2025年前期朝ドラ『あんぱん』ヒロインは今田美桜!あらすじやキャストを一覧紹介
2025年前期のNHK連続テレビ小説は、漫画家・やなせたかし夫妻をモデルにした『あんぱん』に決定!この記事では『あんぱん』のあらすじ・スタッフなど最新情報をお届けし、キャスト予想や実在の夫婦をモデルにした作品も紹介します。
2025年前期朝ドラ『あんぱん』に決定!
112作目となるNHK連続テレビ小説『あんぱん』は、漫画家のやなせたかしと妻の小松暢の夫婦をモデルにした作品。実在の夫婦をモデルにした作品としては、2023年前期の『らんまん』に次ぐものとなります。 戦前から戦後を舞台に、気弱で自信がない主人公と抜群の行動力を持つ妻が名作『アンパンマン』に辿り着くまでを描きます。
モデルとなるのは『アンパンマン』の生みの親・やなせたかし夫妻
主人公のモデルとなるやなせたかしは『アンパンマン』を生み出した漫画家で、絵本作家・詩人でもあります。高知県出身で、日中戦争に従軍した戦争経験を持ち、戦後は高知新聞に勤めていました。そこで同僚として、妻となる小松暢と出会います。 小松暢が転職で東京へ行く際、新聞社を辞めて一緒に上京し結婚。その後、三越に勤めながら兼業漫画家として活動を始めました。
『あんぱん』ヒロインは今田美桜!
『あんぱん』のヒロイン役は、今田美桜が務めると発表されました!3365人が応募したというオーディションの中から選ばれた今田。彼女の最終オーディションに立ち会ったスタッフの何人かは思わず涙を流していたといいます。 今田が演じるのは、小松暢をモデルとした朝田のぶ。三姉妹の長女で足が速く、人生の荒波をパワフルに乗り越えていくヒロインです。持ち前の男勝りで勝気な性格で、気弱な柳井嵩(モデル:やなせたかし)と激動の時代を共に生き、けん引し続けるのです。 かわいらしさも、フレッシュでパワフルな魅力も持ちあわせる今田ですが、本作ではどんな「朝田のぶ」を演じるのか、今から楽しみですね。
夫役は北村匠海!やなせたかしがモデル
漫画家のやなせたかしをモデルとした柳井嵩(やないたかし)を北村匠海が演じることが発表されました。北村匠海は今作が連続テレビ小説初出演。 『なつぞら』(2019年)のオーディションに落ちたことから、朝ドラには縁がないと思っていたそうですが『あんぱん』で見事に大抜擢されました。妻役の今田美桜とはこれまでにも共演経験があり、息の合った夫婦役が見られそうです。 北村は「アンパンマンが好き」と語っており、「1つの役、1つの作品と向き合い続ける日々を全うする」と意気込んでいます。日本人なら誰もが知っているアンパンマンの作者が、どのようにして人気キャラクターを生み出していくのかを見守っていきましょう。
『あんぱん』のキャストを大胆に予想してみた
ネット上では、みんな大好き「アンパンマン」を生み出す物語とあって、早速キャスト予想が展開されている模様。やはりアニメでアンパンマンの声を長年担当している戸田恵子がナレーションをしてほしい!という声が圧倒的多数のようです。同様に複数の声を担当する山寺宏一にも白羽の矢が! やなせたかしがモデルの主人公は気弱で優しい役柄が似合う、ある程度知名度のある20代後半の若手俳優ということに。予想で名が挙がっているのは、北村匠海、仲野太賀、杉野遥亮、高杉真宙でした。
『あんぱん』を担当するのは中園ミホ
『あんぱん』の脚本を担当するのは、連続テレビ小説では『花子とアン』、大河ドラマでは『西郷どん』を手がけた中園ミホ。『花子とアン』でも、実在の人物である『赤毛のアン』の日本語翻訳者・村岡花子の激動の人生を丁寧かつドラマティックに描き出しています。 今回『あんぱん』の脚本を担当するにあたり、「戦後80年にあたる2025年、2人のお話を書かせていただけることに、今、私は幼い頃のように胸を高鳴らせています」と意気込みを語っていました。
実在した夫婦をモデルにした過去の朝ドラ
『らんまん』(2023年前期)
2023年前期の108作目『らんまん』は、植物学者の牧野富太郎がモデルの槙野万太郎と、その妻・壽衛がモデルの寿恵子が主人公。万太郎を神木隆之介、寿恵子を浜辺美波が演じました。 高知の造り酒屋の長男として生まれた万太郎が、植物学という険しい道を最愛の妻・寿恵子とともに歩む物語です。 牧野富太郎は「日本の植物学の父」と呼ばれる近代植物分類学の権威。旧制小学校を中退した身でありながら、理学博士の学位を取得した規格外の人物でした。
『エール』(2020年前期)
2020年前期の102作目『エール』では、作曲家・古関裕而と妻の金子がモデルに。主人公の古山裕一を窪田正孝、妻の音を二階堂ふみが演じました。 激動の昭和という時代に数々の名曲を生み出した作曲家と歌手である妻の波乱万丈の人生を描いています。 古関裕而は「古関メロディー」として親しまれた気品ある格調高い曲風で、「栄光は君に輝く」や「オリンピック・マーチ」などの多くの名曲で知られる作曲家。妻の金子も声楽家として活躍しました。
『ゲゲゲの女房』(2010年前期)
2010年前期の82作目『ゲゲゲの女房』は、漫画家・水木しげると妻の武良布枝がモデル。武良布枝の同名著書が原案で、主人公の村井茂を向井理、妻の布美枝を松下奈緒が演じました。 戦争を経験した茂が戦後に漫画家として歩み始め、貧しいながらも信念を持って布美枝と二人三脚で名作を生み出していく様子を描いています。 水木しげるは『ゲゲゲの鬼太郎』の生みの親である漫画家。「妖怪」にひとかたならぬ愛着と執念を持ってライフワークとし、凄まじい従軍経験から多くの戦争漫画を生み出しました。
2025年前期朝ドラ『あんぱん』のあらすじ・キャスト予想を紹介
過去の作品からも、実在の夫婦をモデルにした作品は大ヒット間違いなしの良作揃い!やなせたかし夫妻をモデルにした『あんぱん』にも大きな期待が寄せられています。ciatrでは今後も最新情報を更新していきますので、ぜひチェックしてみてください。