2025年1月19日更新

2025年前期朝ドラ『あんぱん』ヒロインは今田美桜!あらすじやキャストを一覧紹介

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2025年前期のNHK連続テレビ小説は、漫画家・やなせたかし夫妻をモデルにした『あんぱん』に決定しました! この記事では『あんぱん』のあらすじ・スタッフなど最新情報をはじめ、実在の夫婦をモデルにした過去の朝ドラ作品も紹介。また、発表されている最新の追加キャスト情報もあわせてお届けします!

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2025年前期朝ドラ『あんぱん』に決定!

112作目となるNHK連続テレビ小説『あんぱん』は、漫画家のやなせたかしと妻の小松暢の夫婦をモデルにした作品。実在の夫婦をモデルにした作品としては、2023年前期の『らんまん』に次ぐものとなります。 戦前から戦後を舞台に、気弱で自信がない主人公と抜群の行動力を持つ妻が名作『アンパンマン』に辿り着くまでを描きます。

モデルとなるのは『アンパンマン』の生みの親・やなせたかし夫妻

「アンパンマン」
(c)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

主人公のモデルとなるやなせたかしは『アンパンマン』を生み出した漫画家で、絵本作家・詩人でもあります。高知県出身で、日中戦争に従軍した戦争経験を持ち、戦後は高知新聞に勤めていました。そこで同僚として、妻となる小松暢と出会います。 小松暢が転職で東京へ行く際、新聞社を辞めて一緒に上京し結婚。その後、三越に勤めながら兼業漫画家として活動を始めました。

『あんぱん』実在モデルのお二人の生涯

1918年(大正7年) 小松暢が高知県で生まれる。
1919年(大正8年) 2月6日、やなせたかしが東京府豊島郡(現在の東京都北区)で生まれる。
1924年(大正13年) やなせたかしの父が死去。家族は高知市へ移り住む。
1939年(昭和14年) やなせたかしは東京高等工芸学校図案科を卒業し、東京田辺製薬(現在の田辺三菱製薬)宣伝部に就職。
1941年(昭和16年) やなせたかしは徴兵により大日本帝国陸軍へ入隊。
1946年(昭和21年) やなせたかしと小松暢が高知新聞へ入社し、同僚となる。 暢が転職のため上京するのをきっかけに、やなせたかしも退職し上京する。
1947年(昭和22年) 結婚。三越に入社したやなせたかしは、宣伝部でグラフィックデザインを担当する。
1953年(昭和28年) やなせたかしは三越を退職し、専業漫画家に。
1961年(昭和36年) やなせたかしが童謡『手のひらを太陽に』の作詞を手がける。
1969年(昭和44年) やなせたかしが手がけたアニメ映画『やさしいライオン』が毎日映画コンクールで大藤信郎賞を受賞する。 また短編集の童話の中にアンパンマンを登場させる。
1973年(昭和48年) やなせたかしは雑誌『誌とメルヘン』を立ち上げ、編集長となる。 またアンパンマンを子供向けに変え、フレーベル館の絵本『あんぱんまん』を発表。
1988年(昭和63年) テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』が日本テレビで放映開始となる。
1993年(平成5年) 11月22日、小松暢が癌のため死去。享年75歳。
1996年(平成8年) 高知県香美市に「アンパンマンミュージアム」が開館する。
2011年(平成23年) やなせたかしが高知県名誉県民の称号を贈られる。
2013年(平成25年) 10月13日、やなせたかしが心不全のため死去。享年94歳。

『あんぱん』ヒロインは今田美桜!

『あんぱん』のヒロイン役は、今田美桜が務めると発表されました!3365人が応募したというオーディションの中から選ばれた今田。彼女の最終オーディションに立ち会ったスタッフの何人かは思わず涙を流していたといいます。 今田が演じるのは、小松暢をモデルとした朝田のぶ。三姉妹の長女で足が速く、人生の荒波をパワフルに乗り越えていくヒロインです。持ち前の男勝りで勝気な性格で、気弱な柳井嵩(モデル:やなせたかし)と激動の時代を共に生き、けん引し続けるのです。 かわいらしさも、フレッシュでパワフルな魅力も持ちあわせる今田ですが、本作ではどんな「朝田のぶ」を演じるのか、今から楽しみですね。

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夫役は北村匠海!やなせたかしがモデル

漫画家のやなせたかしをモデルとした柳井嵩(やないたかし)を北村匠海が演じることが発表されました。北村匠海は今作が連続テレビ小説初出演。 『なつぞら』(2019年)のオーディションに落ちたことから、朝ドラには縁がないと思っていたそうですが『あんぱん』で見事に大抜擢されました。妻役の今田美桜とはこれまでにも共演経験があり、息の合った夫婦役が見られそうです。 北村は「アンパンマンが好き」と語っており、「1つの役、1つの作品と向き合い続ける日々を全うする」と意気込んでいます。日本人なら誰もが知っているアンパンマンの作者が、どのようにして人気キャラクターを生み出していくのかを見守っていきましょう。

『あんぱん』追加キャストの最新情報まとめ

ヒロイン朝田のぶの家族

朝田 のぶ 今田美桜
朝田 結太郎 加瀬亮
朝田 羽多子 江口のりこ
朝田 蘭子 河合優実
朝田 メイコ 原菜乃華
朝田 釜次 吉田鋼太郎
朝田くら 浅田美代子
原 豪 細田佳央太

朝田のぶ/今田美桜

今田美桜

先述したように、朝田のぶはやなせたかしの妻・小松暢をモデルとした女性です。 戦争で大切な人を亡くしたのぶは、“何が正しいのか自分で見極める必要がある”と考えました。そして女性初の記者として就職した新聞社で、幼少期からの知り合いである嵩と再会します。

朝田結太郎/加瀬亮

加瀬亮

のぶの父である朝田結太郎(ゆうたろう)は、商事会社に勤めるサラリーマンです。妻の羽多子とのぶたち三姉妹のために各地を飛び回り、仕事に精を出しています。

朝田羽多子/江口のりこ

江口のりこ

朝田羽多子はのぶたち三姉妹の母です。毎日元気ハツラツと動き、朝田家を支えます。長女のぶの明るさとたくましさは、母・羽多子譲りかもしれません。

朝田蘭子/河合優実

河合優実

朝田蘭子は朝田家の次女で、のぶの妹です。パワフルで勝気な長女のぶとは違い、真面目でしっかり者の蘭子。周りの人が何を考えているかを察することが得意です。

朝田メイコ/原菜乃華

原菜乃華

朝田家の三女、朝田メイコは愛嬌たっぷりの末っ子キャラ。歌うことが大好きで、朝田家の癒しとなっています。

朝田釜次/吉田鋼太郎

吉田鋼太郎

朝田釜次(かまじ)は、のぶの祖父であり、結太郎の実父です。「朝田石材店」を三代目として継ぎ、石工一筋で生きています。

朝田くら/浅田美代子

浅田美代子

のぶの祖母である朝田くらは、釜次の妻として「朝田石材店」を支えています。茶目っ気のあるおとぼけな性格で、愛称は「くらばあ」です。

原豪/細田佳央太

細田佳央太

釜次の弟子として朝田家の一部屋に住み込みしている原豪。朝田家の人々と違って寡黙なタイプですが、師匠を尊敬する気持ちは誰にも負けません。

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柳井嵩の家族

柳井 嵩 北村匠海
柳井 登美子 松嶋菜々子
柳井 清 二宮和也
柳井 千尋 中沢元紀
宇戸 しん 瞳水ひまり
柳井 千代子 戸田菜穂
柳井 寛 竹野内豊

柳井嵩/北村匠海

北村匠海

やなせたかしをモデルとした柳井嵩。のぶとは幼少期に転校した先で出会いました。新聞社で彼女と再会したのち、漫画家になる夢を目指すことになります。

柳井登美子/松嶋菜々子

松嶋菜々子

柳井登美子は嵩の母であり、美しく賢い女性です。早くに夫を亡くしてしまったこともあり、自由気ままな行動で嵩を翻弄します。

柳井清/二宮和也

二宮和也

嵩の父である柳井清は、嵩が幼い頃に病気で亡くなりました。清は文学や絵についての知識が豊富で、嵩はそんな父のことが大好きでした。

柳井千尋/中沢元紀

柳井千尋は嵩の弟です。小さい頃は体が弱く目立たない子供でしたが、成長するにつれ家族思いのたくましい青年となります。

宇戸しん/瞳水ひまり

宇戸しんは女中として柳井家に仕えている人物です。「おしんちゃん」として柳井家の人々から愛されています。

柳井千代子/戸田菜穂

嵩の伯母にあたる柳井千代子は、厳しくも優しい女性です。父親を亡くした嵩と千尋を預かり育てます。

柳井寛/竹野内豊

竹野内豊

柳井寛は嵩の伯父で、柳井診療所の院長を務める医師です。育ての父として嵩と千尋をどんな時も励ましてくれ、深い愛情で彼らを見守ります。

学生時代の友人など

辛島健太郎/高橋文哉

高橋文哉

辛島健太郎は嵩の同級生で一番の親友となっていく人物です。そのため、のぶや朝田家の人々とも関わりを持っていきます。

小川うさ子/志田彩良

志田彩良

のぶの親友で幼なじみの小川うさこ。同級生であるのぶと同じ女学校に通い、花嫁になることを夢見ている少し泣き虫な女の子です。

山下実美/ソニン

山下実美は、のぶとうさこが通う女学校の教師です。おしとやかで女性らしい先生で、のぶたちに教養やたしなみを教えます。

黒井雪子/瀧内公美

瀧内公美

女子師範学校の教師である黒井雪子。高等女学校を卒業したのぶが出会う先生であり、厳格な性格でのぶの前に立ちはだかります。

座間晴斗/山寺宏一

山寺宏一

座間晴斗は嵩が通う芸術学校の教師です。やなせたかしの恩師がモデルであり、型にとらわれない教えを説く座間は、実際に嵩の恩師となります。

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その他

屋村草吉/阿部サダヲ

阿部サダヲ

屋村(やむら)草吉は、どこからともなく高知にやってきた謎のパン職人。パン作りの腕はたしかですが、お金にうるさいうえに口が悪く、なんのために高地に来たのかはわかりません。 しかし朝田のぶと柳井嵩の人生に大きな影響を与えることになります。

『あんぱん』を担当するのは中園ミホ

『花子とアン』

『あんぱん』の脚本を担当するのは、連続テレビ小説では『花子とアン』、大河ドラマでは『西郷どん』を手がけた中園ミホ。『花子とアン』でも、実在の人物である『赤毛のアン』の日本語翻訳者・村岡花子の激動の人生を丁寧かつドラマティックに描き出しています。 今回『あんぱん』の脚本を担当するにあたり、「戦後80年にあたる2025年、2人のお話を書かせていただけることに、今、私は幼い頃のように胸を高鳴らせています」と意気込みを語っていました。

実在した夫婦をモデルにした過去の朝ドラ

『らんまん』(2023年前期)

『らんまん』

2023年前期の108作目『らんまん』は、植物学者の牧野富太郎がモデルの槙野万太郎と、その妻・壽衛がモデルの寿恵子が主人公。万太郎を神木隆之介、寿恵子を浜辺美波が演じました。 高知の造り酒屋の長男として生まれた万太郎が、植物学という険しい道を最愛の妻・寿恵子とともに歩む物語です。 牧野富太郎は「日本の植物学の父」と呼ばれる近代植物分類学の権威。旧制小学校を中退した身でありながら、理学博士の学位を取得した規格外の人物でした。

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『エール』(2020年前期)

エール

2020年前期の102作目『エール』では、作曲家・古関裕而と妻の金子がモデルに。主人公の古山裕一を窪田正孝、妻の音を二階堂ふみが演じました。 激動の昭和という時代に数々の名曲を生み出した作曲家と歌手である妻の波乱万丈の人生を描いています。 古関裕而は「古関メロディー」として親しまれた気品ある格調高い曲風で、「栄光は君に輝く」や「オリンピック・マーチ」などの多くの名曲で知られる作曲家。妻の金子も声楽家として活躍しました。

『ゲゲゲの女房』(2010年前期)

ゲゲゲの女房

2010年前期の82作目『ゲゲゲの女房』は、漫画家・水木しげると妻の武良布枝がモデル。武良布枝の同名著書が原案で、主人公の村井茂を向井理、妻の布美枝を松下奈緒が演じました。 戦争を経験した茂が戦後に漫画家として歩み始め、貧しいながらも信念を持って布美枝と二人三脚で名作を生み出していく様子を描いています。 水木しげるは『ゲゲゲの鬼太郎』の生みの親である漫画家。「妖怪」にひとかたならぬ愛着と執念を持ってライフワークとし、凄まじい従軍経験から多くの戦争漫画を生み出しました。

2025年前期朝ドラ『あんぱん』のあらすじ・キャスト予想を紹介

過去の作品からも、実在の夫婦をモデルにした作品は大ヒット間違いなしの良作揃い!やなせたかし夫妻をモデルにした『あんぱん』にも大きな期待が寄せられています。追加キャストなども続々と情報解禁され、放送が待ちきれませんね! 今後もぜひciatrで最新情報をチェックしてみてください。