2018年1月19日更新

『鋼の錬金術師』の漫画・アニメ1期・2期の最終回を徹底解説【ネタバレ注意】

鋼の錬金術師

2017年には実写化もされた大人気漫画『鋼の錬金術師』。長く続いた作品であり、連載中に2度アニメ化され、漫画が最終回を迎えるのとほぼ同時に2度目のアニメも完結を迎えました。手に汗握るラストの展開をそれぞれ紹介していきます。

『鋼の錬金術師』の最終回とは?それぞれ違うラストを解説!

漫画『鋼の錬金術師』はその連載中に2度、アニメ化されています。1度目は2003年に『鋼の錬金術師』として。2度目は2009年に『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』として放送され、いずれも高視聴率を記録しています。 2003年版は漫画の連載初期であったため、オリジナルストーリーとして展開。2009年版は連載終盤であったため、原作をなぞったストーリーで連載終了とアニメの終了がほぼ同時となりました。本記事ではそれぞれのストーリー展開と、その最終回をそれぞれ解説していきます!

原作漫画『鋼の錬金術師』の最終回

物質を錬成する錬金術が広まった世界で生きる国家錬金術師エドワード・エルリック。錬金術の禁忌である人体錬成で母を生き返らせようとして弟の身体と自らの右腕・右足を失ったエドワードは、失った全てのものを取り戻すため、「無から有を生み出す力を持つ」という伝説を持つ賢者の石を探して旅をしていました。 賢者の石を巡る旅の果て、敵対していた人造人間ホムンクルスの親玉を追い詰めたエドワードでしたが、右腕の義手を失い、左腕は封じられ錬金術を封じられてしまいます。その時、弟アルフォンスは自らの身体を代償にエドワードの失われた右腕・右足を取り戻すことに成功。エドワードは親玉を倒すことに成功するのでした。 紆余曲折を経て、身体を取り戻したエドワードとアルフォンスは賢者の石を巡る旅でもらった恩を、自分たちなりに返すため、再び旅に出るのでした。

アニメ1期『鋼の錬金術師』の最終回

アニメ1期の物語は最初こそ原作と大きく違わないものの、物語の至るところは全く違うものとなっています。賢者の石を巡り、原作とは異なる流れで人造人間ホムンクルス達との決戦を迎えるエドワードとアルフォンス。戦いの中でエドワードは命を落としてしまうのですが、自身の身体が賢者の石そのものとなったアルフォンスは、自身を代償としてエドワードを生き返らせます。 エドワードは生き返ったものの、アルフォンスは門の向こうの世界へ行ってしまっていました。そこでエドワードはアルフォンスと同じように自身を代償としてアルフォンスを復活させるのです。エドワードは門のむこうの現実世界のドイツへ、アルフォンスは記憶を失って元の世界へ。離れ離れになってしまった2人は再会を目指し、それぞれの道を歩んでいくのでした。

1期のその後『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』のラスト

TVアニメ1期の終了後、2年が経った世界を描いているのが、劇場版『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』です。お互いに世界を超える手段を見つけられないエルリック兄弟をよそに、現実世界の科学者が世界を超えて悪事を働こうとします。 エドは現実世界から元の世界へ戻り、成長したアルフォンスや元上司のロイ・マスタング達と共闘して、世界を救うことに成功します。本来あるべきでない兵器などを現実世界へ戻すため、1人現実世界へ戻ったエドワードですが、アルフォンスもついてきており、現実世界で2人して生きていくことを決めたのでした。

アニメ2期『鋼の錬金術師』の最終回

原作とほぼ同時に終わった『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』。原作を忠実になぞった作品であり、非常に高いクオリティで描かれ続けた人気アニメとなりましたが、実は漫画と異なる点もあったのです。 最終回では、登場人物たちのその後の状況が少しずつ描かれており、アニメでは口髭を生やしたロイ・マスタングが出てきます。しかしコミックス版の同じシーンを見てみるとその髭がない!実は原作終了直後にアニメも最終回を迎えたため、アニメの制作にあたって原作の下書きを参考にした、とのこと。この下書きでロイの口元に汚れがついており、それが口髭と誤解されてしまったようなのです。 緻密なスケジュールで進んでしまったが故の珍事件だったのですね。 それぞれ異なる結末を迎える様々な『鋼の錬金術師』。ぜひそのラストはあなたの目で確かめてみては?