2023年4月7日更新

漫画『江戸前エルフ』全話ネタバレあらすじ&感想!ご神体オタクエルフ×JK巫女の下町コメディ

このページにはプロモーションが含まれています
江戸前エルフ
©樋口彰彦・講談社/「江戸前エルフ」製作委員会

『江戸前エルフ』は月島を舞台にご神体として祀られるエルフと、巫女の役割を引き継いだ女子高生の日常を描く下町コメディです。 コメディだけでなく、月島の人々とエルフのつながりにほっこりすることもあれば、エルフが解説する歴史や月島の文化に胸をときめかせることも。 今回はそんな日常を描く『江戸前エルフ』のあらすじや感想をネタバレありで紹介します!

AD

1巻ネタバレ感想

主人公・小金井小糸は高耳神社(たかみみじんじゃ)15代目の巫女さんです。小糸が仕えるのは高耳神社のご神体・エルダリア・イルマ・ファノメネル、通常「エルダ」。実はこのエルダは徳川家康によって異世界から召喚されたエルフなのです。 エルフなので、もちろん神通力はありません。しかも、エルダは食玩大好き・ガンプラ大好き・ゲーム大好きの引きこもりオタクエルフ。こたつでゴロゴロしながらゲームする姿は、神様としての威厳は感じられません。小糸も「ウチの神様はダメな奴です」と呆れています。 でも、エルダが引きこもっていた理由は、町が変わっていく姿を見たくないから。町や人は常に変わりますが、エルフは不老不死なので置いていかれます。小糸はそんなエルダに「世界が変わっていくのは悪いことじゃない」と伝え、一緒に東京を見て回ろうと誘うのです。

吹き出し アイコン

全力でオタクライフを楽しむエルダは可愛くて、こちらも思わずニヤニヤしちゃいます!

『江戸前エルフ』をお得に読む方法は?

漫画『江戸前エルフ』をお得に読みたい人にはコミックシーモアがおすすめ。 コミックシーモアでは無料会員登録で70%オフのクーポンをゲットできるので、かなりお得に読むことが出来ます。この機会に是非コミックシーモアで『江戸前エルフ』を一気読みしてくださいね!

AD

2巻ネタバレ感想

小糸がおつかいに出ると迷子になったエルフがいました。そのエルフは大阪にある廣耳神社(ひろみみじんじゃ)のご祭神・ヨルデリラ・リラフェノメネア、通常「ヨルデ」。ヨルデは褐色の幼い可愛いエルフなのですが、実はエルダと同じ時期に豊臣秀吉によって召喚されたエルフだったのです。 家康に召喚されたエルダ、秀吉に召喚されたヨルデ、東西だけあってヨルデがなにかとエルダにつっかかります。そして、400余年にわたる決着をつけようと、エルフ族に伝わる究極の頭脳戦「リングベリ・ビョルリング」を挑むのでした。 他にも、2巻ではスカイツリーに登って50年に一度の大神事、徳川家康公に東京の厄除けを祈願する「富士遙拝(ふじようはい)の儀」を執り行います。高いところが苦手なエルダの怯える姿は、かわいそうですが可愛らしいです。2巻でもエルダはあいかわらずポンコツですね。

吹き出し アイコン

ここで新しいエルフが登場です!見た目も中身も幼いヨルデと話すエルダは、お姉さんのように見えます。

3巻ネタバレ感想

エルダがオタク生活を満喫していると、とある訪問者がきました。その訪問者とは、麗耳神社(うらみみじんじゃ)のご祭神、ハイラリア・アイラ・ミララスタ、通称「ハイラ」。ハイラはエルダやヨルデと同じく前田利家により召喚されたエルフだったのです! ハイラはエルダよりも100歳年上のお姉さん。そんなハイラは巫女の仕事を自ら東京まで手伝いに来ました。小糸はご祭神自ら手伝いにくる姿に尊敬の眼差しを送りますが、ハイラには実はある欠点がありました。それは、重度のギャンブル好きなこと。 ハイラは東京に来るまでの間に有り金を全部ギャンブルで溶かし、お土産代として持たされたお金も全てギャンブルに注ぎ込んでいました。見た目はキラキラしているのに、中身はとても残念ですね……。そんなハイラを迎えに来たのは、ハイラの巫女・インフルエンサーの古伊万里いすずでした。

吹き出し アイコン

3巻でまた新しいエルフが登場です!ハイラは美しいお姉さんなのに、ギャンブル好きなんて残念です……。

AD

4巻ネタバレ感想

明るく接するハイラにいすずはなんだか冷たくギクシャクしています。いすずはハイラに「(お土産代を)使い込んでないよね?」と確認しました。ハイラはいすずに賭け事はもうしないと約束していたのです。それなのに、賭け事をしてしまうハイラはどうしようもないですね……。 一瞬で状況を理解した小糸とエルダ。ハイラが有り金をギャンブルに注ぎ込んだのを誤魔化します。ですが、小糸とエルダの家にハイラといすずが泊まることになった夜、小糸が口を滑らせハイラがギャンブルにお金を注ぎ込んだことをバラしてしまいました。 いすずが怒るかと思いきや、安心している様子。実はいすずは賭け事を控えろと言ったのを、好きなものにケチをつけたように感じ、ハイラとギクシャクしていたのです。いすずは優しい子ですね。わだかまりが解けたいすずは、翌日ハイラとともに東京の仕事に繰り出します。

吹き出し アイコン

いすずはクールかと思いきや実はハイラにデレデレでしたね。そのギャップも可愛いです!

5巻ネタバレ感想

高耳神社では「弓耳祭」まであと1週間。弓耳祭の中でも隅田川の船上で執り行われる「御弓神事」はその年の漁の豊凶を占う大切な神事です。射手人は達人の小糸の祖父が担当するはずでしたが、直前で怪我をしてしまい小糸が行うことに……。 もちろん小糸はただの女子高生なので、弓道の心などありません。しかも、なぜか弓矢は的に当たらず、全て的を持つエルダに飛んでいく始末。それでも、懸命に練習する小糸の姿には思わず応援したくなります。そして迎える弓耳祭当日――。 小糸が打てる矢は全部で3本。1本、2本と的に当たらず、的を持つエルダの顔の横をかすめます。せめてエルダに当てたくないと、小糸はわざと最後の矢を遠くに放つのでした。ですが、エルダは小糸の心中を知りつつ、矢を目掛けて飛び立ちます。そして、エルダが持っている的の真ん中に矢が刺さるのでした。

吹き出し アイコン

今回はエルダと小糸の絆の深さがわかるお話でしたね!おたがいに大切に想っているのが伝わってきます。

AD

6巻ネタバレ感想

小糸の幼なじみのコマちゃんは思ったことをすぐ口に出してしまう性格。そのため、野暮な発言をしてしまうことも……。いつもはコマちゃんのイケメンぶりに許してしまう小糸ですが、今回は我慢できずコマちゃんと喧嘩してしまいます。仲がいい2人が喧嘩するとハラハラしますね。 エルダを巻き込んで喧嘩する2人。コマちゃんのイケメンムーブに誤魔化されそうになるも、コマちゃんも知らないうちに怒らせているかもと自覚します。そして、コマちゃんの野暮な発言を改善する特訓を初め、コマちゃんは見事野暮な発言をしなくなるのでした。 ですが、小糸はエルダから粋と野暮が紙一重の話を聞き、粋でも野暮でもどっちでもいい、いつものコマちゃんが大好きなのを思い出します。そして、コマちゃんにその気持ちを伝え、コマちゃんも普段通り話し方に戻るのでした。めでたく仲直りして安心ですね。

吹き出し アイコン

今回はコマちゃんとの絆が描かれていました!コマちゃんは女性ですがとってもイケメンです。

2023年4月7日からアニメ放送開始!

今回紹介した『江戸前エルフ』ですが、2023年4月7日よりテレビアニメが放送される予定です。 制作会社は『転生したら剣でした』など有名作を手がけるC2C。YouTubeで公開されているPVは作画もとてもキレイですし、何より小糸もエルダもとっても可愛いです!これは期待が高まりますね。 主人公・小糸は『けものフレンズ』のサーバル役を務めた尾崎由香さんが務め、エルダは『リコリス・リコイル』でミズキ役を務めた小清水亜美さんが務めます。尾崎さんは演技歴が長いですし、小清水さんはベテラン声優です。安心して見ることができそうですね。

AD

『江戸前エルフ』あらすじをネタバレ解説しました

オタクエルフとJK巫女が織りなす下町コメディ『江戸前エルフ』について解説しました。エルダと小糸の日常は面白いだけでなく見ていてほっこりしますね。歴史や月島の文化も紹介している作品なので、歴史や下町の文化に興味がある方にもぜひおすすめの作品です。