漫画『幼稚園WARS』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！伝説の殺し屋が幼稚園の先生に！？

『幼稚園WARS』は「世界一安全な幼稚園」を舞台としたバイオレンス×ラブコメディ漫画。元殺し屋のリタが、個性豊かな仲間とともに子どもたちを守る姿が描かれます！ 本記事ではそんな『幼稚園WARS』のあらすじを最新話までサクッと紹介していきます。どんな物語か気になっている人はぜひチェックしてみてくださいね。

物語の舞台となるのは「世界一安全な幼稚園」と呼ばれる「ブラック幼稚園」。ここには世界の重鎮たちの子息が通っており、殺し屋や誘拐犯の襲撃などは日常茶飯事です。そんな脅威から子どもたちを守っているのが、「特殊教諭」と呼ばれる存在でした。 特殊教諭は減刑と引き換えに子どもを守ることを命じられた服役者で、殺し屋に詐欺師、上司殺しに手を染めた警官など、ワケアリな人間ばかりが揃っています。 年少さんの「たんぽぽ組」を担当する主人公・リタは、「伝説の殺し屋」として知られ、数多くの人間を葬ってきました。彼女の望みは、早く自由になってイケメンと付き合うことです。 リタは刺客が好みのタイプだとすぐにときめいてしまうチョロい一面もありますが、相手を知ろうとちょっとした質問を投げかけ、答えが気に食わず殺すということばかり繰り返していました。 そんなこんなで恋人探し(？)は難航していますが、今日もリタは元気にお仕事をこなしていきます！

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リタにはダグという黒髪イケメン(ちなみにリタの付き合いたいランキング1位に輝くタイプ)の先輩がいますが、詐欺師という素性から毛嫌いしています。ダグもリタのことをからかって面白がるばかりでした。 しかしある日殺し屋に拉致されたダグが、自分をカッコよく助けてくれたリタにときめき、恋に落ちてしまうという事態に。とはいえダグが素直な性格でないうえリタが超鈍感なせいで、ふたりの仲はちっとも進展しません。 さらに紆余曲折を経て仲間になった新人・ハナがダグを好きになってしまい、知らず知らずのうちに三角関係に……！？

年中さんの「きく組」を担当するルークは元警察官。何を考えているかわかりづらい無表情な男ですが、たんぽぽ組の三角関係をいち早く察知し、内心大喜びします。実は彼、少女漫画が大好きで、なかでも片想いが大好物なのです。 一方でルークはたんぽぽ組がリタ頼りであることを指摘し、このままではいずれ彼女が死ぬことになるだろうと忠告します。そんな中、リタに異常な執着心を持つナターシャという殺し屋が襲撃してきました。 ナターシャは強さゆえの孤独に苦しんでおり、「壊れないおもちゃ」を求めています。魔女と呼ばれるほど強かったリタは、彼女の理想にぴったりだったのです。 リタは苦戦を強いられるも、最終的にナターシャを殺すことに成功。クライマックスでは彼女の「友達がほしかった」という本心が明かされ、悪役でありながら切ない最期が描かれました。

ナターシャの1件で、ダグはリタがひとりで戦わなくて済むよう、強くなりたいと改めて思うようになります。そんな彼の姿を見たルークは、相変わらず無表情ですが心の中で「いいね」とコメントするのでした。 そんな中、ライラという子どもの存在が浮上。彼女は他の子どもたちとはちがい、「すみれ組」で1対1の護衛を受けています。 その後新たな敵として、ライラを「鍵」と呼んで奪おうとする組織「新世界秩序(ニューワールドオーダー)」が登場しますが、そのメンバーのひとりはなんとリタの双子の弟・レオでした……。 果たしてブラック幼稚園の面々は、凶悪な組織からライラを守り抜くことができるのでしょうか。

本作の見どころといえばなんといっても、主人公・リタが見せるコミカルとシリアスの絶妙なバランスでしょう。 コミカルパートにおいて、リタがイケメンの殺し屋になびき、お付き合いを前提に「映画のエンドロールは見るか」「ラーメンは何から食べるか」といった謎の質問をした後、見解の不一致で速攻抹殺……という展開はお約束です。質問をされた相手の斜め上すぎる返答にもぜひ注目してみてください。 一方でリタは重い過去の持ち主でもあり、彼女の孤独について描かれる場面はシリアスそのもの。また戦闘時は普段のふざけた姿とは程遠いイケメンっぷりを見せてくれるので、ダグでなくとも恋に落ちてしまいそうになります！

この記事では『幼稚園WARS』のあらすじをネタバレ解説してきました。甘酸っぱい三角関係の行方をはじめとして、気になる要素が盛りだくさんの本作。ぜひまずは1話だけでもチェックして、作品の雰囲気を楽しんでみてくださいね！