ドラマ「フリーター家を買う」のあらすじと最終回までのネタバレ!うつ病の母と向き合う家族の結末は?
二宮和也主演の『フリーター、家を買う。』は結末が気になるドラマ。この記事では、『フリーター、家を買う。』のあらすじをネタバレありで最終回まで解説していきます。「家は買えたの?」「うつ病の母は?」など気になる結末をチェックしていきましょう。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
【ネタバレなし】『フリーター、家を買う。』のあらすじ
三流大学を卒業した武誠治(二宮和也)は、仕事を辞めフリーターとなります。バイトを転々とする日々を送る中、母の寿美子(浅野温子)が重度のうつ病になってしまうのでした。 寿美子に心配をかけていたことを悔やんだ誠治は一念発起し、再就職して母親を支えようと決意します。母親のうつの原因が近所からの嫌がらせにあると知った誠治は、家を買うという目標を立てますがーー。 フリーターは母のため家を買うことができるのでしょうか。
原作は有川浩の同名小説
『フリーター、家を買う。』の原作は有川浩の同名小説です。有川浩は『空飛ぶ広報室』『三匹のおっさん』など多くの作品が実写化されていて、『フリーター、家を買う。』も原作とドラマどちらもヒット。 小説版とドラマでは、誠治の後輩社員だった人物が先輩にされていたり、誠治の姉の嫁ぎ先が名古屋ではなく埼玉県川口市になっていたりといった設定の違いがあります。 細かい違いは他にもたくさんありますが、大きな違いは上記の2点でしょう。どこが違っているのか探しながら原作とドラマを見比べるのも面白いですね。
第1話のあらすじ・ネタバレ
三流私大を卒業した武誠治(二宮和也)は就職したものの3ヶ月で辞めてしまいます。父の誠一(竹中直人)からは怒られますが、母の寿美子(浅野温子)はかばってくれました。 再就職がうまくいかない誠治を寿美子は見守ってくれますが、ある日様子がおかしくなり重度のうつ病であることがわかります。開業医のもとに嫁いだ姉の亜矢子(井川遥)は誠一と誠治を責め、誠治は深く反省。 誠治は寿美子に心配をかけてしまったことを後悔し大悦土木でアルバイトを開始。そこで誠治は大手ゼネコン社員の千葉真奈美(香里奈)という女性と出会うのでした。
第2話のあらすじ・ネタバレ
ある日、真奈美の発注ミスで現場の作業がストップしてしまいます。真奈美は残って事務所の掃除をしますが、誠治は自己満足な行為だと決めつけるのでした。 家では様子のおかしい母がいて、父はそんな母を無視しています。誠治は母を心配し手伝ったことで、ある日仕事に遅刻してしまいました。 遅刻を叱責された誠治はアルバイトを辞めようと決意し、ハローワークを訪れます。ハローワークで月給20万円以上の仕事を希望する誠治でしたが、ハローワークの職員・北山(児嶋一哉)は「あなたに20万円払う価値があるかどうかを決めるのは会社側」と告げるのでした。
第3話のあらすじ・ネタバレ
大悦土木でのアルバイトに慣れた誠治は真奈美から飲みに誘われ、自分より年下の手島(井上正大)が目標を持って働いていることを知ります。 そんな中、誠治は隣人の西本幸子(坂口良子)が寿美子が出したゴミに嫌がらせをしているのを発見。しかし、寿美子は「自分が悪い」と言うばかりでした。 亜矢子と共に寿美子を病院に連れていくと、主治医の岡野(田中壮太郎)は生活環境に原因があるのなら引っ越しも検討すべきとアドバイスをします。 亜矢子と誠治は誠一に引っ越しを持ちかけますが、誠一は2人の言葉に耳を貸そうとはしませんでした。
第4話のあらすじ・ネタバレ
寿美子のうつ病の原因が10年以上に渡る近所からの嫌がらせだと知った誠治は、寿美子のために家を買うという目標を立てます。誠一は無理だと決めつけますが、誠治は反発するのでした。 誠治は家庭の問題に対応しつつ、仕事も頑張る日々。心配してくれた真奈美に母の病気の原因が近所からの嫌がらせが原因だと打ち明けます。 明るく振る舞っていた誠治ですが、寿美子がクスリを飲んでいるか昼休みに確認しに帰宅、仕事を終えるとハローワークとハードな毎日を送っているうちに、ついに無理がたたってしまい倒れてしまうのでした。
第5話のあらすじ・ネタバレ
誠治は誠一に寿美子の面倒を頼みたいと考えますが、顔を合わせればケンカになってしまい言い出すことができません。 ある日、亜矢子と誠治が帰宅すると武家には10人前のラーメンが届けられ寿美子は困惑していました。亜矢子と誠治は隣人の仕業ではないかと考えますが証拠はありません。 誠治がアルバイトで残業をすることになった日、誠治は誠一に連絡をして寿美子に薬を飲ませてほしいと連絡を入れます。誠一は寿美子と一緒に飲もうとワインを買って帰るのでした。寿美子と歩み寄る気があるように見えた誠一ですが……。
第6話のあらすじ・ネタバレ
誠治は誠一が女性と一緒にいるところを見かけてしまいます。父親の女性問題に動揺した誠治は、恋に悩み複雑な表情を見せる真奈美にも強く当たってしまうのでした。 誠一がワインを飲ませたせいで入院することになった寿美子に対し、誠一はようやく優しさを見せ理解を示そうとし始めます。喜ばしいことのはずなのに、誠治は誠一の女性問題が気になり素直に受け取ることができません。 「出ていけ!」と誠一に言う誠治。亜矢子に事情を話すと、亜矢子は誠一の相手女性の家に乗り込もうと言うのでした。
第7話のあらすじ・ネタバレ
寿美子が退院すると誠一は寿美子のサポートを積極的にするようになりました。寿美子が薬を飲んだかどうかの確認もするようになり見違えるようです。 誠一に就職はどうなっていると聞かれた誠治は、稼ぎがよく融通が利く以外のやりがいを大悦土木の仕事に感じていることに気がつきます。 大悦土木では真奈美の指示した仕事によって、哲平(丸山隆平)が事故に遭って病院へ。かつて真奈美は現場監督を務めていたときに事故を起こしてしまい、作業員に怪我をさせてしまったことに責任を感じていました。 哲平の事故は避けられないものでしたが、ショックを受けた真奈美は会社を休むようになってしまいます。
第8話のあらすじ・ネタバレ
武家の隣人・西本は相沢(ムロツヨシ)から詐欺に遭い、高額商品を購入していました。詐欺に気がつき泣き崩れる西本でしたが、相沢に「いい人を知っている」と連絡を入れるのでした。 ある日、誠治は困っている大悦を助けるためデータ整理の仕事を引き受けます。そんな誠治を見て誠一は困っている人を助ける余裕があるのかと指摘。誠治は腹を立て誠一と口論になってしまいます。 誠治が大悦に誠一との口論のことを話すと、大悦は誠治に「お前に親父さんの何がわかる?」と叱り飛ばしました。そして、誠治は新たな会社の就職試験を受けることを決意するのでした。
第9話のあらすじ・ネタバレ
誠治は先日就職試験を受けた医療機器メーカーから、最終面接の知らせを受け取っていました。一方、誠一は急にまとまったお金が必要となり機嫌を悪くしていました。お金が必要と聞いた寿美子は様子がおかしくなります。 なぜなら、西本に紹介された詐欺師の相沢が武家にもやってきており、寿美子は高額商品を買ってしまっていたのです。 ある日、誠治は医療機器メーカーの最終面接がうまくいくように神社に立ち寄り祈願します。すると、ハローワークの職員・北山がいて「好きな人がいるのか?」と尋ねられました。そして、誠治はいよいよ最終面接へと向かいます。
第10話のあらすじ・ネタバレ
誠治は寿美子が詐欺師に100万円を騙し取られたことを大悦土木のメンバーに告白します。すると、大悦から大悦土木の社員にならないかと持ちかけられるのでした。一方で、先日寿美子のために最終面接を受けられなかった医療機器メーカーからも連絡が入ります。 医療機器メーカーの採用が決まり迷う誠治は、自分を1番必要としてくれている大悦土木で働くことを決意。 そして誠一は中古物件を見つけてきて誠治に二世帯ローンを組むことを提案します。就職したばかりでローンを組めない誠治を思っての提案を誠治は受け入れ、一家はようやく引っ越しをすることとなったのでした。
SPドラマのあらすじ・ネタバレ
誠治が大悦土木に入社して1年が経過した頃、寿美子のうつ病は回復に向かいコーラスを始めていました。そんな中、武家を寿美子の兄・久志(国広富之)が訪れ寿美子がうつ病だったことを知ります。 取り壊すことになった実家の荷物をどうするか聞かれ、寿美子は実家の荷物は処分して構わないと伝えるのでした。 取り壊す実家を見に行きたい寿美子ですが、誠一が寿美子の実家と仲が悪いため言い出せません。寿美子の母親から誠一に当てた手紙を預かった誠治は誠一に手紙を渡します。すると、誠一は墓参りに行くと告げ、寿美子の実家と和解をしたのでした。
【ネタバレ】母のうつ病の結末は?
誠治が奮起するきっかけとなった母・寿美子のうつ病ですが、ドラマの中では完全に治ったとは描かれていません。 ですが引っ越しをし、環境が変わったことで良くなった描写もあり、これからよくなっていくことを予感させる終わりとなっています。 引っ越して環境が変わったことも大きいですが、以前と違うのは父・誠一が理解を示してくれるようになったこと。「様子のおかしい寿美子をほったらかしにしていた誠一はどこ?」というくらい気遣っているので、寿美子のうつ病はこれからも快方に向かうのではないでしょうか。
『フリーター、家を買う。』のあらすじネタバレを最終回まで
『フリーター、家を買う。』は、フリーターがやる気を出して就職し家を買うというストーリーのドラマです。最終回までとスペシャルドラマについてのあらすじネタバレを解説しましたので、チェックしてみてくださいね。