漫画『黙示録の四騎士』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！メリオダスの冒険から16年後が描かれる！

祖父と絶壁に囲まれた「神の指」に住むパーシバルのもとに聖騎士がやってきます。聖騎士は祖父を殺害、死に際に祖父は聖騎士が父・イロンシットだと告げました。パーシバルは父を探す旅に出たのです。 地上の村で父とは別の聖騎士と戦い「英雄型の魔力」使いだと判明。しかし魔力でも敵わず、赤いキツネ・シンのワープによって助かりました。そしてシンはパーシバルが「黙示録の四騎士」だと伝え、リオネスに向かうよう進言します。 木霊の谷で狂気の薬師・ナシエンスと出会い彼の父を助け仲間に。次なる町シスタナでイロンシッドを発見します。イロンシッドは「常闇の棺」の欠片を集め、住人を生贄にするつもりでした。 パーシバルは領主の娘・アンとともにイロンシットに立ち向かいますが……。

アンが仲間になり到着した次の町はカント。カントではシンのワープで一緒になったドニーの叔父でかつてのリオネス聖騎士長・ハウザーと酒場で出会います。 しかしハウザーの過去の栄光は見る影もなくパーシバル一行とともにハウザーの元弟子で盗賊のエドリンに牢屋へ閉じ込められてしまいました。その後エドリンが手懐ける古竜が暴走するも、ハウザーがついに本気を出し古竜を食い止めたのです。 一行はダルフレア山脈にある魔力漂う村へ。村人は魔族であり、村の外で出会った猟師・アードは魔族を滅ぼそうとする聖騎士でした。アードに追い詰められるパーシバル達の前に「七つの大罪」のゴウセルが登場し命拾いします。 しかし次なる敵・殺し屋集団「闇のタリスマン」に追われて……。

シンの正体は黙示録の四騎士の1人である「ランスロット」でした。一行はついにリオネスに到着、国王のメリオダスはパーシバルに助けを求めます。 アーサー王の手下に間違えられる一幕があるもトリスタン・ガウェインが合流しついに四騎士が揃いました。そばでは十戒のメラスキュラとガランが復活するもガウェイン、パーシバル、トリスタンの活躍で撃破します。 しかし倒した2人が融合してメラガランが誕生してしまうのです。地下牢ではランスロットの師匠・ジェリコとランスロットが対面。ジェリコはランスロットへの愛を話しながらもアーサーへの信頼を明かし消えていきます。 トリスタンは魔神族の力でメラガランを圧倒しますが、そこにアーサーが現れ……。

メリオダスvsアーサー戦は途中からランスロットが参上し、アーサーを押し始めますが混沌の騎士団によってアーサーは撤退。戦いを終えるも捕虜を失い目的地・キャメロットへの行き方が消えてしまいます。 隊を分けて手がかりを探った一行は壁の町「ウォルナック」へ向かうことが決定。しかし彼らの行動はギネヴィアの未来視によってアーサーにバレていたのです。 混沌の騎士・マクダフがイゾルデに襲いかかりますがジェイドが身を挺して守り死亡してしまいます。キオンはジェイドを思いながらマクダフを倒し、ランスロット達も合流し死を悼みました。 パーシバル達は魔界へと進路を決める一方、アーサー側ではイロンシッドの義弟・モートラックが彼らを追い始めており……。

魔界へ辿り着いたパーシバルは、そこでモートラックをはじめとする混沌の騎士たちと激突しました。苦戦を強いられたものの、パーシバルは何とかモートラックとの一騎打ちを制します。 そこでモートラックの口からとんでもない事実が語られました。彼の義兄にあたるイロンシッドは、かつて死んだ赤子に「生命の精霊」を宿し、自身の息子ディオドラの魂をそこへ移そうと画策。しかし、それを知ったバルギスが精霊を宿した赤子を連れ逃亡してしまいます。 その時の赤子こそがパーシバルだったのです。自分が人間ではない、しかもイロンシッドとバルギスが争う原因だったと知り絶望するパーシバル。彼はこれ以上周囲を不幸にできないと考え、自ら深い眠りについてしまうのでした。

パーシバルが意識を失ってから約2年後、彼の体は妖精界に安置されていました。この場所を統治するキングとディアンヌは、どうやらメリオダスの頼みを受けて、パーシバルと彼の様子を見守るナシエンスを匿っている様子。 しかし、そこに妖精界に伝わる「いにしえの秘薬」を狙う、キャメロットの魔術師キルベガンが現れます。キングが応戦し何とか勝利するも、なんと呪いをかけられキングが弱体化。さらに、四凶の騎士と呼ばれる猛者のひとり、白い騎士ウォーラルダンまで登場します。 妖精界は途轍もない窮地に追い詰められますが、そこでついにパーシバルが目覚めることに！これにより何とか危機を脱し、パーシバルは久方ぶりに仲間たちとの再会を果たすのでした。

復活したパーシバルはガウェインと再会し、トリスタンがいると思しきアンヌヴンの大釜へ。パーシバルはそこで開催される剣闘祭に出場するのですが、なんとそこでイロンシッドの息子ディオドラと遭遇します。因縁深きふたりは、これからいったいどんな戦いを繰り広げるのか。 剣闘祭の行方はもちろん、パーシバルとディオドラの関係性にも要注目です。

『黙示録の騎士団』は『七つの大罪』の正統続編、前作の16年後が舞台です。主人公はメリオダスからパーシバルに交代していますが、旅の道中では様々な懐かしキャラが登場します。 例えば聖騎士のハウザーは飲んだくれになっていましたが、ピンチにはあの頃の男気を見せ活躍。そしてリオネスではメリオダスがついに登場し、新旧の主人公が話し込む姿もありました。そしてアーサーがなんと闇落ちしているという展開は前作ファンにとって大きな驚きかもしれません。

前作『七つの大罪』はアニメ化で人気に拍車をかけましたが、『黙示録の四騎士』も2023年10月から放送されたアニメで人気が加速！ パーシバル役にはアニメ初主演の小村将、ドニー役に『チェンソーマン』のデンジを演じる戸谷菊之介、ナシエンスには『ウマ娘 プリティーダービー』のビターグラッセを演じる島田愛野とフレッシュな声優が勢揃い。迫力満点の戦闘シーンも相まって、上々の評価を獲得しました。 それを受けて、2024年10月6日からTBS系列でアニメ第2期の放送がスタート！12月13日現在も放送中で、原作で言うと13巻辺りまでの内容が描かれています。

前作ファンでなくても楽しめる内容になっている『黙示録の四騎士』ですが、前作『七つの大罪』の知識があると人間関係や心情の変化などより深く楽しめる作品になっています。 『黙示録の四騎士』はもちろん『七つの大罪』も合わせて一気読みしてみてはいかがでしょうか。