『フェルマーの料理』岳(高橋文哉)と孫六(板垣李光人)が旨味の相乗効果に挑む!最高の1品を作り出すことはできるのか
2023年10月期のTBS金曜ドラマ『フェルマーの料理』第3話が放送されました。無事黒服となった岳(高橋文哉)は、孫六(板垣李光人)とともにあるお客様のメイン料理を担当することに。そこで登場した「旨味の相乗効果」は必見です! この記事では『フェルマーの料理』第3話のあらすじについて、詳しく解説していきます! 本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の人は注意してください。
岳(高橋文哉)と孫六(板垣李光人)で臨時営業を担当することに
海(志尊淳)は急遽翌日を臨時休業とし、大事なお客様が来ることを皆に伝えます。海は岳(高橋文哉)に厨房を任せ、孫六(板垣李光人)を岳の助手に指名。客は2名で、メイン1皿を作るよう海は2人に指示をしたのです。 孫六はまだ岳に名前を教えておらず、岳に「えこひいきされている人間はいいよな」と呟き……。岳は孫六について、寧々(宮澤エマ)から京都にある有名な料亭の息子であることを聞きました。また海は家に帰ってこないことも多く、岳は海が夜な夜な出かけることを気にし始めます。
旨味の相乗効果を狙うも思い通りにならない岳
岳は蘭菜(小芝風花)が行っていた、食材を掛け合わせた「旨味の相乗効果」を狙います。蘭菜は2つの食材の旨味を掛け合わせていましたが、岳は3つの旨味成分で新たな味を作り出そうとしました。しかし、いざ料理を作ってみると思い通りの味になりません。 岳は海と孫六から、「旨味の相乗効果は2つまで」と教えられます。だから、孫六が食材の旨味成分を書き出したホワイトボードのメモには、あえて2つの成分しか取り上げていなかったのです。 そして岳は孫六に、「料理は数学と違って計算どおりにはならない」ときつく言われてしまい……。*
大事な客とは数学オリンピックのライバル・神楽(久保田紗友)
「K」にやってきた大事な客とは、国会議員の魏一(堀部圭亮)とその娘・神楽(久保田紗友)。神楽は岳の幼馴染で、数学時代のライバルでもありました。海は全てを知っていて、岳に料理を任せたのです。 神楽は料理人になった岳を見て、「数学の道は諦めたということですか?」と告げます。神楽は岳の発想力に憧れていましたが、徐々に独創性を失ってつまらない解き方を採る岳に失望していました。 以前神楽は岳に「つまらない」と言ってしまい、岳が数学の道を諦めたのは自分の言葉のせいではと思うように。
孫六と岳が協力して生み出した最高の1品とは?
岳は、甘鯛を使った料理を思いつきます。魚の捌き方も知らない岳は、ネットで調べながら鯛を捌きました。そして料理を完成させますが、岳がその場を離れた瞬間、孫六は料理を全て食べてしまい……。 孫六はその美味しさに感動し、悔しさを滲ませます。実は孫六は自分の出番が来るのではないかと、レシピをいくつか考えていました。岳は孫六のレシピ、昔父と食べた甘鯛と神楽がお茶漬けを食べていたことを思い出し、2人で一緒に料理を作ろうと提案します。 こうして2人は、フレンチと和食を融合した「甘鯛と生ハムのお茶漬け」を完成させます。魏一はその美味しさを絶賛し、神楽も「数学的思考として成立している」と感動。そして神楽は「今の北田くんは面白い。美味しかった」と岳を褒めました。 孫六は岳に、ようやく自分の名前を名乗ります。こうして2人は「孫六」「岳」と呼び合うように。
超有名美食家が来店!蘭菜(小芝風花)の因縁も明らかに?
第4話では、海が急遽コース料理の担当替えを発表します。それは、レストランレビュアー・綿貫哲平の予約が入ったから。最高の評価を得るべく、海は前菜を岳、メインの肉料理を蘭菜に任せることに。 蘭菜は順調に肉料理の試作を進めていきます。実は蘭菜は誰にも言えない苦悩を抱えていました。蘭菜は3話でも、魏一に名刺を渡して自分を売り込んでいましたね。蘭菜は海にも、何か因縁を抱えているように見えます……。 第4話は蘭菜がメインの回となりそうです。真相が気になりますね!