2022年5月25日更新

『Dr.STONE(ドクターストーン)』最終回までネタバレあらすじ解説!石化の謎は解けるのか!?

ドクターストーン

2017年より連載を開始し、ジャンプの看板作品の1つとなった『Dr.STONE(ドクターストーン)』。舞台は人類が石化してしまうという謎の事象に見舞われてしまった地球です。そして3700年の時を経て石化から解放されたのは、科学に精通する高校生・石神千空(いしがみせんくう)。 『Dr.STONE』はそんな千空が“科学の力”を使って、地球を救おうとする物語です。仲間と共に原始の時代まで戻った地球を、現代文明に戻すため奮闘する姿が描かれています。 本記事では、そんな本作のネタバレあらすじを完結まで紹介します!その他、石化の理由についてや、第2部制作の可能性についても考察しているので最後まで読んでみてくださいね。 ※この記事は「ドクターストーン」のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

「ドクターストーン」あらすじ

ドクターストーン
©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会

「ドクターストーン」は謎の光線で全人類が石化してしまった地球を舞台に、超科学オタクな高校生・石神千空(いしがみせんくう)が科学を武器に奮闘する物語。3700年が経過して原始へと後戻りした環境の中、千空は仲間を集め、地道な実験とクラフトで科学文明を取り戻していきます。 石化から復活した友人との再会や、違う思想を持つ者との衝突の中、決して裏切らない科学の力を信じて進んでいく千空。そんな千空の最終目標は、科学の力で全人類を復活させること。 そのために千空たちは石化の謎に迫り、まさに地球規模な科学サバイバルを繰り広げていくのでした。

「ドクターストーン」は全部で何話?

「ドクターストーン」は全232話で完結。2022年3月に完結、2017年の連載開始から丸5年での完結となりました。2022年5月現在、単行本は25巻まで発売されています。最終巻となる26巻は2022年7月4日発売予定です。

「ドクターストーン」アニメの続きはどこから?

アニメは第2期まで放送されており、「STONE WARS」の終結までが描かれました。2022年夏にスペシャルアニメ『Dr.STONE 龍水』、2023年に第3期放送が予定されています。第3期までで宇宙へ行く一歩手前の「石化の真相」までが描かれるのではないでしょうか。

ネタバレ①:プロローグ(1〜12話)

地球上の全人類が石化

同級生に告白をすると声高に叫ぶ男・大木大樹(おおきたいじゅ)は、科学部の友人・石神千空からあっさりとした激励を受け、想い人である小川杠(おがわゆずりは)をクスノキの前に呼び出します。 しかしその瞬間大樹、杠そして千空の前に、学校を覆いこむほどの発光体が迫ってきました。3人はなす術なく光に飲み込まれてしまい、その発光体を体に浴びた地球上の全人類が石化してしまいます。 石化から3700年の年月が経つものの、大樹は杠を想う気持ちを糧に意識を保ち続けていました。そして大樹はとうとう石化からの復活に成功します。大樹は杠を呼び出したクスノキへと向かいました。 そこで石化しているものの、壊れることなくクスノキに守られていた杠を見て、大樹は絶対に助けることを誓います。 杠の横に、伝言のようなものを見つける大樹。大樹がその指示通りに動くと、そこには既に石化から復活していた千空が待っているのでした。

霊長類最強の高校生・獅子王司の復活!

大樹に全人類を復活させ、文明を現代まで戻すという壮大な目標を伝えた千空は、数年単位の研究の後石化復活液を完成させます。 完成品を杠に使用しようとした矢先、ライオンの群れに襲われる2人。そして千空はたまたま見つけていた霊長類最強の高校生・獅子王司(ししおうつかさ)に、復活液を使いました。 瞬時に状況を察知し、素手でライオンを倒す司。心強い仲間を手に入れたかに見えた2人でしたが、司は若者のみの繁栄を願っており、自分と思想の違うものは躊躇わずに殺す危ない人間だったのです。 全人類の復活を望む千空と司は対立してしまい、千空の科学力を恐れた司は逃走を図った彼を追いかけ、殺してしまいます。しかし千空の折られた首には、石化の残骸が大樹は石化の修復能力に賭け、彼の首に復活液を垂らすのでした

ネタバレ②:STONE WORLD THE BEGINNING(13~45話)

科学王国を建国しよう!

千空の目論見を大樹が見事に汲み取ったことで、千空は復活を遂げます。そして彼は司が自身を死んだと思っていることを利用し、大樹と杠を司の元に送り、自分は別行動で司に対抗できる“科学王国”を作る作戦を決行しました。 2人と別れた千空は謎の少女・コハクに出会い、彼女が住む村の集落に案内してもらいます。大勢の人間がいることに驚きが隠せないものの、現代の知識がほとんど備わっていないことを疑問に思う千空。そして彼はこの村の人間を、科学王国のマンパワーとして使うことを画策するのでした。

司帝国のスパイ?あさぎりゲンの登場

独学で魔法と称して科学を研究していた青年・クロムと共に、千空は村人の願いを叶える形で次々に仲間を増やしていきます。そんな中、村人が美味しい食べ物を求めていることに気付き、猫じゃらしラーメンを完成させた彼のもとに、1人の男がやってきます。 彼の名は浅霧幻(あさぎりゲン)。自分は自然復活者だと話すゲンですが、千空は司帝国のスパイだと見抜いていました。そしてゲンも、すぐさまそれを認めます。 千空が生きていたことを司に報告すれば仕事は終わりのゲンですが、千空達が村の巫女・ルリの病気を治すため作るサルファ剤の製作過程で見せた発電所の存在で、気持ちが揺らいでいました。 その日ゲンは村で勝手をする千空をよく思っていないマグマから、千空と間違えられ襲撃を受けてしまいます。重傷を負いながら村を去る間際、千空にコーラを作れるか問うゲン。そして絶対に作って見せると話す彼の言葉を聞いて、ゲンは彼と共に生きることを決めたのでした。

千空の父親・百夜の存在

サルファ剤の製作に成功し、司の妹のルリの病気を直した千空は、自身が滞在した村の名が“石神村”であると聞かされ驚きます。千空がずっと疑問に感じていた村の正体は、宇宙飛行士をしており石化を逃れていた彼の父・百夜達の子孫だったのです。 そして千空は百夜が後世に残した「百物語」を聞き、この村がいつか復活するであろう彼のために、父が残したものだと知りました。こうして千空は百夜の意志を受け継ぎ、人類を救出することを改めて誓います。そして石神村の面々も、始祖である百夜の想いを受け止めていくのでした。

ネタバレ③:STONE WARS(46~83話)

司帝国vs石神村の決戦!因縁の争いがついに決着?

千空はゲンから、司が武力での村制圧を考えていることを告げられます。千空達は司の右腕である氷月(ひょうが)の襲撃をギリギリで乗り越えるなどのいくつかのトラブルはありましたが、石神村と司帝国はお互い冬ごもりに入りました。 千空は戦いにおいての情報の大切さを説き、石神村はとうとう携帯電話の制作に着手します。携帯電話の制作途中でも“真空管の製作”や“フィラメントの調達”など、様々な壁に当たる石神村の面々。しかし彼らはその都度絆を深めながら、徐々に歩みを進めていきます。

携帯電話が完成!情報戦で勝つために

遂に原始のストーンワールドに、携帯電話が完成しました。その後ゲンの提案により、千空達はゲンの声帯模写で世界的アーティスト・リリアンの名を語ります。そして「アメリカはすでに復興している」と偽の情報を流し、司帝国を中から崩す作戦を決行したのです。 マグマとクロム、そしてゲンが、司帝国まで携帯電話を運ぶ役を担います。司帝国に忍び込み大樹が作った千空の墓に携帯電話を埋めることに成功するゲン達ですが、司帝国の羽京に見つかってしまいます。 しかし羽京は人が死ぬことを望んでおらず、死者を出さないことを条件に、千空達と手を組むのでした。

停戦協定!決め手は司の妹・未来の存在

両者完璧な準備を進め、迎えた決戦当日。千空達はものの数秒で復活液を無限に作れる洞窟を制圧するも、現れた氷月と司によって一転ピンチに陥ってしまいます。しかしコハクらの時間稼ぎの甲斐もあり、千空はニトログリセリンの調合に成功し、司と対等に話すところまでこぎつけました。 そして司が格闘家として賞金を稼いでいた理由を、**脳死状態の妹のためだったと見出す千空。そして彼は石化の修復能力があれば、妹は目覚めるかもしれないと司に話しました。これを受け、司は停戦協定に同意。*司の妹・未来に復活液をかけると、未来は目を覚ますのでした。

獅子王司がコールドスリープ!?

停戦が決まった戦いですが、虎視淡々と司の命を狙っていた氷月が彼の左胸を槍で貫きました。絶体絶命の状況から司と千空がタッグを組み、氷月を即席のスタンガンで仕留めます。しかし、司は重傷を負ってしまいました。 千空は司を助けるため、司を凍らせ流ことで命を繋ぐ方法を思いつきます。成功の鍵は、例の石化を意図的に起こす方法を見つけることができるかです。 こうして長かった司帝国との戦いは幕を閉じ、千空達は次なる道へと歩を進めるのでした

ネタバレ④:Dr. STONE(83~137話)

南米を目指せ!千空たちの新たな冒険が始まる

千空は百夜の伝言から石化の謎が南米にあることを見出し、海を渡るため帆船の制作に取り掛かります。そして海を渡る上での船長を任せるため、七海財閥の跡取り・七海龍水(ななみりゅうすい)を復活させました。 龍水は船を見て材質の問題を指摘し、作る船が機帆船となったことで、石油が必要になります。地図を使って相良油田を探し始めるも、3700年の間に日本の地形がガラリと変わってしまっていることに気付く千空。科学王国のメンバーで気球を作り、彼らは新たな地図を制作しました。

石油発見!地球の裏側へ出航

千空達はコハクの常人離れした視力と油まみれのイノシシの発見で、相良油田の発見に成功します。モーターボートでガソリンエンジンのテストも行い、さらにGPSの製作も完了した科学王国。 そんな紆余曲折ありながらも、西暦5741年9月10日科学船“ペルセウス”は完成します。そして龍水が選抜したメンバーがペルセウスに乗り込む形で、とうとう千空達は海に出ることになるのでした。 海に出た彼らは、まず百夜達が宇宙から着陸した島を目指します。百夜が残した百物語には「宝箱」という言葉が頻出しており、千空は百夜達が貴重な鉱石を残しているのではないかと考えたためです。 そしてパワーチームで乗船していた“名無し”の村人が、実は百夜の宇宙船と同じ「ソユーズ」という名前で、その宝島から流れ着いて石神村に来ていたことがわかりました。これで今から上陸する島には、石神村の分家である人間がいることが判明します。

宇宙船ソユーズの発見!?

島を発見し、まずは偵察隊として上陸する千空、コハク、ゲン、ソユーズ。しかし通信が繋がらなくなったことを不審に思ったゲンがペルセウスを望遠鏡で覗くと、クロムらが石化されているのを発見します。 そしてこの島に石化する方法を知っている者がいると分かった千空達は、島の住人・アマリリスと出会いました。 アマリリスから島の頭首が人を石化する爆弾を使って権力を振りかざしている、また自分は頭首に恨みがあり石化爆弾を奪ってやろうと考えていることを聞く千空。彼はアマリリスと共にコハクを後宮へ送り込むことに成功します。 そして頭首の住む大木に絡まった宇宙船“ソユーズ”を発見するコハク。彼女は箱に入った鉱物を千空に送ります。そして千空は鉱物の1つ「プラチナ」を元に復活液を大量に作り、龍水達を次々と復活させていくのでした。

千空たちとモズ、イバラとの戦い!

晴れて復活を果たした科学王国は、ドローンなどの科学機器を駆使して、島の実権を握る宰相・イバラや最強の戦士・モズと熱戦を繰り広げます。 一時は全員が石化されてしまいもうダメかと思われた科学王国ですが、千空が石化の瞬間に復活液を上に投げていたことで、自動で復活することに成功。 その後ドローンでの石化装置の奪い合いに発展するものの、最後は千空がイバラの石化に成功します。そして科学王国はイバラとの戦いから勝利を掴むのでした。

ネタバレ⑤:石化の真相(138話~211話)

ロケット制作宣言!月面の敵を倒しに行こう

本土に勝利の報告をしている最中、千空は何者かに通信を傍受されます。電波の方向を計測し、未知の敵がどこにいるのかを調べる千空。そして彼は、敵が「月面」にいることを割り出しました。 大樹が海底から拾って来た石像の松風(まつかぜ)を起こすと、石化装置は空から降ってきたことが判明。そして千空は月にいくため、ロケットの製作を宣言するのでした。 石化の手段を手に入れた千空は、司を生き返らせました。そして彼はとうとう世界中の人間の復活を現実のものにするため、「コーンの街」「超合金の街」「アルミの街」「数学の街」を世界各地に作る計画を立てます。世界中に街を作って、世界中で次々に人間を復活させていくのです。 最初に制作に取り掛かるのは、復活液の大事な要素であるアルコールを作るための「コーンの街」です。そして千空達は生産効率の高いコーン「イエローデント」を求め、太平洋を縦断した先にあるカリフォルニア州を目指すのでした。

ゼノの登場!飛行機のヒントを得る

長い航海を乗り切り、アメリカ大陸に到着したペルセウス。千空達は川を進みながら、コーンを探します。そんなとき、司が風に混じる銃からの硝煙の匂いに気付きます。伏せろと声がかかった瞬間、彼らを銃弾の嵐が襲いました。アメリカにも自然復活者の科学使いがいると予想する千空。 そして次には敵ボスの右腕・スタンリーが乗った飛行機が、千空達を襲います。どうやらアメリカの軍事力は科学王国よりもかなり上のようで、機転を利かせ飛行機を乗り捨てさせるのに成功した千空は、その“落とし物”をペルセウスに持ち帰ってきます。 ゲンは相手の素性を知るため、白旗を挙げながら敵本部へと潜入しました。そこで敵のボス・Dr.XENO(どくたーぜの)と初対面を果たすゲン。ゲンはゼノがプロの科学屋だと見抜きます。ゼノは元NASA研究員だったのです。 そして千空が少年期に議論を交わしたNASAの研究員。それこそが現在交戦中のDr.ゼノでした。

白熱するスパイ戦!勝つのはゼノか千空達か

一方その頃ペルセウスにも、敵からのスパイ・ルーナが送られてきます。図らずも師弟対決となり、スパイ作戦が交錯するこの戦い。 圧倒的な軍事力を持つゼノ達ですが、千空達はルーナを寝返らせることに成功し、拾った飛行機を元に改造した「空母版ペルセウス」と、クロムの掘ったトンネルで応酬します。 そして千空達はゼノの捕獲に成功し、数名の仲間を街の発展のためにアメリカ大陸に残しながらも、次なる目的地「南米」へと向かうのでした。

石化装置の山を発見!

南米に到着した千空達は、ゴムやバイク、そして新たな仲間を入手し石化爆心地を目指します。戦闘機に乗り追ってくるスタンリーを躱すことにも成功し、1番の難所であったアンデス山脈も超えていきました。 石化爆心地に近づくゲンは、広大な土地から小さい石化装置を探すことに難色を示しました。しかし千空は人類を本気で滅ぼすつもりならば光線の多段攻撃が必要であり、装置が1つでは無い可能性を示唆します。 日本を出発して4ヶ月。遂に石化爆心地に辿り着いた科学王国。その目の前には山のように積まれた石化装置が煌々と輝いているのでした。

ひとりぼっちのスイカ

石化装置の起動にダイヤモンドが必要なこと、さらにこの先のクラフトの材料確保のため、千空は石の聖地であるアマゾンの地に超合金の街を作ることを決意。同時に千空はこの地でスタンリーとの最終決戦を迎える準備を進めます。 科学王国の作戦は石化装置を使っての自爆。肝心のダイヤ電池制作が難航しますが、千空の発見を元にコーンシティー組の時計技師・ジョエルがダイヤ電池の制作に成功。ホワイマンが宇宙から送り続けていた通信によって装置を起動させ、全人類が再び石化するのでした。 数カ月後、事前に用意した装置で復活したのはスイカのみ。千空の残したメモを頼りに、スイカは7年の歳月をかけて1人で復活液を作り千空を復活させます。

ネタバレ⑥:STONE TO SPACE(212話〜231話)

宇宙飛行計画がついに始動!

次々仲間を復活させていく千空。その過程で、石化装置によって人間は不死となったことが判明します。直接ホワイマンに話をつけにいこうと、千空とゼノはタッグを組んで宇宙船開発を開始。 科学王国はゼノとロケットエンジン開発をする超合金の街に残る組、千空とニューペルセウス号で世界を回る組、そしてコーンシティー復活を目指す組の3手に分かれることに。 ロケットを動かすための数学力を欲した千空一行は、天才数学者であり龍水の兄である七海SAIを復活。彼のためにコンピューターもクラフトし、千空は片道ロケット計画を発表するのでした。

ホワイマンの正体を暴くため宇宙へ

クロムは片道計画に納得がいかず、往復ロケット計画を考案。多数決で採決され、千空はインターネットをクラフトして世界中の科学者の知識を動員します。 ロケット搭乗にはパイロットの龍水、科学者の千空、そして適性を見て戦闘員のコハクが選ばれます。しかし龍水の推薦によってスタンリーが復活し、パイロット兼戦闘員に決定。 千空・スタンリー・コハクの3人は発射とともに石化して、宇宙へと旅立ちます。宇宙で目覚めた3人はドッキング作業を進めますが、そのうちの1台に故障が発生。偶然にもその中に龍水が乗り込んでいたことで作業は完遂します。 ついに月へ到着した一行。司令船に龍水が残り、千空たち3人は「唆るぜこれは」と月面に降り立ちます。

遂にホワイマンと対面!その正体は?

ホワイマンの正体は知的生命体に寄生する機械生物でした。石化装置そのものがホワイマンだったのです。 ホワイマンは石化による永遠の命を与える代わりに、自分たちを育むことを人類に求めていました。しかし人類は彼らの想定ほど高知能ではなく、石化も歓迎しませんでした。 彼らの言い分を聞いた千空は、サシでの交渉を要求。千空は人類とホワイマンが組めばとんでもないクラフトができると説得します。ホワイマンはその可能性は0に近いと言いますが、それでも人類はたったの10年でゼロから科学文明を再興したという実績がありました。 千空の交渉にホワイマンの中の1つが興味を示します。こうして異端のホワイマン1つを手に、千空たちは地球に帰還したのです。

ネタバレ⑦:完結(最終話・232話)

地球へと帰還した一行は海に着水、救出後に大々的に表彰されます。金メダルには「E=mc²」の文字。千空は科学王国の仲間と再会を果たし、ホワイマンが去ったことで石化光線の脅威も消え去ったのでした。

大樹と杠

数年後、大樹と杠は結婚式を挙げていました。杠の両親が喜ぶ姿や、嬉し泣きするニッキーの姿も。コハクはお祝いもそこそこに豪勢な料理を堪能しています。 大樹は以前から人類を救うまで杠には告白しないと宣言していました。残念ながら大樹の告白シーンや馴れ初めは描かれませんでしたが、石化の脅威から人類を救ったことで、2人の仲は進展した様子。 スタンリーと陽が余興の射撃合戦を披露するなど、かつての仲間との交際がいまも続いていることが分かります。

あさぎりゲン

あさぎりゲンはスーツ姿で登場。彼は今もメンタリストを自称していますが、世界各国を飛び回り外交官として活躍している様子。 仕事が終わるといつもの服に着替えて日本へと帰国、フランソワが秘書を務めているのか車で迎えに来ています。多忙なスケジュールを調整して、大樹たちの結婚式へ出席していました。

クロムとルリ

結婚式でコハクはルリにクロムとの進展について尋ねます。ルリは赤面しながら、前日にクロムから今手掛けているヤバいクラフトを仕上げたら、結婚しようとプロポーズされたことを告白。ルリはそれに「はい」と答えたとのこと。 コハクはクロムのムードのかけらもないプロポーズに引いていましたが、ルリは幸せそうでした。この会話から数年後もクロムは千空となにやらヤバいクラフトに携わっていて、相変わらず科学者であることが窺えます。

千空

千空のラボにやってきた大樹が杠との結婚を宣言すると、1話を彷彿とさせるやり取りをする千空。部屋には巨大な装置があり、クロムやスイカ、カセキ、ジョエルの姿もあります。千空はタイムマシンを作って過去に石化光線を打てば、70億人を助けられると考えていたのです。 気の遠くなるロードマップを描き、「唆るぜこれは」と笑うのでした。

考察①:ホワイマンの正体とは?

ホワイマンの正体は石化装置そのものであり、この石化装置は機械の寄生生物でした。彼らが人類に目をつけたのは、知能が高い生物なら石化による永遠の命を喜んで受け入れ、その代わりに自分たちのメンテナンスをしてくれると踏んでいたから。 石化は脳を働かせるほどはやく解けるとのこと。ホワイマンにとっては人間が石化を解くのに3700年もかかったのは誤算だったのです。このホワイマンの説明から、千空が石化した瞬間から思考を止めなかったからいち早く石化から戻れたことが分かります。 ホワイマンからは千空の声がしましたが、ソナーマンの右京によると機械で作った音声とのこと。ホワイマンはゼロから文明を再建した千空という男に強い興味を持っていたと考えられます。

考察②:石化装置の仕組み

最終話で石化装置の仕組みが明かされました。科学者たちの説明によると、石化装置は生物の分子がヒッグス場から受ける抵抗を自在にコントロールできる装置とのこと。 物質はヒッグス場というプールに沈んでいることで質量を得ています。石化装置はこのプール内の水圧を自在に変えて、質量を0にしたり、抵抗を増やして石化させられるというのです。 千空はこの力を利用、重力を無視してタイムマシンを作ろうと奮闘していました。

考察③:司やスイカのその後は?

ドクターストーン あさぎりゲン コハク 氷月
©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会

ヒール役として千空の前に登場した司や氷月は結婚式にスーツで参列。自分たちがかつて侵した罪に思いを馳せ、新時代の到来を感じていました。罪悪感を抱いているようなので、今は2人とも人の役に立つような仕事をしていると予想。 スイカと龍水は千空のスペシャルプロジェクトチームとして登場していましたね。他にはゼノ、SAI、クロム、カセキ、ジョエルの姿が確認できます。 龍水はタイムマシンを完成させたいという欲、カセキは千空の役に立ちたいという思いで、いまも千空と一緒に科学に携わっているようです。 科学チームの面々は恋より科学を優先させそうなので、コハクが千空と……という未来はあったとしても科学者引退後になるのではないでしょうか。

考察④:「ドクターストーン」第2部制作はある?

ドクターストーン
©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会

ラストにタイムマシンという新たなヤバいクラフトに取り組んでいた千空。さらにゼノはせめて情報だけでも過去に送れば、という話もしています。マシン自体の完成は難しくとも、情報を過去に送って、それを受け取った過去の千空がどうするのか……という話も面白そうです。 未来の科学技術をこのまま発展させるのは難しそうなので、第2部があるとしたら過去からのスタートでしょうか。科学への入口として面白い作品だけに、第2部やスピンオフに期待したいですね。

読者の感想

総合評価
4

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ライター・T

最後までずっと希望があってよかった!SFはSFなんだけど、ちゃんと夢が見れるフィクションというか。子供の頃に出会ってたら、もう少し理系教科が好きになれてたかもしれない。あと実質的に人が死んでないのがいい。正しい少年のための漫画でした!
千空が合理的に適材適所な配置をして、自分の苦手分野はサクッと人に頼れるところも好きだったな。業を背負いすぎる主人公が世の中多いので、そういう部分も読んでいて気持ちよかったです!

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編集部・Y

科学の進歩がリセットされた世界で千空がどんどん科学製品を作り出していくストーリーが爽快。最初は千空の性格が鼻につきましたが、読んでいるうちに安心感半端ない!となってどハマりしました。俺TUEEE系が好きな人はハマると思います。
メカ千空の科学小話も地味に面白いので飛ばさずに読むことをお勧めします!

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20代男性

新連載の第1話を読んだ時点で「これはヒットする!」と感じたのですが、その時は大樹が主人公だと思っていました……。とにかく早い展開が魅力的で、クラフトの際の小難しい工程もテンポよく進めてくれるので見ていて飽きません。考察要素もありながら、アツく楽しく科学を学べる漫画です。もっと子供の頃にこの作品に出会えてたら、理系の道に進んでいたのに!

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10代男性

恋愛要素も少なく、バトルが激しいわけでもないのに、本当に科学だけでこんなに面白いのすごい!千空はもちろんだけど、その他のキャラクターもそれぞれ得意なことがあって、その得意を生かして世界をつくろうとしているので全部のキャラに愛着が湧きます。子供も大人も、誰がいつ読んでも楽しめる漫画。俺もなんか発明したい!

『Dr .STONE(ドクターストーン)』は100億%ワクワクする究極の科学漫画

Dr.STONE ドクターストーン
©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会

科学の面白さを知り、漫画の面白さを知れる冒険作品『Dr.STONE』。今回はそんな「ドクターストーン」の最終話までのあらすじを、ネタバレありで紹介してきました。 月へ行ってからは急展開でしたが、「ドクスト」らしい“唆る”大団円に。千空の科学人生はまだまだ続きそうなので、完結した本編を読みつつ、アニメ続編を堪能して、「ドクスト」の次なる進化を待ちわびましょう!