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ライトノベル『竜殺しのブリュンヒルド』ネタバレあらすじ＆感想！竜に育てられた少女の復讐劇
第28回電撃小説大賞「銀賞」を受賞した北欧神話がモチーフの『竜殺しのブリュンヒルド』。 竜に育てられた少女・ブリュンヒルドは家族以上の特別な感情を竜に抱いていましたが、ある日英雄の父によって竜が殺されてしまうのです。果たして彼女は愛と復讐どちらを選ぶのでしょうか。 この記事では『竜殺しのブリュンヒルド』をネタバレありであらすじ紹介していきます！
1巻ネタバレ感想
竜殺しとして讃えられたジークベルト家の当主シギベルトは軍を率いて「エデン」攻略を目指します。しかし神に命じられてエデンを守る竜によって何度も阻まれていました。 ある時シギベルトの娘ブリュンヒルドが海岸に取り残され竜は彼女を娘として育て始めたのです。そしてブリュンヒルドもまた竜を愛するようになっていました。しかし十数年が経過してシギベルトは「カノン砲バルムンク」で竜を撃ち殺し、ブリュンヒルドを取り返します。 最愛の竜を奪われたブリュンヒルドは兄であるシグルスやザックスといった人間の良心、そして「他人を憎んではいけない」という竜の教えを思い出し葛藤します。しかし彼女の父への復讐心は消えることはなく……。
中盤からどちらを選んでもハッピーエンドにはならないと分かって胸が苦しくなりましたが、このラストしかないだろうなと納得しています。
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『竜殺しのブリュンヒルド』の見どころ
愛と憎しみの哀しき物語
竜とノーヴェルラント軍、ブリュンヒルドがどちらを選んでも100％正しいということはない哀しい物語です。さらに竜によって伝えられた「神の国で再会したければ、他人を憎んではならない」はブリュンヒルドにとってあまりにも重すぎる言葉になりました。 それでも最後は竜への愛をもって父への復讐を選びます。もし復讐をやめていたら、もしシグルドを選んでいたらといった様々な愛の選択肢を考えさせられる重厚なストーリーが魅力です。
『竜殺しのブリュンヒルド』あらすじをネタバレ解説しました！
「ブリュンヒルド」や登場人物たちの名前は北欧神話から取られており、ストーリーもリンクする部分があります。そういった神話の知識を学んでもう一度読んでみるのも面白いかもしれません。 この機会に『竜殺しのブリュンヒルド』をコミックシーモアで読んでみてはいかがでしょうか。
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