2023年6月20日更新

『リバース』の全話あらすじ・ネタバレを最終回まで!犯人の正体や原作とドラマの違いまで

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2017年4月期に放送されたドラマ『リバース』。原作は湊かなえの推理小説で、主演は藤原竜也が務めました。「僕の親友を殺したのは誰だ?」というキャッチコピーの元、親友の死の謎に迫る物語です。 この記事では『リバース』のあらすじ・ネタバレや犯人の正体まで、詳しく解説していきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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『リバース』の口コミ・感想

リバース』の総合評価
4.5 / 2人のレビュー
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20代男性

原作も大好きなので、ドラマ化が本当に楽しみでした。結末はドラマオリジナルの展開になっていて、まさかの展開に終始ドキドキでした!なぜ広沢が亡くなったのか、しっかりと映像で描かれていたので納得の結末。とても面白かったです。

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30代女性

原作を読まずにドラマから入りましたが、面白かった。でも美穂子のキャスティングが戸田恵梨香だったので、美穂子には何かあるな~と思いながら観ていました。そして藤原竜也など俳優陣の演技も見事。小笠原役が武田鉄矢というのも、味があってすごくよかったです。

第1話のあらすじ・ネタバレ

深瀬和久(藤原竜也)は10年前、大学のゼミ仲間5人とのスノボ旅行に行った際、親友の広沢由樹(小池徹平)を亡くしました。 そして現在、深瀬は越智美穂子(戸田恵梨香)という女性と偶然出会い、交際に発展。そんな幸せいっぱいの深瀬の家の玄関に、「人殺し」という張り紙が貼られたのです。 その後深瀬は、教授の退官祝賀会で他のゼミ仲間4人と再会。広沢は車の事故で亡くなり、残った4人は殺人を疑われジャーナリストの小笠原(武田鉄矢)につけられることに。 そして美穂子の働くパン屋に「深瀬和久は人殺しだ」という手紙が届き、深瀬は10年前のことを美穂子に打ち明けたのでした。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

2007年の冬。深瀬はゼミ仲間である浅見(玉森裕太)、谷原(市原隼人)、広沢と村井(三浦貴大)の別荘へスノボ旅行に出かけます。 当日村井は妹の明日香(門脇麦)と共に遅れて参加する予定で、そんな村井を誰かが迎えに行くことに。手を挙げたのは、1番お酒を飲んでいなかった広沢でした。 深瀬はコーヒーを水筒に入れて広沢に持たせ、広沢は車へ。しかし広沢は途中でガードレール下に落ち、半年後に川に流された広沢の遺体が発見されます。 4人は土下座で広沢の両親に謝罪したものの、飲酒のことは「墓場まで持っていく」と誰にも言わなかったのでした。 真実を知った美穂子は深瀬を避けるようになり、そんな美穂子は何者かにストーカーされていて……。

第3話のあらすじ・ネタバレ

浅見、村井、谷原の元にも告発文が届きます。深瀬の元には何度も小笠原がやってきて、小笠原は殺人を疑っていました。 そんな時、再び美穂子の元に「深瀬和久はお前を不幸にする」という怪文書が届きます。そして谷原は何者かに電車のホームに突き落とされ……。 小笠原は広沢の母・昌子(片平なぎさ)に会い、何やら2人は落語の「敵討ち」を聴いている様子。一方村井は、浅見と谷原が共謀して広沢の車を崖から落としたのではと考えるように。 小笠原も、広沢が本当に車に乗っていたかどうかを疑い始めていたのでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

谷原は意識不明の重体となり、病院に入院。深瀬と浅見と村井は、谷原を突き落とした犯人は広沢の事件に関わった自分たちを恨む者の犯行と推測します。 そんな時、谷原が襲われた直後に帽子をかぶった女性が駅から走って逃げる姿が目撃され……。 その帽子をかぶった女性とは、広沢の母であると判明します。その夜浅見は、「警察に言えなかった事がある」と深瀬に伝えました。 それは、広沢を探していた時に燃える車から誰かが逃げる姿を見たとのこと。その人物とは、「赤いジャンパーを着ていた村井だと思う」と浅見は深瀬に伝えたのでした。

第5話のあらすじ・ネタバレ

帰り道、美穂子が何者かに襲われます。美穂子はしばらく、乾恭子(You)の家で過ごすことに。浅見は村井を疑っていることを村井に追及。しかしそれは浅見の勘違いで、村井は事件当夜広沢を見ていないと断言しました。 浅見たちは、小笠原と広沢の母が自分たちに嫌がらせをしていると睨みます。その後再び美穂子が男に襲われるも、何とか無事でした。 そして村井は10年前、広沢がいつになっても迎えに来ないため、妹とともにタクシーで別荘に向かったと深瀬に告白。 その時、村井は浅見と谷原を見かけて2人が何かを埋めているように見えたと打ち明けました。翌日突然深瀬の会社が倒産し、村井は行方不明となったのでした。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

村井は何者かに監禁され、谷原は以前意識不明のまま。一方小笠原と深瀬は、美穂子を襲った男を確保します。しかしこの男は怪文書を送ったこと、谷原を線路に突き落としたことを否定しました。 その後深瀬と浅見は、広沢の実家へ。広沢の母は谷原が線路に突き落とされた日に東京にいたことを認めるも、深瀬は「この人は復讐なんてしない」と感じていました。 そして浅見は10年前、谷原と広沢のものと思われる血痕を雪で埋めたことを告白。飲酒を隠すためでした。 その後深瀬は、広沢の親友という古川(尾上寛之)を見つけます。その頃ようやく、谷原は意識を回復し……。

第7話のあらすじ・ネタバレ

深瀬は広沢の同級生たちの証言から、広沢の元彼女が東京で働いていることを突き止めます。一方意識を取り戻した谷原ですが、事故当時の記憶はまだ曖昧な様子。しかし谷原は、何かを隠しているようなそぶりを見せます。 深瀬は広沢の卒業文集を発見。そこで広沢が結婚を考えていたという女性「河部美穂子」の名前を発見します。それは、両親が離婚して名字が変わる前の美穂子の名前。 深瀬たちは衝撃を受け、美穂子は深瀬だけでなく谷原、村井にもそれぞれ近づいていました。 そして谷原は10年前の事件当時、現場にあったてんとう虫のキーホルダーを谷底に捨てたことを告白したのです。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

深瀬たちに怪文書を送っていたのは、深瀬と付き合っていた美穂子であると判明します。さらに谷原を線路に突き落とした犯人も美穂子であると分かり、深瀬は運命の出会いは嘘だったと大きなショックを受けてしまいます。 美穂子は最初から、4人に復讐しようとは思っていませんでした。広沢についてもっと知りたいという気持ちから、4人に近づいたと告白。そして村井は10年前の事故当時、神奈川県議会議員である父・明正(村井國夫)に事態を相談していたと深瀬に打ち明けます。 その時、小笠原は何者かに刺されてしまい……。

第9話のあらすじ・ネタバレ

小笠原が何者かに刺され、病院に搬送されます。小笠原は広沢の事故の担当刑事で、左遷後に退職。ジャーナリストになってから明正の不正収賄を調べることとなり、再び広沢の事件を調べることになったのでした。 その後深瀬に脅迫メールが届き、この脅迫メールと小笠原への襲撃を行ったのが、明正の秘書・甲野(山崎銀之丞)であることが分かります。 そして深瀬は広沢が蕎麦アレルギーだと分かり、自分が渡したコーヒーに蕎麦が原料のはちみつを入れたことを思い出しました。 深瀬は自分のせいで、広沢が亡くなったのではないかと考え始めるように……。

最終回のあらすじ・ネタバレ

深瀬は自分が広沢を殺してしまったと思い、連絡を断ちます。深瀬は苦手なお酒を大量に飲みますが、小笠原に助けられました。そして小笠原は捜査を続け、ついに真相にたどり着きます。 事故当時、周辺では窃盗が多発していました。広沢は深瀬の入れたコーヒーを飲みながら村井の元に向かいます。その途中窃盗犯が車を盗むのを目撃し止めようとしますが、蕎麦アレルギーが出て動けなくなりました。 広沢は崖から転落し、窃盗犯は広沢を助けず車を崖から突き落とします。その後窃盗犯はカーブを曲がりきれず事故を起こし、証拠隠滅のため車を崖から落として火を放ちました。 窃盗犯は窃盗の罪で逮捕されましたが、このことはずっと黙っていたことが判明したのです。 深瀬たちは、広沢の両親に広沢に酒を飲ませたことを謝罪します。そして4人は、生きていた頃の広沢の話を両親にたくさん伝えました。後日、深瀬は大阪にいる美穂子の元へ。 深瀬は「やり直せないかな?」と言い、2人はコーヒーを飲みに行くことになったのでした。

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原作とドラマの違いは?

①広沢の発見時の状態やシチュエーション

原作とドラマでは、いくつか違いがあります。まず広沢の遺体ですが、ドラマでは広沢の遺体は事故から半年後に発見されました。しかし小説では、翌朝にすでに発見されています。 また原作では広沢は車ごと崖に落ちて亡くなっています。その後炎上した広沢の車を浅見と谷原が発見しました。一方ドラマでは、広沢は崖の下で白骨死体となって発見されました。 しかも崖下に車が落ちた場所と広沢の遺体が発見された場所が、10キロも離れていましたね。原作とドラマでは、広沢発見時の状態とシチュエーションがかなり異なっているのです。

②広沢の死因

広沢の死因も、原作とドラマで異なります。原作では、深瀬が蕎麦ハチミツ入りコーヒーを飲ませた事によってアレルギーを引き起こし、崖から転落しての事故死でした。 ドラマでは車を盗んだ窃盗犯と戦った後、深瀬が飲ませた蕎麦ハチミツコーヒーでアレルギーを起こし、崖から転落したことが死因でした。 ドラマでは窃盗犯が登場していますが、原作には出てきていません。蕎麦ハチミツによるアレルギーが死因ではあったものの、窃盗犯が関わっているかどうかが大きな違いとなります。

③8話以降はドラマオリジナル

ドラマの8話、9話、最終話は、ドラマオリジナルで原作にはない展開となっています。原作では第8話ラストで描かれていた、クローバーコーヒーで深瀬と美穂子が話すシーンが最後となっています。 またドラマでは美穂子の正体は4人全員が知ることになりましたね。しかし原作では、美穂子の正体は深瀬しか知りません。 そもそも小笠原自体もドラマオリジナルキャラクターですし、原作のある作品ですがかなりオリジナル要素も盛り込まれているといえるでしょう。

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『リバース』のあらすじ・ネタバレを全話紹介

ドラマ『リバース』のあらすじ、ネタバレを全話紹介しました。原作も大人気で、待望のドラマ化ということで大きな話題となった作品です。 ハラハラドキドキの展開、ぜひ原作もドラマもチェックしてみてはいかがでしょうか。