2023年6月28日更新

「文スト」シグマのモデルは存在するのか?強さと優しさを兼ね持つ能力者!【文豪ストレイドッグス】

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シグマの初登場回を

『文豪ストレイドッグス』に登場するシグマは、武装探偵社と対立する組織・天人五衰の一員。カジノの総支配人として日々仕事を全うしています。 本記事ではそんなシグマのプロフィールや能力、魅力について徹底紹介していきます!

※この記事は『文豪ストレイドッグス』の重要なネタバレを含みます。

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『文豪ストレイドッグス』シグマのプロフィール

本名 不明
初登場 原作17巻72話/アニメ49話
一人称 わたし
所属 天人五衰
異能力 名称不明(相手に触れることで自分と相手が持つ情報を交換する能力)
身長 177cm
体重 62kg
声優 千葉翔也

シグマはテロ組織・天人五衰の構成員のひとりで、「天空カジノ」の総支配人として働いています。右半分が銀色、左半分が薄い紫色に分かれたロングヘアの持ち主です。 カジノのことを第一に考えており、なんと約2万人もの客の情報をすべて覚えています。また冷静沈着な性格で、何かトラブルが起こっても慌てることなく最善の対応を取ることが可能です。 そんな一見完璧に見える彼ですが、実はその裏で人知れず努力したり葛藤したりしています。

性格は天人五衰で一番かわいい!?

くせ者ぞろいの天人五衰のなかでも一番常識人なのがシグマです。作中では、子供の手術代を稼ぐ男のためにイカサマの偽装をする姿や、相手を殺すことに罪悪感を抱いている姿を見せました。 しかし、かえってその常識人の姿が天人五衰のなかでは面白がられるのか、19巻のカバー裏では夢オチとはいえ、フョードルとゴーゴリと謎のセッションを組む姿が……。 そんな人間らしく苦労人のシグマは天人五衰のなかで一番かわいいかもしれませんね。

【異能力】シグマの能力は名称不明

特徴 お互いがもっとも知りたい能力を入れ替える

シグマの異能力は、対象に触れることで「相手が持つ自分が最も知りたい情報」と「自分が持つ相手が最も知りたい情報」を入れ替えるというものです。なお能力名にかんしてはまだわかっていません。 これはたしかに便利な能力ではあるものの、天人五衰のメンバーとしてはかなり弱めともいえるでしょう。おまけに彼は単純な身体能力もそれほど高くなく、戦闘の場ではほとんど役に立たないです。 以上のことを踏まえると、彼は実は他に能力を持っているかもしれません。あるいは現在持っている能力が覚醒することで、また別な効果を発揮するようになるという可能性も……?だとすると、まだ明かされていない能力名が鍵となるのでしょうか。

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【正体】シグマは「本」への書き込みで生まれた存在

文豪ストレイドッグス
©朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会

シグマの正体は、3年前に何者かが「本」に書き込みをしたことで生まれた存在。ここでいう本とは、書いたことが真実になる白紙の文学書のことです。簡単に言うと彼は無から生みだされた存在であり、人間であるかどうかもはっきりとはしていません。 彼は名前も記憶も持たず、気付いたときには砂漠にいたといいます。その後数多くの人間に利用されながら転々としていましたが、天人五衰のひとり・ドストエフスキーに声をかけられたことで、天人五衰に加入しました。 ちなみにシグマと言う名前は、彼が天人五衰に加入した後、自分自身でつけたものです。そのため本名はまだわかっていません。

シグマは心臓を撃たれ死亡する?

文豪ストレイドッグス
©朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会

太宰の作戦で武装探偵社が天空カジノに侵入したことにより、猟犬が天空カジノの封鎖を依頼します。しかし、シグマはこれを断り猟犬と対立。 シグマは猟犬の大倉と戦闘しますが敗れたところ、「頁」の在りかを聞きたい敦が救出しました。しかし、そこに洗脳を受けたホーソーンが現れシグマを狙撃。シグマは異能力で頁の在りかを敦に託し、はるか上空から落下しました。 しかし、ゴーゴリがシグマを救出して、親友であるドストエフスキーを殺すため、シグマの能力で彼の異能力を明かしてほしいと依頼します。そのため、シグマはドストエフスキーと太宰が行う脱獄ゲームに巻き込まれてしまいました。

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【過去】シグマが天空カジノの支配人になった理由

本によって生まれたシグマは人買いに捕まり、その異能力で犯罪の片棒を担がされます。組織を抜け出し転々としてもその生活は変わらず、ひどい時には情報を知りすぎたため、殺されかけたこともありました。 そんな誰も信用できない時にであったのがドストエフスキーです。ドストエフスキーは家族や家に飢えていたシグマの孤独感を見抜き、「家が欲しくはありませんか?」と提案しました。 孤独だったシグマはこの提案を受け入れ天空カジノを自分の居場所とします。そして、自分に「シグマ」と名前を付けてアイデンティティを確立し、天空カジノの支配人になりました。

【元ネタ】シグマのモデルはいるの?

【考察①】他キャラ同様文豪である説

文豪ストレイドッグス
©朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会

シグマは本名も異能力名もわかっていないため、ファンのあいだではその元ネタについてさまざまな考察がされています。 よく唱えられるのが、中島敦やドストエフスキーと関係がある文豪なのではないかという説です。これは作中での活躍から唱えられています。 一方で、目覚めた場所の砂漠や、手にしていた謎の切符から、砂漠や切符が登場する『砂の女』を書いた阿部公房という説や、砂漠が登場する『人間の土地』を書いたサン=テグジュペリという説も。 ですが、今のところ材料が足りなさ過ぎてシグマの元ネタが誰なのか、なんともいえません。

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【考察②】元ネタが存在しない説

また単純に、本から作り出された存在であることから元ネタが存在しないという可能性もあります。確かに、「無」から生まれた存在なので、元ネタがないというのもあるかもしれません。 ただこの場合、天人五衰の一員としては少々インパクトに欠ける印象を受けますね。まだ何か秘密があると考えたほうが良さそうです。

シグマの登場回を

【魅力】シグマはミステリアスでかっこいい

魅力①ミステリアスなところがかっこいい

シグマは上で紹介したとおり、非常に謎が多い人物です。ミステリアスなキャラというのは、やはりどうしても周りを惹きつけてしまうもの。ビジュアルの良さも相まって、かっこいいと評価するファンも数多くいます。 彼の正体については少しずつ明かされていますが、まだまだ何か隠されていそうな気配があるところがまた魅力的です!今後の展開がどうなるのかワクワクしますね。

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シグマはまだまだ謎だらけだから気になる。もしかしたら、なにか重要な鍵を握るキャラなのかもしれない……!

魅力②意外と人間臭いところにキュンとくる

有能なカジノ支配人として知られるシグマ。周りから高く評価されており、カジノを守るためにはどんな手段もとれる冷静沈着な男でもあります。 しかしシグマはその裏で、想像を絶する努力をしてきました。そもそもカジノの客について全部暗記しているのも、不眠不休で必死になって覚えたからです。 実は彼は自分のことを「凡人」だと思っており、だからこそ必死で頑張っています。クールと思いきや人間臭い一面も……というギャップの激しさには、思わず胸キュンです!

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凡人なのに必死に努力している姿に感動する!何でもできる人よりも、凡人なのに努力している人の姿の方がときめくよね!

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魅力③覚悟を決めたときがかっこいい

シグマは特段強い異能力を持っているわけではなく、戦闘にもあまり向いていません。しかし一度こうと決めたらブレない強さを持っており、大切なものを守るためなら自分のすべてを懸けることができます。 たとえば、猟犬部隊のメンバーと戦ったときには、捨て身で立ち向かい何があっても諦めようとしませんでした。最終的に敗北してしまってはいましたが、その揺るがない姿には思わず感動してしまいます。

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猟犬の大倉と戦った時に、逃げ出したいのに、自分の居場所を守るため「必ず勝つ!!」と戦ったシグマが最高にカッコよかった!

【声優】アニメでシグマの声を演じるのは千葉翔也

アニメ4期から登場したシグマですが、そんな彼の声を演じたのは千葉翔也です!代表作には、『ようこそ実力至上主義の教室へ』の綾小路清隆役や、『青のオーケストラ』の青野一役があります。 千葉翔也はもともと子役で、2015年から本格的に声優活動を始めた人物です。最近では着々で出演を増やし、主役級のキャラの声を演じています。 Twitterではシグマの声に対して、「千葉翔也のシグマ良すぎ」「シグマの声が千葉翔也なのが分かりみがすぎる」など好評のようです。 4期では気になる終わり方をしましたし、5期での活躍も楽しみですね!

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「文スト」ミステリアスなシグマの今後の活躍から目が離せない!

本名や異能力名など、いまだにわかっていない情報が多く、何か大きな秘密を抱えていそうなシグマ。今後物語の鍵を握る存在にもなりそうなので、その活躍から目が離せませんね!

シグマの活躍を