『ダンジョン飯』センシはかわいいドワーフ!切ない過去や料理の腕前についても解説
美味しそうな「魔物食」や個性豊かなキャラクターが魅力の『ダンジョン飯』。主人公のライオスが率いるパーティーの何気ないやりとりだけでも、クスリと笑いながら楽しめる作品です。 この記事ではそんな本作の主要キャラのひとりであるセンシについて、その魅力や過去などを紹介していきます! ※この記事は『ダンジョン飯』の重大なネタバレを含みます。
『ダンジョン飯』センシのプロフィール
種族 | ドワーフ |
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年齢 | 112歳 |
出身 | 東方大陸・イズガンダ |
身長 | 140cm前後 |
所属 | ライオス一行 |
声優 | 中博史 |
センシは小柄ながらがっしりとした体格のドワーフで、真っ黒で立派なヒゲと髪が特徴です。ライオス一行がはじめての魔物料理に挑戦しているところに突如現れ、適切な料理法を教えてくれました。その後、利害関係の一致から一行と行動をともにするようになります。 マイペースかつ常識外れなところもありますが、基本的に世話焼きで誰かに料理を食べさせるのが大好きなセンシ。自分が作ったものを夢中で食べる人の姿をにこにこと見つめる姿には、思わず癒されます……!
センシのやさしそうな笑顔、大好き!
【過去】センシの過去が切なすぎる
仲間とともにダンジョンに足を踏み入れるが…
センシの 過去回 | 7巻48話~49話 |
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センシはまだ若い頃、坑夫団に所属しており、年上の仲間とともに一獲千金を狙って遺跡で鉱石や遺物、財宝を掘り出していました。 そんなある日、本作の舞台となるダンジョンを見つけた一行でしたが、一仕事するため先へ先へと進むうち化け物に襲われるようになり、おまけに出口もわからなくなってしまいます。 やがて食料にも困るようになり、メンバーの仲は険悪に……。そんな中でもリーダー格のギリンが年若いセンシを気にかけ、しっかり食べさせてくれていたため、センシはどうにか生き延びることができました。
仲間のギリンが作ってくれた「グリフィンのスープ」
そしてあるとき、最後に残ったギリンともうひとりの仲間・ブリガンが口論をしている最中、ふたりはグリフィンに襲われます。センシはその場にいませんでしたが、戻ってきたギリンは彼にブリガンが死亡したことを伝え、どうにか仕留めたというグリフィンの肉で作ったスープを差し出しました。 空腹の限界だったセンシが夢中で食事をしている間、ギリンはふらりと姿を消し二度と戻ってくることはありませんでした……。 後にセンシはこのときの肉について、「実はあれは人間(ブリガン)の肉だったのでは?」「自分を生かすためにグリフィンの肉と嘘をついたのでは?」と疑念を抱くように。この一連の出来事は、センシの中で根深いトラウマとなっています。
【料理上手】センシは魔物食のスペシャリスト!
センシは魔物食の研究を10年以上続けているスペシャリストで、魔物の適切な料理法はもちろん、その生態にも非常に詳しいです。魔物を効率的に仕留める方法も熟知しているので、その面でもパーティーに欠かせない存在だといえるでしょう。 迷宮の生態系を守りたい気持ちから無駄な殺生は嫌っており、マルシルが水中に大規模な爆破攻撃を仕掛けたときには、顔を真っ赤にして怒っていました。 そんな彼が作る料理はどれも栄養豊富かつ美味しそうで、魔物が材料になっていることを忘れてよだれが垂れてきてしまうほどです。魔物食に興味津々なライオスはともかく、はじめは引いていたチルチャックやマルシルも、彼お手製の魔物食に夢中になっていきます。
【かわいい】センシの魅力を全力で語ります
一見「小柄でゴツいおじさん」といった風情があり、一見したところ近寄りがたい雰囲気のセンシ。 しかし実は意外と表情のバリエーションがあり、ニコニコしたり怒って顔を真っ赤にしたり照れたりと、見ていて飽きません。慣れてくると、普段の無表情すらかわいく思えてきます。 生来の世話好きな性格もあってか、次第に仲間に対して親のような気持ちで接するようになっているのも、なんだか微笑ましいです。かと思えば魔物食が好きすぎるあまりぶっ飛んだ行動をするので、あまり油断はできないのですが……。 ちなみにセンシは普段ヒゲを洗わないのですが、諸事情でマルシルが洗ってあげたときは超ふわふわな仕上がりに。このときのもふもふな動物のような姿を「かわいい」と言う声も多く見られました。
【チェンジリング】エルフやハーフフットになったセンシの姿がやばい
ダンジョン内にて、生物を別の種族に変えてしまう「チェンジリング」を2度も踏んでしまったライオス一行。このときセンシはエルフ(1度目)とハーフフット(2度目)に変身しています。 エルフバージョンのセンシは、つややかでカールした黒髪とバサバサまつ毛、ちょびヒゲと、妙に少女漫画っぽい見た目に。しかもチェンジリングでは性格は変わらないはずなのに、なぜか薔薇を背負いキザな言動をとるなど、別人級のシュールなキャラになっていました。 ハーフフットになったセンシは、つぶらな瞳ともちもちした身体が特徴のかわいらしい見た目。瞳をうるうるさせて震える姿などは、まぎれもなくマスコットキャラ枠でした……。
【声優】センシを演じるのは中博史
アニメ『ダンジョン飯』でセンシを演じるのは、賢プロダクション所属の中博史です。おもな代表作としては、『グラップラー刃牙』の渋川剛気役や『ONE PIECE』のモンキー・D・ガープ役などが挙げられます。 よく響く渋い声が特徴で、ちょっととぼけたしゃべり方もお手のもの。センシのコミカルな魅力も存分に引き出しています。
声質そのものも演技も絶妙。さすがベテラン声優……。
『ダンジョン飯』センシは魔物の生態に詳しい魔物食のプロ!
魔物食に詳しく、ライオスたちに美味しい料理をたくさん振る舞ってくれるセンシ。見た目はごついですが心優しくかわいらしい一面もある、なんとも魅力的なキャラクターです。彼が生み出す料理の数々を、ぜひ原作漫画やアニメでチェックしてみてくださいね!