『夜画帳』最新5巻まであらすじネタバレ！韓国発・春画師と上級貴族の時代物BL

二度と春画を描かないと師匠の前で固く誓い筆を折った春画師ナミン。しかし、彼の春画に魅了された稀代の男色家スンホはナミンを自分の屋敷に連行し自分の情事を描くよう命令して……。 この記事ではそんな朝鮮時代物BLマンガ『夜画帳』の最新4巻までのネタバレあらすじや本作をお得に読む方法についてご紹介していきます。 フルカラー(横読み)版とタテヨミ(単話版)の対応表はコチラ

春画師を引退し、酒に溺れ自堕落な日々を送っていたナミン。ある日、彼の前に名家の長男スンホが現れます。スンホは昼夜問わず男色に明け暮れている稀代の好色漢として有名で、ナミンの春画に心を奪われた彼はナミンを自分の専属絵師にしようとしていたのでした。 仮名で男色画を描いていたナミンは自分の名を知るスンホを怪しみとぼけてみせますが、スンホはそんな彼を強引に屋敷へと連れ帰り春画を描くよう要求して――！？

身寄りがなく捨てられていたところを妓生小屋の長に拾われ育てられた。絵の才能があり春画を描いて食いつないでいたが、敬愛する師匠に汚らわしいと否定され春画師を引退した。 酒浸りになっていたところをスンホに強制連行され彼の屋敷で春画を描くよう脅迫されてしまう。屋敷ではスンホによく泣かされる日々を送っている。

朝鮮の一二を争う名家の長男。稀代の男色家であり昼夜問わず男色に明け暮れていたが、ナミンの春画を目にしてからはそれなしでは夜の営みが考えられなくなるほどに入れ込むように。 目的のためには手段をも厭わない冷酷無残な性格で、嫌がるナミンを無理やり屋敷に連れ去り自分の専属春画師にしようとしている。

春画師を引退し酒に明け暮れていたナミン。ある日、酒場で酔い潰れていた彼の前に名家の長男スンホが現れます。スンホはナミンの描く春画に心奪われ、自分のための春画を描かせようとしていたのでした。 嫌な予感がしたナミンは自身の描いた春画集を知らないとシラを切りますがスンホが目の前で従者を斬り殺したショックで気絶し屋敷に連れていかれて……。脅迫され逃げられない状況に追い込まれた彼は渋々筆を手に取り――。 二度と春画を描かないと師匠に約束したにも関わらず作品を描きあげてしまったナミンは絵を破き眠りにつきますが、スンホは絵の出来栄えに満足しそれを想像しながら情事に耽るのでした。

ナミンの春画にますます執心したスンホは筆の乗らない彼に絵を描く理由を与えるため、ナミンの師匠イノンの援助を申し出ます。師匠のために男色画を描くことを決心したナミンはスンホの寝屋で行われている情事を描くようになりますが……。 ナミンの様子が気にかかり情事に集中できないスンホ。彼はいつしか無自覚に絵だけでなくナミン自身にも心惹かれていくようになり、ついに彼に手を出し始めて――。師匠に春画を描いていることを知られたナミンはヤケ酒をし酔ったところをスンホに犯されてしまうのでした。 その後、スンホは必死に拒絶するナミンを幾度も抱き、その様子を絵に描くように命じますがナミンは耐えられず失踪して――！？

街でスンホの弱みを探っていたイノンは屋敷から脱走したナミンと出会います。ナミンはこれまでのいきさつを説明し、無事に彼の理解を得ることができました。こうして2人は屋敷へと戻りますが、ナミンは怒ったスンホに意識が朦朧とするまで激しく抱かれ寝込んでしまいます。 目が覚めたナミンはスンホの顔を見ると下腹がうずき変な気分になるように。身体に触れられるとたちまち勃起し、スンホに口で慰められ二度も絶頂を迎え――。そんな中、スンホの弟スンウォンが訪問してきます。 スンウォンは父親の病状が芳しくないことを伝え顔を見せるようにとスンホを説得します。しかしスンホの手は怒りに震えており、父親との関係は良くないように見えるのでした。

ナミンの服を仕立てるため反物屋へ向かった一行。そこで偶然科挙の開催を知ったナミンは喜びますが、イノンの出世に拘る理由を聞かれたことが気掛かりに。帰宅後イノンに「科挙に及第したら自分はどうなるのか」と尋ねますが――？ 売春で贅沢暮らしをするのが似合いと言われ傷心したナミンは泣きながらスンホにまぐわいを懇願して……。その様子を見たチファは号泣しながら仲間たちの元に。仲間はそんな彼をからかいつつナミンを殺そうと唆し、金を払えば何でもするという怪しい男ムミョンに声を掛けることにしました。 そしてイノンが科挙を受けに出立する日。師匠に絵を渡そうと待っていたナミンは彼が既に旅立っていると知り困惑するのでした。

コミック第5巻は第3部に突入したところです。 最新話まで一気に読みたい方にはやはりコミックシーモアで単話版を購入するのが一番おすすめです。

敬愛する師匠に汚らわしいと否定され、春画師を引退し酒に溺れていたナミンの前に現れたスンホ。嫌がるナミンを強制的に屋敷へと連れ去り、絵を描くように命じます。 二度と春画を描かないと心に誓っていたナミンは筆が乗らなかったものの、自分が春画を描く見返りにスンホが師匠の後ろ盾となり官職に就く手助けをするという条件を飲み――。ナミンは毎夜のようにスンホの寝屋へと招かれ、目の前で行われている情事を描き始めるのでした。

春画を描いていることを師匠に知られ、やけ酒で泥酔したナミンはスンホを師匠と見間違えキスをしてしまいます。スンホは自分が師匠と勘違いされていることを理解した上で状況を利用し、ナミンに手を出したのでした。 翌朝目覚めたナミンはその出来事を覚えていなかったもののスンホの思わせぶりな問いかけで全てを思い出し、彼をますます強く拒絶するように。スンホはそんなナミンを暴力と脅迫によって支配し始めるようになって――。

敬愛する師匠に軽蔑されて傷心したナミンは心を閉ざし自らスンホを求めるように。そんな中、ナミンは使用人たちからスンホが自分を特別扱いしていることを聞き、次第に彼に興味を持ち始めます。 一方、スンホもまた師匠のことばかり考えているナミンの姿にイライラし、今まで通り支配するだけでは満足できなくなっていて――。大好きなスンホをナミンに取られたと逆恨みしたチファはナミンの殺害を企て始めるのでした。

スンホに好かれていることを知り、戸惑いつつも淡い期待を抱くナミン。スンホは頑なに気持ちを否定しますが、周囲からナミンへの好意を指摘され大いに困惑します。しかし、それでもナミンを突き放せずにいるのでした。 そんな状況が面白くないチファはナミンを罠に陥れて2人の関係を邪魔しようとしますが、スンホにバレて屋敷を追い出されてしまい――。こうして無事に誤解が解けたナミンたちはますます互いに惹かれ合うようになります。

ナミンに恋をしたスンホは恋だという自覚を持たぬまま彼を寵愛し続けます。しかし、同時に彼は幼少期に毒親に虐待され支配されていたトラウマを抱え苦しんでいました。愛情を知らず他者を信じられない状態で、悪夢と不眠に悩まされる日々を送っていたのです。 屋敷には自分の味方は誰1人としていないと思っていたスンホ。しかし、その傍らには彼を恐れつつも見捨てることなく陰から支え続ける従者のおじさんがいました。 一方で、ナミンはスンホへの想いを自覚し始めます。しかし、スンホを信じ愛していいのかが分からない……。けれども彼は自分に優しいまなざしを向け大切に抱いてくるのです。2人は互いに相手への気持ちを伝えられず、葛藤しながらも曖昧な関係を続けていきます。

原則、1巻につき3話分が収録されています。 10/31までの無料公開分の続きを読みたい方は、19話のみ重複してしまいますが7巻から購入するのがおすすめです。

『夜画帳』第1部や単行本5巻までのネタバレあらすじをご紹介していきました。単行本第5巻では第3部に突入していますが、コミックシーモアでは最新話まで一気に読めるので続きが気になる人は単話版の購入がオススメです。