『大奥』1話のあらすじ 小芝風花が政略結婚!“将軍”亀梨和也からは冷たく突き放され……。
フジテレビでおよそ20年ぶりに連ドラとして復活した『大奥』。令和版の新たな『大奥』は、愛をテーマにした切なくて美しいラブストーリーが描かれます。 この記事では『大奥』第1話のあらすじを紹介。蛇のような目をした冷たい男と愛のない政略結婚を強いられた倫子は、大奥のしきたりに翻弄されます。愛憎渦巻く大奥で、倫子はどんなトラブルに巻き込まれていくのでしょうか。大奥で巻き起こる女のドロドロを見逃さないでくださいね。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
倫子は政略結婚で大奥へ行くことに
公家の姫・五十宮倫子(小芝風花)が嫁ぐことになったのは、蛇のように冷たい目をした徳川家治(亀梨和也)です。婚儀に現れた家治はやはり冷たく、倫子は目を合わせることもできません。 婚儀に顔を出した松平定信(宮舘涼太)は、倫子に「大奥には、その地位を妬み追い落とそうとする者もいる」と忠告をします。 また、大奥総取締役・松島の局(栗山千明)は、京の時代より仕える付き人のお品(西野七瀬)がいるのに、お知保(森川葵)を倫子の付き人にすると言い出すのでした。倫子は拒みますが、松島は納得していません。隠された道具を探しに行ったお品は、閉じ込められてしまいます。
夜伽のお相手は誰?陥れられた倫子
上様の夜伽に選ばれた女子は、扇子で肩を叩かれるとのこと。お知保によって支度された倫子は、御台所とは思えないほどみすぼらしい格好でその場に出されてしまいます。 家治がやってきて何人かの肩を叩きますが、倫子は叩かれませんでした。しかし、家治は「肩を叩いた者に暇をとらす」と言います。倹約を好む家治は、無駄に着飾った格好は目障りだと言ったのです。 そんな家治は倫子の姿を見て、「倹約と無様は違う。そなたの格好は見るに堪えぬ」と言い放ち去っていきました。姿の見えないお品は京に戻ることになったと聞かされ、倫子の味方は大奥には1人もいません。
居場所がどこにもない倫子は助けを求めるが……
倫子は縛られたお品を見つけ出し、大奥から逃げ出そうと信通に手紙を書きました。しかし、信通からの返事はお知保に見つかり、家治に破り捨てられてしまいます。破られた手紙を復元すると、そこには信通が倫子の姉と結婚したことが記されていました。 「私だけが信じて馬鹿みたい」と落ち込む倫子に、お品は「どんなときもお側におります」と声をかけます。城を抜け出せたとしても、倫子の居場所はなくなってしまっていたのでした。 そんな中、田沼意次(安田顕)は家治に老中首座に抜擢してほしいと頼みます。田沼は早急な改革が必要だと言いながら、何かを企んでいそうです。
大奥のしきたりが倫子を襲う
松島と田沼は実権を握り、城を手に入れようと企んでいます。それには"余計な虫”が邪魔だと言う松島。松島は大奥という庭を荒らすものは、早めに駆除しなければならないと言うのでした。 早速、大奥の洗礼を受けた倫子。第2話では"大奥のしきたり”と称して、さまざまな嫌がらせをされることになります。相変わらず上様の夜伽の相手をすることもなく、またもやお品を引き離そうとする策略にはめられてしまう倫子たち。 出口のない敵だらけの牢獄に閉じ込められてしまった公家の姫様は、この危機をどう乗り越えていくのでしょうか。