2025年2月25日更新

「サカモトデイズ」スラーの正体は有月憬! 声優から目的・赤尾との関係まで解説【SAKAMOTO DAYS】

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SAKAMOTO DAYS サカモトデイズ スラー
(c)鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会

殺し屋たちが繰り広げる迫力満点のバトルを描き、現在大きな注目を集めている漫画『SAKAMOTO DAYS』。 この記事では本作におけるラスボスと目されるスラー(X)について徹底解説!その正体や目的、有月やリオンとの気になる関係などを考察していき、ミステリアスなオーラを放つスラーの魅力に深く迫っていきたいと思います。 ※この記事は『SAKAMOTO DAYS』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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『サカモトデイズ』 スラー(X)のプロフィール

SAKAMOTO DAYS サカモトデイズ スラー
(c)鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
年齢 27歳
身長 179センチ
体重 73キロ
出身 アルカマル
所属 スラー一派(リーダー)
武器 蛇腹剣

日本殺し屋連盟、通称「殺連」に所属する殺し屋たちを狙う組織「スラー」のボスであるスラー(X)。クセのある白髪が特徴的で、服装も白色のものを好んで着ている白ずくめの青年です。 一見すると穏やかな好青年に見える彼ですが、その実力や冷酷さは作中でもトップクラス。人を殺すことへの躊躇なども一切感じられず、主人公である坂本太郎をはじめ、敵対する相手には容赦なく攻撃。その素性は未だ謎に包まれている部分も多く、非常にミステリアスな雰囲気を纏っている人物です。 彼が束ねるスラー一派は、メンバーの多くが児童養護施設「アルカマル」出身の元孤児。同施設では殺連がORDERを人工的に作ろうと、孤児に殺しの英才教育を施していました。当然、一派は手練れ揃い。殺連の壊滅を目的に行動しています。

【性格】スラーは穏やかだが手段は選ばない性格

スラーは部下と話す際は非常に穏やかで、優しい雰囲気さえ漂わせています。 ですがその反面、自身の目的のためには手段を選ばない冷酷な部分も存在。単行本7巻では彼の襲撃により、殺連関東支部で176名の死亡者が出ていることが判明しています。また自身の部下にするために若者を拉致したこともあるなど、スラーの行動は常軌を逸したものばかりです。

趣味は映画と読書

冷酷無比な本性を持つスラーですが、その趣味は映画と読書という意外と平凡なもの。 作中では詩的な言葉遣いをする場面も多く、それを聞いた仲間から「またなんか読んだんすか?」と問われ「映画の話さ」と答えるシーンも存在。どうやら彼の言葉の端々には、愛好している映画や本の影響がよく表れているようです。

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【正体】スラーの正体は有月憬(うづきけい)

その素性がはっきりとしていなかったスラーですが、単行本6巻の終盤でついにその正体が判明。スラーはかつて坂本や南雲とともに殺し屋養成施設JCCへ通っていた同級生の有月憬(うづきけい)だったのです。 有月は学生時代それほど目立つ存在ではありませんでしたが、かつて坂本たちとともに同じ任務にあたったことがありました。 さらに有月は坂本たちと仲の良かった赤尾リオンの死亡事件にも大きく関わっている様子。実はスラーは坂本たちと並々ならぬ因縁を持った存在だったのです。

【二重人格】有月のもうひとりの人格

有月が二重人格だと確定したのが129話。彼の中から出てきた人格は彼が殺したはずの赤尾リオンでした。口調だけでなく表情や動作、そしてシンが読んだ心の中まで、すべてがリオンそのもの。リオンの人格いわく、彼女の存在は「有月の記憶が作り出した赤尾リオン」とのこと。 173話からの回想では、有月が麻樹の謀略により相手がリオンと知らず彼女を殺してしまったことも判明しました。 有月は極度の緊張状態下で自己防衛本能が発動すると、自分を守るために別の人格を生み出してきたのです。その結果生まれた人格は、ほぼ本人のコピーと呼べるもので、コピー元と同格の戦闘能力も持つようになります。

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【兄】麻樹栖(あさきせい)との仲は最悪?

殺連の現会長を務める麻樹栖。血縁関係は不明なものの、彼は有月の兄を名乗っており、その動きを裏から操っていたことが判明しています。かつての麻樹は「殺連会長」のポストを狙い、有月をスパイとしてJCCの内部に潜入させていました。 有月は「殺連会長の妻子を殺す」というミッションを与えられますが、「一般人には手を出せない」と拒否。代替案として会長側の主力、キンダカの殺害を提案します。麻樹はこの要求を飲んだものの、「失敗したら有月が育った施設の人間を1人殺す」という恐ろしい条件を提示しました。 麻樹にとって有月はただの道具、そこに兄弟愛などは皆無だったのです。2人の溝は深まっていき、のちのち決定的な決別を迎えることになるのでした。

【死亡?】篁(たかむら)との闘いの結末

有月がリオンの人格に交代している間に、殺連の命令を受けてやってきたのが、殺連史上最強の殺し屋と謳われるORDERの篁(たかむら)でした。 リオンの人格が引っ込んだため、有月が再登場。有月は坂本や南雲と共闘しますが戦力差は明らか。駆けつけたスラー一派のハルマは瞬殺され、楽も瀕死の状態です。 敗戦濃厚の中、仲間を殺されて錯乱状態となった有月は突如、脳内に入ってくる声に苦しみだします。次の瞬間、有月は自分を殺そうとする篁の人格を生み出し、篁本人を返り討ちにしました。有月は生き残り、その場から逃走しています。

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有月は人格を奪うことが可能?

有月の中に篁の人格が生まれた瞬間を目の当たりにした坂本や南雲は、その挙動が「篁そのものだった」と話していました。有月の作り出す人格は、限りなく本物に近いコピーということです。 また、別人格が出ている間、有月自身は記憶がありません。つまりコピー人格は好き放題できてしまうわけです。今後、有月がORDERと対峙する度に、有月の中に制御不能な暗殺者たちの人格が増えていく可能性も大。 有月は故意にこの力を使っている様子ではなかったので、人格を奪うとはまた少し違うかもしれませんが、厄介なことには違いありません。

【目的】スラーの目的は「新しい秩序を作る」こと

スラーは自身の目的を「腐敗した殺連をリセットし、新しい秩序を自らつくること」だと明かしています。彼もかつては殺し屋として殺連側にいた人間。もしかしたらそのときに、スラーは殺連の裏側、闇の部分を覗いてしまったのかもしれません。 また単行本9巻ではこの目的を設定した理由について、「尊い正義のために世界を自然な形に戻したいから」だと発言しています。一見すると具体性のない理由に見えますが、果たしてこの言葉の裏にはどんな真意が隠されているのでしょうか。

腐敗した殺連

数多くの殺し屋たちを束ねる殺連ですが、スラーの行動に呼応してJCCの学生たちが「反殺連」を掲げるなど、支持されるばかりの組織ではない様子。どうやら殺連は「殺し屋市場」を独占しており、それが様々な反発を招いているようなのです。 また殺連の前会長は暗殺されており、そののち元幹部が会長に就任するなど、殺連の上層部にはキナ臭い人間が集まっている模様。スラーはこの現状に疑問を持ち、「腐敗した殺連のリセット」を目指し始めたのかもしれません。

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“尊い正義”とは

スラーが掲げている「尊い正義」という考え方。作中でも何度か登場しているこの言葉ですが、実際にどんなものを指しているのかはまだはっきりと示されていません。しかしスラーは過去に「尊い正義のためには悪が必要」、「世の中には死んだ方がいい人間もいるってことさ」と意味深な持論を展開。 この言葉には「正義」を掲げながらも自らの意思を通そうとする、スラーの身勝手さが滲んでいるようにも見えます。彼にとっての「尊い正義」とは、いったい何を指しているのでしょうか……。

兄・麻樹栖への報復?

坂本やスラーの学生時代を描いた過去編のなかで、スラーの兄である麻樹栖が殺連の上層部にいたことが明らかになっています。麻樹はスラーが育った施設である「アルカマル」の子どもたちを人質に、スラーに対して要人の殺害などを強制していました。 スラーはやりたくもない殺人を強要され、大きく苦しんでいた様子。もしかしたら彼はかつて自分を苦しめていた麻樹への報復も兼ねて、殺連の崩壊を目論んでいるのかもしれません。

【過去】スラーは坂本や南雲と同期

サカモトデイズ SAKAMOTO DAYS 坂本太郎
(c)鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS 製作委員会

殺し屋養成機関の最高峰と言われるJCC。スラーこと有月憬はかつてここに通っており、その同期にはのちに伝説の殺し屋と呼ばれる坂本太郎、そして殺連直属組織ORDERで活躍する南雲も在籍していました。坂本と南雲は赤尾リオンという生徒と共に学生時代からその悪名を轟かせていた存在。 一方、スラーは特に目立った点のない地味な生徒でした。しかし問題を起こした坂本たちが罰として与えられた任務に、なぜか彼も参加することに。これを機にスラーは坂本たち、とりわけリオンとの仲を深めていくのですが、この任務参加の裏には彼の兄である麻樹の陰謀が隠されているようでした……。

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赤尾リオンの事件

任務を通して仲を深めていったスラーとリオン。しかしスラーはこの任務のなかで味方側の戦力である殺し屋を殺害することを目的に動いていました。偶然にもスラーの裏切り行為を見てしまったリオンは、逃亡したスラーを追跡。しかし、彼女はそのまま行方不明になってしまいます。 その後、坂本と南雲はORDERに所属し、スラーとリオンの行方を調査。それから1年ほど経ち、坂本はついにスラーと対峙しますが、そこには横たわるリオンの姿が。そしてスラーは坂本に対し「赤尾リオンは僕が殺した」と告白するのでした。

スラーの能力や武器は?坂本より強い?

スラーは過去編で自分を追ってきた坂本と刃を交えています。そこでは鎖の先に刃物がついたような鋼鉄製のムチを使用して戦っていましたが、坂本の前に手も足も出ずに敗北。そのまま坂本の銃弾を受けてスラーは死んだはず……でした。 しかしその後、彼は殺連に反旗を翻す存在として復活。そして再び坂本と戦うことになりますが、そこではスラーが終始優位に立つなど圧倒的な実力を見せつけていました。かつてのスラーは坂本よりも弱い存在でしたが、現在は坂本と同等かそれ以上の実力を持っている可能性が高そうです。

【仲間】スラー一派のメンバーを解説

鹿島(かしま)

サカモトデイズ SAKAMOTO DAYS 鹿島
(c)鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会

スラーの忠実な配下としてつき従う鹿島。 彼は全身を改造した「武器人間」であると同時に、医療技術や指揮などにも長けた有能な人物です。さらに語り口も丁寧で紳士的な性格をしているなど、非常に出来た人間に見えます……が。鹿島はスラーに対し狂信的と言えるほどの忠誠を誓っており、スラーが絡むとその恐ろしい一面を垣間見せてきます。

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楽(がく)

スラーの配下であると同時に、彼と同じ「アルカマル」という施設で育った旧友でもある。その性格は自由奔放で非常にマイペース。しかし戦いに関しては非常に意欲的で、好戦的な一面も持っています。 戦闘の際にはトゲのついた巨大ハンマーのようなものを装備し、スラー一派のなかでも随一の戦闘力を発揮。殺連との戦いでは片腕を失うほどの大ダメージを負いましたが、鹿島の治療などもあり、現在はしっかり戦線に復帰しています。

京(かなぐり)

ORDERの一員でありながら、スラーに協力している。彼は映画をこよなく愛する「映画狂」であり、自身も複数の映画を世に送り出している有名映画監督です。 スラーに協力しているのも「殺連とスラーの対立映画を撮るため」であり、崇高な理念などがあるわけではありません。ちなみにスラーとともに行動していることが発覚して以降はORDERを除名され、現在は「特別指名手配」を受けています。

熊埜御(くまのみ)

楽と同様、スラー一派の主力であると同時に、スラーと同じ施設内で育った経歴を持つ熊埜御。仲間たちを人一倍大事にする姉御肌な性格をしていますが、それ以外の人物には容赦しない冷徹さも併せ持っています。 作中ではスラーを「憬」と呼びその戦いぶりを褒めるなど、姉と弟のような関係性が描かれていました。そんな深い絆があったゆえか、篁の人格に支配されたスラーに攻撃を受けたときは、「私なにか怒らせることしちゃった?」とパニック状態に。 熊埜御はスラーに対し、親愛や友情以上の執着を持っているのかもしれません。

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【関係】スラーと関係の深い人物

坂本太郎

サカモトデイズ SAKAMOTO DAYS 坂本太郎
(c)鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS 製作委員会

本作の主人公であり、スラーとも深い因縁を抱えている坂本太郎。かつては伝説の殺し屋として名を売った男ですが、現在は殺し屋業を引退。しかしスラーはそんな彼に対し「10億円」もの懸賞金を懸けています。 リオンを巡る因縁があるとはいえ、どうしてスラーはここまで坂本にこだわるのか。作中ではスラーが坂本に対し「個人的な恨み」を抱いていることが示唆されています。2人のあいだには、まだ読者に明かされていない大きな秘密が隠されていそうです。

赤尾リオン

JCCの同級生であり、スラーとも仲を深めていたリオン。彼女はスラーを追いかけたまま失踪し、最終的にはスラーに殺されたとされています。 しかし南雲が独自にその死について調査を進めるなど、そこには大きな秘密が隠されている様子。そのうえ坂本に10億の懸賞金をかけたのは、殺連のシステム上だとリオンになっていることが判明。場合によっては彼女が生存していて、スラーに関わっている可能性もありそうです。

【声優】スラーの声優は浪川大輔

浪川大輔

スラーをアニメで演じるのは浪川大輔(なみかわだいすけ)です。子役時代から『E.T.』の主人公をはじめとした少年主人公の吹替を多数経験。『君に届け』風早翔太役のような爽やかボイスから、『ルパン三世』シリーズの石川五エ門役のような渋いキャラまで、幅広い役をこなします。 スラーのようなミステリアスな役も得意としており、最近では『呪術廻戦』の脹相役が印象的でした。スラーに心酔している部下の鹿島とのやり取りも楽しみですね。

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本作のラスボス!?スラーは今後どうなるのか

作中最強の敵として、坂本と対峙するスラー。篁の人格も手に入れ、殺連相手に大規模テロを起こしていた有月は、今後どう動くのか。物語の鍵を握るであろう彼の動向に注目しながら、アニメでも話題の本作をぜひチェックしてみてください!