「文スト」吸血鬼ブラム・ストーカーの異能力とは?圧倒的強さを誇る天人五衰のメンバー!【文豪ストレイドッグス】
あのキャラも吸血鬼化!?
天人五衰メンバーの中で参加する理由も異能力も特殊な吸血鬼ブラム・ストーカー。2023年7月から放送されるアニメ『文豪ストレイドッグス』の5期にも登場予定であり、ますます注目度が上がっています。 この記事ではそんなブラム・ストーカーの基本情報から天人五衰リーダー・福地桜痴との関係、さらには名言まで徹底的に深掘りしていきます! ※この記事は『文豪ストレイドッグス』の重要なネタバレを含みます。
ブラム・ストーカーのプロフィール
所属 | 天人五衰 |
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年齢 | 不明 |
初登場 | 原作20巻88話/アニメ未登場 |
異能力 | 吸血種(ドラキュリア) |
声優 | 未発表 |
天人五衰で一番最後に登場する異能力者ブラム・ストーカー。「不死公主」の異名がついています。 見た目は完全にドラキュラな姿です。初対面は物々しい雰囲気を感じさせますが、実際のブラムは聖剣に切られ首から下がなく、性格も内向的。 初登場で棺を開けて登場した際も2週間眠りについたというのに「棺を閉じよ、余は寝る」と言い出すほど彼にとっては眠ることが重要です。ストーリーの途中からは自分の棺に入ってきた少女の幸田文と行動するようになります。
ブラムの初登場巻を
天人五衰(てんにんのごすい)の一員
ブラムは特級の異能犯罪者が集まる天人五衰(てんにんのごすい)の構成員です。リーダーである福地桜痴とのある因縁から天人五衰として活動するようになりました。メンバーの中で唯一嫌々参加しているともいえます。 首だけの姿で自分では歩くことが出来ないため福地桜痴とともに行動することが多くなっています。
【異能力】ブラム・ストーカーの吸血種(ドラキュリア)とは?強さを解説
特徴 | ドラキュラのように人間の血を吸い仲間を増やす |
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ブラム・ストーカーの異能力「吸血種(ドラキュリア)」の能力については漫画版91話で江戸川乱歩によって詳しく解説されました。 「吸血種」は噛んだ人間を支配でき意のままに操ることができるのです。さらに噛まれた吸血種は他の人間を噛むことで感染を拡大、急速に支配する人間を増やせます。その能力を活かして91話時点では16の国軍を陥落させていました。 ブラムはかつて存在した『世界を滅ぼす十の厄災』の一柱と称されるほど古くから恐れられています。そんなブラムですが8年前に厄災と言われた日から配下は増やさないと誓っており、作中での異能力発動は福地桜痴の脅しによってやらされていました。
【犠牲者】ブラムによって吸血鬼化したキャラ
芥川龍之介
福地桜痴の能力で過去が改変され、芥川龍之介は殺されてしまいます。福地は死体の前に棺を取り出しブラムを召喚。芥川はブロムの餌食となり吸血種へと変貌してしまいました。 2日後、芥川の部下・樋口一葉は芥川の後ろ姿を見つけて駆け寄ってしまいます。そして樋口もまた吸血種へと変わってしまいました。さらに樋口が今度は芥川の妹・銀に噛みつき3人が吸血鬼化、その他にも多数のポートマフィアメンバーが感染してしまったのです。
福地桜痴(ふくちおうち)との関係性は?
ブラム・ストーカーが天人五衰に入った理由はリーダーの福地桜痴との関係性にあります。かつてブラムは福地と対戦し敗れました。そして福地が愛用する聖剣ソルズレヴニに能力によってほぼ頭部のみの体となり封印されてしまったのです。 ブラムは幸田文から福地は仲間ではないのかと聞かれ「異である。福地は余の縛鎖」と古めかしい言葉で宿敵と回答。ブラムは異能力を使いたくないものの、断れば聖剣で脳髄を焼き尽くすと脅され渋々命令を聞いています。
【モデル】歴史上の人物・ブラム・ストーカーとは?
ブラム・ストーカー | 1847年-1912年 |
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モデルとなったブラム・ストーカーはアイルランド出身、1800年代後半のヴィクトリア朝時代に活躍した作家です。『吸血鬼ドラキュラ』が日本でも有名ですが、その他にも『ドラキュラの客』や『判事の家』などを執筆しました。 『吸血鬼ドラキュラ』に登場するドラキュラ伯爵は年齢こそ違うものの黒ずくめで正気がなく青白い肌、そして尖った犬歯と文ストに登場するブラムの姿によく似ています。また噛み付いて「不死者」を増やしていく異能力もモデルそのままの能力です。
【名言】ブラムの名セリフを紹介
名言①彼の血は吸わぬ。世界を燃やしたくば1人でやれ
芥川龍之介を吸血鬼化しろと命令された際に発したセリフです。首1つになっても信念を曲げず一度は負けた相手であり、現上司の福地桜痴に毅然として拒否するあたりに心の強さを感じます。 残念ながら聖剣を握られ異能力を使わざるを得ませんでしたが、どうにかその呪いが解けた時には真っ先に裏切ってくれそうな期待が持てますよね。
名言②家臣には思い及ばぬ領主の苦悩である
福地桜痴から逃げていた幸田文と行動をともにすることになったブラムが聖剣について話した際に言ったセリフです。 ブラムは「聖剣に貫かれしは二度目」と静かにつぶやきます。そして領民だけは助けてほしいと懇願する過去のブラムが描かれました。寂しそうな表情を気にかける幸田を心配させまいと気丈に振る舞うブラムの優しい一言です。
【声優】ブラムの声を演じるのは誰?予想!
2023年7月現在声優の発表されていません。しかし4期が漫画の18巻あたりまでをもとに制作されており、1シリーズが漫画の4〜5巻分進むと考えると2023年7月からスタートする5期に登場すると予想されます! あくまで希望も込めた予想ですが逢坂良太の声は合いそうです。『魔入りました!入間くん』でのおっとりしたアミィ・キリオ役から『鬼滅の刃』の妓夫太郎役まで幅広くこなせるため、冷静なブラムと熱いブラムを使い分けられる声優ではないでしょうか。 SNSでは速水奨や梅原裕一郎などを推す声も挙がっていました。文ストの声優ははまり役が多いだけに期待大ですね。
ブラムは外見も異能力もドラキュラなキャラクター!
初登場は棺から登場、黒ずくめの服装も鋭い犬歯も、そして異能力までも全てドラキュラ伯爵と瓜二つのキャラクターです。その能力はねずみ算式に支配下を増やしていく恐ろしい能力であり、天人五衰と武装探偵どちらにつくかで今後の戦況を大きく変える存在になるのではないでしょうか。 原作を復習しながら2023年7月スタートの5期を楽しんじゃいましょう。