「かげじつ」ベータは組織を裏切る！？正体や表の顔についても深掘り解説【陰の実力者になりたくて】

シャドウガーデンの七陰第二席であり、救われた過去からシャドウを心酔するベータ。彼女はその美貌や抜群のスタイルから、作中でも特に人気が高いキャラクターです。 そこで本記事では小説家、ナツメ・カフカとしても活躍するベータの、正体や表の顔、声優について徹底解説していきます！ ※本記事には『陰の実力者になりたくて！』のネタバレを含みます。

ベータはシャドウガーデンの七陰第二席に位置する人物です。白銀の長髪が目を引くエルフで、可愛らしい泣きぼくろが特徴的。ガーデンのメンバーでも、トップクラスのスタイルの良さを誇ります。 悪魔憑きであるがために家族に捨てられた過去があり、救ってくれたシャドウを心から尊敬していました。主に情報収集を担当しており、表の顔を利用して新聞社から情報を集めています。

ベータの表の顔は、天才小説家であるナツメ・カフカです。その才能と実力は広く知られており、サイン会が行われるほど。王女であるローズも、彼女の大ファンです。 もともと読書家であった彼女は、シャドウから数々の童話や物語を聞いていました。ナツメ・カフカの代表作は、『ロメオとジュリエッタ』『紅ずきん』『スとスライムの神隠し』など。 実はナツメ・カフカは、現代日本の名作を丸パクリして有名作家になっていたのです。この作家活動によって人脈を作り、ベータは情報収集をしていたのでした。

ベータはシャドウを崇拝しています。ベータの部屋には、壁一面にシャドウ様語録が。そしてシャドウの活躍を記した英雄譚『シャドウ様戦記』を、寝る前に執筆することを日課にし、楽しみにしています。 シャドウの行動理由のほとんどは、陰の実力者っぽいからという適当なもの。しかしベータは彼を尊敬しているため、戦記の内容は非常に誇張されています。 胸の谷間にはシャドウ様語録のメモを押し込んでおり、いつでもメモをとれるようにしていました！

ベータは2番目にシャドウガーデンに入った人物であり、七陰の第二席に位置しています。そのため戦闘技術は高く、強さは相当なもの。しかし彼女自身は強さに興味がありません。技術の発展に興味がなく、習ったことを忠実に再現するスタイルなので、「堅実」の二つ名がついています。 シャドウがベータに童話を聞かせるようになったのも、彼女が戦いの恐怖から眠れなくなったことが原因でした。本来のベータは、戦いを好まない普通の少女なのです。

ベータは七陰のなかでも、トップクラスにシャドウを崇拝しています。そのため本当の意味で彼女がベータを裏切る可能性は、限りなくゼロに近いでしょう。 ただシャドウガーデンでは、内部分裂が起きかけています。シャドウが陰の実力者っぽいという理由で永遠の命を肯定し、彼に永遠の命を授けるため、七陰第六席のゼータが魔人ディアボロスを復活させようとしているためです。 シャドウガーデンは魔人ディアボロスの復活阻止が目的の組織であり、彼女の行動はシャドウガーデンへの裏切りといってもいいでしょう。シャドウを第一に考えるベータが、ゼータに協力し魔人ディアボロスを復活させようとする可能性はあります……！

ベータとアレクシアは、お互いを敵視していました。アレクシアはナツメとしてのベータを胡散臭い女だと感じており、ベータは崇拝するシドを犬扱いするアレクシアをよく思っていなかったのです。 しかし女神の試練にて出会ったナツメとアレクシアは、手を組みます。ナツメの正体がベータであること、そしてシャドウガーデンのメンバーであることを知らないアレクシアは、人気作家であるナツメの人脈を欲していました。 そしてナツメも王女であるアレクシアとの接点を必要としており、2人は手を組んだのです。

七陰第五席であるイプシロンは、ベータを目の敵にしています。理由は、ベータの抜群のスタイルです。イプシロンはベータとは違い、お子様体型をしています。しかし彼女は緻密な魔力制御で、スライムを使って体型を偽装しているのです。 そのためそんなことをしなくても抜群のスタイルを誇るベータに、敵意を向けていました。嫉妬心剥き出しで張り合う2人ですが、本当に嫌いあっているわけではありません！

アニメ「かげじつ」でベータ役を演じているのは、アクセルワン所属の人気声優である水瀬いのりです。 2016年には声優アワードで主演女優賞を受賞した彼女。数々のアニメでメインキャラクターを演じており、『Re:ゼロから始める異世界生活』のレム役などが代表的な役に挙げられます。 可愛らしく健気な役が多く、声もベータにぴったりです！

ベータはシャドウガーデンでも屈指の実力を誇る、美少女です。シャドウを誰よりも尊敬しており、その気持ちから他の人物と衝突することも。 健気で一途なベータの活躍に、今後も注目です！