漫画『警部補ダイマジン』全話ネタバレあらすじ&感想!悪を悪で制すピカレスクサスペンス
暗い秘密を持つ捜査一課のエースと、優秀ではあるものの捻くれた性格の管理官が巨悪に挑むサスペンス漫画『警部補ダイマジン』。『クロコーチ』を描いた漫画家コンビの色が濃くでている本作は、ドラマ化も決定し大注目の作品です。 そこで本記事では『警部補ダイマジン』のあらすじを、感想と共にネタバレありで解説していきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
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1巻〜3巻ネタバレ感想
警視庁捜査一課には、「ダイマジン」と呼ばれる刑事がいました。彼の名前は台場陣(だいばじん)。体が大きく強い正義感を持っている、捜査一課のエースです。 しかし彼は元警視監の天羽を殺してしまいます。天羽は30年未解決になっていた、幼女連続殺人事件の犯人だったのです。それを特命捜査対策班の、平安才門(ひらやすさいもん)に突き止められてしまった台場。彼は殺しを黙っていてもらう代わりに、平安の下僕として働くことになるのでした。 日本を無政府状態にしようと目論む、謎の秘密結社「44」が自分たちの敵であると知った2人。別々に44を追いかけるなかで、ついに2人も44に狙われてしまいー―。
絶妙に現実社会とリンクしたテーマが興味をそそるスタートです……!
4巻〜6巻ネタバレ感想
「土日の老人」の指示で、44から命を狙われることになってしまった台場。44は占部(うらべ)という名の、刺客を送ってきます。 隊長と呼ばれる占部は、目的遂行を第一とする冷酷な心の持ち主。ターゲットを殺すためであれば、標的の家族や恋人を手にかけることにも躊躇がない人物です。占部は台場の心を折る作戦に打ってでてーー。 台場は捜査を進めるなかで、警察を辞めて議員になった清家(せいけ)の存在を知ります。清家の秘書が占部であったため、44との繋がりを疑う彼。そこで捜査の先回りをされた事実から、特命班内に裏切り者がいる可能性が浮上します。突如迎えた内部崩壊の危機で、緊張感が走っていました……! そして台場は清家の差し金によって、公安に捕まってしまうのです。
『クロコーチ』にも登場していた清家の、変わってしまった姿に驚きです!
7巻〜9巻ネタバレ感想
牡丹警部が殺されるも、犯人を捕まえた台場。彼は犯人に拷問をして、44の目的を知ります。44の目的は、現総理大臣の暗殺です。 台場たちは犯人を二重スパイにし、暗殺の詳細を調査することに。実行される場所も判明し、暗殺現場に突入する台場。しかしこれは44の罠でした。台場は総理大臣暗殺犯に仕立て上げられ、捕まってしまったのです。狡猾で大きな野望を抱く44の、巨大さがよくわかります……。 そんななか逃亡した台場は、大手広告代理店である帝国ADに44の頂点に立つ人物がいると知りーー。
ついに44トップの存在が見え隠れし始め、核心に迫っていく予感……!
『警部補ダイマジン』の見どころ
巨悪に挑む社会派ストーリー
本作の1番の特徴は、警察が主人公であるにも関わらず、敵がシンプルな犯罪者ではない点です。本作の敵組織である44は、日本を左右する警察や政府の裏で暗躍する組織。警察に属していながら信用できない周囲と戦うダークヒーローの活躍が、カッコよく読者をドキドキさせます。 また作中には、現実世界とリンクしている事件を扱っているのもポイント。『クロコーチ』と世界観が重なっているので、読んだ経験がある人には特におすすめです!
実写ドラマ『警部補ダイマジン』2023年7月スタート!
本作を原作とするテレビドラマ『警部補ダイマジン』が、2023年7月から放送開始です!テレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で放送され、台場役はジャニーズ事務所所属の俳優である生田斗真(いくたとうま)が演じます。 テレビドラマ『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』や映画「土竜の唄シリーズ」など、数々の作品で主演を演じてきた彼。生田斗真が表現する、台場の獰猛さと正義感に注目です!
『警部補ダイマジン』あらすじをネタバレ解説しました!
いがみあいながらも、2人で日本を標的に暗躍する秘密結社と戦う警察官を描く『警部補ダイマジン』。ドキドキする社会派サスペンスが楽しみたい人は、ドラマ化の前に内容をおさらいし、ぜひ原作にも手を伸ばしてみてください!