2025年2月11日更新

【最新ネタバレ】漫画『メダリスト』あらすじを感想込みで解説!いのりのスケートから目が離せない

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漫画『メダリスト』の登場人物

結束いのり(ゆいつかいのり)

本作の主人公を務める結束いのり。小学5年生の気弱な女の子ですが、フィギュアスケートと出会い大きく成長していきます。才能と努力でスケート技術を磨き上げ、大舞台でも物怖じしない勇気を手に入れていく。その姿に多くのファンが魅了されています。 原作では中学生となり、コーチの司と共にオリンピック金メダルを目指し奮闘中。その頑張りぶりから目が離せない、魅力的な主人公です。

明浦路司(あけうらじつかさ)

ひょんなことからいのりのコーチを務めることになった、明浦路司。生徒たちの成長を自分事のように喜ぶ熱い心の持ち主で、いのりの努力や成長ぶりに人目をはばからず涙することも。明るく真っ直ぐな性格で、大人からも子供からも愛される好青年です。 司はいのりと共に努力を重ね、作中でコーチとして大きく成長。いのりに次ぐ、もうひとりの主人公と言われる超重要人物です。

狼嵜光(かみさきひかる)

いのりの好敵手として登場する狼嵜光。全日本ノービスB大会2連覇を果たした天才少女で、それ以降も絶対的な強さでいのりの前に立ちはだかります。そのスケート技術と強靭なメンタルは小学生とは思えないレベルで、周囲からは憧れと恐れの目で見られることに。 そんな彼女はスケートへの異常な執着を見せるいのりに、強い興味を抱き始めます。2人のライバル関係は本作の「軸」とも呼べる大切な部分。緊張感あふれる、彼女たちの勝負は必見です。

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夜鷹純(よだかじゅん)

男子フィギュアスケート史に名を残す、超天才選手・夜鷹純。若くしてオリンピックや世界選手権の頂点に立ち、20歳の時に突如引退した謎多き人物です。表舞台に出ることはありませんが、彼は影のコーチとして光のスケートを指導。自身の技術を全て伝授するため、厳しいトレーニングを課しています。 純は非常に冷淡な性格をしており、スケートのことしか頭にない「機械」のような人物です。人情味あふれる司とは正反対で、2人がコーチとして対立しあう姿も本作の見どころとなっています。

鴗鳥理凰(そにどりりおう)

いのりや光の同級生にあたる男子スケーター、鴗鳥理凰。かつてのオリンピック銀メダリスト・鴗鳥慎一郎の息子で、光と共に慎一郎の指導を受けながらスケートに打ち込んでいます。クールそうな雰囲気を纏っていますが、実はかなり面倒な性格の持ち主。 いのりには憎まれ口を叩く一方で、自分が慕う司や光に対しては重めに懐く、少々ツンデレ気質な少年なのです。ただ、そこが彼のチャームポイントとなっており、本作のファンから高い人気を集めています。

漫画『メダリスト』ネタバレ感想1巻・2巻

主人公の明浦路司はかつてアイスダンスの選手でしたが、引退後はアイスショーの面接に落ち続け、プロスケーターの道を諦めかけていました。そんななか、親に見放されていた結束いのりに出会い、才能を見抜いた司はいのりのコーチになります。 ノービスの絶対王者である狼嵜光と出会ったいのりは影響され、オリンピックの金メダリストを目指すようになりました。フィギュアスケートの検定試験であるバッジテストを取得しながら、親からの理解を得るため名港杯という大会で優勝を目指します。 迎えた大会当日。ライバルの三家田涼佳を抑えいのりは優勝しました。同じ大会のノービスに出場していた光の演技を見て、いのりは会いに行きます。しかし、途中で光のコーチである夜鷹純に出会い、合流した司といのりは夜鷹に宣戦布告をするのです。

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大会でジャンプを転倒したいのりが、諦めずに勝ちに行く姿に思わず泣いてしまった……。

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漫画『メダリスト』ネタバレ感想3巻・4巻

名港杯を終え、今度は西日本大会に出場します。スケート靴を電車の中に忘れるアクシデントはあったものの、司が無事に靴を届けいのりは完璧の演技を見せました。しかし、惜しくも蓮華茶FSCの大和絵馬に敗れ、いのりは優勝を逃します。 そこから1年後、夜鷹と揉めた鴗鳥理鳳は司たちのルクス東山FSCに一時移籍して、司が面倒をみることに。当初は司に冷たい態度で接していた理鳳ですが、司の指導や演技に触れ「明浦路先生」と呼ぶようになりました。 一方、いのりは6級バッジテストに挑戦します。このテストでの課題は2回転アクセル。いのりは見事このジャンプを成功させ、6級バッジテストに合格しました。いよいよ光と同じ土俵に立ちます。迎える大会は全日本大会中部ブロック大会です。

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お手本として司が滑るシーンがカッコいい!体は大きいのにキレイに滑る姿がいいよね。

漫画『メダリスト』ネタバレ感想5巻・6巻

いよいよ全日本選手権中部ブロック大会がスタートします。全部で15人出場しますが、いのりの滑走順は14番目です。ライバルたちが滑り出し、炉場愛花や八木夕凪といった強敵がいのりの前に立ちはだかります。 迎えたいのりの番。他のライバル選手と比べていのりは高得点を叩き出せるジャンプを持っていません。しかし、技の出来栄えを見るGOEと演技後半に入れたコンビネーションを武器にいのりは戦います。大会のなかで1人だけ完璧の演技を見せたいのりは優勝しました。 大会を終えコーチ陣で焼き肉を食べ、その後は夜鷹と夜鷹のライバルだった鴗鳥慎一郎と一緒に司はリンクへ行くことに。光に全ての大会で金メダルを取らせると主張する夜鷹に、来月の全日本で勝つと司は再び宣戦布告をしました。

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いのりが完璧の演技を見せるシーンが熱すぎる!最初と比べていのりは成長したなあ。

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漫画『メダリスト』ネタバレ感想7巻・8巻

全日本へ向けて練習する司といのり。いのりの課題は高難易度のジャンプです。ジャンプ専門のコーチを呼びハーネスを使った練習のなかで、4回転ジャンプを飛べる可能性があることに気付きました。いのりは4回転サルコウの練習を始めます。 全日本が始まりいのりと光が大会で競い合います。事前に選手やコーチのなかでいのりの4回転の情報が出回り注目を集めていました。しかし、いのりはそんなプレッシャーを跳ねのけ、公式練習から4回転サルコウを決めます。 各選手の演技が始まり、光の順番になりました。冒頭に4回転トウループを決めたほか、演技終盤で3回転アクセル・オイラー・3回転サルコウのコンビネーションを見せ、光は完璧な演技で首位に立ちます。光の演技を見たいのりと司は構成を変更して光に挑むのです。

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光の演技がえぐすぎる!ジャンプは点数が加算される両手上げだし強すぎでしょ。

漫画『メダリスト』ネタバレ感想9巻・10巻

大歓声に包まれた光の演技の後に登場した美玖にとって、今回の全日本は最後の試合。彼女はこれまでの自身のすべてを出し切ろうと滑りだしますが、ミスを連発。それでも諦めずに滑り切った彼女ですが、あっけなく最後の試合が終わってしまったことにショックを受けます。 その後登場したいのりは大技を連発しますが、ジャンプが回転不足となり、惜しくも光に追いつくことはできませんでした。 全日本選手権が終わり、ルクス東山から離れることを決意した司。一方で美玖のコーチだった洸が、ルクス東山でいのりを見ることに。中学生になったいのりはルクス東山を離れた司のことを考えながら、ジュニアグランプリの選考会に出場します。 いのりは指定強化選手Bに選出され、ジュニア選抜メンバーの合宿へと参加することになるのでした。

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いのりたちの結果は残念に終わってしまいましたが、全日本の試合シーンは圧巻でした。その後も挑戦し続けるいのりをますます応援したくなる!

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漫画『メダリスト』ネタバレ感想11巻

いよいよ開幕した、ジュニアグランプリシリーズ。光と約束したこともあり、司といのりはジュニアグランプリファイナルに出場し、優勝を目指します。司が探していたメディカルトレーナーも無事に金弓先生に決まり、一同は第一戦となるバンコク大会へ。 いのりは初の海外試合で戸惑いながらも、同じく日本代表に選出された前シーズンのグランプリファイナルの女王である岡崎いるかにマイペースに声をかけるのでした。 最終的にいのりの順位は4位にとどまりますが、いのりといるかの距離は大会を通してぐっと縮まります。

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初めての海外試合でいつも通りに振る舞えるいのりのメンタルが強すぎて、見習いたい!いるかとも仲良くなれてよかった。

【最新】漫画『メダリスト』ネタバレ感想12巻

ついに開幕した大舞台、全日本ジュニアフィギュアスケート大会。出場選手のなかには優勝候補のいるかのほか、東京のスターフォックスFSCに移籍した光の名前が。そして、海外大会での初優勝を果たした、いのりもそこに名を連ねていました。 これまでの集大成を見せることになる本大会。しかし、1番滑走の光がまさかの転倒を見せ、そのうえいるかは練習中に大怪我を負うことに……。その現場を見ていたいのりは動揺の表情を浮かべたものの、「ここで挫けたらいるかちゃんに怒られる」と覚悟を決めます。 司はそれを少々不安げに見つめますが、あとは彼女を見守るしかありません。そしてついに、いのりの競技時間が迫ってきます。「20番、結束いのりさん」というアナウンスと共に、彼女は銀盤の上へ。まっすぐな目で前を見つめ、光に挑む戦いを開始するのでした。

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光のミスにいるかの離脱、まさかの展開が続く全日本ジュニア。いのりが順調に演技できるのか心配……!

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『メダリスト』の見どころ

ただ「スケートが上手い」だけではないコーチ

メダリスト

本作には努力を重ねる選手だけでなく、それを支えるコーチの存在にもスポットが当てられています。いのりを指導する司は選手に寄り添う人情型のコーチで、自身がアイスダンス出身ということもあってか、いのりと共に「フィギュアスケートを学んでいく」という姿勢が特徴的です。 それとは対照的に、光のコーチを務める純は、フィギュア界で成功を収めた元天才選手。誰よりも完成度の高いスケート技術を、厳しい訓練で光に叩き込んでいきます。陽のコーチである司と、陰のコーチである純。正反対な2人の指導方法や、それが導く結果も本作の大きな見どころです。 ただ、作中で光は「純といのりが似ている」と匂わせる発言をしています。これまで関わる機会はほとんどありませんでしたが、今後は純といのりの関係性にも注目していきましょう!

熱すぎる少女たちの戦い

優雅に思えるフィギュアスケートですが、本作のフィギュアスケートはとにかく「熱い!」の一言です。いのりはもちろんのこと、いのりのライバルたちが大会にかける思いが描かれており、どの子も応援したくなります。 特に熱かったのが、全日本選手権中部ブロック大会。後から入った光に抜かされた夕凪が演技にかける思いは痛々しいほどですし、いのりの演技にはこれまでの集大成が感じられました。 今後の選手たちの演技にもどんな思いが秘められているのか、熱い戦いに期待が高まります。

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【アニメ化】米津玄師&羽生結弦が激推し

アニメ版『メダリスト』が2025年1月4日から、テレビ朝日系列「NUMAnimation」枠などで放送開始!主人公いのりの声を演じるのは、プライベートでもフィギュアスケート鑑賞が趣味の声優・春瀬なつみ。司の声優は大塚剛央、光の声優は市ノ瀬加那が担当するなど、豪華声優陣が脇を固めています。 また、本作の主題歌は逆オファーをかけて楽曲提供したという米津玄師が担当!もともと原作の大ファンだったようで、その情報が報じられると『メダリスト』への注目度がさらにアップ。そのうえ美麗なスケートシーンのアニメーションがSNSでバズり、今クール屈指の話題作となりました。 ちなみに、そんな本作をあの超有名フィギュアスケーター・羽生結弦もチェックしている様子。その影響もあってかフィギュアスケートファンのあいだでも人気を集め始め、今や『メダリスト』はアニメ・漫画ファン以外の人にも届く注目作となっているのです。

『メダリスト』あらすじをネタバレ解説しました!

少女たちが熱い戦いを繰り広げるフィギュアスケート漫画『メダリスト』。アニメ版のハイクオリティなスケートシーンも話題となり、注目度がますます上昇しています。また、アニメだけでなく原作もいのりが光にどう立ち向かっていくのかが気になりますね。漫画もアニメも今後に期待です!