アニメ『大雪海のカイナ』最終回まで全話ネタバレあらすじ&感想!2023年10月劇場版公開の終末ファンタジー
『シドニアの騎士』を手掛けた弐瓶勉×3DCGアニメの先駆者ポリゴン・ピクチュアズが再タッグを組んだポスト・アポカリプスファンタジー『大雪海のカイナ』。 2023年10月にはアニメ版から繋がる劇場版『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』の公開も決定しておりますます注目度が上がっています。 この記事では『大雪海のカイナ』最終回までネタバレありであらすじ解説!さらに劇場版の最新情報まであわせて紹介します。
1話ネタバレ感想
雪海の上にそびえ立つ軌道樹。その上には天膜と呼ばれる膜が広がり膜にいる虫を取り生活する人々が住んでいました。天膜の村に住むカイナは雪海に動く光を見て天膜の下にも人が住んでいると想像しています。 一方で村の水は枯渇しはじめており軌道樹が枯れるのも時間の問題と村人は嘆いていました。カイナは看板じぃから太古の看板の読み方や文字が必要だった時代について学びますが文字の意味は看板じぃにも分かりません。 その頃雪海ではアトランドの王女・リリハが天膜にいると言われる「賢者」を求めて浮遊虫に乗っかろうとしていました。しかし敵国・バルギアの襲撃を受けリリハだけが空へ。そしてカイナは浮遊虫に乗ったリリハを見つけたのです。
軌道樹、雪海、虫を主食にする軌道樹の人々、そして古びた謎の看板など世界観がステキです。カイナとリリハがどう交流してくのか今から楽しみ!
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2話・3話ネタバレ感想
村には老人しかおらず若い女性・リリハと初めて交流して戸惑うカイナ。リリハは「雪海で水を巡る争いが起きバルギアが世界を掌握している」として水を無限に出せる賢者に助けを求めますが、軌道樹に賢者はいないと判明するのです。 逆にカイナ達は自分の村以外に人が住んでいると知り驚愕しました。リリハは看板じぃから貰った登山道具や樹皮削りで雪海の世界に帰ることに。そしてカイナも雪海に向かうこととなります。 困難を乗り越え軌道樹の麓に到達、しかし麓にはアルデアの兵士とバルギアの兵士がリリハの帰りを待っていました。人間同士の争いが信じられないカイナはリリハの手を掴んで軌道樹から飛び降り……。
看板じぃがくれた樹脂削りが世界観と噛み合っていない感じが面白い。昔の文明は高度な道具を使ってそう……。
4話・5話ネタバレ感想
雪海に飛び降りた2人ですがリリハはバルギアの士官・アメロテに捕らえられます。アトランドの親衛隊長・オリノガも助けに来ますがアメロテの剣技に圧倒されてしまいました。 カイナは失意のままアトランドへと足を踏み入れます。アトランド国王でリリハの父・ハレソラは娘を諦めると明かします。しかしカイナは諦めず、同じく姉のリリハを助けたい弟・ヤオナと2人で秘密の抜け道から助けに向かいました。 リリハは「カイナが賢者の弟子で賢者は争いを好まない」と争いを止めるためアメロテに嘘をつきますが一蹴されてしまいます。バルギアのハンダーギル提督のもとへアトランドの使いが到着、しかしリリハの命も懸かる交渉は決裂したのです。提督は使いを殺害、リリハの首元に刃を突きつけ……。
アメロテもハンダーギルも強すぎてアトランド勝ち目ない。ヤオナとカイナの冒険は未知の世界感過ぎてワクワクしました!
6話・7話ネタバレ感想
提督はリリハを斬首せず大雪の中、檻に入れて艦に吊るす見せしめの刑を執行したのです。雪による出港が遅れなんとか乗り込んだカイナとヤオナ。リリハ救出に成功するも逃げ場はなく、輸送箱の中に3人で身を潜めてなんとかやり過ごします。 3人を乗せた艦は移動要塞バルギアへ到着しました。街に潜伏した3人ですが、物取りに武器やリリハの貝細工などを盗まれてしまいます。バルギアはリリハをおびき出すため物取りの娘・チルを公開処刑すると宣言。 計画通りリリハはチルのため声を上げますがカイナ達との連携でアメロテから逃げ、チルの兄・ノゼによってドクロ兄弟団のアジトに匿われます。しかしアジトを見つけた兵士達により爆弾が投げ込まれ……。
チルのために前に出るリリハが流石だし、それを察して飛び込むカイナもかっこよすぎ!仲間も増えてほんの少し勝機が見えてきました。
8話・9話ネタバレ感想
チル達からイカダを貰った3人は大雪を乗り越えアトランドへ無事帰還しました。 リリハは国王にカイナが見たという大軌道樹を探すよう進言しますが、却下されてしまいます。リリハとカイナはサウナで本音を話し合う中でアトランドに大軌道樹のヒントとなる文字があったと思い出し、地下を探し始めました。 地上では戦争がついに開戦。一方カイナ達は大きな旗が地図となっていると気付き「大軌道樹」の文字を発見したのです。しかし通常の浮遊棒では渡れない「大海溝」の文字も見つけてしまいます。 すると近くに大海溝をも移動できそうな巨大浮遊棒を発見、大軌道樹到達への道筋が見えてきました。しかし外では提督が巨大ロボット「建設者」を発動してしまい……。
またまた世界観を良い意味で裏切ってくる「建設者」の登場!カイナとリリハのサウナシーンは数少ないお色気シーンで眼福です。
10話・11話(最終回)ネタバレ感想
賢者の時代の遺物と呼ばれる「建設者」はアトランドを次々と破壊していきます。国王のいる物見の塔へ向かう3人でしたが、建設者の攻撃でリリハは1人別ルートに。 建設者に狙われるリリハが「賢者様、本当にいるのなら……」と貝細工に願いを込めると守り神・オオノボリ様が雪海から登場したのです。しかし建設者が一刀両断し一瞬で消えてしまいました。 リリハは火災から民を救った際に地図を焼失してしまいます。建設者が目の前に迫り命の危機に晒されますがカイナが助けにやってきました。手元にあった樹皮削りを出力最大にして撃つと巨大なビームとなり建設者を貫いたのです。 ついに戦争は終結しました。カイナ達は天膜の村人とも再会、そして大軌道樹を辿る3人の旅が始まります。
樹皮削りがまさか重要アイテムとは!アニメの終わり方も良かったし、劇場版の建設者大群シーンはマジで楽しみです。
『大雪海のカイナ』の見どころ
劇場版につながる!唯一無二な設定の終末アニメ
天膜や軌道樹、そして終盤には「建設者」と作中で呼ばれた巨大ロボットなど唯一無二な世界観にハマるアニメファンが続出しています。設定に加えて善と悪では割り切れない戦争を中心にカイナとリリハの恋愛になりそうでならない関係やアメロテの心境の変化などストーリーも見どころ抜群の作品。 アニメでは賢者の存在や過去の遺物、一瞬で消えたオオノボリ様、そして大軌道樹の行方などまだまだ回収されていない内容も多く劇場版での伏線回収が楽しみでなりません。
2023年10月劇場版『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』公開!
アニメにつながる続編として2023年10月に劇場版『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』公開が決定しました!ティザーPVでは冒頭にアメロテが船を出港させるシーンから始まり、大津波を超える迫力ある旅のシーンが続きます。 看板じぃも持っていた「立入禁止」や「管理区域」などの看板が無数にある新しい施設も登場。さらに「建設者」によく似た巨大ロボットが列をなしていたり、ロボット同士で殴り合っていたりと冒険はもちろんバトルシーンに期待が持てそうです。 そしてラストには「沢山の人が死んじゃう」というカイナの意味深な台詞があり、アニメの「建設者」以上の脅威が待っているのかもしれません。
『大雪海のカイナ』あらすじをネタバレ解説しました!
今回は『大雪海のカイナ』あらすじをネタバレありで解説していきました。「建設者」との壮絶なバトルが展開されたアニメ版からどのように劇場版はつながっていくのか楽しみですね。 アニメよりストーリーの進みは遅いですがコミック版も展開されており、アニメでは見られないリリハの表情などが見られるのでこちらもオススメです! 劇場版公開に合わせて『大雪海のカイナ』を復習してみてはいかがでしょうか。