漫画『大好きな妻だった』全話ネタバレあらすじ&感想!夫婦の愛を描いた泣ける漫画
インターネット上の広告で話題となった漫画『大好きな妻だった』は、読者たちの間で「泣ける漫画」だと話題になっています。 この記事では漫画『大好きな妻だった』のあらすじを、ネタバレありで詳しく紹介します。「最近泣けてない」という人は不器用な夫婦の愛が描かれた本作を読んで、デトックスをしてみてはいかがでしょうか。
1話ネタバレ感想
高橋昴と千香は、お互いにそっけないように見えながらも毎日とても仲睦まじく過ごしていました。昴はいつも自分を喜ばせようとしてくれる千香を心の底から愛していましたが、ある日そんな彼女にガンが見つかります。 余命は半年と告げられていましたが、半年後も千香は闘病しながら生きていました。毎日足繁く病室に通う昴に対し、千香は冷たく当たります。顔すら見てくれなくなった彼女の姿を見た昴は、複雑な気持ちになるのでした。 幸せな冒頭シーンから一転、場面は千香が入院しているシーンに切り替わり、それだけでも胸が苦しくなります。あれだけ仲が良かったにも関わらず豹変してしまった夫婦の関係性も、お互いの気持ちを考えると辛いですよね。
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2話ネタバレ感想
昴は会社で、毎日妻に会いに行っていることを軽々しく「愛」と言われていました。彼は愛する妻のために、自身の生活を切り詰めながら日々を過ごします。一瞬千香に毎週お小遣いを渡さなくても良いのではないかという考えが頭をよぎりますが、なんとか思いとどまる昴。 彼はコインランドリーで洗濯をしながら、千香との幸せな日々を思い出していました。その帰り道、昴に千香から「明日ケーキを買ってきて欲しい」という連絡が入ります。 千香への愛ゆえに自分はギリギリの生活をする昴の姿が健気で、切ない気持ちになります。彼が過去を回想するシーンは、「もし自分がそうなってしまったら……」と考えると涙なしでは見られません。
3話ネタバレ感想
家のソファで横になっている昴の頭に、「千香はいつ死ぬんだろう」という考えがよぎってしまいます。次の日いつもより早く病室を訪れた昴の耳に、千香と彼女の友人の会話が飛び込んできます。 最初はただの愚痴のように聞こえていた彼女の話ですが、そこで彼女は少しずつ本音を語り始めます。実は彼女は自分が死んだ後に昴が困らないよう、ワザと嫌な自分を演じていたのでした。そして彼女は友人に、「このまま内緒にしといて」と告げるのでした。 これまで千香が昴に冷たく当たっていた理由がわかってスッキリするとともに、彼女なりの愛が溢れていて涙が止まらなくなりました。また、「千香の死」を想像してしまった介護者側の昴の気持ちも痛いほど分かります。
4話ネタバレ感想
昴が病室を訪れていたことに気づいた友人は、急いでその場を去ります。千香は昴に「ウザいから早く帰って」といつものようにキツく当たりますが、彼女の本心を知ってしまった昴はそのまま千香を強く抱きしめます。 ようやく千香の嘘が暴かれたことで2人の関係性は以前のように戻りますが、その数日後に千香は息を引き取るのでした。その後昴は悲しみに暮れながらも、千香の葬儀の打ち合わせを着々と進めます。プランナーからは笑顔の遺影を進められますが、昴は最後に2人で撮った千香の泣き顔を選ぶのでした。 昴と千香が元のような関係性に戻ったところで千香が亡くなってしまい、喪失感がすごいです。最後まで千香のことを想い、彼女らしさを尊重する昴の愛の深さがよく分かるストーリーでした。
『大好きな妻だった』の感想&レビュー
『大好きな妻だった』は全4話の短い話ながらも、ストーリーが凝縮されていて引き込まれるような世界観が魅力的な作品でした。病気になってしまった千香が強がっていることが分かるシーンを読んだ時、思わず号泣してしまいました……。 結局千香は息を引き取ってしまうのですが、最後は本音で昴とぶつかり合うことができて良かったのではないでしょうか。悲しさはありつつもどこか希望が持てるようなラストシーンも、最高でした。
『大好きな妻だった』あらすじをネタバレ解説しました
この記事では広告で話題の漫画『大好きな妻だった』のあらすじをネタバレありで詳しく解説しました。 本作はコミックシーモアでも配信されているので、クーポンを利用してお得に楽しんでみてくださいね。