ドラマ「チェリまほ」のあらすじネタバレを最終回まで!劇場版のベッドシーンについても解説
「チェリまほ」のあらすじ概要
基本情報
作品名 | 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい |
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原作 | 豊田悠 |
脚本 | 吉田恵里香 , おかざきさとこ |
キャスト | 赤楚衛二 , 町田啓太 , 浅香航大 , ゆうたろう |
人気若手俳優の赤楚衛二と町田啓太を主演に起用したドラマ「チェリまほ」は、放送開始と同時に話題になり、大きな反響を得ました。 豊田悠による原作は、2018年から『ガンガンpixiv』(スクウェア・エニックス)に連載中。2019年には「全国書店員が選んだおすすめBLコミック2019」1位に輝き、2022年3月時点で累計発行部数は200万部を突破した大人気コミックです。
あらすじ
「30歳まで童貞だと魔法使いになれる」という都市伝説。童貞のまま30歳を迎えた安達清(赤楚衛二)は、「触れた人の心が読める」という地味ながらも特殊な能力を手に入れます。 出社した安達はひょんなことから営業部の同期のイケメン、黒沢優一(町田啓太)の心を読んでしまいますが、驚いたことに聞こえてきたのは、自分への恋心でした。困惑した安達は、すべて自分の妄想で幻聴だと思い込もうとしますが……。
ドラマ「チェリまほ」の全話ネタバレ
第1話
「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」――。そんな都市伝説がまことしやかにささやかれるなか、童貞のまま30歳を迎えた安達清。しかし彼が手に入れたのは、「触れた人の心が読める」という地味な能力でした。 ところが出社した彼は、混雑したエレベーターの中で、イケメンで同期の営業マン・黒沢優一の心の声を聞いてしまいます。驚いたことに彼の心は安達への恋心でいっぱいでした。 安達はなにかの間違いだと思い込もうとしますが、残業中にも黒沢の心の声はダダ漏れ。その後、夜遅くに帰宅しようとした安達は、黒沢に彼の家に泊まっていくよう誘われ……。
第2話
終電を逃し、黒沢の家に泊まることになった安達。黒沢から伝わってくる妄想に、安達はたじろいでしまいます。黒沢は好意がバレているとはつゆ知らず、親切に接してくれました。 「襲われるのでは?」と身を固くしていた安達でしたが、そんな黒沢の姿を見て、「黒沢に失礼だ」と思い直し、布団に入ります。しかし緊張して眠れません。一方の黒沢も、好きな人が自分の家にいることに緊張して眠れずにいました。 黒沢との関係に悩んだ安達は、親友の柘植将人(浅香航大)に相談することに。彼は恋愛小説家で、さぞかし恋愛経験が豊富だろうと思っていましたが、実は柘植も童貞であることがわかります。
第3話
安達は黒沢の心の声を聞いて、自分への好意が本気だと気づきます。そんななか、新入社員の六角祐太(草川拓弥)の誘いで数人で飲みに行くことになり、2人の距離は急接近。 そんななか、安達と黒沢は王様ゲームでキスすることになってしまいます。焦る安達が目を固く閉じていると、黒沢は彼の額にキスしました。その直後席を立った黒沢を安達が追いかけると、黒沢はさきほどのキスを安達が嫌がっていたのではと、自分を責めていました。 そんな彼の心の声を聞いた安達が「嫌じゃなかった」と言うと、黒沢は「それ、どういう意味かわかってるの?」と近づいてきます。
第4話
キスが未遂に終わった日から安達は黒沢を避け、2週間が経ちました。そんななか、藤崎(佐藤玲)と買い出しに行くことになった安達は、途中でガラの悪い人に絡まれてしまいます。藤崎を守ろうとする安達が殴られそうになったとき、黒沢が通りかかり、颯爽と2人を助けました。 その後、藤崎が黒沢の安達への気持ちに気づいていることを知った安達。一方、黒沢は余計なことをしたのでは、と悩んでいました。そんな彼に安達が感謝を告げると、黒沢はうれしそうに笑うのでした。 完璧だと思っていた黒沢も悩んでいることを知った安達は、自分にもなにかできるのではと思いはじめます。
第5話
人の心の声が読める能力を活かして、黒沢のピンチを救った安達。ほかにも人の心を読んで行動し、周囲から「気遣いができる人」と思われていきます。 人から認められることによろこびを感じていた安達でしたが、あるとき黒沢が社外で女性と話している場面に遭遇。後輩の六角は「元カノに違いない」と言い、安達はモヤモヤした気持ちになってしまいます。 落ち込んで元気がなくなってしまった安達を心配する黒沢。食事もろくに喉を通らず、まともに寝てもいなかった安達はついに倒れてしまいます。そんな彼を、黒沢はタクシーに乗せて送っていくことに。しかし、そのタクシーに黒沢の元カノらしき女性も乗り込んできて……。
第6話
黒沢の元カノかと思われた女性は、実は彼の姉でした。安達の家に到着すると、彼女は泊まるところが必要だと事情を話します。そして安達の体調が悪いのなら、黒沢が看病がてら泊まっていけばいいと提案しました。 翌朝安達が目覚めると、成り行きで黒沢はしばらく泊まり込むことに!黒沢は内心よろこびますが、彼の気持ちを知った安達はドギマギしてしまいます。 会社では、2人が一緒に住んでいることを知った六角が、安達の家でたこ焼きパーティをしようと言ってきます。安達が2人きりになるのを回避できて安心する一方で、黒沢はがっかりしていました。 翌日、安達への想いが抑えきれなくなった黒沢は、ついに告白します。
第7話
驚いて固まっている安達を前に、告白のことは忘れてほしい、告白前の関係に戻ろうと言い、去っていく黒沢。 想いを断ち切ることができない黒沢は、安達を好きになったきっかけを思い返します。入社間もないあるとき、顔だけが取り柄だと言われていた黒沢に、安達は彼の仕事や気遣いができるところがすごいと言ってきたのです。 一方、告白の件を忘れてほしいと言われた安達ですが、いままでの黒沢との思い出が忘れられません。そして出張から帰ってくる黒沢に会うため、会社を飛び出します。 歩道橋で黒沢に追いついた安達は自分の想いを告げ、2人は晴れて両思いになるのでした。
第8話
安達と黒沢の初デート当日、柘植が安達のもとを訪れ、想いを寄せている湊(ゆうたろう)のダンスの練習を見に行く約束をしてしまったと言います。自分たちとは全くタイプの違う湊と過ごすことに柘植が躊躇していると、黒沢は3人で行こうと提案。 公園に着き、六角がいることに驚く安達と黒沢。差し入れを買いに行った柘植が戻ってくると、湊がかっこよく踊っていました。しかし彼の友人の圭太(岩本晟夢)はそれを見て、彼をバカにします。湊は圭太に掴みかかり、みんなで仲裁に入りますが、湊は柘植に余計なことはしないでくれと言います。 柘植の湊に対する気持ちを知った安達は、彼を勇気づけるため黒沢との交際を宣言。背中を押された柘植は、夢を追う湊に励ましの言葉をかけます。ところがその後、柘植は湊と圭太がキスしているところを目撃してしまうのでした。
第9話
付き合い始めたばかりで、しあわせな日々を過ごす安達と黒沢。 一方、湊と圭太のキスを目撃してしまった柘植は湊を避けていました。そんなあるとき、六角が安達に柘植を呼び出してほしいと言ってきます。安達と黒沢もその場に同席すると、六角は柘植に避けられて湊が傷ついていると激怒。柘植は自分が湊を避けている理由を勘違いされていることに気づき、湊に謝りに行きます。 公園でダンスの練習をしていた湊に謝罪した柘植は、自分の彼に対する想いを告白。湊もまた、柘植に想いを寄せていました。お互いの気持を知った2人は結ばれます。
第10話
柘植から「魔法使いを卒業した」と知らされた安達。彼は黒沢に背中を押され、社内コンペに参加することを決意しました。コンペに集中するため、初デートはまたしてもお預けに。 しかしみんなから応援されるほどに、期待に応えなくてはとプレッシャーが大きくなっていきます。黒沢はそんな安達を「デートの練習」に連れ出しました。本当の初デートにはなにかサプライズを用意しているようです。 デートの練習でリフレッシュした安達は、コンペに出すデザインを完成させました。黒沢にデザインを見せ、食事をした帰り道、安達はうっかり黒沢の心の声に反応してしまいます。そこで安達は初めて、人々は心の声を聞かれることを嫌がるのではないかと思い至ります。
第11話
柘植に呼び出され、「魔法の力に頼りすぎるな」と忠告された安達。出社すると、黒沢からコンペの一次審査を通過してことを知らされます。二次審査はプレゼンとのことで、黒沢はプレゼンの練習に熱心に付き合ってくれました。 しかしプレゼン当日、安達は企画開発部の部長の「どの企画もパッとしない」という心の声を聞いてしまいます。緊張しながらプレゼンを始めた安達でしたが、開始早々に部長から「もう結構よ」の一言。そこで今朝、部長の心の声で聞いたことを言うと、プレゼンをつづけるように言われました。 最終選考には残らなかったものの、部長から彼女の心の声の通りに話したコンセプトを褒められた安達。魔法の力に頼らないようにしようと考えていたのに、これではズルをしたのと同じだと落ち込みます。 黒沢がお祝いの食事を用意してくれても気分が晴れない彼は、半ばヤケクソになって魔法の力のことを黒沢に話しました。安達が苦しくない選択をしてほしいと言う黒沢は、「俺たち、もうここでやめておこうか」と促し、安達はそれに頷いて黒沢の部屋をあとにするのでした。
最終回(第12話)の結末をネタバレ
プレゼンの後、魔法の力の話をしてから、すっかり距離が離れてしまった安達と黒沢。そんななか、安達は藤崎や柘植の言葉で自分がどうしたいのかに気づきます。 初デートを予定していたクリスマスイブ。有給を取っていた安達は、黒沢を探して自転車で走り回ります。花火は中止になったものの、黒沢はデートで訪れる予定だったビルの屋上にいました。こんなときでも自分を気遣ってくれる黒沢に、別れたことを後悔したと告げる安達。そして魔法がなくなっても一緒にいたいと言います。 すると黒沢は彼を抱きしめ、想いを伝えます。そして「安達が俺の心を読んでくれたから、俺たち付き合えたんだな」と言いました。その後、ひざまずいておそろいの万年筆を差し出した黒沢。ずっと一緒にいてほしいと言う彼に、安達は涙を流しながら頷きました。そこへ、藤崎と六角があげた花火が輝きます。2人は手をつないで花火を見上げました。 朝、ベッドで目を覚ました2人は幸せそうに笑い合います。安達は魔法使いではなくなりましたが、かけがえのない相手を手に入れました。別の日、退社する2人が唇を重ねようとしたとき、エレベーターのドアが閉まります。
「チェリまほ」ベッドシーン・キスシーンは?
【ドラマ最終回】朝を迎えた2人
ドラマの最終回、ようやく想いが通じ合った2人は同じベッドで目覚めました。いわゆる「朝チュン」シーンで、2人が結ばれたことがわかります。その後2人は布団をかぶってイチャイチャ。しあわせそうな安達と黒沢の笑い声に胸キュンです。 「チェリまほ」では、直接的なベッドシーンはありませんでしたが、それまでの紆余曲折を経て胸キュン2人を思うと、あたたかい気持ちになりますね。
映画版でのキスシーンはある?
ドラマではキスシーンははっきり映されていませんでしたが、映画『チェリまほ The Movie ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』には、一応キスシーンはあります。 転勤先の長崎で安達が事故に遭い、黒沢が駆けつけたとき、2人はお互いの気持をきちんと相手に話していなかったことを謝ります。そのとき、黒沢が安達に優しくキスします。 一応、というのはカメラの角度によってキスをしているように見えますが、実際にはしていないと思われるためです。
ドラマ「チェリまほ」の最終回までのネタバレ!劇場版のベッドシーンについても解説
「人の心の声が聞こえる」30歳童貞男性を主人公に、イケメン同期とのピュアな恋愛を描いた「チェリまほ」。魅力的なキャラクターやストーリー展開で、多くのファンを獲得しました。 主演を務めた赤楚衛二と町田啓太の2人も、本作に出演後、さらにステップアップしています。 安達と黒沢の純愛にキュンキュンしてしまいますね!