『スイートモラトリアム』原作の結末をネタバレ！あらすじやキャストも紹介

5月23日からTBSの深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で放送スタートのドラマ『スイートモラトリアム』。今大注目の俳優・鈴鹿央士が主演を務め、今カノと元カノの間で揺れる大学生を演じます。 本記事では、ドラマ『スイートモラトリアム』のあらすじや原作のネタバレ、キャストなどについて紹介していきます！

原作漫画の最終巻である第5巻では、主人公の男子大学生・柏木心と今カノの上条小夜、元カノの大森りんごという不思議な関係の3人が共に暮らすことになります。その後、心と小夜は別れることになり、心と小夜、りんごの3人はそれぞれの道に進みました。 心はカメラマンになり、りんごは事務の仕事をはじめます。2人は時々チャットで連絡を取り合っていましたが、友人としてたわいもないやり取りをするだけです。 3年後、心は偶然りんごと再会します。いつものようにたわいもない会話を交わした後、心はりんごに「僕と結婚してください」と伝えます。りんごも「大好き」と答え、2人は再び結ばれました。一方、小夜も新しい恋人と幸せを掴んでいます。

ドラマ版『スイートモラトリアム』の最終回は、原作のラストと同じ展開になると予想できます。3人が成長し、それぞれ自分の道を進んだあとに自ら幸せを掴んだ原作の終わり方は、ドラマの最終回としても最適なのではないでしょうか。 原作とは違うラストを迎えるとすれば、心とりんごが友人のまま終わる展開というのもあり得るかもしれません。

平凡な大学生・柏木心は、付き合いはじめたばかりの彼女・上条小夜との仲も順調で、幸せな日々を送っていました。しかしある日突然、元カノの大森りんごが心の家に転がり込んできて、今カノの小夜に内緒でりんごと同棲生活を始めてしまいます。 隠し通せるはずもなく、小夜がりんごの存在に気づいてしまい……。真面目で芯の通った小夜のことを大切に思っているはずなのに、りんごの事も放っておけない心は、2人の間で思い悩みます。

ドラマ『スイートモラトリアム』の原作は、マンガ配信アプリ「マンガボックス」で2018年から2020年に全37話で連載されていたたまいずみの同名漫画です。書誌は全5巻で、2023年5月時点で電子書籍のみ販売されています。 一見すると共感できないような展開なのに、登場人物の過去や心理描写にどこか愛しさや憎みきれない部分があり、読み進めるうちに引き込まれてしまうと話題になりました。

柏木心(かしわぎこころ)は、主人公である普通の大学生。今カノ・小夜を大切に思っていますが、突然家に転がり込んできた元カノ・りんごに血惑いつつも小夜に内緒で同棲を始めてしまいます。 今カノと元カノの2人の狭間で揺れる心を演じるのは、俳優・モデルの鈴鹿央士。2022年のドラマ『六本木クラス』や『silent』に出演して注目を集め、Netflixドラマ『君に届け』(2023年)で主演・風早翔太役に抜擢されました。

大森りんご(おおもりりんご)は心の元カノ。心の家に転がり込み、心と小夜の幸せな生活をかき乱していきます。実はりんごにも抱え込んでいる悩みがあり……。 演じるのは女優の小西桜子。映画『初恋』(2019年)では3,000人が参加したオーディションでヒロインに抜擢されました。実写ドラマ＆映画『映像研には手を出すな!』で道頓堀透役を演じ、ドラマ『かんばん猫』(2022年)で主演を務めるなど、活躍の幅を広げています。

上条小夜(かみじょうさよ)は心と付き合い始めたばかりの今カノ。心の言動に不信感を抱き、彼の元カノ・りんごの存在に気づいてしまいます。 演じるのは、女優・モデルの田辺桃子。ドラマ「ゆるキャン△」シリーズの大垣千明役や、『リコカツ』(2021年)のヒロインのライバル・一ノ瀬純役で注目を集めました。映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(2018年)や『転がるビー玉』(2020年)などスクリーンでも活躍しています。

青年期を過ぎてから社会に出て一人前になるまでの「猶予期間」のことを指す「モラトリアム」。元カノと今カノの狭間で揺れる大学生の心、今カノの小夜、元カノのりんごは、どのように成長していくのでしょうか。 気になった方はぜひドラマを視聴し、原作漫画もチェックしてみてくださいね。