【千空多め】「ドクターストーン」名言ランキング！キャラ毎に心踊る名シーンを振り返ろう

「ドクターストーン」は2023年4月にアニメ第3期の放送が決定し、原作完結後も人気を伸ばし続けている大ヒット作品です。 そんな本作の人気の要因として挙げられるのが、セリフが魅力的だということ。そこで本記事では、「ドクターストーン」全26巻の中から、特に印象に残った名言30選を一挙紹介していきます！

ここからは心に響く度・シーンを思い出す度・かっこよさ・説得力といった基準をもとに作成した、編集者オリジナルの「ドクターストーン」名言ランキングを一挙紹介します。 主人公・千空の科学に対する熱意、誠実な姿勢が伝わる名言や、仲間たちとの熱い絆が垣間見える名言など、印象的なセリフの多い「ドクターストーン」。きっと1つは胸を打つセリフが見つかるはずです！ それでは早速、シチュエーションやキャラクターなども併せて、1位から30位まで順番に解説していきます。

第1位にランクインしたのは2話で復活液を完成させた時に千空が残したセリフです。復活液の実験は困難を極め、千空たちは何百回という失敗を乗り越えやっとの思いで完成にこぎつけました。 派手な実験や発明ばかりに気を取られてしまいますが、科学の進歩はトライ＆エラーの繰り返し。人々が積み上げてきた壮大な科学の歴史と、千空の科学に対する熱い思いが垣間見える印象的な名言です。科学の本質を捉えた言葉として1位に選出しました。

第2位は78話で千空が司に対して言ったセリフです。司帝国に攻め入った千空たち科学王国が奇跡の洞窟を奪い返し、千空は司に停戦を提案します。そして停戦の条件として司の妹の復活を提示。「その言葉が信じられる証拠は？」と問いかけてきた司に対して、千空は「俺の言葉だけだ」と返答しました。 千空の科学に対しての誠実さを表すと同時に、敵同士でありながらどこか通じ合う、千空と司の特別な関係性が垣間見えるシーンでした。

第3位には記念すべき1話で登場した名言がランクインしました。言葉の通り「最初の人」として、0に戻ってしまった世界を再び前進させようという千空の意思が伝わるセリフです。まさに物語の始まりに相応しいセリフといってもいいでしょう。 一方その場にいた大樹からは「男同士では無理だぞ」という天然とも冷静とも取れるツッコミが繰り出され、コメディ要素もふんだんに盛り込まれた本作の世界観を印象付けた1シーンでもありました。

司帝国の捕虜になってしまったクロムが仲間の情報を売るか、命を捨てるかの2択を迫られた時に言ったセリフ。氷月の槍で崖に吊るされ最初こそテンパるクロムでしたが、覚悟を決めてからはドシっと構えた男らしい態度を見せてくれました。 戦闘員ではないもののクロムがここぞというとき頼りになるのは、やはりこうした強靭な精神力あってのことでしょう。例え死んでも仲間は売らないという意思の強さに、思わず胸が熱くなる名言です。

氷月という強敵を相手に、千空と司が最強のタッグを組んだ80話で登場したセリフ。「科学」と「力」で氷月を撃破した2人は、地面に倒れながらも力強いハイタッチを交わしました。互いにリスペクトを持ちながらも敵対していた千空と司がようやく手を取り合う、最高に唆るシーンです。 また「唆るぜこれは」は千空の口癖であり、何度も印象的なシーンの決めセリフとして登場しています。高い壁があらわれるたび、まるで自分や周りを鼓舞するように千空はこのセリフを発しています。

サルファ剤を発明すると宣言した時に、千空がクロムたちに言ったセリフ。20話で千空たちはようやくルリの病を治す特効薬の生成に乗り出します。 千空が提案したのはとてつもない根気と人手が必要になるものの、生成できる可能性が高いサルファ剤という抗生物質。その途方もない道のりを提示した際に、千空はクロムやコハクに向かって科学の地道さを説きました。 傍から見たら天才に見える千空が言うと、なんだか言葉の重みを感じますね！

7位にランクインしたのは、千空の復活を願う大樹の心の叫びとも言える感動の名言です。司と対峙し首の骨を折られてしまった千空。 大樹は彼の首の付け根に石化が残っているのに気が付き、石化が解けるとき回復効果があることを思い出します。そして狙い通り千空の復活に成功。信頼し合う大樹と千空の強い絆が見えるセリフでした。

石化を免れた千空の父親・白夜が、いつか目覚める千空を思い残したセリフ。白夜はこれから先の未来で千空の仲間になってくれる人類を残すため、文明の崩壊した世界で命のバトンを繋ぐことに力を注ぎました。もう会えないとしてもせめて何かを残したいという、白夜の深い愛情が伺えるシーンです。 一方白夜の意思を受け取った千空も、「クククテメーの科学土産無きゃ詰んでたとこだ」「数千年越しでありがたくいただくぜ」といった名言を残しています。

9位には数少ない本作の恋愛パートで飛び出した大樹のセリフがランクインしています。1話で石化から復活し、杠を探しに行った大樹。石像となった杠を見つけた彼は、涙ながらにずっと言えなかった思いを伝えました。 3700年思い続けていた相手の変わり果てた姿を見た大樹の切ない気持ちを思うと、胸がギュっと締め付けられます。

ストーンワールドの未来に対する意見の食い違いで千空と対立した司の言葉。自分の理想とする世界に科学は不要だと考える司は、科学を捨てられない千空を手にかけてしまいます。 自らの正義のため仕方なく排除したものの、今まで誰にも心を開かなかった司が、千空に対して特別な親しみを感じていたことが分かるセリフでした。

14位には司帝国から科学王国に寝返ったゲンに対して千空が言ったセリフがランクインしました。 もともと千空の生死を確かめるためやってきたゲンは、科学王国の発展を目の当たりにして千空に寝返りを提案します。その条件となったのが1本のコーラ。掴みどころのないゲンの人間臭い部分が垣間見えた印象的なシーンでした。

文明を取り戻す大きな足がかりとなる電気を手に入れた場面で千空が言ったセリフ。金狼・銀狼やカセキといった新たな仲間を科学王国に加え、千空はついに科学の根幹・電気を発明しました。 闇に染まった世界を千空の作り出した光が明るく照らす描写は鳥肌ものです。クロムたちの感嘆する表情も相まって感動的なシーンとなりました。

16位は19話で石神村の妖術使いクロムに対して、千空が3700年前の世界について語った時に発したセリフです。 千空の話を聞き、失われた科学を惜しみ涙を流すクロム。しかし千空はそんなクロムに向かって、自信満々に全て自分の頭の中にあると断言します。そして言葉通り、千空はとんでもないスピードで科学の歩みを進めていくのです。

17位にランクインしたのは、科学を捨てろという司に対して千空が言い放ったセリフです。 科学を捨てるか、命を捨てるか、という究極の2択を迫られた千空。しかし千空は迷わず科学を取り、自分の命を諦めたのです。密かに生き延びる可能性を見出していたとはいえ、千空の科学に対する強すぎる情熱と覚悟には驚かされました。

全宇宙最強の金属・タングステンを求めて、千空・クロム・マグマの3人が洞窟へ採取に向かった場面で登場したセリフです。 つい先日まで敵対していたマグマを危険視するクロムに対して、千空は「時間がもったいない」と一蹴します。その後腹を割って話し合った結果、マグマは千空を認め、名実ともに科学王国の一員となりました。

19位には千空が瀕死の司に対して放った衝撃的なセリフがランクイン。致命傷を負った司を助けるには石化の回復効果に賭けるしかないと判断した千空は、司の体を保存するため冷凍装置を作り出します。 そして「俺を信じて殺されろ」と告げ、自らの手で司の鼓動を止めたのです。自らと科学の力を信じ、行動する千空の強さにグッときました。

21位には宝島に到着早々、仲間のほとんどか石化されてしまったシーンで千空が発した頼もしいセリフがランクインしました。 このタイミングで千空はアマリリスから石化装置の存在と秘密を伝えられます。そしてルールがあると知った千空は「科学なら負けねぇ」と自信を露わにしました。仲間たちにとって、これほど心強い言葉はないでしょう。

石化から目覚めた千空が、スイカに向けて言ったセリフです。196話では再び全人類が石化し、ただ1人スイカだけが復活を果たします。 そしてスイカは千空の残したレシピを元に7年もかけて復活液を作り出し、千空を復活させました。労いとも取れる千空の言葉を聞き、安堵した様子で涙するスイカの姿が非常に印象的でした。

千空と大樹の熱い友情を感じさせるセリフが27位にランクイン。1話で復活を果たした大樹に向かい、千空は彼が生きていると確信していたと伝えます。 現実的な千空が3700年もの間、大樹の石像が無事であること、そして石化が解けるという奇跡的な確立を信じていたとは驚きです。千空が大樹に絶対的な信頼を置いているという証でしょう。

20位の名言は3700年前に白夜がレコードに吹き込んだ千空へのメッセージです。 全人類が石化した世界で、いつか千空が必ず復活し文明を取り戻すと信じていた白夜。彼はずっと千空が目覚めたとき何が残せるか考え続けていたのです。長い時を経て、ようやく白夜の声が千空に届いたこのシーンには、思わず目頭が熱くなりました。

11位の名セリフに選ばれたのは司帝国との対決に向け、石神村を出発する際コハクが強く思った言葉です。 ついに目前に迫った司帝国との全面戦争。敵の生半可ではない強さを理解しているからこそ、コハクは「必ず戻ってくる」という強い意志と共に故郷を出発したのでしょう。千空の横で真剣な表情で旗を掲げるコハクの姿が印象的な1シーンです。

村長とルリの結婚相手の座を賭けた御前試合の最中、マントルに捕らえられたスイカに向かってコハクが告げたセリフ。 スイカを探しに行ったコハクは試合に間に合わず失格になってしまいましたが、責めることなく優しくスイカを抱きしめ安堵の言葉を口にします。コハクの愛情深さがヒシヒシと伝わってくる、ハートフルな名言でした。

大樹と杠が千空の残した科学の武器を手に、司に立ち向かったシーンで登場したセリフです。そして2人は見事司の手中から逃れ、結果的に千空を復活させるチャンスを掴みました。 言葉の通り、科学が大樹たちに獅子王司という圧倒的強者と対等に渡り合う力を与えたのです。千空・大樹・杠3人の強い絆が伝わる感動的なシーンでした。

23位には司に捕らわれた杠が千空に告げたセリフがランクインしています。杠は司に刃を向けられながらも、弱音を吐くことなく千空に生き延びろと伝えたのです。 自分の命より人類の未来を担う千空の命の方が重いと瞬時に判断した冷静さと、死を恐れない勇気に驚かされました。杠がただのか弱いヒロインではないと印象付けた名言です。

26位には千空たちの目的を知った羽京が驚きとともにこぼしたセリフがランクインしています。 司帝国に属していながら命を奪うことに抵抗を感じていた羽京は、科学王国への寝返りを求められた際「誰も死なないこと」を条件にしました。そして千空たちが破壊された石像の命すら助けようとしていることを知り、科学王国に希望を見出します。

科学王国に寝返る条件として不殺を要求した羽京が、自分の思いを吐露したセリフです。文明も法律もなくなったストーンワールドで、せめて人としてのモラルと尊厳を守りたいという羽京のプライドが垣間見えます。 そして千空が条件を承諾すると、うっすら涙を浮かべながらほっとした様子を見せ、全面的に科学王国に協力すると明言しました。

28位にランクインしたセリフは、23話で初登場となる浅霧幻(ゲン)が発した一言。普段は「バイヤーだね」「ジーマーで」といった軽口が口癖で、飄々とした雰囲気のゲンですが、このシーンでは何としても生き残るという強い野心が感じ取れました。 その一方でゲンは千空の目指す未来に感化され、勝てる確証もないまま科学王国に寝返ることを決めます。この事からゲンが単に損得だけで動く薄情者ではないということがわかりました。

石化を解かれた氷月がモズと対峙した際に発したセリフです。千空にとっても氷月の解放は賭けでしたが、結果的に彼は科学王国の味方としてモズの前に立ちはだかります。 口元の傷が治癒したせいか、どことなく優し気な雰囲気になった氷月。彼が心変わりした明確な理由は分かっていませんが、味方となった氷月の頼もしさはまさに100人力です。

御前試合でマグマと対戦した金狼が放ったセリフです。実は視力が悪いせいでずっと実力が発揮できなかった金狼。マグマの猛攻で追い詰められますが、スイカが投げ込んだレンズ入り仮面のおかげで見事逆転を果たします。 異様な仮面姿で華麗にマグマを打ち倒すというギャップが、なんともシュールで印象に残る1シーンでした。

13位は銀狼が兄・金狼に向かって言ったセリフです。氷月の襲撃で追い込まれた金狼は、自分もろとも橋を落とすよう銀狼に指示します。しかし銀狼は金狼を見殺しにはできず、泣きながら兄の言葉に逆らいました。 命がけで銀狼を守ろうとする金狼と、そんな兄を見捨てられない銀狼。美しい兄弟愛に思わずウルっとしてしまいました。

以上ciatr編集者が選ぶ「ドクターストーン」の名言ランキングTOP30でした！やはり千空の存在感がずば抜けていましたね！本作には今回紹介できなかった名言がまだまだたくさん残っています。ぜひ漫画を読んでお気に入りの名言を見つけてみてください！