漫画『そこで星屑見上げてろ』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！StrayKids(スキズ)の楽曲が登場！？

『そこで星屑見上げてろ』はアイドルオーディション番組がテーマの漫画。一風変わった主人公が活躍する他、作品内で「Stray Kids(スキズ)」の楽曲が取り上げられたことでも話題になりました。 本記事ではそんな『そこで星屑見上げてろ』の第1巻あらすじをネタバレ解説していきます！どんな話か気になっている人はぜひチェックしてみてくださいね。

元国民アイドル・天川秀(アマシュー)の息子である天川彗は、現在は精神的に不安定な母親とふたり暮らし。それなりに平穏な暮らしを送っていましたが、ある日軽い気持ちで父親の物真似をしてみたところ、そのようすの隠し撮り動画が拡散されてしまいました。 芸能人として成功してはいるものの、家族を捨てた父親に対して彗はずっと恨みを抱いています。 そんな中、アマシューが自身の関わるアイドルオーディション番組をへらへらと宣伝しているのを見て、復讐のため出演を決意。生放送中に挑戦的なラップを披露し、番組をぶち壊した挙句逃走しようとします。 しかし彗は運営側に(良くも悪くも)目をつけられ、その後も引き続き番組に出演させられることになりました。スキを見て逃げようとしつつ、仲間とともに各種レッスンや自主練をこなす彼ですが……。

候補生たちは「星」と呼ばれる持ち点の数によって、星2以上の「地上候補生(シーカー)」と星1の「地下候補生(ゲイザー)」に分けられています。途中で入れ替えがおこなわれ、地下組はわずか7人に。もちろん彗もそのうちのひとりです。 その後「STAGE2」として歌唱力メインのチーム対抗戦をおこなうことになりますが、彗たち地下チームが戦うことになったのは、なんと地上チームのなかでもトップの実力を誇る「神セブン」。地下チームは当然圧倒的な実力差を見せつけられ敗北します。 この結果を受け星を剝奪され、地下チームは彗も含め全員脱落となってしまいました。……と思いきや、神セブンのリーダー的存在・守白眞人が彗に星ひとつ、地下チームのひとりであるファン・シウに星5つを分け与えるというとんでもない行動に。 眞人の目的はどうやら、彗とふたりで地下チームに行くことのようでした。

今や地下組は彗と眞人のふたりきりとなりました。衝撃的なラップを披露した彗に興味を持っている眞人は、彼にグイグイ迫ってきます。 そんな中、続くSTAGE3の審査は個人戦だと発覚。次第にアイドルという仕事に興味を持ち始めていたかに見えた彗ですが、根っこの部分は変わっておらず、再び番組からの脱走を図ります。しかし眞人に見つかってしまい、結局は戻ってレッスンを続けるのでした。 個人戦の後、地下は閉鎖され地上での本格的な戦いが開幕。ここで脱落者も「圏外組」として戻ってきて、敗者復活の機会を与えられることになります。

圏外組の上位3名が復活し、合計25名がSTAGE4に進むことに。次の審査内容は、ボーカル＋ダンス3名＋ラップという5人チームを5つ作り、同じ課題曲を披露して戦うというものです。 彗はラップ担当となりますが、実はちゃんと学んだことがないためかなり苦労させられます。その一方で地下にいるとき眞人にみっちり教え込まれたため、ダンスのキレは周りから別人レベルと評されるほどです。 各チーム練習を重ねる中、「没入させろ 自己を 曲に」というチームメイトの言葉に何か思うところがあったようすの彗。果たして彼は仲間とともにどんなパフォーマンスを披露するのでしょうか？

『そこで星屑見上げてろ』は、アイドルオーディション番組から生まれたグループ「Stray Kids(スキズ)」の楽曲が出てきたことでも話題になりました。使われたのは「Super Bowl -Japanese ver.-」と「CASE 143 -Japanese ver.-」です。 オーディション番組がテーマの漫画で実在する楽曲が取り上げられるという、まさにフィクションと現実が交差するような演出にファンからは喜びの声が上がっていました！ グループそのものについても、「力強く完璧なパフォーマンス」「世界的に高い評価を得る」「全世界から圧倒的支持」など、スキズを知らない人でも思わず興味を抱いてしまうような紹介がされています。これをきっかけによりいっそうファンが増えるかもしれませんね！

ふつうアイドルものの主人公といえば、きっかけも想いの大きさもさまざまとはいえ、「アイドルになりたい」という夢を抱えているもの。しかし彗の場合はまったくそんな気持ちはなく、番組に参加した動機は何より父親に対する復讐心です。 そんな彼はアイドルになるつもりはさらさらなく、オーディションも隙あらば逃げようとしています。しかし本気で夢を追うライバル(？)との出会いを通して、少しずつ変わっていくのかも……。彼が最終的にどう変わっていくのか、あるいはブレないまま終わっていくのか、その行く末が気になってしかたがありません！