『炎炎ノ消防隊』死亡キャラ一覧!死因や全キャラ復活についても徹底解説
『炎炎ノ消防隊』死亡キャラ・死因まとめ!全員復活する!?
ここでは死亡キャラを、該当巻ごとにまとめて紹介しました。次の見出しからはそのなかでも、メインなのに死んでしまったキャラや、死に際が印象的だったキャラ、完全に死んだと思えるような描写があったキャラについて解説していきます。 死んだようにみえて……という展開もあったので、実際はどうなったのかという結末も紹介しています!
キャラ | 死因 |
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サンチョ | カロンの攻撃 |
パンダ | インカの攻撃 |
テンペ | シンラに鎮魂される |
聖陽教会暗部の隊長 | ジョーカーに切り刻まれる |
ジョナス | 焔ビトの爆発 |
アントン | 焔ビトの襲撃 |
亜門弾木 | オロチの攻撃 |
蒼一郎アーグ | 屠リ人のゴールドに口封じされる |
キャラ | 死因 |
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レオナルド・バーンズ | アドラに引きずり込まれる |
カロン | 火縄の攻撃 |
5thエンジェルス3 | ドッペルゲンガーと遭遇 |
Dr.ジョヴァンニ | アーサーの攻撃 |
ドラゴン | アーサーの攻撃 |
アーサー・ボイル | ドラゴンに受けた傷 |
フェアリー | ドッペルゲンガー召喚のために自害 |
黒野のドッペルゲンガー | 本物の黒野によって消滅 |
アサルトのドッペルゲンガー | 本物のアサルトと環によって消滅 |
ジョーカーのドッペルゲンガー | バーンズ(ドッペルゲンガー)によって消滅 |
新門紅丸のドッペルゲンガー | 本物の紅丸によって消滅 |
因果春日谷 | ハウメアの炎に焼かれる |
シスター炭隷 | ハウメアの炎に焼かれる |
天照 | ハウメアの救済で串刺しになる |
アイリス | ハウメアの救済で串刺しになる |
火代子黄 | アドラの炎に焼かれる |
秋樽桜備 | ドッペルゲンガーに喉を斬られる |
ヨナ | 自らアドラの炎に還った |
キャラ | 死因 |
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万里日下部 | 日下部家の火災 |
シスタークレマチス | 教会の火災 |
シスター桜 | 教会の火災 |
灯城 | 発火したため同僚に銃殺される |
ヴァルカンの父 | 焔ビトとなった |
ヴァルカンの祖父 | 焔ビトとなった |
ラフルス一世 | ヨナに殺される |
ラフルス一世の妻 | 死因は不明 |
新門火鉢 | 逆恨みによる刺殺 |
節子 | 火鉢に鎮魂される |
太一 | 紅丸に鎮魂される |
※上の表におけるキャラは、死亡話数順に並んでいます。
『炎炎ノ消防隊』はキャラ全員が復活する!?
実は『炎炎ノ消防隊』では291話で「大災害」が完遂されて、人々は炎に包まれ全員死んでしまいました。それに対して主人公・シンラは、弟・ショウ、母・万里と魂を共鳴させます。結果、シンラに鬼の角が生えたような「森羅万象マン」が誕生しました。 この森羅万象マンはイメージから創造できる力を持っており、太陽のように燃え盛る地球に自然や文明を創造していきます。さらに死んだ人々も柱も全員再生してみせました。 1話で焔ビトになったモブから、物語開始時点で故人だったキャラまで、敵味方関係なく復活したのです。
【1巻~10巻】死亡キャラ・死因解説!
烈火星宮
死因 | 伝導者のアローに口封じされる |
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巻数・話数 | 4巻30話 |
第1の中隊長・烈火星宮(れっかほしみや)は、瞳の中の星マークが印象的な熱血漢です。一見すると熱血バカな正直者ですが、実際は白装束の一味。子供たちを使って人工的に焔ビトを生み出していました。 悪事がバレて森羅日下部(しんらくさかべ)と戦闘の末、レッカは敗北。さらに同隊のカリム・フラムに捕縛されたところで、口封じのために仲間のアローに胸を撃たれます。 ラストの復活の際は、ナタクの中のイメージのレッカと、第1中隊長としてのレッカの2人のレッカが復活していました。
ハラン
死因 | 紅丸に鎮魂される |
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巻数・話数 | 6巻50話 |
ハランは伝導者一派の灰焔騎士団の1人です。浅草で仲間とともに次々と焔ビトを発生させており、第7・第8と戦闘になります。 ハランは自ら蟲を取り込んで、鬼の焔ビトになりました。シンラのアシストを受けた第7大隊長の新門紅丸(しんもんべにまる)が、ハランに漆ノ型「日輪」を撃つも火力不足でダメージを与えられません。 紅丸は兄弟弟子で部下の相模屋紺炉(さがみやこんろ)の技「紅月」を使って、ハランを倒しました。
【11巻~20巻】死亡キャラ・死因解説!
聖陽教会暗部の隊長
死因 | ジョーカーに切り刻まれる |
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巻数・話数 | 15巻128話 |
聖陽教会の暗部=暗殺部隊「聖陽の影」の隊長は、ジョーカーと紅丸が聖陽教会の地下へ出向いた際に登場した人物。 彼はそれまで謎の多かったジョーカーの過去に深く関わる人物でもあり、隊長vsジョーカー戦では回想シーンで幼いジョーカーが隊長に虐待されていたことが判明します。 最期はジョーカーがトランプで隊長の身体をバラバラに八つ裂きにしました。隊長自体は目立たないキャラでしたが、ジョーカーの戦い方が印象的なシーンです。
亜門弾木
死因 | オロチの攻撃 |
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巻数・話数 | 18巻156話 |
亜門弾木(あもんはじき)は第2の小隊長です。第8との地下(ネザー)共同調査では、ジャガーノートこと武能登(のとたける)や環古達(たまきこたつ)と行動をともにして、頼れる先輩っぷりを見せていました。 忘れっぽいものの腕はたしかで、熱を見ることができる能力を駆使して襲いくる焔ビトを次々と片付けます。相対したオロチに警戒するも、後輩に指示する前に顔を横一文字に斬られ、地面に無惨な死体が転がりました。
蒼一郎アーグ
死因 | 屠リ人のゴールドに口封じされる |
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巻数・話数 | 20巻174話 |
蒼一郎アーグは第4の大隊長で、丸メガネが印象的な初老の人物。過去にアドラバーストに触れてからは人が変わり、痛みや攻撃を喜ぶようになりました。 173話で背後から屠リ人のゴールドに胸を突かれたアーグは、174話で無数の杭を刺されて天井から吊るされた無惨な姿で発見されます。争った形跡はなく表向きは自殺として処理されますが、部下たちはアーグが争う暇もないほどの強敵に倒されたと確信していました。
【21巻~34巻】死亡キャラ・死因解説!
レオナルド・バーンズ
死因 | アドラに引きずり込まれる |
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巻数・話数 | 22巻195話 |
第1の大隊長レオナルド・バーンズ。アドラを経験して価値観が揺らいだバーンズは伝導者一派としてシンラとジョーカーと戦闘へ。 シンラの成長を認めたところで、背後から鬼化した自分のドッペルゲンガーに胸を刺されます。バーンズはジョーカーにシンラを託し、祈りを捧げながらアドラに引きずられていき消滅しました。 その後、ドッペルゲンガーと合体した姿で再登場を果たし、ラストでは鬼の角が生えた状態で復活しています。
カロン
死因 | 火縄の攻撃 |
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巻数・話数 | 29巻251話 |
カロンはハウメアの「守リ人」です。敵から受けた攻撃を吸収して自分の攻撃に転じる能力の持ち主。 天照攻防戦では、第8の武久火縄(たけひさひなわ)の前にハウメアの盾として立ちはだかりました。カロンは自分の身体の限界が近いことを悟りながら、ハウメアへの無償の愛を胸に最期まで火縄の攻撃を受け続け「あとは1人でできるなハウメア」と笑顔を浮かべて死んでいきます。 ラストの復活後のカロンは、ハウメアの説得役として大事な役割を果たしました。
5thエンジェルス3
死因 | ドッペルゲンガーと遭遇 |
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巻数・話数 | 29巻254話 |
5thエンジェル3(フィフスエンジェルスリー)は第5に所属する女性消防隊員のチームです。スリーマンセルかと思いきや3人以上存在していて、個人名は不明。 「大災害」が起きて街のあちこちにドッペルゲンガー現象が起き始めます。現状に絶望する5thエンジェル3の前に、「じゃあ私が代わりましょう」と彼女たちそっくりのドッペルゲンガーが出現。次の瞬間、悲鳴とともに5thエンジェル3は死亡します。
Dr.ジョヴァンニ
死因 | アーサーの攻撃 |
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巻数・話数 | 30巻262話 |
ペストマスクを被るDr.ジョヴァンニは第3の大隊長として登場しました。実は伝導者一派の1人で、その身体を蟲や機械に作り変えているマッドサイエンティストです。 小型の蟲の姿となったジョヴァンニは、第8の技術者ヴァルカンと親しい少年ユウの脳みそに取り憑いて身体を乗っ取っていました。ユウを取り戻しにきたアーサーは、脳みその蟲だけをエクスカリバーで消滅させます。ジョヴァンニはあっけない最期を迎えました。
ドラゴン
死因 | アーサーの攻撃 |
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巻数・話数 | 31巻272話 |
ドラゴンは屠リ人の1人で、高い戦闘力を誇るヒゲをたくわえた大男です。焔ビト化するとドラゴンの姿になります。 宿敵アーサーとの3度目の対戦。アーサーは「死ノ圧」の次の境地「死ノ覚悟」に至り、互いに最後の1撃をぶつけあいました。 ドラゴンはアーサーの放った「紫電地球割り」で身体が真っ二つとなり、絶望しかなかった生に希望の終わりをもたらしてくれたアーサーに礼を言いながら消滅します。
アーサー・ボイル
死因 | ドラゴンに受けた傷 |
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巻数・話数 | 31巻272話 |
アーサー・ボイルはシンラの同期でありライバルの第8の消防官です。自称「騎士王」で、高い攻撃力を誇る「炎の剣(エクスカリバー)」の使い手。 ドラゴンを倒し瀕死のアーサーは宇宙空間に漂いながらシンラへ檄を飛ばすと、「後は頼んだぞ、救世主(ヒーロー)」と目を閉じました。 アーサーついに死す……と思いきや292話で、暴走したシンラの脳天を「馬鹿野郎」と叩きながら復活。失った身体もなぜか修復されており、シンラに道を示しました。
フェアリー
死因 | ドッペルゲンガー召喚のために自害 |
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巻数・話数 | 31巻274話 |
フェアリーは伝導者一派の「災害隊(大災害執行特化部隊)」隊長で、アドラバーストの使い手です。 フェアリーはさらなる絶望を得るため月を落とそうとしますが、復活したシンラがこれを妨害。フェアリーの前には、シンラの弟・象日下部(しょうくさかべ)が立ちふさがります。 ショウに腹を刺されて致命傷を負ったフェアリーは、「殉教の時だ」と部下とともに自害。災害隊の命と引き換えに強者のドッペルゲンガーを呼ぶのでした。
因果春日谷
死因 | ハウメアの炎に焼かれる |
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巻数・話数 | 33巻287話 |
5柱目となった少女・因果春日谷(いんかかすがたに)。当初は火事場泥棒として登場した彼女は、未来を見ることができます。 シンラがハウメアのもとに到達した際、ハウメアは「私とともに」とインカに手を差し伸べました。未来が見えるインカは、その手を握れば自分が燃えて死ぬことを知っていながら、迷わずに手をとって燃えていきます。 復活後は魔女として登場し、最終話ではシンラの子供がほしいとごねていました。
シスター炭隷
死因 | ハウメアの炎に焼かれる |
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巻数・話数 | 33巻287話 |
シスター炭隷(すみれ)は聖ラフルス修道院シスター長です。ですがその正体は7柱目にして、長年外道な人体実験を繰り返してきた人物。250年前の杉田スミレの姿(実写)で登場した255話は、読者に恐怖を与えました。 そんな彼女の最期は、インカとともにハウメアの手を取ったことによる焼死です。死という救いを得た彼女は感謝しながら死んでいきました。 彼女もラストで復活しましたが、生きる意志がないと自ら消滅を選択しています。
天照
死因 | ハウメアの救済で串刺しになる |
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巻数・話数 | 33巻288話 |
天照(アマテラス)は1柱目です。久遠式火力発電「天照」の御神体として封印されており、彼女が持つアドラバーストの力が皇国のエネルギーを支えていました。たびたびシンラに語りかけていた人物が天照です。 彼女もまたほかの柱たちと同様に、ハウメアから差し伸べられた死による救済を受け入れ死亡します。死の瞬間は描かれていませんが、剣山に串刺しになったような姿で登場しました。復活後はアイリスに生きるよう伝えて消滅を選びます。
アイリス
死因 | ハウメアの救済で串刺しになる |
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巻数・話数 | 33巻288話 |
アイリスは第8所属のシスターです。実は彼女は1柱目天照のドッペルゲンガーでした。 彼女も天照とともに死を選び、串刺しになって死亡します。シンラによって全柱が復活した際には、アイリスはドッペルゲンガーである自分が消えるべきだと主張しました。しかし彼女に灯る希望や優しさを知る天照は「私の分まで生きて」と、アイリスの背中を押します。 復活したアイリスはシンラとともに第8の仲間のもとに帰ることができました。
火代子黄
死因 | アドラの炎に焼かれる |
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巻数・話数 | 33巻290話 |
火代子黄(かよこほぁん)は医療部隊・第6の大隊長を務めるボーイッシュな女性です。「アスクレピオスの杖」という特殊能力で、対象を炎に包んで治療することができます。 ハウメアの攻撃で身体を穿たれたシンラを、黄が地上からアドラリンクを繋いで治療。そのおかげでシンラの命は繋ぎ止められましたが、代償として黄はアドラの炎に焼かれて消えていきました。
秋樽桜備
死因 | ドッペルゲンガーに喉を斬られる |
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巻数・話数 | 33巻290話 |
秋樽桜備(あきたるおうび)は第8の頼れる大隊長です。彼は無能力者ながら、いざというときのパワーと日頃からの鍛錬で能力者たちに渡り合うことができます。 住民の避難誘導をしている最中、突如現れた自分のドッペルゲンガーに背後を取られ喉を斬られて死亡しました。桜備の死によってシンラは怒りに呑まれ、「大災害」がついに完成。地上のすべてが黒い炎で覆われ、第2の太陽誕生とともにすべての命が消えました。
ヨナ
死因 | アドラの炎に還った |
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巻数・話数 | 33巻291話 |
ヨナは伝導者一派の灰焔騎士団遊撃隊員です。オネエ言葉が印象的な性別不詳の存在で、人の顔を別人に作り変える能力の持ち主。序盤からその能力で暗躍しており、250年前のラフルス一世もヨナが成り代わっていたことが示唆されています。 「大災害」が完遂されたことで地上はアドラの火の海に。ヨナは第2の太陽の誕生を喜びながら炎に還っていきました。
【過去に死亡済】死亡キャラ・死因解説!
新門火鉢
死因 | 逆恨みによる刺殺 |
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巻数・話数 | 26巻227話 |
新門火鉢(しんもんひばち)は浅草の先代の棟梁で、紅丸の師匠です。物語開始時点で故人ですが、26巻にて回想という形でその最期の瞬間が描かれています。火鉢の死因は、自分が鎮魂した浅草の住民・節子の息子に刺されたことです。 26巻では火鉢は鬼のドッペルゲンガーとして出現。紅丸と激闘を繰り広げ、紅丸に鎮魂されました。ラストで火鉢も復活しており、浅草の面々との再会を果たしています。
『炎炎ノ消防隊』は死者が多いけどハッピーに終わる大団円バトル漫画!
31巻あたりは人が死にすぎて心が絶望に傾きかけますが、そこからの巻き返しがエンタメ力に溢れている『炎炎ノ消防隊』。同作者の『ソウルイーター』の世界観へと繋がっていく価値観の変容も秀逸だったので、この記事で気になったという人はぜひ同作を一気読みしてみてくださいね!