも皆実は亜理紗と対面し、亜理紗のことが好きになったと言い出し……。皆実は、亜理紗は犯人ではないと言い出したのです。 しかし葛西は当時、大きな損失を計上。訴訟を起こされたり、亜理紗は財産のほとんどを海外に移していました。さらに亜理紗の元夫の亀島も失踪しており、亜理紗は亀島の所属する暴力団に狙われます。 尾行していた皆実と心太朗が助けに入りますが、その後亜理紗はクルーザーで逃亡しようとし、佐久良(吉田羊)に逮捕されました。

ネタバレ

しかし皆実は、それでも亜理紗は犯人ではないと断言します。実は亜理紗は亀島のDVに苦しみ、介護士の仕事で知り合った葛西に匿ってもらった過去が。その後葛西が、もみ合いの末亀島を殺してしまったのです。今回見つかった遺体は、葛西ではなく亀島。亜理紗は自首しようとした葛西を、守ろうとしました。 亜理紗は葛西を整形させ、秘書の日高という名前で一緒に行動させます。歯の治療痕も、医者に偽装させていました。亜理紗は葛西に本気で恋していましたが、本物の葛西が犯行を自供したため葛西が逮捕されたのです。 その後心太朗は、泉(永瀬廉)が皆実の部屋に隠した書類を見つけます。そこには、皆実の両親の殺害犯が心太朗の父・鎌田であると書かれていて……。やがて皆実が帰宅し、皆実は心太朗が事実を知ってしまったことに気づいたのでした。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

皆実(福山雅治)は心太朗(大泉洋)に、両親の事件のことを知った上で心太朗をアテンド役に指名したことを打ち明けます。 しかし心太朗は自分だけそのことを知らなかったと腹を立て、人材交流室室長の座を降りることに。今後皆実は、吾妻(今田美桜)が支えることになりました。 皆実と吾妻は、41年前の事件で第一発見者だった元捜査一課長に会いに行きます。その途中、皆実は急いでいる男にぶつかりました。皆実は瞬時に男が拳銃を持っていると見抜き、急いで男が乗った新潟行きのバスに乗り込みます。 すると犯人は突然発砲し、バスジャックし始めたのです。吾妻をかばった皆実は、左肩を撃たれ……。犯人は自らを清水拓海(京本大我)と名乗り、SNSで自分を拡散するよう指示。吾妻は心太朗にこのことを連絡し、佐久良(吉田羊)たちも動き出します。

ネタバレ

2年前、幼稚園で瑠璃ちゃんがバスに置き去りとなり死亡する事故が発生。運転手をしていた清水拓海が逮捕されるも、不起訴で釈放されていました。 この清水拓海と、今バスジャックしている清水拓海は顔が別人。実は今回の犯人の清水は、ネットリンチに遭っていました。 清水は同姓同名という理由からネットに顔を拡散され、仕事を失い母も亡くしました。一方吾妻と皆実は、清水の銃の弾数が知りたいとハンカチに書いて落とします。清水はネット配信を始め、瑠璃ちゃん事件の真犯人はこいつだと、運転手に銃を向け始めたのです。 そしてネットの視聴者に向け、「1番むかついてるのはお前だ!」と叫ぶ清水。清水は自分がネットリンチに遭ったことを打ち明けるも、SNSでは清水に対する誹謗中傷で溢れました。すると外で車のクラクションが鳴り、弾数は4発だというモールス信号が聞こえます。 心太朗は停車したバスに近づき、瑠璃ちゃんは事故ではなく「心臓疾患による病死」だったと清水に告げます。清水は認めず2発を発砲し、最後の1発が心太朗に当たり心太朗は倒れ込みました。しかし防弾チョッキを着ていたため無事で、清水は逮捕されたのでした。 皆実がアメリカに帰国することになり、改めて心太朗と話すことに。皆実は「41年前の事件の真実を知りたい、前に進みたい」と訴えます。 そして「もう一度私の目になってくれませんか?」という皆実に対し、心太朗はラストマン同士、41年前の事件に向き合うことを決めたのでした。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)は、吾妻(今田美桜)と泉(永瀬廉)と共に41年前の事件を調べることに。するとタイミングよく元捜査一課長・山藤(金田明夫)が上京し、皆実は対面します。山藤は事件について語りますが、何か隠しているようで……。 泉は皆実の父・誠(要潤)について調べ、誠は手の荒い地上げ屋だったことが発覚。しかし訴えられた件はいずれも不起訴になっていました。 誠は政界のドンで京吾(上川隆也)の妻の父である弓塚(石橋蓮司)とも繋がっており、誠と護道家が関わっていたことも分かります。 皆実と心太朗は、誠と地上げをしていた池上(渡辺哲)に会うことに。弓塚は大規模な公共事業を進めるために地上げをさせ、法に触れることはもみ消してきたとのこと。 池上は誠に頼まれて、昔鎌田(津田健次郎)の食堂に嫌がらせをしたと言います。しかし41年前の事件になると、頑なに口を閉ざしました。

ネタバレ

そんな時、皆実の母・勢津子(相武紗季)が働いていた料亭で、鎌田も働いていたことが発覚。鎌田は勢津子を知らないと供述していましたが、働いていた時期は重なっています。 そんな中池上の遺体が川沿いで発見され、清二(寺尾聰)は京吾に「これは事故だ」と指示しました。 皆実は池上が誰かに殺害されたと睨みますが、上の指示で事故として処理することに。泉は京吾に反発しますが、吾妻とともに池上の事件を調べることにします。 一方皆実と心太朗は、弓塚の元へ。皆実は突然弓塚に、「41年前の黒幕は弓塚先生だった」と語り始めたのです。 その頃泉は、何者かに尾行されていました。皆実や吾妻は逃げるよう伝えますが、泉はチャンスだとその男を確保しようとします。 しかしもみ合いになり、泉はお腹を刺され……。心太朗が男を追いかけ、ビルの駐車場に追い込みます。そこで振り返ったのは、なんと山藤だったのです。 山藤は「すまない」と言い、ビルから飛び降りて……。その頃皆実は、心停止した泉の心臓マッサージを繰り返していたのでした。

最終話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

池上と泉(永瀬廉)が刺された事件は、警察上層部によって捜査中止が決定します。しかし佐久良(吉田羊)たちは捜査を続け、弓塚(石橋蓮司)が黒幕と睨んでいました。 一方皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)は、鎌田(津田健次郎)と勢津子(相武紗季)が元恋人だったことを知ります。しかし勢津子は誠(要潤)に見初められて結婚。皆実と心太朗は勢津子と鎌田が働いていた料亭に行き、そこで古い顧客名簿とお香を確認しました。 そんな中、特捜部は弓塚の事務所に強制捜査に入ります。その時清二(寺尾聰)は、弓塚の不正に関する資料を心太朗に渡しました。清二は弓塚の指示で不正を行っていたことを認めますが、誠と勢津子を殺害したのは鎌田だと主張し……。

ネタバレ

皆実と心太朗は、池上を殺害したのは清二だと思い、京吾(上川隆也)に協力を依頼。無事泉も目を覚まし、皆実と心太朗と京吾は鎌田の入院する病室へ。するとそこで、清二は鎌田の点滴に何かを注射しようとしていました。 皆実は「動かないで」と言い、心太朗が清二にプレゼントした時計にGPSを仕掛けていたことを打ち明けます。そして皆実は清二がずっと守り続けていた秘密が、「私と心太朗さんが兄弟ということですよね」と突きつけました。戸籍謄本では、皆実の両親は誠と勢津子、心太朗の両親は鎌田と勢津子になっています。 しかし異父兄弟ではなく実は皆実の父親も鎌田で、2人は正真正銘の兄弟であることが分かったのです。勢津子は誠と一緒になる前に皆実を妊娠し、それを隠して誠と結婚します。それは勢津子が心臓弁膜症を患ったこと、本妻と離婚した誠が勢津子と皆実を引き取るため鎌田の店に嫌がらせをしたからでした。 その時生まれていた心太朗は、鎌田が育てることに。そして41年前、勢津子は皆実が鎌田の子であることを隠していましたが、誠にバレてしまいます。誠は妻と子を殺し、鎌田に罪をなすりつけようと計画。事件当日、勢津子が皆実を鎌田の子と認めた瞬間、誠は勢津子を殺害したのです。 誠と鎌田は階段でもみ合いになり、巻き込まれた皆実と鎌田が気絶。誠を殺害したのは、清二でした。清二は誠に弓塚と不正を行っていたことをバラすと脅され、誠を殺害。外で出くわした山藤に心太朗を助けさせ、このことは黙っておくよう指示をしたのでした。 そして逮捕された鎌田は、皆実が誠の両親に育てられること、心太朗は護道家が引き取ることを清二と約束し、息子たちのために犯人であると認めました。 清二は「立派な警察官になったな、心太朗」と両手を差し出し、心太朗が逮捕します。皆実と心太朗は鎌田の手を握り、鎌田は息子たちに囲まれながら息を引き取ったのでした。 皆実がアメリカに戻ることになりますが、心太朗になぜか「また来週」と告げます。実は皆実が泊まっていたホテルの難波(王林)は、アメリカのエージェントとして心太朗を審査。次は心太朗が交換研修生としてアメリカに来ることになったのでした。

「ラストマン」の口コミ・感想

吹き出し アイコン

ドラマ展開のテンポがちょうどよくて、毎回1時間があっという間に過ぎていきます。皆実が毎回気持ちいいほど事件を解決してくれるので、モヤモヤもなくスカっとします。皆実が視力を失い両親を亡くした事件の犯人は、心太朗の実父なのかな!?少しずつ事件の全貌が見えてきて楽しみ!

(40代女性)

吹き出し アイコン

皆実、心太朗、京吾と登場人物にそれぞれ過去があるのがすごく気になる。毎回徐々に明らかになっているが、結局親の冤罪を晴らすことになるのかな。定番のストーリーではあるがなんだかんだ見てしまいそう。5話の「インフルエンサー」を題材にした事件は、すごくリアリティがあって面白かった。いずれ同じような事件が起こりかねないと、警告しているようでした。

(30代男性)

「ラストマン」の意味とは?今後の展開を考察

タイトル「ラストマン」の意味

皆実広見はFBI時代、「ラストマン」というあだ名で呼ばれていました。ドラマのタイトルにもなっているこの「ラストマン」ですが、「鋭い分析力と嗅覚で事件を終わらせる最後の切り札」という意味があります。 皆実は全盲だからこそ、嗅覚や触覚が人より優れています。その力を活かして様々な難事件を解決してきたため、最後の切り札としてラストマンというあだ名がつきました。 早速皆実は1話から素晴らしい分析力を披露しており、ラストマンとして日本で起こる事件をどんどん解決してほしいですね。

予想できない運命とは?

「ラストマン」の番組紹介では、「その先には誰もが予想できない数奇な運命が待ち受けていたー。」という紹介がされています。 毎週皆実と心太朗、無敵な凸凹コンビが難事件に挑んでいくのですが、なんとその先には予想できない運命が待っているそうなのです。 その予想できない運命とは、「皆実が視力を失う原因となった事件と、護道家が関わっている」のではないかと予想します。 既に護道家には知られたくない秘密があるようでしたし、その秘密と皆実が視力を失い、さらに両親を亡くした事件と関わりがあるように思います。

泉と吾妻の恋はどうなる?永瀬廉×今田美桜

事件の解決だけでなく、この「ラストマン」では、護道泉の恋も描かれると予想します。 永瀬廉演じる泉は、今田美桜演じる吾妻ゆうきに片思いしているようです。しかし吾妻は皆実のことが気になるようで、恋ではなく憧れかもしれませんが、吾妻は泉の恋心には気づいていないようですね。 今後泉の片思いと、吾妻の皆実への憧れという三角関係が描かれていくのではないでしょうか。シリアスなシーンの中に、ほっこりする恋のシーンが描かれるのはとても楽しみですね。

「ラストマン」の相関図

ラストマン相関図

皆実広見役/福山雅治

福山雅治

全盲のFBI捜査官・皆実広見を演じるのは、福山雅治です。 皆実は社交性があり、常に人の輪の中心にいるような人物。優れた嗅覚などを活かして、さまざまな事件を解決する力を持っています。福山雅治がどのような全盲捜査官を演じるのか、期待ですね。 福山雅治は1969年2月6日生まれ。2019年4月に放送された、日曜劇場『集団左遷!!』以来4年ぶりの日曜劇場での主演となります。俳優としては映画『ほんの5g』(1988年)でデビューを飾り、映画『そして父になる』(2013年)では日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。 ミュージシャン、写真家としても活躍しており、私生活では2015年に女優の吹石一恵と結婚しました。

護道心太朗役/大泉洋

大泉洋(真戸呉緒/東京喰種)
©️ciatr

警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗を演じるのは、大泉洋です。 心太朗は代々警察庁長官を務めている家に生まれますが、キャリアではなく現場を選んで第一線で捜査をしてきました。犯人を捕らえるためには手段を選ばない一面があり、警察内に敵が多く……。そんな心太朗が、今回皆実のバディとなったのです。 大泉洋は1973年4月3日生まれ。演劇ユニット「TEAM NACS」の一員であり、北海道を中心に大人気に。上京してからも『救命病棟24時』(2005年)や『ハケンの品格』(2007年)に出演し、これまで数々の映画、ドラマに出演しています。 福山と大泉の共演は、なんと大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)以来、13年ぶりの共演となります。

護道泉役/永瀬廉(King & Prince)

警視庁捜査一課・佐久良班の刑事である護道泉を演じるのは、King & Princeの永瀬廉です。由緒正しい護道家で生まれ育ち、心太朗の甥である泉。家柄を自慢することなく、とても真っすぐで曲がったことが大嫌いな性格です。 永瀬廉は、1999年1月23日生まれ。2011年にジャニーズ事務所に入所し、2018年5月に「King & Prince」としてデビュー。映画『弱虫ペダル』(2021年)には第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、俳優としても活躍中です。

吾妻ゆうき役/今田美桜

今田美桜

捜査分析センター・SSBCの分析官・吾妻ゆうきを演じるのは今田美桜です。SSBCは20090年に新設され、吾妻はPCを駆使して捜査を助けます。ある理由から皆見のことを知っており、皆実の唯一の味方でもあります。 今田美桜は、1997年3月5日生まれ。高校2年生、16歳の時にスカウトされ、『カランコエの花』(2016年)で女優デビュー。『東京リベンジャーズ』(2021年)で第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、演技の幅を広げています。

護道清二役/寺尾聰

寺尾聰

心太朗の父・護道清二を演じるのは、寺尾聰です。由緒正しき護道家を守りながら、第21代警察庁長官も務めあげました。現在は引退していますが、今も皆見の動きには目を光らせています。 寺尾聰は、1947年5月18日生まれ。父は俳優の宇野重吉で、1966年にレコードデビュー。その後は俳優・歌手として活躍。『半落ち』(2005年)の演技は大きな話題となり、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得しました。

佐久良円花役/吉田羊

吉田羊
       

捜査一課の女性警部補・佐久良円花を演じるのは、吉田羊です。佐久良は捜査一課で検挙数トップのチームを率いています。しかしある理由から心太朗とは犬猿の仲で、心太朗との関係性にも注目です。 吉田羊は、1974年2月3日生まれ。本名は、吉田羊右子(よしだ ようこ)。NHK連続テレビ小説『瞳』(2008年)での演技が俳優の中井貴一の目に留まり、『純と愛』(2021年)など話題作への出演が増えブレイクしました。

物語の鍵となる過去編キャスト

皆実勢津子役/相武紗季

相武紗季

皆実の母・勢津子を演じるのは、相武紗季です。41年前に夫とともに亡くなっており、回想シーンで登場します。幼き皆実と一緒に、優しい表情でピアノを弾いていた姿が印象的でした。 相武は2016年に結婚し、2017年10月、2020年5月に出産。自身も2児の母となり、今回皆実の母親役として出演します。『グッドワイフ』(2019年)以来、約4年ぶりの日曜劇場への出演となります。2023年から徐々に女優としての活動を再開し、今後の活躍にも期待です。

皆実誠役/要潤

要潤
    

皆実の父・誠を演じるのは、要潤です。誠も勢津子と同じく、41年前に亡くなっています。なぜ誠と勢津子は皆実を残して亡くならなければならなかったのか、その事件の全貌が徐々に明らかになっていきます。 要は『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2021年)以来、約2年ぶりの日曜劇場への出演となります。2023年4月期には連続ドラマW『フィクサー Season1』や、NHK朝ドラ『らんまん』へも出演しており、数々のドラマに引っ張りだこです。

「ラストマン」見どころは?

「ラストマン」の見どころは、やはり全盲の捜査官が活躍することです。多様性や平等が訴えられる中、こうした全盲の捜査官が活躍し事件を解決していく姿には勇気をもらえそうです。人を惹きつける能力がある皆実にも、人としての魅力を感じます。 また、凸凹で正反対の2人がバディを組んで事件に立ち向かう姿も、新たな面白味を感じられそうです。しかもその凸凹を演じるのが、福山雅治と大泉洋。どちらも味のある俳優で年齢も近く、とても豪華な共演となっている点も楽しみです。 またこのドラマは、1話完結となっています。1話ごとにスッキリした気持ちでドラマを見終えることができるのも、ドラマの魅力の1つとなりそうですね。

「ラストマン」の最終回ネタバレ【原作なし】

「ラストマン」の最終回では、皆実が全盲になった理由が明らかとなり、その事件が解決するのではないかと予想します。さらになぜ心太朗とバディになったのか、その理由も判明しそうですね。 皆実はある事件に巻き込まれ、視力を失ってしまいました。最終回ではその事件の概要が明らかとなり、皆実が全盲になったきっかけが描かれそうです。その裏で、なぜFBIと警察庁が連携することになったのかにも、深い理由がありそうですね。 しかし、「ラストマン」は原作のないオリジナルストーリーです。最終回が明らかになっていないため、ドラマを見る楽しみが増えますね。1話完結ドラマではありますが、物語は最終回へと少しずつ繋がっていくでしょう。

脚本は「TOKYO MER」『マイファミリー』の黒岩勉

「ラストマン」の脚本を務めるのは、これまで日曜劇場で数々の極上ドラマを発表してきた黒岩勉。グランメゾン東京』(2019年)や『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年)、『マイファミリー』(2022年)など、ここ数年でも黒岩の作品が数多く放送されています。 「TOKYO MER」や『マイファミリー』も、毎回ドキドキハラハラの展開が本当に面白かったですよね。今作も日曜劇場らしく、胸アツな展開になるのではないでしょうか。

「ラストマン」あらすじネタバレ!原作なしの結末に期待

「ラストマン」は豪華すぎるキャストが大集合しています。福山雅治と大泉洋の共演という点だけでも今から楽しみですし、全盲捜査官がどのように活躍し、どんな事件が待ち受けているのかも期待ですね。 この記事では、「ラストマン」の新情報について随時更新していきます。