漫画『久保さんは僕を許さない』最終回まで全話ネタバレあらすじ＆感想！僕(モブ)と久保さんの思春期ラブコメディ

『週刊ヤングジャンプ』にて2023年3月まで連載された、モブの主人公とヒロイン系女子のラブコメを描く『久保さんは僕を許さない』。本作はアニメ化もされ、2人のキュンキュンする日常は大きな話題となりました。 そこで本記事では漫画『久保さんは僕を許さない』のあらすじと感想を、最終回までネタバレありで解説していきます！

白石純太(しらいしじゅんた)は、極端に影が薄い高校生です。卒業アルバムの集合写真で写っているのに合成されたり、座っているのに上に座られたりと、存在感がないエピソードは数えきれないほどあります。 しかし高校に入学して、彼を普通に認識できる人物が現れました。それがクラスメイトのヒロイン系女子・久保渚咲(くぼなぎさ)です。なぜかいつも白石を見つけられる久保さんは、彼の存在感のなさで遊びながら白石と日々を過ごすのでした。

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モブで影が薄い白石を認識できるのは、学校では同じクラスのヒロイン系女子・久保さんだけです。彼女は白石をからかい困らせながらも、彼の存在を意識している様子。バレンタインは自分に無縁だと思っていた白石は、机の中に入っていたハート型のクッキーを見て驚きます。 何かを知っている様子の久保さんに聞いても、それを誰がくれたのかは教えてくれません。やって来たホワイトデー、白石は美味しかったと口にしながら、お礼を渡しておいてほしいと久保さんにお返しを渡します。久保さんはそのお返しを手に、満面の笑みを浮かべるのでした。まだ恋を知らない久保さんが、白石への気持ちをいつ自覚するのかドキドキ……！ そして新学期でも、2人は同じクラスになりました。

久保さんと同じクラスになった白石は、体育祭に挑みます。いつもは余り物の競技に出場していた彼でしたが、久保さんの提案で五人六脚に挑戦することに。一緒に優勝を目指すメンバーは、白石の初めての男友達である須藤と、久保さんの友達である玉緒、葉月です。 一生懸命練習したものの、結果は惜しくも2位。白石は久保さんと共に、リベンジを誓うのでした。他の種目でも久保さんと一緒に走り、白石が青春を謳歌していくのが微笑ましい！ 次の行事は、林間学校。できればもう1度、体育祭のメンバーで過ごしたいと考えていた白石。久保さんに背中を押され3人を誘うと、3人は快諾してくれました。

林間学校にやって来た白石は、カレー作りや肝試しでさらに友達や久保さんとの絆を深めます。そして始まる期末テスト。期末テストで赤点を取った生徒には、夏休みに補習があります。白石や久保さんは大丈夫ですが、須藤と玉緒にとっては大ピンチ。5人は夏休みを共に過ごすために、勉強会を開きます。 まさかの名前記入ミスで、1人だけ補習になってしまった須藤。彼の補習に付き合い、他の4人も学校にやって来ます。1人のために皆で来るのが、「友達」という感じでいいです！ 補習を終えた須藤を含む5人は、夏休みを満喫します。白石も久保さんと海で遊んだり花火を見たり、素敵な夏休みを過ごすのでした。

白石は学園祭で、お化け屋敷のお化け役をやることになります。お化け役として大活躍をした白石のクラスは、見事最優秀賞に選ばれました。クラスの代表として表彰式に臨むも、やはりクラスメイトは前に行く彼を見つけられません。しかし久保さんだけはそんな白石を見て、優しい笑みを浮かべていました。 修学旅行で白石は、ついに久保さんへの恋心を自覚します。告白をすると心に誓い放課後の教室、勇気を振り絞って久保さんに想いを伝える彼。久保さんも白石が好きだと告げ、2人はやっと結ばれます。それを見ていて3人の友達は、2人を祝福するのでした！

すでに完結している『久保さんは僕を許さない』の、最終巻である12巻は2023年4月18日に発売されました。単行本12巻のラストには、最終回のその後を描くextra special episode「少し先の未来で」も収録されています！ また本作を原作とするアニメも、2023年1月より放送中です。1度新型コロナウィルスの感染拡大で放送延期となりましたが、2023年4月より改めて1話から放送を再開しています。 主人公の白石純太役を務めているのは声優の河西健吾、久保渚咲役は花澤香菜です！

『久保さんは僕を許さない』は学園を舞台にした、日常系のラブコメ漫画が好きな人におすすめの作品です。 ぜひアニメで本作を知った人も、原作に手を伸ばしてみてください！