月9ドラマ『恋仲』のあらすじネタバレを最終回まで！結末であかりはどっちの「アオイ」と結婚する？

俳優デビュー4年目の福士蒼汰が月9初主演を果たした恋愛ドラマ『恋仲』。メインターゲットの若年層を中心に、SNS上では三角関係の行方が激論されました。この記事では、『恋仲』の全話あらすじネタバレやキャストなどを紹介します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

チャペルで不安そうな表情を浮かべる新婦のもとに、1人は新郎として、1人は友人として、2人の「アオイ」が駆けつけようとしていて……。 少し遡って2015年、東京。建築設計事務所で働く三浦葵は、仕事も恋愛も上手くいかない散々な毎日を過ごしています。そんな時、高校時代の親友・蒼井翔太との待ち合わせ場所へ行くと、幼馴染みで初恋の人だった芹沢あかりの姿がありました。 7年前の花火大会の日、友達以上恋人未満の関係が変化しかけた矢先に、あかりの家が夜逃げして2人は音信不通になっていたのです。 翔太は戸惑う葵に対し、「あかりと付き合っている」と衝撃の事実を告げるのでした。

やるせない気持ちで葵が帰宅すると、同級生の公平が自宅の前で待っていました。ひと夏の間、居候をすることになった彼は、葵の妹・七海に惹かれているようです。 公平が企画した同窓会の日。葵は仕事を理由に断りますが、公平があかりと翔太をマンションまで連れ帰って来ていました。葵とあかりの接点が増えるうちに、翔太は不安と焦りを感じるようになります。 7年前、あかりは翌年の花火大会への誘いと恋心を綴ったメモを葵の机に隠しました。しかし、先に翔太がそれを見つけ、自分が待ち合わせ場所へ行ったのです。 後日、あかりを自宅へ送った葵の前に翔太が現れ、当てつけるような態度を取られます。

葵は自宅用にラックが欲しいとあかりに依頼され、一緒にホームセンターへ。ルームメイトの恵里香から、翔太があかりを救ったという事実を突きつけられます。 翌日、翔太に「あかりが教員試験に合格したら、プロポーズする」と告げられ、本心を隠しつつ2人を祝福しました。葵は以前建設現場で見かけたあかりの父・寛利と話すことができ、彼女の結婚について伝えます。 翔太は勤め先の病院へ訪ねてきた寛利に金を渡し、あかりとは会わないように迫りました。同じ頃、あかりは翔太の部屋で葵に宛てたはずのメモを発見。なぜ翌年の花火大会に来てくれなかったのか、その原因をようやく知ったのでした。

公平の七海への想いが本気だと知り、「七海は就活中だ」と釘を刺す葵。自身は徐々に仕事を認められるようになり、周囲に瑠衣子との復縁を勧められます。 昔の仲間でバーベキューへ行きますが、翔太は仕事で参加できませんでした。あかりは葵がメモの件を「知らない」と答えたため、翔太が盗んだのだと確信。翌日、翔太に会いに病院へ行ったあかりは、先日の一部始終を知る同僚・一葉から彼と父のやり取りを聞かされました。 葵のもとに恵里香から連絡があり、あかりが家に帰っていないことが判明します。葵に追求された翔太は、「もう終わりなんだ」と力なく答えるのでした。

瑠衣子は葵の気持ちを察し、あかりが「建築現場の作業員リストが見たい」と言って、建築設計事務所まで訪ねて来ていた話を教えてくれました。 尻込みをする翔太の代わりに、葵は寛利が住む千葉へと急行。あかりは父親が連れ子のいる女性と再婚するつもりで、翔太に金の無心をしたことを知ります。葵はあかりを浜辺へ連れて行き、花火をしたり、昔話をしたりして気が済むまで傍にいました。 そして、お互いがお互いの初恋の人だったと伝えあい、いつの間にか日も暮れ始め……。葵は自分の肩に寄りかかって眠るあかりにそっとキスをするのでした。

翔太はあかりに別れを切り出し、教員採用試験は陰ながら応援すると告げました。 さらに、葵にもあかりを探しに行ってくれた感謝を伝えた翔太。7年前のメモとそれが隠されていた漫画を返し、2人を引き離したことを謝罪します。 翌日、葵はあかりに「今からでもやり直したい」と言い、試験のためのお守りを渡しました。あかりは無事合格し、翔太に結果を伝えに行く間、葵は三浦家特製カレーを作って待つことに。翔太は喜んでくれたものの、突然、あかりとも交流がある心音の容態が急変します。 翔太が応急処置に駆けつけ、あかりも病室の近くで付き添うことにしました。

翌朝、複雑な気持ちのまま待っていた葵は、訪ねて来たあかりを帰してしまいました。仕事でも小さなミスを連発し、社長の丹羽に転職を勧められる始末です。 そんな中、北海道へ転院する心音のために、恋を応援することにしたあかりたち。病院の一角に夏祭り会場を再現する計画を立て、準備の最中に葵はあかりと和解します。 心音のための夏祭り当日。心音が思いを寄せる悠真も招待され、無事想いを伝えることができました。その後、スクリーンに映し出される花火を見ていたあかり。彼女を探していた葵は偶然、翔太があかりにプロポーズしている現場を目撃するのでした。

翔太はあかりへの想いに偽りはないと告白し、3人にとって思い出の故郷の夏祭りに誘いました。 葵は将来が安定している翔太と自分を比べ、またも自信を無くしてしまいます。プロポーズについて報告してきたあかりにも、翔太にも、何も言えませんでした。 翔太は自暴自棄になる葵をよそに、富山行きの新幹線のチケットをあかりに渡しました。 運命の8月31日。あかりは葵が参加する新人建築設計コンクール会場に姿を現しますが、プレゼン終了直後、翔太が待つ富山へと向かいました。葵は審査員の質問に答えるうちに、デザインの根底にあかりの存在があることを自覚し、会場を飛び出し駅へと急ぐのでした。

7年ぶりに故郷を訪れたあかりは、あの頃の面影に切なさを感じつつ花火大会の会場へ。翔太の気遣いで葵と話すことになり、彼から今の正直な気持ちを伝えられます。花火が始まった時、あかりが向かったのは葵ではなく、翔太との約束の場所で……。 時は流れて結婚式当日、ウエディングドレスを着たあかりの隣に並んだのは「葵」でした。 葵のスピーチが始まってしばらくして、あかりの父・寛利を連れた翔太が到着。葵は改めて翔太への感謝を伝え、翔太と寛利もそれぞれ祝福の言葉を送りました。 とある夏の日、一緒に花火を見上げる葵とあかりの姿を最後にドラマは幕を閉じます。

一部生放送を含む15分拡大で放送された最終回。指原莉乃のサプライズ生出演などの企画も行われ、ファンが固唾を呑んで結末を見届けました。 あかりが「葵」を選んだのは賛否両論だったようで、賛成派と反対派で激論に発展したケースも……。 紆余曲折の末、初恋の人と結ばれる奇跡的な王道展開を指示する声があれば、約5年も尽くした翔太があまりに報われないという意見もあります。 メモの件は褒められた行為ではないですが、確かに優柔不断な2人に振り回された感は否めません。

三浦葵は小さな建築設計事務所でアシスタントとして働く青年。水泳部に所属し青春を謳歌した高校時代から一転し、夢も希望もない日々を送っています。 演じるのは『仮面ライダーフォーゼ』(2011年)の主演に抜擢され、人気俳優となった福士蒼汰。第38回日本アカデミー賞では新人俳優賞を獲得しました。その他、映画「図書館戦争」シリーズなどの話題作に出演しています。

芹沢あかりは葵の幼馴染みであり初恋の相手。小学校の教員免許を取得するため、アルバイトをしながら通信制の大学で勉強をしています。 演じるのはモデルやタレントとしても活躍する本田翼。2012年以降、女優活動を本格化し、本作『恋仲』で初めてヒロイン役を演じました。2022年には『君の花になる』でゴールデンプライム帯連続ドラマ初主演を果たしています。

蒼井翔太はうだつが上がらない葵とは対照的に、東京で医者の卵として活躍中。高校3年生の夏に葵たちと同じ富山第三高等学校へ転入してきました。 2人目の「アオイ」を演じるのは、映画『帝一の國』(2017年)の東郷菊馬役で知られる野村周平。同じく月9ドラマの『好きな人がいること』(2016年)でもメインキャストを務めました。

月9ドラマ『恋仲』最終回までのあらすじをネタバレしました！初恋をめぐる王道ラブストーリーですが、三角関係要素もあるためラストは賛否両論に……。 「アオイ」たちとあかりの恋がどう揺れ動くのか、その過程をぜひ楽しんでくださいね。