2023年4月8日更新

【19選】『王様ランキング』名言・名シーン集!心に刻みたい名台詞をキャラ別に紹介

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王様ランキング
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会

耳が聞こえず言葉も話せない王子の冒険活劇を描いた、十日草輔による漫画『王様ランキング』。本作は2021年10月から2022年3月にかけて2クール連続でアニメ化もされています。 この記事ではそんな『王様ランキング』に登場する心に残る名言などについて、詳しく紹介します!2023年4月から放送される新作に備えて、復習しておきましょう!

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デスパー

王様ランキング デスパー
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会
声優 櫻井孝宏

冥府の王であるデスハーの弟であり、ボッジの師匠でもあるデスパーは、訓練によってボッジの隠れた才能を開花させました。自身は非力であるもののコーチングの才能がずば抜けており、これまでにベビンをはじめとする数々の弟子を輩出しています。 ※話数はアニメでの話数を表記しています。

「力なんて無くても、私達にはね、いろんな可能性があるんですよ。」

アニメ話数 7話

デスパーには相手の手を握ることで潜在能力が分かるという超能力がありましたが、それによりボッジはボッス王のような豪傑にはなれないということが分かってしまいます。力強くはなれないことを知って泣きながら立ち去ろうとするボッジに対してデスパーがかけたのが、この言葉でした。 彼の言葉を聞いたボッジは希望に満ち溢れ、彼と鍛錬をすることに決めます。1人1人が色々な可能性を持っていることを教えてくれるデスパーの言葉は、胸に響きますよね。

「1人で悩み考え、集中し、腕を磨く。孤独なことも、成功のスパイスなんです。」

アニメ話数 7話

毎日稽古場にこもりっきりで必至に鍛錬するボッジのことを心配するカゲ。どんな鍛錬をしているのか想像もつかないことで不安になっているカゲに対し、デスパーはこの言葉をかけました。同時に彼は、ボッジがくじけそうになったら声をかけてあげてほしいとも話しています。 確かに人間は孤独を感じる時に、より成長できるのかもしれません。そう考えると、彼の言葉が的を得ていることが分かります。

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「だから、自分の全てを愛しなさい!」

アニメ話数 11話

厳しい修行の末にデスパーから自分に合った武器・針剣の免許皆伝を受けたボッジは、ついに彼から離れボッス王国へと帰還することに。別れ際にデスパーがボッジにかけたのが、この言葉でした。 耳が聞こえず言葉も話せないという大きなハンデを抱えながら、これまで生きてきたボッジ。デスパーはそんな想像もできないような苦労をしてきたと思われる彼に対し、逆境を強さに変えられるような知恵を授けます。デスパーの優しさが溢れ出しているかのような言葉です。

「鍛錬は裏切りません。ピンチの時こそ、その真価が発揮される。ピンチは……最大の好機ですよ」

アニメ話数 19話

デスパーは今や正気を失ってしまった弟・オウケンの師匠も努めていました。元冥府騎士団団長だったオウケンに超能力はなかったものの身体能力は人一倍高く、日々厳しい鍛錬を重ねていました。 デスパーは四天王の1人であるドルーシから馬乗りにされている時に、鍛錬の中でデスパーからかけられた「鍛錬は裏切らない」という言葉を回想していました。弟であるオウケンまでも正しい言葉で導いていたデスパーは、どれだけできた人間なのでしょうか……。

「誰かに頼ることは、とても大切なことです」

アニメ話数 20話

デスパーは自身の弟であるオウケンを討つ際、自分にできることはもう何もないことを悟ります。一方でボッジは、自分が戦うことで周囲の人々を守ると息巻いていました。 使命感にかられながら苦悩するボッジに対して、デスパーがかけたのがこの言葉です。助けを求めるのは弱いことでも情けないことでもないという彼の言葉が、胸に深く突き刺さります。これまで1人でなんとかしようとしていたボッジにとっても、この言葉はグッときたのではないでしょうか。

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ヒリング

王様ランキング ヒリング
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会
声優 佐藤利奈

ヒリングはボッス王国の王妃で、ボッジの継母です。元僧侶で回復呪文が得意な彼女は一見きつい性格でヒステリックですが、実は優しくいつでもボッジや実子であるダイダのことを気にかけています。

「あの子は……私の子ですもの、当たり前じゃない」

アニメ話数 15話

成長したボッジの姿を見て、四天王の1人であるドルーシはしみじみと「この短期間で、本当にご立派に」と呟きます。それを聞いたボッジの継母である王妃ヒリングは、この言葉を呟きました。 ヒリングはボッジの継母であるため実際に血が繋がっているわけではありませんが、ボッジの成長を感じながら彼のことを信じ、「私の子」と言い切る姿に思わず胸が熱くなります。彼女はボッジにただ厳しかっただけでなく、心の底から彼を想っていたことが伝わってきますね。

「あなたは、自分の人生を生きなさい」

アニメ話数 23話

ダイダから王の座を譲り受け、ボッジはついに念願の王となります。しかし彼の隣には、相棒であるカゲの姿はありません。実は彼はボッジのことを想って、自ら姿を消していたのでした。 カゲがいなくなったことで意気消沈するボッジを一歩踏み出させるために、にこやかに「自分の人生を生きてもいい」ということを告げたヒリング。母である彼女の言葉を聞いたことで、ボッジは自分の人生を生きるための旅に出る決意をしました。

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「お守りというのはね、守ってもらうものであると同時に、守ってあげるものなの」

アニメ話数 23話

ヒリングはボッジにとってのカゲの存在を肌身離さず持っておくべき「お守り」に例え、ボッジとカゲは一緒にいるべきだと告げます。ボッジがカゲを守るために行動すれば結果的にいつか自分自身も守られることになるという意味合いのヒリングの言葉は、ボッジの胸に響きます。 我が子が悩み立ち止まっている時にこのような言葉をかけてくれるヒリングは、本当にいい母親であるということを再認識します。2人の間に血の繋がりはなくても、確かに愛がありますね。

カゲ

王様ランキング カゲ
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会
声優 村瀬歩

カゲは目玉のついた影のような姿が特徴で、その正体は絶滅した暗殺集団「影の一族」の生き残りです。ある日彼はボッジの心の広さと温かさに触れたことでどんな時でも彼の味方になる決意をし、旅をともにすることに。

「俺だ!」

アニメ話数 5話

これまで師と仰ぎ信頼してきたドーマスの裏切りにより、ボッジは崖の下に突き落とされてしまいます。一瞬何が起きたか分からなかったボッジでしたが状況を理解し諦めようとしたその時、カバンの中から矢が飛び出し岩にくくりつけられて一命を取り留めます。 実はカバンに潜みながらずっとボッジのことを守っていたカゲが姿を現したときに叫んだこの台詞は非常に彼らしく、どこか無邪気な可愛らしさもあります。

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「俺、本気だぜ、ボッジ!」

アニメ話数 2話

皆から「王にふさわしくない」と否定されてしまったボッジはダイダから圧倒的な力の差を見せつけられたことで、自分自身に価値がないのではないかと思い詰めてしまいます。しかしその時、ずっと近くでボッジのことを見ていたカゲが口を開き、彼に忠誠を誓います。 辛い気持ちになっていた時に本気で「どんな時でも味方でいたい」と言ってくれる友人に出会えたことは、ボッジにとってどれだけ心強かったでしょうか。そうして2人はお互いの光となり、旅に出ます。

「ボッジに俺は必要ない?何言ってんだよ……本当は、俺にボッジが必要なんだ」

王様ランキング カゲ
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会
アニメ話数 23話

ボッジの元を離れたカゲは盗みを働いていた過去を反省しながら、真面目に仕事を探します。しかし彼は影の一族だというだけで煙たがられ、なかなかうまくいきません。周りからの厳しい視線を受けた影はある日ボッジにくすぐられる夢を見て、孤独な気持ちで目を覚まします。 そこになんと、ボッジ本人が登場。光をまといながら現れたボッジは、カゲにとって太陽そのものでした。ボッジが自分にとってかけがえのない存在であることに気がついた影は、この台詞を口にするのでした。

ダイダ

王様ランキング ダイダ
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会
声優 梶裕貴

ダイダはボッス王国の第二王子で、巨人と人間のハーフです。ボッジとは対照的に文武両道で何でもそつなくこなしますが、甘やかされ大切に育てられてきたボッジに対しては歪んだ感情を抱いています

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「でも俺は、自分自身の可能性に賭けたい」

アニメ話数 4話

ダイダは魔法の鏡からボッス王の強大な力を手に入れるようにそそのかされますが、鏡に対して「自分自身の可能性に賭けたい」と返しています。最初はそのつもりで努力を重ねていた彼ですが、ある日ランキング協会から大幅なランクダウンを言い渡されたことでボッス王の力を手に入れることに。 魔法の鏡からの誘いにすぐには乗らず鏡にこの言葉を返すシーンでは、彼の意志と芯の強さが感じられます。誘いを受けた時、すぐにこの返答ができるダイダはとてもかっこいいですよね。

「もう泣くな。俺が必ず幸せにする。お前が、たくさん笑顔になれるように」

アニメ話数 23話

魔神に苦しめられていたミランジョを救い出したダイダはある決心をし、なんと皆が見ている中で彼女に公開プロポーズをします。その言葉を聞いたダイダの母・ヒリングは言葉がでなくなるほど驚き、一方でミランジョは思わず目に涙を浮かべるのでした。 ダイダはミランジョの過去を知った上で彼女のこれまでの行いを許し、この発言をします。ミランジョの辛い過去や魔神とのことを知った上でこの発言ができるなんて、ダイダは本当にいい男ですよね。

ミランジョ

王様ランキング ミランジョ
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会
声優 坂本真綾

ミランジョはとある事情により肉体を失い、精神のみが鏡の中に宿った謎の女。幼少期にダイダに鏡として与えられた彼女はダイダの良き相談相手となりながらも彼を操り、ボッス王国を滅亡させようと企んでいました

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「いくら奮闘しても、死からは逃れられないだろう」

アニメ話数 13話

ミランジョたちとボッス王国の戦いが始まり、恐ろしい冥府の魔物たちが送り込まれてきます。四天王の1人であるドルーシは魔物たちに囲まれながらも善戦し、魔物を3体打ち倒すのでした。ミランジョとアピスは彼の強さに感心しますが、ミランジョには彼がどうなるか見えていました。 ボッス王国が優勢に見えながらも、余裕のあるミランジョのこの発言。なんとも強キャラ感が漂っていて、少しかっこいいとすら思ってしまいます。

ベビン

王様ランキング べビン
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会
声優 上田燿司

ベビンはボッス王国の四天王の1人で、数多くの蛇を引き連れる蛇使いです。王国では多数の蛇を使役しながら、諜報役として裏で活躍していました。悪人面ではあるものの優しく義理人情に厚い性格で、ダイダの教育係でありながらいつもボッジのことを気にかけています。

「何事も決して楽な道などありませぬ。この時間こそがあなたを作る。周りにも、そして何より己自身に騙されないように」

アニメ話数 5話

王として即位したダイダはある日、ランキング協会の人物からランキングが転落したことを告げられショックを受けます。彼の剣術の師匠でもある四天王のベビンは、これまでダイダを守るためにあえて厳しく指導をおこなってきました。 ある日鍛錬の最中にベビンが放ったこの言葉をダイダは思い出し、ダイダの心の隙に付け入ろうとする鏡からの誘惑を突っぱねます。ベビンの厳しい指導と言葉がダイダ自身の強さとなり、いつの間にか自分を守る力となっていたのですね。

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ミツマタ

声優 佐々木望

ミツマタはベビンに仕える大蛇で、真ん中の頭部と尾の先端、左の頭の左目と右上の牙以外がない傷だらけの見た目が特徴的。彼は幼い頃にボッジとヒリングに救われており、その後国の兵士に襲われていたところを再度ベビンに救われています。

「あなたを慕う者はたくさんいます、それを忘れないで下さい」

アニメ話数 3話

ある日行方不明となったカゲを探すため、ボッジはベビンが使役している大蛇・ミツマタが暮らす洞窟を訪れます。ミツマタは主のベビンがカゲを捕らえていたことまでは教えてくれましたが、主のことは裏切れないためそれ以上は教えてくれませんでした。 悲しみに暮れるボッジの姿を見たミツマタは、カゲの安否を語った上でボッジにこの言葉をかけます。ボッジに助けられた過去を持ちながらベビンのことも裏切れないミツマタの、精一杯の優しさが見えますね。

「ボッジ様の心がお優しいのは、常に抱きしめてくれる存在があったからですね」

アニメ話数 14話

誰よりも優しい心を持つボッジは、ぐったりとした冥府の魔物の姿を見てヒリングに助けを求めます。操られていたとはいえ王国に攻め込んできた敵である魔物を回復する彼の優しさを見たミツマタは、この言葉を呟きます。 同時にミツマタも、幼い頃にベビンから抱きしめられていたことを思い出していました。ボッジの優しさは母であるシーナ王妃や継母であるヒリング王妃からたっぷりと愛情を注がれていたからこそ生まれたのですね。

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ミランジョのお母さん

声優 恒松あゆみ

ミランジョのお母さんはかつてボッス王の命を救ったことで、彼と行動を共にしていました。戦争の激化後はギャクザ国でミランジョとともに暮らしていた彼女でしたが、ある日ギャクザ国の人々に裏切られ殺害されてしまいます。

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

アニメ話数 18話

まだミランジョのお母さんがミランジョとともに暮らしていた頃、本を読んでいるミランジョに対してお母さんはこの言葉をかけます。この言葉に自分の夫の敵であるボッス王を救った彼女の広い心と優しさが表れています。 このような教えをお母さんから受けていたミランジョが、ギャクザ国の人々から真逆のことをされて見世物みされるのは納得できないですよね。ミランジョが抱える深い闇と悲しみの理由が分かります。

カゲのお母さん

声優 豊口めぐみ

カゲの母親はカゲとともに幸せに暮らしていましたが、ある日宰相ゲスランから裏切られたことで影の一族もろとも殺されてしまいます。彼女は最後まで戦い抜きますが、息子であるカゲを逃がすために自らを犠牲にするのでした。

「私達は、自分を必要としてくれたその人のために尽くすの。それが私達の灯りなのよ」

アニメ話数 2話

その見た目から、暗殺をするために生まれてきたカゲたち影の一族。そのような星の下に生まれてきたと語るカゲのお母さんは幼いカゲに対し、この言葉をかけます。 自分たちが悪いことをする代わりに自分たちを必要とする人々に光を与えるというなんとも悲しい運命ですが、この言葉がカゲの支えとなっています。

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『王様ランキング』は号泣必至の名言・名シーンの連続!

王様ランキング ボッジ
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会

この記事では、『王様ランキング』の名言について詳しく紹介しました!本作は登場人物1人1人の背景やストーリーが濃いこともあり、名言も多いです。2023年4月からは新しいアニメも始まるため、この機会にぜひ前作を見直してみてはいかがでしょうか!