ドラマ「6秒間の軌跡」のあらすじネタバレを最終回まで!結末の意味も考察
2023年1月に放送された『6秒間の軌跡』は、花火師の親子の話を描いたファンタジーなドラマです。この記事では『6秒間の軌跡』のあらすじをネタバレありで最終回までご紹介していきます。 さらに、2024年4月に続編が放送されることについても詳しく解説。再び、あのファンタジーな世界が楽しめます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
第1話のあらすじ・ネタバレ
望月星太郎(高橋一生)と航(橋爪功)の花火師親子は、コロナ禍で暇になってしまっていた。航は星太郎に個人がオーダーできる花火を始めようと提案するが、星太郎は嫌がります。そんな中、航は倒れ帰らぬ人に。 1人になった星太郎が冬を迎えた頃、水森ひかり(本田翼)が「あなただけの花火を打ち上げます」と書かれた手書きのチラシを持ってやってきました。ひかりが花火をオーダーしたい理由とは何なのでしょうか。 さらに死んだはずの航も星太郎の前に現れます。航は幽霊なのか生きているのかーー。ひかりのために花火を上げた翌日、ひかりはこの店で働かせてほしいと言うのでした。
第2話のあらすじ・ネタバレ
住み込みで働かせてほしいというひかり(本田翼)に対し、航は歓迎するが星太郎は困惑。ひかりは強引に望月煙火店の従業員となり、家事や仕事など自由に始めるのでした。 ひかりは花火をオーダーした理由について話し始めます。毎日同じことの繰り返しと思ったひかりは、あってもなくてもいいものは捨ててみることに。すると部屋のものはほとんどなくなり、衝撃を受けたひかりは花火のチラシを思い出し花火をオーダーしたのでした。 星太郎はひかりの話を聞き個人向けの花火をやることにしたと航に報告。突然いなくならないでほしいと航に伝えます。航の姿はひかりには見えておらず、星太郎にだけ見えているようです。
第3話のあらすじ・ネタバレ
航(橋爪功)と話しているところをひかり(本田翼)に見られた星太郎(高橋一生)は、妄想癖を疑われてしまいます。航は何か心配事があって成仏できないのではないかと心配する星太郎。ひかるも航について知りたがります。 星太郎は話の流れでひかりに花火の作り方を教えることになりました。これまで理由ばかりを考えてきた星太郎は理由もなく花火を上げたがったひかりを羨ましく感じます。 航と星太郎とひかりの3人の暮らしもすっかり馴染んできました。星太郎はずっと捨てられなかった古新聞をゴミに出します。すると個人オーダーの電話がかかってくるのでした。
第4話のあらすじ・ネタバレ
今回の個人オーダーは1ヶ月前にパートに来た女性に運命を感じ、花火の下で告白したいと言う片山です。顔見知り程度の女性のために花火を打ち上げるという片山に引きつつも、星太郎(高橋一生)は花火のプランを考えます。 予想に反し片山の告白は成功。星太郎は座布団にシミができた日のことを思い出します。花火大会の打ち上げの席で出ていった母の話を持ち出された際に乱闘になり、赤ワインがこぼれてできたシミが今も座布団には残っているのでした。 嫌な思い出だったはずなのに今になって振り返ってみれば楽しかったと、航(橋爪功)と星太郎は笑います。
第5話のあらすじ・ネタバレ
星太郎(高橋一生)の幼馴染が小学校時代の担任が定年になるから花火を上げてくれと依頼をしてきます。クラス会に顔を出そうかと考える星太郎でしたが、何かと理由をつけて行こうとしません。 ひかり(本田翼)が理由を聞くと星太郎はブチ切れながら、担任の岩永が嫌いだからと言います。岩永はかつて母親が出ていったばかりの星太郎を気づかい母の日のイベントをやりませんでした。しかし、中止になったことで嫌味を言われたのは星太郎。 話を聞いたひかりは問題をすり替えていると指摘します。星太郎は「嫌なものは嫌だ」と家から走って出て行きますが、少年が隣を走ってきて抜かされるのでした。少年の姿はいつの間にか消えており…。
第6話のあらすじ・ネタバレ
星太郎(高橋一生)が航(橋爪功)の遺品整理を行っていると、ひかり(本田翼)が母・理代子の写真が見たいと言います。写真を見たひかりは、理代子のことを喫茶店で見たことがあると話すのでした。 元カノの由紀子(安藤聖)が来ていたため、結局クラス会に顔を出さずに帰ってきた星太郎。由紀子が結婚し妊娠中と知りショックを受ける星太郎。 由紀子はクラス会の翌日、航の仏前に挨拶に来てくれました。由紀子を見ていて星太郎は自分が振られた理由は、先送りにしていたからだと気づくのでした。 星太郎は「もう先送りにしない」と母親に会いに行くと言います。しかし、航の姿は見えないのでした…。
第7話のあらすじ・ネタバレ
星太郎(高橋一生)は航(橋爪功)の日記を読みブチ切れるが、航は姿を現しません。久しぶりに姿を見せた航に日記を問い詰めると、すべて妄想だとごまかされてしまいます。 ひかり(本田翼)と星太郎の前に少年が現れ、ひかりは少年に「お父さんですよね」と話しかけます。少年はうなづいて姿を消すのでした。航の幽霊が2人に。 これまで見ていた航の幽霊は星太郎の作り出した妄想で、本物の幽霊の質問によってどんどん小さくなり消えてしまいました。 航の幽霊は、理代子(原田美枝子)は航と離婚後に再婚し、その後航は理代子の愛人となったという衝撃の事実を話します。ショックを受けた星太郎はーー。
第8話のあらすじ・ネタバレ
航(橋爪功)は理代子(原田美枝子)との離婚の理由を話し始めます。星太郎(高橋一生)が小学生になった頃、理代子は陶芸を始め、どんどんきれいになっていきました。そして2年ほど経った頃に離婚を切り出されたとのこと。 離婚をして5年、航はたまたま入った喫茶店で理代子と再会します。ますますきれいになっていた理代子と出会い直したと話す航。星太郎はやりきれいない思いを吐露し「もう、どっかに行っちまえ」と言うと、航は消えてしまいました。 星太郎は理代子の現在の夫にすべてを打ち明ける復讐計画を立てますがーー。
第9話のあらすじ・ネタバレ
理代子(原田美枝子)への復讐を考える星太郎(高橋一生)。ひかりは陶芸家の夫が個展をやっている今がチャンスとけしかけますが、星太郎は迷い始めます。重い腰を上げて個展に向かった星太郎。理代子は個展にやってきた星太郎にすぐに気がつき抱きしめます。 星太郎は抱きつかれたことに文句を言いますが、30年も会っていないのにすぐ気づいてもらえたと嬉しそうです。 ひかりの前に現れた本物の航の幽霊は、星太郎には復讐は無理だろうと笑います。星太郎は復讐がすべて終わったら航に報告すると話していますが…。
最終回のあらすじ・ネタバレ
理代子(原田美枝子)と出会い直した星太郎(高橋一生)は、仕事にも打ち込むように。花火を作りたくて仕方ない星太郎は一生懸命花火を作るが注文はきません。 そんな中、ひかりには元彼が事故に遭いひかりに会いたがっていると連絡がきます。星太郎は会ってあげた方がいいと言いますが、「行かなくていい」と言ってほしかったひかりは怒るのでした。 星太郎は突然花火を上げます。理由はなく、ただ上げたいから。花火は理代子や街の人、いろいろな時代の幽霊たちが見ています。星太郎も満足そうに花火を見上げ、花火師として細かいところを極め続けると話し続けるのでした。
結末の意味を考察してみた
『6秒間の軌跡』のラストシーンは、星太郎が撮影セットの中を歩いていくシーンとなっています。最後に妄想の航も消えたことで、星太郎がファンタジーの世界を抜け出し現実を歩いていくということを表しているのでしょうか。 あるいは、すべてが物語だったのかもしれません。ですが、最初は何にでも理由を求めていた星太郎が、理由もなく花火を上げられるようになりました。 確実に成長し、もう妄想の航も必要としなくなった星太郎には、これまでの街がセットのように見えていたのではないでしょうか。
ドラマ「6秒間の軌跡」シーズン2が2024年4月放送開始!
ファンタジーホームコメディとして人気を博した「6秒間の軌跡」が、2024年4月に『6秒間の軌跡 花火師望月星太郎の2番目の憂鬱』というタイトルで帰ってきます。 高橋一生×橋爪功+本田翼のキャストはそのままに、シーズン2では宮本茉由が加わりよりパワーアップ!主演の高橋は続編決定の知らせを聞いて「またあの場所に戻れるのは、素直に嬉しかった」と語り、橋爪や本田との再会に喜びを爆発させているそうです。 シーズン2ならではの息の合った演技が観られるでしょう。
ドラマ「6秒間の軌跡」シーズン2のあらすじ
「6秒間の軌跡」シーズン2の物語の舞台となるのは前作から1年後、ある理由から自堕落に過ごし引きこもるようになっていた星太郎(高橋一生)。5代目を引き継いだはずでしたが、望月煙火店は開店休業状態になっていました。 一方のひかり(本田翼)は他店で花火職人の技術を磨いていましたが、そんな中2人の前に航(橋爪功)が現れます。久しぶりに現れた航と星太郎との口喧嘩によって、望月煙火店には廃業の危機が訪れるのでした。 大ピンチの望月煙火店に現れた謎の女性・野口ふみか(宮本茉由)は、星太郎に弟子入りを志願し唐突にプロポーズをします。そして、独身花火師と美女2人と幽霊の奇妙な同居生活が始まるのでしたーー。
ドラマ「6秒間の軌跡」続編にも期待が高まる!
こじらせまくりの花火師の憂鬱を描いた人気ファンタジーホームコメディドラマ「6秒間の軌跡」は、続編の放送が発表されました。 さらにパワーアップした続編も期待大!続編ではどのような会話劇が繰り広げられるのか楽しみですね。