2024年12月12日更新

「サカモトデイズ」南雲は死亡する?かっこいい活躍やタトゥーの意味についても考察【SAKAMOTO DAYS】

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伝説の殺し屋と呼ばれていた坂本太郎の日常と戦いを描いた漫画『SAKAMOTO DAYS』。 この記事では個性豊かな登場人物たちのなかでも、トップクラスの人気を誇る南雲について徹底解説!その性格や強さはもちろん、入れているタトゥーの意味や裏切りの真相、死亡説など、気になる情報をあますことなくお伝えしていきます。 ※この記事は『SAKAMOTO DAYS』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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『サカモトデイズ』南雲(なぐも)のプロフィール

サカモトデイズ SAKAMOTO DAYS 南雲
(c)鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS 製作委員会
生年月日 1993年7月9日
年齢 27歳
身長 190cm
体重 不明
星座 かに座
出身校 JCC
所属組織 ORDER
声優 花江夏樹(TVアニメ) , 汐谷文康(ボイスコミック)

恐ろしい実力を誇るメンバーが集まる、最強レベルの殺し屋集団「ORDER」の一員として登場する南雲。その強さは主人公である坂本と同等レベルと言われており、作中でもトップクラスの実力を持っていると思われます。 見た目は細身の長身で、その顔は作中でも屈指のイケメン。その風貌から優しい人間に見られがちですが、性格や戦闘力については底知れぬ部分も多く、非常にミステリアスな存在となっています。

南雲の下の名前は?

19巻収録の163話において、南雲の下の名前が「与市(よいち)」だと判明しました! 名前の由来などは明らかになっていませんが、一部では「よいち→4と1でエイプリルフールを表しているのでは?」と囁かれています。もしそれが真実だとすれば、変装でどんな人物にもなりすます、嘘が得意な南雲にぴったりの名前と言えそうです。

南雲の性格は?

普段の南雲は飄々とした態度で過ごしており、その本心がわかりにくい掴みどころのない性格をしています。また相手を驚かせて楽しむようなイタズラっぽいところもあり、子どもとも上手に接するなど、一見すると好青年のようにも見える南雲。 しかし相手の命を奪うときは一切ためらわず、それどころか殺しに「遊び心」を求める狂気的な部分まで持っています。彼の本性は危険そのもの。最強レベルの殺し屋にふさわしい内面を持っていると言えそうです。

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【死亡説】南雲はこの先死亡する?

2024年12月13日時点では、南雲は死亡していません。ただ、19巻に収録された「世紀の殺し屋展」編では、死亡寸前まで追い詰められています。彼はこのエピソードで殺連の抹殺対象に認定され、ORDERに所属する篁(たかむら)と交戦することに。 坂本やスラーと共同戦線を張り対抗しますが、南雲は胴体をザックリ斬られ致命傷を負ってしまいます。その後も攻撃を食らい、南雲は意識を喪失。坂本が彼を背負って戦場を離脱しようとするも、なんと坂本自身も意識を失ってしまいます。 このまま死んでしまうのか……と思われましたが、シンたちの協力もあり何とか一命を取り留めることに成功。今後は坂本の仲間として活躍する可能性が高いため、これから先の死亡確率も低いと思われます。

【強さ】南雲の能力や強さは?

サカモトデイズ SAKAMOTO DAYS 南雲
(c)鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS 製作委員会

変装の達人

南雲は凄腕の変装技術を持っている「変装の達人」。その技術は常軌を逸しており、準備時間なども使わず一瞬のうちに別人の姿に変身することが可能です。しかも南雲は心を読むことができる、エスパーのシンすらもその変装で騙し切ることに成功しています。 また南雲は自分だけでなく、別の人間を変装させることも可能。作中でここまで変装を使いこなしているのは南雲のみ。これは彼だけが持つ唯一無二の武器と言っても過言ではないでしょう。

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基礎戦闘能力も相当高い

類まれな変装技術の高さはもちろんですが、南雲は素の戦闘力も相当なもの。その身体能力の高さは折り紙付きで、作中では筋骨隆々の大男を片腕であっさりと持ち上げてしまうシーンも存在。 またパワーだけでなくスピードも一級品となっており、その素早さで相手を翻弄し、一瞬のうちに勝負を終わらせてしまいます。ちなみに彼の愛用武器は6種類の刃が収められた巨大な十徳ナイフのようなもの。彼はこの武器を「毎回同じ殺り方じゃ飽きるから」という理由だけで使用しているようです。

【武器】南雲の武器は巨大な六徳ナイフ

南雲が愛用している武器は、6つの機能を秘めている巨大な六徳ナイフです。初登場時は敵にサイコロを振らせ、出た数字により使用する機能を決めていました。ちなみに、ここでは缶切り型の刃物を使っています。 全ての機能が明らかになったわけではありませんが、17巻から18巻に収録されている楽(がく)との戦いでは複数の使い方を披露。長いナイフのような刃物、さらにに変形させて使用するシーンも描かれていました。 また、同じエピソードのなかで刀のような武器による二刀流や、視認しづらい透明な刃も使用しています。ただ、これらの武器は六徳ナイフから独立しているように見えたため、そこに内蔵された機能ではない可能性もあります。

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【所属】南雲は殺し屋界の最高戦力・ORDER(オーダー)のメンバー

サカモトデイズ SAKAMOTO DAYS ORDER オーダー
(c)鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS 製作委員会

南雲が所属している組織ORDERは「日本殺し屋連盟」直属の部隊となっており、主に殺連が指定した危険性の高い殺し屋や、殺連に敵対する反乱分子の抹殺を目的に動いています。彼らは対殺し屋専門の殺し屋のため、その実力は殺し屋たちのなかでもトップクラス。 ちなみに定員数は10名ですが、1度も最大人数に達したことはなく、現在在籍がはっきりしているメンバーは南雲を含め6名。かつては坂本もここに在籍し、危険な仕事に身を投じていたようです。

世紀の殺し屋展編にてORDERを除隊に

これまでORDERの主力として活躍してきた南雲ですが、なんと「世紀の殺し屋展」編で除隊になってしまいます。彼はこのエピソードで、殺連の会長・麻樹の命を狙うスラーと交戦。しかし、多重人格者のスラーが自身の親友・赤尾リオンの人格を持っていると知り、殺害を躊躇してしまいます。 そこに坂本が合流し、南雲は坂本及びスラーと一時的に行動を共にすることに。ここで麻樹が彼ら3人に「反殺連共謀罪」を適用し、なんと「特A級抹殺対象」に認定したのです。これにより、南雲はORDERを除隊、殺連にとっての反乱分子になってしまいました。 現在、彼はかつての仲間たち、ORDERの現役メンバーに命を狙われている状態です。

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【関係①】南雲と坂本太郎はJCC時代の同期で元同僚

サカモトデイズ SAKAMOTO DAYS 坂本太郎
(c)鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS 製作委員会

実は南雲と坂本は殺し屋を養成する学校法人「Japan Clear Creation」、通称JCCの同期生です。若かりし頃は切磋琢磨しながら青春時代を過ごした2人。しかも坂本は南雲と同じORDERに在籍していたため、彼らは卒業後も同僚として過ごしていたことになります。 そんな縁もあってか、南雲は坂本のことを気にかけており、ところどころで彼の前に現れては情報提供やアドバイスをしていきます。掴みどころのない南雲ですが、どうやら友人を気遣う優しさは持ち合わせているようです。

【関係②】南雲は赤尾リオンのことが好きなのか?

JCC時代の南雲には坂本以外に、もうひとり大切な友人がいました。その人物の名前は赤尾リオン。殺しの才能にあふれた女性で、南雲・坂本と肩を並べるほどの実力者です。しかし、彼女はスラーにより殺されてしまいました。南雲はその死に何か裏があると感じており、現在も死の真相を探り続けています。 また、その後の展開でスラーのなかにリオンの人格があると知った際、スラーの殺害を躊躇。さらに、坂本が「そのままリオンの人格を維持しろ」と言った際も賛成の意を示していました。このように、南雲はリオンに対して強い執着を持っています。 ただ、作中には彼女を恋愛対象として見ている描写は存在しません。彼らのあいだにあるのは、友人としての絆のみだと思われます。南雲はかなりドライな人間に見えますが、友と認めた人物には少々重い感情を抱くタイプなのかもしれません。

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【考察①】南雲の体のタトゥーの意味は?

サカモトデイズ 南雲
©️鈴木祐斗/集英社

南雲の身体にはいたるところにタトゥーが彫られています。指には1や2などの数字や%などの記号、さらに首元には黄金比を表す図のタトゥーが存在。黄金比は縦横比1:1.168という比率を表しており、これは古来から「最も美しくバランスが取れる完璧な比率」とされています。 もしかしたら南雲は「完璧な殺し屋」である自分を示すためにこのタトゥーを入れているのかも……?ただ数字などのタトゥーには共通性や法則性が見受けられないため、単なる趣味で数学的な図や記号を入れているだけなのかもしれません。

【考察②】南雲は裏切り者?今後の動向も考察

サカモトデイズ 神々廻 シシバ
©️鈴木祐斗/集英社

かつてORDERに所属し活躍するも、殺連から追われる身となった四ツ村暁。南雲をはじめとした現ORDERメンバーは彼の殺害を命じられ、メンバーの1人である神々廻が四ツ村の殺害に成功……したと思われましたが。 なんと南雲は四ツ村を救出。そして彼に対し「ある友人の死の真相について殺連内部から探ってほしい」と取引を持ち掛けたのです。これにより四ツ村は社会的に死んでいる「動ける死体」として、社会の裏で暗躍していくことに。 南雲はORDER側の命令を裏切ったことで、強力な手駒を得ることに成功。もしかしたら南雲は「友人の死の真相」次第で、殺連側も敵に回すつもりなのかもしれません。

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【目的】南雲はORDERを裏切り過去の事件を調べる

南雲が四ツ村に対し調査して欲しいと依頼したのは、JCC時代の同期生である赤尾リオンの死の真相についてだと思われます。リオンは坂本・南雲と並び悪名を轟かせた、世代内でも最強クラスの殺し屋。しかし彼女は経緯不明ですが、同期生の1人である有月憬(通称スラー)の手により殺害されることに。 そのうえ有月は現在殺連の崩壊を目的に動く組織のボスとして暗躍しています。リオンの死の裏には、殺連に関わるような重大な秘密が隠されているのかも……?南雲はそれに勘付いて、独自で調査を始めたのかもしれません。

南雲はこの先殺連と対立する?

リオンが死亡した真相はまだ明らかになっていませんが、19巻収録の162話で殺連会長の麻樹が気になることを言っています。スラーがリオンの人格を表に出したとき、麻樹は「あのとき確かに貴様は死んだはず」と発言。なんと、リオンが死んだ現場にいたことを匂わせたのです。 これを聞いた南雲は麻樹を疑うような暗い目をしていました。そしてその後の展開で、南雲は殺連の特A級抹殺対象に認定されることに。おそらく、彼は坂本と協力体制を組み、殺連と対立する勢力になるものと思われます。 現在、坂本は殺連の乗っ取り、それによる坂本商店の全国チェーン展開を計画中。南雲はそれを手伝いつつ、リオンの死に関わっていると思しき麻樹の身柄を狙うのではないでしょうか。

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【声優】南雲を演じるのは花江夏樹

花江夏樹

アニメ版「サカモトデイズ」で南雲の声を担当するのは花江夏樹です。2011年から活動をスタートさせ、翌年には『TARI TARI』のウィーン役に抜擢され早くもTVアニメ初レギュラーを手にします。その後も活躍を続け、2014年には第9回声優アワード新人男優賞を獲得しました。 そして、2019年に『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎役を務め大ブレイク!アニメファン以外にも名前を知られる、超有名声優となりました。近年も『ダンダダン』のオカルン『アンデッドアンラック』のシェンなど、数多くの人気キャラを演じています。

物語のキーパーソンとなる南雲の動向に注目

作中屈指の人気キャラとして数多くのファンを魅了する南雲。 本編では坂本や南雲を中心とした過去のエピソードも描かれており、南雲は今後のキーパーソンになることが予想されます。これを機に本作をチェックし、今後の展開に備えてみてはいかがでしょうか!